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会話にまつわる話 / 淳吉郎
☆職場の昼食時間は40分間あり、満席100人ほどのスペースの食堂で食べてる。
グループで雑談しながら食べてる人たちも居ればひとりで食べてる人も居る。53枚のトランプのカードには53種類のデザインがあるように。
3年前までのぼくは5人グループで食べていた。それぞれの趣味の話をしたり、家族の話をしたり、たまには会社の愚痴を言い合ったり。ああ、仲間との楽しいヒルゲの図。さ。
2年前にそのうちのひとりが退職。1年前にもうひとりも退職。そして、先月末でひとりが退職し、あとひとりも別工場に移動。現在、ぼくはたったひとりで食べている。♪ヒーザーリーノーウェアマー♪ そうさ、ジョンが唄った『ひとりぼっちのあいつ』の“あいつ”ってのは間違いなく、このぼくの事なのさ。すげぇだろ。
実は20分で食べ終わった後、文庫本を読んで時間を過ごしてる。
これが、たまらなく充実したプライベート・タイムなんだ。

☆22日(月)、帰宅し、夕食を済まし、クラークスのデザートブーツに履き替え、駅に向かった、のは平日だけどライブハウス・キルヒヘアに行くため。
駅の近隣には大手自動車メーカーの本社工場があり、駅のホームにはそこの従業員と思われる輩も数多く。やがて外国語が聞こえてきた。英語じゃないのは解るけど何語なんだろう、と思う。もしかしたら、その会社の工場がたくさんあるインドの言語かもしれない。男性と女性がペラペラ、ペラペラしゃべくってた。もしかして、ありったけの愚痴を言ってんのかもしんない。ぼくらニッポン人にはわかんないから(笑)。
きっと、みんな、いろいろ思いながら、我慢しながら、暮らしてんのさ。

☆ライブは浜松を代表するバンド:UP-TIGHTのGt.&Vo.青ちゃんのソロとTrio Edgeという3人組バンド。
青ちゃんの演奏が始まった。エレキでのソロ・ワーク。クールかつ激しい演奏。2曲目でギターのストラップが外れてしまった。肩から降ろしたギブソンSGのヘッドをフロアに打ち付けて逆立ちの状態にすると彼は腕をギャンギャンとネックに叩き始めた。「あっ!青ちゃん、そんな事しちゃダメダメ!またギターのネック折れちゃうじゃん!」。でも大丈夫。彼は百戦錬磨の男。《サイケデリック百人一首》ってカルタが発売されたら100人の青ちゃんが絵柄になってるはずさ。素晴らしいライブだった。
Trio Edgeの方々は、もうとんでもなくプロフェッショナル。インストなんだけど3人がそれぞれの楽器で会話してた。もちろん愚痴ってるわけもなく。素晴らしいライブだった。

☆★☆★☆★

今週末は静岡でライブ。
よろしくです!

5月27日(土) 静岡騒弦《Our failure》
O/S 18:00/18:30 ¥1500(1d別)
☆出演
スーパービール!!!!
毎日が冒険
青春☆金属バット
トンガラカス
タマラスカ
THE SLICKS


写真はある朝、出勤時の玄関風景。(写真、横でごめんなさい)

No.1317 - 2017/05/24(Wed) 00:43:07
マダマダツヅクヨオの話 / 淳吉郎
☆1990年2月のローリング・ストーンズ初来日時に曲間のMCにてミックがこう言った。
「マダマダツヅクヨオ〜(まだまだ続くよ)」
母国語でペラペラしゃべるんじゃなく、その国の言葉でしゃべってる。天下のミック・ジャガーでも気を使ってるんだ。
おんなじようにニッポン人のミュージシャンもツアー先の土地に合ったMCをする事がよくある。その土地の方言を使ったり、名産品をネタにしたり。ぼくの街:浜松だとウナギとかミカンとかギョウザになるわけであり。
いつだったかクロマニヨンズのライブでヒロトがこう言った。
「カチョーエン!」
そう来たか、と思った。でも花鳥園は浜松ではなく天竜川を越え東に30キロメートルぐらいの街:掛川市に存するテーマパークだし。俺は行ったことないし。もしかしたらイベンターに連れられてクロマニヨンズの4人は訪れたのかもしんない。ちきしょー。くやしー。
この日は“カチョーエン”っつーカタカナ6文字がボクの脳裏ん中にある『いつか行くべき場所』リストに刻まれた日だったのさ。

☆先日、カチョーエンに行った。やっと訪れたんだ。
入園すると名も知らぬ花々が咲き乱れ、名も知らぬ鳥々が飛び回ったり金網の中でジッとしていたり。
それらを見ながら嬉々とする家族連れやカップルや友人グループの人たち。ああ、これこそ休日テーマパークの図。その巨大風景のすみっちょにぼくは確実に居たのさ。
退園して駐車場へ向かう道すがら、前方ではカップルが手をつなぎ歩いてる。ふたりとも黒装束。
「これは初デートかもしんないね」とぼく。
「そうかねぇ」と家内。
「あ、きたきた」
「なにが?」
「花鳥園と掛けて初デートと解く その心は キミをトリにゆく」
「ふうん。・・・あ、きたきた」
「はい、どうぞ」
「花鳥園と掛けて初デートと解く その心は キンチョウ」
「ははは。・・・あ、きたきた」
「まだやるの?」
「花鳥園と掛けて初デートと解く その心は キミをハナさない」
あっちゅーまに駐車場のマイカーへ着いた。

☆5月13日はキルヒヘアにライブ観戦。
柳茶屋とトンガラカス。どちらもぼくと同世代もしくは、ちょびっと上か下の世代の方々。そんな人たちが今でも自作曲でのバンドを演っている。いいね。
自作曲ってのは、なんにも無いところから生み出す作業。もちろん参考にしたり影響された楽曲がある場合もあるけど。でも、仕事やプライベートな生活の中であーだ・こーだ考えながら、ぼくらはバンド活動でもあーだ・こーだ考えてるのさ。でも、考えても考えても答えが見つからん時がある。見えてるけど、つかめないとか。
バンド、やめられんね。まだまだ続くら。
柳茶屋とトンガラカス、この日はどちらも素晴らしいライブだった。

☆3月中旬の投稿の通り今期は自治会の組長。
先日は災害発生時の自主防災活動のための世帯調査票再確認業務にて各戸訪問。リーバイス606のブルージーンズに朱色のドクター・マーチン・サイドゴアを履いてった。
とある家での奥様、笑顔で
「あら、おしゃれな靴、履いてらっしゃるわね〜」
「いやいや、ありがとう。自分の顔に合わせてブーツ選んでるんで」
「あっ・・・あははははぁ〜」
奥さんは青空の中で所在なげにぽつんと浮かぶ浮き雲のような顔つきで対応してくださった。
組長活動はマダマダツヅクヨオ〜。

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブはこちら

5月27日(土) 静岡騒弦《Our failure》
O/S 18:00/18:30 ¥1500(1d別)
☆出演
スーパービール!!!!
毎日が冒険
青春☆金属バット(豊橋)
トンガラカス
タマラスカ
THE SLICKS

あ、それと8月5日にもキルヒヘアでのライブが内定(就職試験か!)しました。

写真は12日金曜日に帰宅後、週末の開放感にそそのかされてノリで選びながら部屋で回したニッポン語ロックンロール・レコード・7インチの数々。

No.1314 - 2017/05/14(Sun) 19:28:18
連休もろもろの話 / 淳吉郎
☆29日(土)。午前8時から午後3時まで休日出勤。
ミケンにシワを寄せたボブ・ディランのアルバム「時代は変る」ジャケ写のような顔つきで作業。夜から浜松キルヒヘアにライブ観戦。ノイズ・バンド:庭の企画『JUNK YARD』。
全部で5つの出演者だったけど、これがすべて、とんでもなく凄まじく。とんでもなく飛んでいた。ブっ飛んでいたんだ。気づくと昼間の職場でのイライラはすっかり消え失せてた。
青空の背景でニコヤカに微笑むボブ・ディランのアルバム「ナッシュビル・スカイライン」ジャケ写のような顔つきで帰宅。

☆30日(日)。職場の関係上、幸運にも長期連休を授けられている。
日曜日は通常だと“宝物”なんだけど、長期連休となると“そのうちの1日”にカウントされてしまう。シングルで先行発売された曲がサイコーでも、その後に発売されたアルバム収録全曲が非の打ち所がない名曲ばっかりだった、あの感じかな。ダウンロードで聴きたい曲だけチョイスしてる今のコたちには解っかるかなぁ〜。解っかんねーだろーなぁ〜。
夕方から浜松G-SIDEにライブ観戦。全4バンド出演のお店企画にBEATSEEKERが出演。素晴らしいライブだった。全バンド観たけど、やっぱり楽曲がしっかりしてるってのはナニモノにも勝るって再認識した夜だった。

☆1日(月)。前々日、前日のライブハウスでフクちゃんと一緒だった。
彼曰く「ジュンちゃん、今回のロック・ジェットって雑誌読んだ?チャック・ベリーの特集だけど、面白いよ!」。
フクちゃんがそう言うんだから間違いない。初めて彼と出会ったあの日のロックンロール談義から始まったアレだからね、直感でそう思うのさ。
所用で外出時、クルマ運転中に本屋を発見〜ウインカー点灯させて左折〜駐車〜入店〜音楽雑誌コーナーで発見〜レジでお支払い〜帰宅〜読書〜「きゃぁ〜やっぱ鮎川さんのインタビューは最高ねっ!」。
“ロックンロール”って存在を多くの人が音にしたり、フレーズにしたり、歌詞にしたり、唄ったり。みんなそれぞれでそれをやってます。
鮎川さんの言葉も彼のギター同様に響くのよ、俺には。

☆2日(火)。住居の庭の草取りと花壇手入れをした。
ヒマワリの種を蒔いた。この時点から夏が始まった気がする。これはバンド・メンバーに新曲のデモを渡した時にちょっと似ている。手をかけて、栄養与えて、育(はぐく)んで、カッコ良くしてゆく感じ。
この日、2日は鮎川さんの誕生日、清志郎さんの命日。ロケッツやキヨシローやその他のロックンロールを聴きながら1日過ごした。
たまに、お気に入りの場所で真っ昼間から寝てる飼い猫が、起きてきて「ニャァ〜」と自分の存在をまわりに知らしめる。「よしよし、わかったわかった」ってレスポンスしてあげる。だけど、気づくとまた寝てるんだ。いいなあ。

☆★☆★☆★
ザ・スリックス、次のライブです。

5月27日(土) 静岡騒弦《Our failure》
O/S 18:00/18:30 ¥1500(1d別)
☆出演
スーパービール!!!!
毎日が冒険
青春☆金属バット(豊橋)
トンガラカス
タマラスカ
THE SLICKS

B.G.M.「The ピーズ/アルキネマ」
6月9日でのピーズの武道館チケット、先日無事に取れた。楽しみ。

写真は2日の晩飯。1日2日と家内は出勤だったんで晩飯はぼくが担当。「2日は焼き魚にしよう」とスーパーマーケット行ったらアユとイワシがいた。迷わずアユを選んだ。右下はミョウガとサヤインゲンと卵のスープ。見た目イマイチ、味もちょっと薄かったな。

No.1313 - 2017/05/03(Wed) 10:13:17
某日日記 / 淳吉郎
☆4月某日。
日本中にある多くの企業や団体とおんなじように自分が勤務する会社でも人事異動が発表された。
自分の会社の特徴としては2年おきに各部署の責任者(いわゆる課長職ね)の方々が変更されるとか、おんなじ課内の中でも職務担当をあっちゃこっちゃに移動させる、などなど、いろいろあるのよ。
おそらく社長をはじめとする上層部の方々の様々な思惑や作戦があるのかもしんない。
でも、どうだろう、独りでモノを作ったり、絵を描いたり、ギターで弾き語ったり、するんだったら個人的にヤリゃあいい。けど、組織となるとね、やっぱヒトとヒトとのつながりだったり、コンビネイションだったり、するからね。それは、バンドん時にメンバーみんなでガチャガチャ演るのにちょっと似てると思う。
大切なのはアンサンブルだと思う。メンバー間のコミュニケイションにおいても、その楽曲演奏においても、そして会社でのモノづくりにおいても。
今現在での弊社の不協和音、あの方々には届いてんだろうか・・・悪いけど俺はバンドマンだから不協和音にゃあ、ちとうるさいぜ(笑)
ま、不協和音的変則チューニングがお好みなら構わないけどね〜。

☆4月某日。
ザ・クロマニヨンズのライブに行った。
静岡市民文化会館というコンサート・ホール。“ライブハウス”じゃなくって“コンサート・ホール”。
俺にとっての「あこがれの人をライブで観る」って事に関して申し上げると「客席なしのギュウギュウなライブハウス空間でキャァ」よりも「指定席のコンサート・ホールでイェイ」の方が好きかな。
「あこがれの人の一挙手一投足をノリノリで、じっくり観たい」って感じです。

☆ライブが始まった。
俺の前席の女性もやっぱしノリノリだった。だがしかし、ノリがちょっと俺の感覚とは違ったんだ。                                                                                                                                                                                                                                                                                              
ビートの効いたロックンロールのライブつったら「コシを揺らす」とか「アタマを振る」とか「コブシを突き上げる」とか「ピョンピョン跳びはねる」とか、そんな感じだら。でも彼女は違った。
「あたしの希望を彼方に向けて解き放すわ〜」みたいな感じで両の手のひらを公園の噴水みたいに下から上に向けて「ショワぁ〜」ってやってたのさ。「なんだかな〜?」なんつー疑問符が俺の脳内を駆け巡った。
でも彼女の動作を見てるうちに「まあ、いいら、ヒトそれぞれだしね〜」なんつー大人な解釈をしちゃってる俺がいた。
だってボクは町内自治会の今期は組長。先週だって自治会費の取り集めで各家庭に訪問したぜ。その際だっていろんな方々とよもやま話をして、相づちを打ったりしちゃってね。
忙しかった4月某日なのさ。

☆クロマニヨンズの4人は静岡市民文化会館のステージで光り輝いていました。きゃぁー。
俺のスターが、やっぱり、その日も、そこに、いたんだ。もうサイコー!

☆4月某日。
友人のギターリスト、オグちゃんのバンドのライブを観に浜松窓枠《第37回J-POP祭》へ。
オグちゃんのバンドは最後に出演。彼はギターが本当に上手い。そう思ったライブだった。
選曲の中にユニコーンの『すばらしい日々』があった。これが矢野顕子さんがカバーされたヴァージョンらしく、へぇ〜って思った。初めて聴いたけど、その曲は矢野節炸裂の楽曲だった。カバーだけどアッコちゃんは自分の感じを出してる。すばらしいと思った。カバーをする時の見本かな、俺にとって。おんなじ事、演ったってつまらんしね。だって、センスの見せどころだら、カバーってやっぱり。
オグちゃん、お疲れ様ね〜。

B.G.M.「SPARKS/FALLING IN LOVE WITH MYSELF AGAIN」
☆★☆★☆★☆★☆★☆★

ザ・スリックスの次のライブはこちらです。

5月27日(土) 静岡騒弦《Our failure》
☆O/S 18:30/19:00 ¥1500(1d別)

☆出演
スーパービール!!!!
毎日が冒険
青春☆金属バット(豊橋)
THE SLICKS
and more…

写真は「スパークス/キモノ・マイ・ハウス」。
ん〜〜〜すごいバンド。それ以外の言葉、見つからんね。

No.1312 - 2017/04/23(Sun) 01:16:48
フル・スイングの話 / 淳吉郎
9日(日)はTHE SLICKSのライブだった。
たくさんのお客さん、誘ってくれたビール飲もうズの小山君、共演のみなさん、窓枠スタッフの方々、どうもありがとうございました。

マッスルNTTなどズ・・・バンド名からして、ちょっと変わってる。楽曲や演奏もちょっと変わってる。いや、もしかして変わってるのはぼくかもしんない。地球は太陽のまわりを廻ってる。けど、もしかしたら太陽が地球のまわりを廻ってるのかもしんないように。
マッスルさん、ユニークな存在だと思う。

THE SLICKS・・・「マウンドじゃ全力投球、バッターボックスん中じゃ三振もかまわぬフル・スイング、塁に出たらホームベースめがけて全力疾走。うん、これで行こう。客席(アルプス・スタンド)の男性陣は応援団、女性陣はミニ・スカートなチアガールだぜ。ひゅう。みんな歓喜するかな。してくれるといいけど」みたいな気持ちでステージに上がりアンプをONにした。
1曲目の直前で真空管が熱を帯びてきた。

モリクン&ザ・ボケっツ・・・モリクンさんが以前に演られていたポテトチップスは失礼ながら未聴。なのでこのバンドも含め今回が初めて。わかりやすく、ちょっぴり笑えて、「あ、そうそう」って共感する歌詞とメロディー。
さすがでした。

THE ビール飲もうズ・・・名前は知っていたが初めて観た。小山君とは長年の知り合い(CDショップ店長と客の間柄)だけど彼がベース弾く姿も初めて拝見。
なによりも(バンドの追っかけと呼ぶべきか)若い女性ファンが多いのにビツクリした。

MAMORU & The DAViES・・・欧米のロックンロールはいろんな経歴を積んで現在も存在してる。ニッポン語のロックンロールもおんなじようにいろんな方々が発表された作品の数々を経て現在も存在してる。そう思います。もちろん、全部がぼくの嗜好性に合致するわけではないけど。誰にでも食べ物に好き嫌いがあるのとおんなじね。そして、マモル&ザ・デイヴィスの楽曲は今のぼくの嗜好性に完全一致するんだ。
サイコーなライブだった。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

THE SLICKSの次のライブはこちら。

5月27日(土)
静岡 騒弦
詳細未定
☆出演
スーパービール!!!!
THE SLICKS
etc…

B.G.M.「JONI MITCHELL/BLUE」
ちょうど一年ぐらい前だったか、仲井戸麗市さんのライブを観た時、MCでジョニ・ミッチェルについてチャボが語った。ぼくはジョニ・ミッチェルをしっかりと聴いたことがなく「いつか聴きたいな」と思っていた。やがて『BLUE』が名盤だということを知った。中古盤屋で出会うタイミングに恵まれなかったが、先日の静岡みろくさんぶで偶然、見つけた。聴いたら感動した。もうね、なんかイイの。

No.1311 - 2017/04/10(Mon) 22:06:47
巨大モールと個人店舗、そして音量と熱量にまつわる話 / 淳吉郎
4月1日は静岡までライブ観戦。「みろくさんぶ」というお店。
初めて訪れるお店。なので、場所や道筋を含む事前調査をしたところ、ライブスペースのみならず、音楽スタジオとか静岡おでん屋とか猫がいるスペースとかもあるらしい。んで、この日、4月1日からAbekawa橋レコードという中古レコード屋もオープンするという。
「なんだ?そのお店は」と思った。コミューンというか、ちっちゃな文化村というか、そんなイメージがぷくんと脳内にふくらんだ。そして、そのオープン記念ライブに柳茶屋、Youth of Kawamukouといった友人たちも出演するという。こりゃ、行かなくちゃだわ。

静岡駅からバスに乗り20分後ぐらいに到着。入店。ビツクリした。上記のお店がすべてひとつの家屋の中に在していたんだ。
週末になると多くの家族づれやカップルなどが巨大ショッピング・モールに集結してる。たまーに行くけど居心地がよろしくない。ぼくにはね。それより、こっちの方がいいかな。俺の好きなものが全部結集してるし。んで、レコードを数枚買った。そのうち1枚は探してた盤だったんだ。超格安にて。見つけた時「うわっ!」って、ちいさくつぶやいてしまった。

ライブが始まった。ユース・オブ・カワムコウこと佐藤くん。時事ネタを含むガッツなライブだった。柳茶屋は4番目。先程も記したようにひとつの家屋にマイ・フェイバリットなグッズやフーズやドリンクスやアニモーズがアツマテマス。ココ、ビッグサウンド、ノーね。スモール・ボリュウムでエンソウ・プリーズ、ヨロシク。
オーカァ〜イ!レディース・アーンドゥ・ジェトゥメン!ウィーアー・ヤ・ナ・ギ・ジャ・ヤっ!カモ〜ンっ!ハッ!

そんなたくさんのカタカナが波止場に舞うカモメのように飛び交う状況の中、柳茶屋の3人は音量少な目で演奏を始めたんだ。そして次第に3人のボルテージは上がり始めた。ボルテージというのは音量ではありません。熱量みたいなものです。ピーナッツは小粒でもカロリーが高いみたいに。新曲を含む演奏が続いた。そして3人は果てた。ぼくたちは大喝采を送った。ちっちゃな、ちっちゃな、みろくさんぶのステージだったけど、3人は確かに音を紡(つむ)いでいたんだ。もう最高っ!

巨大モールと個人店舗、そして音量と熱量。
どっちがいい、とか、どっちがわるい。そんな話じゃありません。
4月1日にぼくが感じたホントの話です。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

日曜日はTHE SLICKSのライブです。
開場開演が早いです。お気を付けください。ぼくらは2番目に演ります。よろしくね!

MAMORU & The DAViES「3Girls」発売記念ツアー浜松公演

4月9日(日)
浜松 窓枠4Fマジミカスタジオ
OPEN 16:30/START 17:00
A/D¥2,000/¥2500(+1d)

☆出演
MAMORU & The DAViES
モリクン&ザ・ボケっツ
THE ビール飲もうズ
マッスルNTTなどズ
THE SLICKS


B.G.M.「NIKKI SUDDEN / Back To The Coast」
みろくさんぶで見つけた1枚。販売枚数がそんなに多くない『パンク&ニューウェイブ』コーナーだったけど「うわぁ、この人のレコードあるんだ!」ってビツクリ!購入即決!

No.1310 - 2017/04/05(Wed) 23:28:42
週末の話 / 淳吉郎
☆ビックリ箱というか、もしくは、スターどっきりマル秘テレビというか。
とにかく、ナニが発生するかわからないのが職場での我が業務。24日(金)、そいつをなかば強制的に終了すると超特急で帰宅。この日は夜からフォノシックス・フクちゃんと久しぶりの呑みーティング。
フォノシックスの話、ザ・スリックスの話、多くの友だちのバンドの話、レコードやCDやビデオやテレビや投稿映像チャンネル等の媒体で拝見するぼくらふたりが敬愛するニッポン欧米問わずの多くのバンドの話。それらが酒を呑みながら同一線上で語られ続けるわれらの呑み会。お互いの終電発車時刻間際まで駅近くの居酒屋で語られ続ける呑み会。やっぱり、この日もそんな呑みーティングだった。いいね。

☆フクちゃんとバイバイした後「よおし、俺はこれからどうしよう。そうだ、ああしよう。でも、あれもいいかもな」なんて考えながらJRの切符売り場に向かった。片道切符を自動改札につるっと滑り込ませた。我が家へ向かう片道切符を。春なのに先ほどのぼくらの会話に反して、ちょっとだけ寒い夜だった。

☆25日(土)はキルヒヘアへライブを観に行った。
キルヒヘアの名物イベント『上空の中村』。出演順に大室まーしー、青春☆金属バット、福井コウダイ、スカダルマズ、遠井地下道。
久しぶりに観る方々や初めて観る方々。まぁー楽しかった。DJのHimitsu Syounen、Mumおふたりの選曲も素晴らしかった。
若さのまぶしさと熟練の妙技。三角定規と分度器。真夏の太陽とスーパームーン。空冷ツインカム4気筒と水冷水平対向2気筒。どこまでも延びる湾岸道路と木々が茂る国立公園内のワインディング・ロード。サイドゴアのブーツと編み上げブーツ。
酒がすすんだ夜だった。
企画の中村さん、お疲れ様でした。

☆26日(日)は午前10時から住んでる団地の自治会役員会出席。
先々週の総会ん時とおなじく、とある案件で総会は軽く燃え上がった。ああ、ほんとうに世界にはいろんな人々がいて、いろんな立場(自分の立場?)から発言するんだなあって思った。人がしゃべってたら、まず耳を傾けなきゃあね。バンドでも自分の音ばっかりに集中してちゃあダメなのとおんなじだら。
ま、先々週と違うことと言ったら、偶然にも近所に住む友人の女性も来期から役員って事で、ふたりで並んで座りながら、ふたりとも時々ウトウトしながら長老たちの議論を聞いてたってことかな。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

MAMORU & The DAViES「3Girls」発売記念ツアー浜松公演

4月9日(日)
浜松 窓枠4Fマジミカスタジオ
OPEN 16:30/START 17:00
A/D¥2,000/¥2500(+1d)

☆出演
MAMORU & The DAViES
モリクン&ザ・ボケっツ
THE ビール飲もうズ
マッスルNTTなどズ
THE SLICKS

写真は2番目に出演された青春☆金属バットからいただいた配布音源と3番目に出演された福井コウダイさんが演られているドカンズというバンドの音源。

No.1309 - 2017/03/28(Tue) 23:59:17
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