THE SLICKS BBS
ライブ告知です。
「やらまいかミュージックフェスティバルinはままつ」にThe Whoのトリビュート・バンド、The Who族にてギターで出演。
10月12日(土) 浜松forceにて18時前後からの予定。
入場無料。
(THE SLICKSの出演はございません)
★ ライブしました / 淳吉郎 | |
6月某日。浜松TEHOMでライブを演った。 フクちゃん、ザカちゃん共同主催の「Amphibious diver vol.1」。 来てくれたたくさんのお客さん、ありがとうございました。
トップはDORK SWAG。 今年初頭までソウル・ミュージックに根差したロックを演っていたGOODTIME ROLLERSのコウキくんが、新たに結成したスリーピース・バンド。 前バンドからの流れにファンクの要素も取り入れた楽曲の数々でお店はスウィング、スウィング、スウィング。 いや、これは「3球空振り三振」ってことではなく、「クリーン・ヒットで踊っていた」ってことです。 カッコよかった。
2番目は神奈川からシナモンファイブ。 初めて観るこのバンドはスリーピースにて日本語詞によるロックを演奏し、その楽曲には洋楽よりも邦楽の匂いが色濃く感じられ。 そして、ドラムを担当していた方の叩き方がちょっと独特で、腕の振り上げ方がまるで「怒ったカマキリ」のような風情でした。 それをご本人にお伝えしたところ、 「いやぁ、怒ったカマキリってちょっとわかんないす」 「だよね。たぶんユーチューブにあるで、検索してみたら」 という会話をした次第。 初対面のひととのこんな感じが好き。
3番目はTHE SLICKS。 30分の持ち時間で全9曲を演奏、最後は『月面からの使者』という曲だった。 この曲は、24年ぐらい前に作った曲なんだけど、現メンバーでは初めての披露。 主催のザカちゃんとはその当時に知り合ったこともあり、なんとなく「この日に演ってみたいなあ」と思い至った次第。 結果として今回の採曲はよかったなと感じました。 これって、まーさーに自画自賛ならぬ自曲自賛ってこと。か。 まあ、いいら。
4番目は東京からEX REVERSION。 これまで2回ライブを観たことがあり、カッコよくて1stおよび2ndアルバムを購入したバンド。 パンク・ロックに軸を置きながら繰り出される多彩な曲調とアンサンブル、それはわたしのツボ。 この日のライブもサイコーだったのだが、それに付け加えてこれまで観た2回同様、今回もメンバーのみなさんは共演バンドが演奏する際、客席前方で盛り上げていた。 こーゆーのもミュージシャン・シップのひとつとわたしはとらえます。 すばらしい。
最後はUP-TIGHT。 初めてアップ・タイトと共演したのは30年ぐらい前だったと記憶している。 その演奏に接した瞬間、「こんな音楽がこの世にあったんだ」って思った。 そしてこの日、彼らの演奏に初めて接した方々が、どうやら多かったらしく見受けられ。 そういえば5月のいつだったか、太陽における突発的な自然現象の影響により、世界各地でオーロラが観測されたという記事があった。 そう、この日はテホムの暗黒空間に深い青色のオーロラが揺らめいていたのさ。 初めてアップ・タイト体験をした方々の視界にはオーロラが映っていたのだろうか。 もうサイコー。
主催のフクちゃん、ザカちゃん、共演のみなさん、そしてテホムのみなさま、お疲れさまでした。 ありがとう。
さあ、6月になりました。 豊橋市二川のライブハウス、AVANTIの月刊小冊子「ヤモリタイムス」6月号にてわたしの800字コラム『淳吉郎のロックンロール・ワンダーランド』が掲載されてまーす。 下記からよろしくどーぞ。 https://avanti-music.com/yamoritimes_27/
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。
2024/7/27 (土) 浜松TEHOM HIT A TARGET vol.12 O/S 18:00/18:30 2000円+1d 500円
【出演】 RANGSTEEN WHIZZ the 1970 THE SLICKS 【DJ】 tadaz
B.G.M.「DEEP PURPLE/SPEED KING」 1970年発表、ディープ・パープルのアルバム『DEEP PURPLE IN ROCK』のA面1曲目に収録。 ロックを満喫したライブの翌日、わたしの体内は鍵盤楽器系のクラシック・ミュージックを欲していた。 モーツァルト、ブラームス、ベートーヴェン、チャイコフスキー、ショパン、リストらのピアノ楽曲を聴いたのちバッハのオルガン楽曲へ。 聴いていたら「そーいえば、リッチー・ブラックモアやジョン・ロードはバッハが好きだったな」とか思い始め、気づくと知らぬ間にパープルのレコードを手にしていたんだ。 ああ、今夜も音楽がぼくをどこかへ運んでゆく。
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No.1706 - 2024/06/02(Sun) 20:16:04
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★ 某日日記 / 淳吉郎 | |
5月某日。長年の音楽仲間である方々とスタジオに入った。 長いお付き合いだけど、音を一緒に鳴らすのは初めてだった次第。 大好きなバンドの楽曲を、広さ13畳の音楽スタジオで、目一杯におっきな音で。 浜松の某音楽スタジオで響いているその音は、いつしかイギリスの真ん中にある中堅都市、リーズの大学で鳴っているような気がしてきたんだ。 そう、音楽の魔力がわたしたち4人を包み込んでいたのです。
5月某日。浜松エスケリータ68へライブ観戦。 大好きなシンガーソング・ライター、双葉双一さんのソロ・コンサートへ。 我が家からお店までは徒歩で40分弱の距離だから、ウォーキングも兼ねてテクテクと。 ライブ観戦と健康管理を一度にできるなんて、これはとっても素敵なこと。 それはまるで、ギターを弾きながらハーモニカを吹くボブ・ディラン、もしくはルーツ・ミュージックの神髄を感じながら大笑いできる映画『ブルース・ブラザース』みたいな感じ。か。
昨年、発表された双葉双一・トリビュート・アルバムにちなんだソロ・コンサートだった。 そして、その日もいつもの彼のワールドが繰り広げられていた。 楽曲及びライブ・ステージング、曲間のおしゃべり(MC)にいたるまで。 音源でもライブでもそうだけど、常々、彼の表現に接するたんびに感じることがある。 「このひとはサラリーマンじゃないよな。いや、サラリーマンどころか自営業もやっていないに違いない。そう、彼こそ現世のスナフキンに違いあるまい」 もう、サイコーすぎる。 いっつも彼を呼んでくれるエスケリータ、ありがとう。
5月某日。浜名湖弁天島マルガリータへライブ観戦。 「浜名湖MODS MAYDAY 2024」へ。 出演順にIDOLS、The Sockets、BEATSEEKER、Scramble。 いにしえからの論議の的(まと)である「モッドとはなにか。モッズはどうあるべきか」なんつー話はまーったく抜きにして、全バンド超熱演のイベントでございました。 各バンドがそれぞれ演ったいわゆる「それ系」なカバー曲の数々に、いちいちぼくは膝を打った。 打ちすぎて終演時には膝が腫れてしまった次第。ヤマダく〜ん、湿布薬ぅ。 だって「それ系」が大好きなのさ。 出演されたバンドのみなさん、 主催の方々、お疲れさまでした。ありがとう。
☆★☆★☆★☆★☆★ さあ、今週末はザ・スリックスのライブです。 この日、DJも担当するフクちゃんと先々月の3月、20年ぶりぐらいに再会した東京在住のザカちゃんの共同企画でございます。 関東から2バンド、浜松から3バンドのイベント。めちゃくちゃ楽しみ。 みなさま、ご来場よろしくお願いします。
2024/6/1 (土) 浜松TEHOM Amphibious diver vol.1 O/S 17:30/18:00 2500円+1d 500円 【出演】 UP-TIGHT EX REVERSION シナモンファイブ DORK SWAG THE SLICKS 【DJ】 ZAKA / エフ山
B.G.M.「66/ポール・ウェラー」 先週末に発表された新作。 ここで響いているのは、ロックとかリズム&ブルースとか、なんやかんやではなく、グッド・ミュージック(美しい音楽)そのもの。 2021年発表の前作と聴きくらべもしたけど、明らかに次に行っていると思う。 彼がアルバムを作るときは、ファンが期待するような過去のヒット作を真似ることはせず、いつでも「最近、気になってるこんな感じを演りたいなあ」ってスタンスだと想像する。 つまり、彼こそMOD。大好き。
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No.1705 - 2024/05/27(Mon) 22:36:10
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★ 某日日記 / 淳吉郎 | |
5月某日。浜松ズートホーン・ロロへライブ観戦。 長年の音楽仲間であるミッキーさんの企画【BEST Hit vol4】へ。 出演順にトール、栗原じゅん、Emon Deniker、チャカジー、中西こでん、セーボーのみなさん(各敬称略)でした。
おもしろいことにこの日の出演者はすべて知り合い。 んで、おそらくすべて齢(よわい)50オーバー(一部60オーバー)かもしれず。 その日は日曜日だったのであるが、イベント開催時刻が14時だなんて、初老の輩(やから)どもにとって、なんてやさしい時間帯なこと。
昼間っから飲む酒は格別だし、ライブハウスで飲む酒はいっつも美味い。 そのふたつが一体化したこの日は言うなれば『鬼に金棒』、別のたとえなら『デヴィッド・ボウイがマーク・ボランを肩車』もしくは『セックス・ピストルズとザ・クラッシュが組体操』な感じだったと言えまいか。 うん、我ながら的確な表現……か。
楽しいライブだった。 そのひとと音楽との「距離感」みたいなものが出てる気がして。 ここでの距離とは「遠い」とか「近い」とか「〇〇メートル」というものではなく。 遠距離恋愛のあのおふたりの感じか……きゃぁ。 つまり、初老になっても相変わらず音楽を続けているひとたちの音がそこに鳴っていました。 主催のミッキーさん、出演されたみなさん、おつかれさまでした。ありがとう。
B.G.M.「ザ・フー/四重人格」 最近、フーの曲にあわせてギターを弾いてるんだけど、まあ、たまらんね。カッコよすぎて。 コード・ワークの巧みさとかね。 やっぱ、カバーは大切だな、と実感している次第でございます。
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。 2024/6/1 (土) 浜松TEHOM Amphibious diver vol.1 O/S 17:30/18:00 2500円+1d 500円 【出演】 UP-TIGHT EX REVERSION シナモンファイブ DORK SWAG THE SLICKS 【DJ】 ZAKA / エフ山
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No.1704 - 2024/05/26(Sun) 12:02:52
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★ 某日日記 / 淳吉郎 | |
5月某日。浜松のギャラリー、鴨江ヴンダーカンマーへ作品鑑賞。 ギャラリー主催の企画展『色の暴力団』にて、音楽仲間である庭でGt.を担当する中安モモさんの作品も展示されるとのことで訪問。 作品展はギャラリー館長も含む全10人の作家にて開催。
午後1時前、ギャラリー近隣にあるコイン・パーキングに駐車し、会場まで歩いているとモモさん本人に遭遇。 ご本人のSNS告知投稿にて当日在廊を知ってはいたが、まさかの遭遇により、よもやま話をしながら入館。
ビル3階にある展示スペースはコンビニエンス・ストアーをひとまわり縮小した広さ。 そこに10人の作品が陳列……いや、浮かんでいた、まるで無重力空間のように。 つまり、酸素ボンベを所有していないわたしも鴨江ヴンダーカンマー空間をゆ〜らゆらと浮遊した次第。
企画展タイトルに偽(いつわ)りなしな作品の数々。 『色の暴力団』のみなさまはこちらに【それ】を振りかざすことなく、「こっちにおいでよ」と手招きをしていたんだ。 そう、それはわたしが初めてセックス・ピストルズのレコードを聴いた15歳の【あの瞬間】に感じたこととおんなじでした。 モモさんを始めとする作家のみなさん、ありがとう。
B.G.M.「セックス・ピストルズ/ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」 甲本ヒロトさんがおもしろいことを言っています。 「ノー・フューチャー・フォー・ユー、おまえに未来なんてない、なんて唄っているこの曲を聴きながら、よし! 明日もがんばろう! って、ぼくは思ったんです」だって。
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。
2024/6/1 (土) 浜松TEHOM Amphibious diver vol.1 O/S 17:30/18:00 2500円+1d 500円 【出演】 UP-TIGHT EX REVERSION シナモンファイブ DORK SWAG THE SLICKS
【DJ】 ZAKA / エフ山
写真:写っているのは数年前に静岡で開催されたモモさん個展で購入した作品。 今回もそうだったけど、モモさんの作品は恐くなく、そして気味悪くもない。 そこにぼくは『ポップ』を感じる。うん、カッコいい。 チビッコたちが彼の作品を観たときも、おそらくおんなじことを感じるんじゃないかな。そう思います。
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No.1703 - 2024/05/12(Sun) 22:16:04
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★ 某日日記 / 淳吉郎 | |
5月某日。静岡市民文化会館中ホールへライブ観戦。 ザ・クロマニヨンズのツアー『HEY! WONDER 2024』へ。 彼らに会うのは4年ぶりか、そうかそうなんだ、そんな感じ。 なんつーの、最近の彼らはつれないんですよ、わたしに対して。 長年のつきあいなのに。 「スマートフォンでの電子チケットじゃないとダメ」 とか、 電話チケット予約だって、ほかのひとに負けないくらいの気持ちでテレフォンしてるのに、 「ヤッター! つながったっ!」 って思っても、 「本日のチケットは規定枚数に達したため終了いたしました」 だなんて、感情が1グラムもこもっていない電気仕掛けな女性の声の返事だし。
せめて、ヒロトやマーシーが、 「あ、ジュンキチローくん、ごめんね。チケットがもう売り切れちゃってさあ。でも、キミはいっつもぼくらに対して 『最近、楽曲がワンパターン化してるら』 とか 『アルバムのジャケットも絵柄ばっかで、これもワンパターン化してるし、そろそろメンバーの写真でいいんじゃないの』 とか 『ライブはいっつもアルバムの曲順に演奏するだけなんで、先が読めちゃって刺激がないに』 っていう正直な気持ちをネットなんかでは言わず、奥さんにのみ伝えてくれてるのを、実はぼくらは知ってるのさ。 でもぼくらのまわりはイエスマンばっかりでさ、ジュンキチローくんみたいなひとってあんまりいないからね。そんなキミをぼくらは大切に思ってるんだ。また会える日を楽しみにしてるよ」 そんな返事だったらいいのになあ、せめて。
気持ちが通じたかどうかは知らないが、今回のチケットは家内の尽力により正規ルートにて取れたのです。 静岡駅からの道すがら、会場に近づくにつれ「おんなじ目的のひとだなあ」と思う方々が増えてきた。 なぜなら、ほとんどのひとがそのバンドのツアー・Tシャツを着用しているから。 う〜ん、気持ちはわかるが、別のアプローチでもいいんじゃない(笑)
会場に着き、入館し、指定席に着席。 せまーいライブハウスで立ちっぱなしで観るライブは大好きだけど、プロとして長年にわたり第一線で活動するバンドに対しては、コンサート・ホールの指定席でライブを観たいとつねづね思っている次第。 なぜなら、バンドが発する唄と音、メンバーそれぞれのステージ・パフォーマンス(たたずまい)、照明効果を取り入れたステージング等々、ライブにおけるすべての部分をしっかりと体験したいから。
ライブが始まった。 ライブが終わった。 サイコーだった。 成長もしていないし、退化もしていない音楽が「そこ」に響いていました。 あ、そうか、実はそんな俺だって成長もしていないし、退化もしていない、ってことか。 いいじゃん、いいじゃん。
B.G.M.「ワーキン/マイルス・デイヴィス・クインテット」
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。
2024/6/1 (土) 浜松TEHOM Amphibious diver vol.1 O/S 17:30/18:00 2500円+1d 500円 【出演】 UP-TIGHT EX REVERSION シナモンファイブ DORK SWAG THE SLICKS
【DJ】 ZAKA / エフ山
写真はさかなクンの著書「一魚一会」でございます。 先日、本屋さんに行ったら見つからずに小澤征爾さんの本を購入したっつー投稿をしました。 実はその翌日「だったら注文しよう」つっておんなじ本屋さんに行ったんだ。 レジのおばさんに「さかなクンの一魚一会を注文したいんですけど」って言ったら「ちょっとお待ちください」と言うんで待っていたら「これですか」つっておばさんが持ってきたの。 「そ、そうです。こ、これです」 「児童書のコーナーにありました」 「は、はい、ぼ、ぼく子供なんです」 「あはは」 タレント本のコーナーにあるかと思いきや、まさか児童書扱いだったとは……。 読み終えたんだけど、その内容がすばらしくて途中で涙が止まらなくなりました。 笑わそうとしているでもなく、感動を呼ぼうとしているでもなく、泣かせようとしているでもなく、ただ単に自分の半生を語っただけの本です。 成人書扱いでしょ、この本はまちがいなく。
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No.1702 - 2024/05/06(Mon) 23:23:59
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★ 琵琶にまつわる話 / 淳吉郎 | |
5月某日。掛川市の事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)へライブ観戦。 「平安の雅とことのまま」というイベントにてバンド仲間である柳茶屋でGt.とVo.を担当する路ちゃんがなーんと琵琶(びわ)でライブを演るとのこと。 琵琶の演奏は聴いたことがないし、琵琶という楽器そのものも観たことがない。 そう、ないないづくしでございます。 シブがき隊のデビュー曲『NAI・NAI 16』ならぬ『NAI・NAI 57』か。きゃぁ。
午前10時30分から20分ほどの演奏とのこと。 演奏場であるお宮のスペースには座席はなく、畳におざぶとん。 そこにどちらかと言えばわたしより高年齢であるたくさんの方々がすでに座していた。 定刻で開演。 路ちゃんが琵琶を片手に和服で登場「うわっ! 似合ってるっ!」。 たった今、わたしは「!(ビックラマーク)」を「っ」音とともに2度ほど重複し、どんだけ驚愕したかを表記しました。 ですが、発声することはせず、当然のことながらそれは「心のなかの叫び」だったのです。 なぜならここはお宮ですから。
開演して彼女が唄いだした時にまたもや「うわっ!」。 「声質が和楽にピッタリだな」って思ったの。 もちろん、柳茶屋で唄っている時もカッコいいし、それとおんなじ声色だけど、そう感じたんだ。 つねづね音楽が持っている不思議な力に引き込まれるけど、こんなところにもそれを感じた次第。
そして琵琶。 ぼくはエレキ・ギターを弾いているから、どうしても「その目線」から琵琶演奏を観察してしまう。 彼女が奏でる音を聴きながら「琵琶は不思議な楽器」そう思った。 20分ほどのライブが終わり、お宮内では大きな拍手、もちろんわたしも。 終演後、彼女に奏法をちょっぴりお訊きし「な〜るほど」つって首肯。 琵琶は楽器の構造上において、西洋楽器であるギターとは違う部分を含め、多くの部分が奏者の「感覚」に委(ゆだ)ねられている気がしたのです。
終演後におもしろいことがひとつありました。 4月後半に行ったライブ3回に引き続き、今回も《SHEENA&THE ROKKETS》と背中に大きく印字されているシナロケ公式グッズであるワークシャツを着用していった。 路ちゃんといろんな会話を終えて、少し横でたたずんでいたところ、背後から声を掛けられた。 「シナロケですね、これ」 「あ、はい、そうです」 振り返ると今回のお宮のイベント法被を着用した60歳前後と思われる男性スタッフです。 「いやぁ、シーナさんに続いて鮎川さんも亡くなられて、ホントに残念ですよね」 「ですよね〜」 なんつって数分、彼とシナロケ談議に花を咲かせました。 終演後に初対面の誰かとロック談義……そうです、この瞬間、まちがいなく掛川市の事任八幡宮は俺にとってのライブハウスになったんだ。もうサイコーやね。
さあ、5月になりました。 豊橋市二川のライブハウス、AVANTIの月刊小冊子「ヤモリタイムス」5月号にてわたしの800字コラム『淳吉郎のロックンロール・ワンダーランド』が掲載されてまーす。 下記からよろしくどーぞ。
https://avanti-music.com/yamoritimes_26/
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。
2024/6/1 (土) 浜松TEHOM Amphibious diver vol.1 O/S 17:30/18:00 2500円+1d 500円 【出演】 UP-TIGHT EX REVERSION シナモンファイブ DORK SWAG THE SLICKS
【DJ】 ZAKA / エフ山
写真は終演後の路ちゃんとのツーショット。 はい、みなさんがお気づきのとおり、初の琵琶ライブに感動し、その演者とのツーショットにて緊張が極まりないわたしは、やっぱりこんな堅っ苦しい表情になってしまうのです。 あしからず。
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No.1701 - 2024/05/04(Sat) 22:39:10
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★ (No Subject) / 淳吉郎 | |
さかなクンが数年前に発刊した「一魚一会」っつー本を探しに本屋さんに出かけたら、それは見つからなかったんだけど、この本を見つけて購入。帰宅してすぐ読み始めて先ほど読了。彼が発する言葉にぼくがいちいち首肯の連続なわけは、きっとロックンロールもクラシックもおんなじってことかも。
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No.1700 - 2024/05/01(Wed) 18:53:48
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