THE SLICKS BBS
ライブ告知です。
「やらまいかミュージックフェスティバルinはままつ」にThe Whoのトリビュート・バンド、The Who族にてギターで出演。
10月12日(土) 浜松forceにて18時前後からの予定。
入場無料。
(THE SLICKSの出演はございません)
★ 新作に導かれる人生にまつわる話 / 淳吉郎 | |
高校生時代にバンド活動を始めたのだが、卒業後もそのバンドのボーカルとドラムとはつきあいが存続した。 ふたりはそれぞれ東京と横浜の大学へ進学し、わたしは地元で働き始めた。 長期連休の際にわたしがあっちへ赴(おもむ)き、横浜郊外にあるボーカルのアパートにて3人で飲み会、というシステムです。 特にボーカルは高校時代からギターを弾いてたこともあり、大学生になるとギター担当としてバンド活動を始めていて、飲み会の際にはギター談義に花が咲いた、もちろん満開で。
シーナ&ロケッツは1984年から1989年に掛けて毎年アルバムを発表している。 まさしくそれは、横浜郊外アパートでの飲み会開催が真っ最中の時代でございます。 高校2年の終わり頃に鮎川誠がマイ・アイドルとなったわたしですから、彼とのギター談義の際には「鮎川誠」という漢字3文字が連呼されるわけで、毎回。 ある時、彼がこう言った。 「おい、ジュン。おまえはシナロケがアルバムを発表するたんびに『今回のアルバムはサイコー』って言ってるに」 「え? うそ?」 「いや、ホント」 これは「どんなひとでも、自分のことを客観視できない」っつー事例のひとつでありましょう。
10月某日。シナロケは『幻の真空パックDEMO音源』というキャッチコピーの新作「1979 DEMO」を発表。 10月某日。ザ・ローリング・ストーンズは18年ぶりの新作「ハックニー・ダイアモンズ」を発表。 そして、その2枚をそれぞれ聴いたわたしはひとりごちる。 「おい、今回のアルバムはどっちもサイコー。1979年と2023年の音源から俺はこれからの道を再確認および再認識したぜ。音楽っていいね」
B.G.M.「FAT POP(VOLUME 1)/PAUL WELLER」 2021年発表のウェラーのアルバム。 マイ・ブラザー(ぼくのお兄ちゃん)健在。 なにが《MOD》かって論議はさておき、「自分のマイブームが常に変わり続け、そこに自分の新作のターゲットを絞り続けている彼」こそ俺にとってのモッド。なんです。
|
No.1668 - 2023/10/29(Sun) 12:11:43
|
★ 某日日記 / 淳吉郎 | |
10月某日。浜松テホムへライブ観戦。 Emon Denikerさん主催のイベント「孤孤独研究所 スピンオフ 〜実録女ののど自慢〜」へ。 4人の出演者のうちEmon氏をのぞく3人が女性の弾き語り、DJのおふたりも女性でした。
トップはbebeさん。今回が初めてのライブとのことだったが、そんなことをこれっぽっち(人差し指と親指の間隔6ミリぐらいな)も感じさせないライブと楽曲だった。すばらしい。 2番目はちひるねさん。お上手なギターと可憐な唄声、そしてご自身の生活と社会情勢を細かく(キャベツの千切りだったら3ミリぐらいな)散りばめた楽曲。たとえば陽水さんの「傘がない」のような。すばらしい。 3番目はニシムラユキさん。エフェクター効果を駆使したギタープレイとちょっぴり甘い(砂糖小さじ3分の?Tぐらいな)唄声のユキ・ワールド。見上げればこの日もそれはテホムをおおい尽くしていた。すばらしい。 最後はEmon Denikerさん。90年代の欧米ロックを彷彿させる(映画館の銀幕スクリーン・サイズな)楽曲を打ち込みマシーンにあわせてエレキギターでのひとりバンド形態はこの夜も健在。すばらしい。 Emon Denikerさんを始めとする出演者のみなさん、楽しい夜をありがとう。
10月某日。浜松の映画館、シネマ・イーラでCCRことクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの映画を観た。 今回の上映に限らずシネマ・イーラはホントにセンスのいい素晴らしい映画館。 CCRはわたしがティーンエイジャーの頃である35年以上前にファンになったのだが、どーゆーわけか映像を拝見した経験はそれほど多くはなく。 そして、今回の映画を観て感動に打ち震えたわたしは自分の原点を再認識していた次第。 それは黒人以外の人種がどうやって「あの感覚」を消化して、それをロックンロール・ミュージックに昇華させるか、という点でございます。 もちろん、あの感覚というのは曲構成だけではなく、世界情勢と自身の生活環境をどうリンクさせて「言葉」にするか、という部分であり。 帰り道、年甲斐(としがい)もなく少しだけスキップしてしまった。
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックス、次のライブです。
ワタナベマモル《命の次にロックンロール・ツアー 2023》 ☆2023年12月16日(土) 浜松 TEHOM ☆開場/開演 18:00/18:30 ☆料金 2500円(1d別) ☆出演 ワタナベマモル タオル マシス THE SLICKS ☆DJ 只っ
B.G.M.「CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL/TRAVELIN’ BAND」 1970年発表、CCRの5枚目のアルバム『COSMO’S FACTORY』A面3曲目収録であり今回の映画のタイトルにもなった楽曲です。 これがわたしが最初に買ったこのバンドのレコード、浜松市内の中古盤屋にて。 ターン・テーブルに乗っけて聴く前に「なに? このジャケット」って思いました(笑) なぜなら、バイクに乗ってるメンバーやレーサー・バイセコーに乗ってるメンバーがいたり、下手くそな手書きの文字板が柱に貼ってあったりで(笑)。 これこそ、ある意味このバンドのスタンス、英語で言うところの「Sense Of Humor(ユーモアのセンス)」だと思った次第。 もうサイコー。
|
No.1667 - 2023/10/23(Mon) 20:23:57
|
★ ライブしました / 淳吉郎 | |
10月14日は浜松テホムにてわたしのバンド、ザ・スリックスのライブがありました。 集まってくれたたくさんのみなさん、そして主催のthe 1970、ありがとうございました。
トップはTHE SLICKS。全8曲演奏。うち2曲は数年ぶりでの披露。今回のライブに向けて8月末からリハーサルを重ねたけど、結果的に数年前のバージョンとはちょっぴり変化しているという現実。こーゆーのが個人的にうれしい。
2番目は名古屋のNEHAN。80年代から90年代にかけての洋楽を彷彿させるポップな楽曲、そしてそれらが持っている浮遊感。聴きながら浮かれたわたしに「あれ? 俺、背が伸びたかな」って思わさせたほど。すばらしい。
3番目は小田原からスケベ兄弟。兄弟といわれると2人組と想像しがちだが、彼らはスリー・ピースのバンド。酔っぱらいモード全開のライブだったけど、ストゥージーズやサンハウスのカバーを含むセットリストはわたしをたいそう酔っぱらわさせた。すばらしい。
4番目は東京から鏖。「みなごろし」と読みます。バンド名から「どんな音楽性なんだろう」と思っていたが、ライブが始まると想像できないようなポップな楽曲の数々、わおっ。聴いてるみんなが日頃のなんやかんやを忘れて生きかえっていた、みなごろしどころではなく。すばらしい。
最後はイベント主催者である浜松のthe 1970。地元に限らずいろんな場所でライブを続ける彼らの演奏はこの日もテホムで炸裂。夕方から雨が降り始めたこの日だったが、聴いてるわたしの脳内では大花火大会の様相を呈していた。トリとして圧倒的なパフォーマンス。すばらしい。
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。
ワタナベマモル《命の次にロックンロール・ツアー 2023》 ☆12/16(土) 浜松 TEHOM ☆開場/開演 18:00/18:30 ☆料金 2500円(1d別) ☆出演 ワタナベマモル タオル マシス THE SLICKS ☆DJ 只っ
実生活でメガネを使用しているが、ライブを演るときにははずします、必ず。バンドを始めた高校生の時からずーっと。 実はこの日、2曲目を唄ってる最中に「お、客席の真ん中で踊ってる女のコ、かわいいなあ」って思った瞬間「あれ? なんで今日はお客さんの顔がよく見えるの? もしかして今日、メガネ掛けたまま?」「やべ、掛けてるじゃん、くぅ……まあいいら。今日はバディ・ホリーやらエルビス・コステロやらを気取ってるってことで」つって開き直ってライブした淳吉郎さんでした。 どうやら、やっぱり、確実に、ステージには魔物が住んでいるようで。
|
No.1666 - 2023/10/16(Mon) 22:10:57
|
★ 某日日記 / 淳吉郎 | |
10月某日。《〜市民が奏でる、市民が楽しむ、市民がつくる音楽祭〜第15回やらまいかミュージックフェスティバルinはままつ》というイベントに行った。 上記は正規名称であるが、長すぎてなかなか言いづらいので、100人中120人の方々は「やらフェス」と呼称する。レッド・ホット・チリ・ペッパーズが「レッチリ」と呼ばれるように。
なぜわたしが上記の正規名称を記すことができるかというと、それは500円のパンフレットを正規購入しているからである。 なぜ買ったかというと、浜松駅周辺での全12か所のステージに多くの知り合いが出演するにあたり、観戦の順序、道筋を立案しなければならぬのである。ロンドンのヒースロー空港に着いたって、いきなりアビ―ロードには行けないように。 そして、もうひとつ、バンド紹介をたよりにして知らない演奏家に出会いたいから。
2日間に渡るイベントでたくさんの演奏を観ることができました。 残念ながら都合があわず観れなかった方々も含め、出演されたみなさん、おつかれさまでした。楽しい時間をありがとう。 そういえば、今まで観ていたステージのあとに次の場所へ移動する道すがら、必ずと言っていいほど知り合いに出会うのもおもしろかった「お、元気?」なんて言ったりして。 んで、みーんな次の場所へ早く移動したいからお互いの近況報告もそこそこに「そんじゃぁまたね」って別れるのも音楽好きが集まってる感じがしてグーだった。
さあて、今週末はわたしのバンド、ザ・スリックスのライブです。 ザ・スリックスはトップで演奏です。 ザ・スリックスはトップで演奏です。 ザ・スリックスはトップで演奏です。 おじいちゃんの遺言「大切なことは3回くりかえせ」でございます。 みなさん、よろしくお願いします。
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスのライブ予定です。
the 1970 pre.《SUICIDE BOYS》 ☆10/14(土) 浜松 TEHOM ☆開場/開演 17:30/18:00 ☆料金 2500円(1d別) ☆出演 the 1970 鏖(tokyo) スケベ兄弟(odawara) NEHAN(nagoya) THE SLICKS
ワタナベマモル《命の次にロックンロール・ツアー 2023》 ☆12/16(土) 浜松 TEHOM ☆開場/開演 18:00/18:30 ☆料金 2500円(1d別) ☆出演 ワタナベマモル タオル マシス THE SLICKS ☆DJ 只っ
B.G.M.「PAUL WELLER/STANLEY ROAD」 1995年発表、ポール・ウェラーの大傑作っ!。 来年にウェラーの来日が決まったそうで。 名古屋公演は土曜日だそうで。 チケット取れるかなー。そのまえにガラケー使用のわたしとしましては電子チケットでないことがまず優先事項であり……。
|
No.1665 - 2023/10/10(Tue) 20:29:33
|
★ リアルにまつわる話 / 淳吉郎 | |
9月某日。名古屋にてザ・ストリート・スライダーズのライブを観た。 23年ぶりの活動、そしてツアーらしく。 それはつまり、メンバー4人が23年分、年齢を重ねたことであり、それはつまり、ファンのみんなが23年分、年齢を重ねたことであり。 その23年のあいだ、メンバーはソロ活動をしたり、そしてある時期からは4人のうち2人でライブするとか、3人でライブするとか、また別の組み合わせで2人がライブするとか、してました。 新学期におけるクラスの席替えみたいに。 そんなライブを観ながら「だったら4人で演りゃぁいいじゃん」って、わたしはいっつも思っていたし、おそらく多くのファンのみなさんもそんな気持ちだったのでは。 「先生、ハリーくんたちは一緒の班にしたほうがいいと思いまーす」って。
「再結成」ではなく「再集結」という言い方での今回のツアー。 その日、名古屋市公会堂に集まったわたしたちは、みーんなそわそわと色めきたっていた、あの頃から23年も歳を重ねているのに。 客電が落ち、ライブが始まった。 あららら、今日のスライダーズはあの日のスライダーズのまんまだぜ。 でも、それは「なつかしい」と言うよりも「現在のリアルな音」。 そんな音をわたしは【ロックンロール】って呼んでいます。 終演後、公会堂の外に出て空を見上げると、名古屋の夜空は少し青かったのさ。
10月某日。浜松の映画館、シネマ・イーラで鮎川誠さんの映画を観た。 今回の上映に限らずシネマ・イーラはホントにセンスのいい素晴らしい映画館。 今年の3月18日が彼の四十九日だったのだが、その翌日となる19日に投稿した超長文のとおり、鮎川誠はわたしにとって大きな存在でございます。 実は彼の逝去後、部屋やカーステ等で彼の音源をまーったく聴いていないんだ。 聴くと泣きそうだから、ではなく、ただなんとなく。 んなわけで「この映画を観た自分はどんな気持ちになるんだろう」っつー客観的なぼくがそこにいた。
映画が始まった。 鮎川さんってのは、これまでのライブのMCやテレビ出演時のおしゃべりでもそうだけど、「くすっ」とこちらが笑っちゃうようなコメントをマジメな顔してするひとなのです。 この映画でもそんな場面がいくつもあって、ライブ時のようにわたしは笑った、静かな映画館なのに。 そして、彼以外にも家族や音楽仲間等、たくさんの方々が登場しているのだが、とある場面でわたしは泣いた。泣いてしまった。 それは号泣という派手な泣き方ではなく、降り始めの雨がクルマのフロント・ウィンドウの上をトゥルー、トゥルーって流れ落ちるような涙。
映画が終わった。 昔も今も彼を形容する言葉として「やさしい」「カッコいい」というものが多用されている。 だがしかし、わたしがこの映画を観た感想は「あー、いつもの鮎川さんだね」だった。 それは「なつかしい」と言うよりも「変わらぬリアルな姿」。 そんな姿をわたしは【ロックンロール】って呼んでいます。
さあ、10月です。 豊橋市二川のライブハウス、AVANTIの月刊小冊子「ヤモリタイムス」10月号が発刊されました。 わたしの800字コラム『淳吉郎のロックンロール・ワンダーランド』も掲載されてまーす。 下記からよろしくどーぞ。
https://avanti-music.com/yamoritimes_19/
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスのライブ予定です。
the 1970 pre.《SUICIDE BOYS》 ☆10/14(土) 浜松 TEHOM ☆開場/開演 17:30/18:00 ☆料金 2500円(1d別) ☆出演 the 1970 鏖(tokyo) スケベ兄弟(odawara) NEHAN(nagoya) THE SLICKS
ワタナベマモル《命の次にロックンロール・ツアー 2023》 ☆12/16(土) 浜松 TEHOM ☆開場/開演 18:00/18:30 ☆料金 2500円(1d別) ☆出演 ワタナベマモル タオル マシス THE SLICKS ☆DJ 只っ
B.G.M.「THE WHO/WHO」 2019年発表のザ・フーのアルバム。傑作。 アルバム発表後にコロナ大流行となってしまいレコ発ツアーがなかったんだよね。 この時期、世界中のたくさんの音楽家のひとたち、そしてファンのみなさんがおんなじ悔しさを体験しています。 今からでもいいので、レコ発ツアー演ってほしいよね。 だってみんな「リアル」を求めているんだ。
|
No.1664 - 2023/10/03(Tue) 23:24:20
|
★ 某日日記 / 淳吉郎 | |
9月某日。浜松フォースにてライブ観戦。 長年の音楽仲間、ユンヤオのライブへ。 特殊な弦楽器にて、左手でベースの音を弾(はじ)きだしながら、右手は高音のメロディーを奏でるスタイル。 わたしはその楽器における彼以外のプレイヤーを観たこともないし知らない。 そんな彼の歌世界も、これまた独特なのです。 「ワン・アンド・オンリー」だとか「唯一無二」なんつーありふれた言葉は、彼の前で正座してしまうだろう。サイコー。
9月某日。浜松テホムにてライブ観戦。 長年の音楽仲間、ダイスケがドラムのスリーピース・バンド、タオルのライブへ。 短い楽曲を「これでもか、これでもか」と叩きこむライブ、使い捨てのタオルみたいに。 演る曲すべてが奇抜で、激しくて、そして滑稽でもあり(笑)……ここがとーってもポイントだと思います、彼らは。 そんなわたしは感動のあまりステージという名のリングに向かって「もう、降〜参(こ〜さ〜ん)」ってタオルを放り込んじゃったのさ。もうサイコー。
9月某日。藤枝ココペリにてライブ観戦。 長年の音楽仲間、浜松のthe 1970と東京のラングスティーンのライブへ。 1970はバンド全体の音、もちろん唄声も含みます、がこれまで以上に重厚になってきた気がした。 爆音だとか、音圧だとか、メンバーの平均体重が増しただとか、そーゆー次元ではありません、この場合のジューコーは。 わたしはそれを「バンドの結束」と呼びます。 そもそも、くやしいぐらいスリムでカッコいいメンバーがそろってるし(笑)。もうサイコー。
次がラングスティーン。 どんなバンドでも自分のキメの音を出すため、本番直前は音出し確認をするものです。 だがしかし、今回まずビックリしたのが、ライブ前のセッティング中にメンバー3人ともほとんど自分の楽器の音を出していないことだった。 そしてライブが始まった。 6月発表の最新作「ROLLIN’DAYS」を聴いた時に「あ〜パブ・ロックだなあ、ナイン・ビロウ・ゼロみたい」という気がしたのだが、この日も彼らはロックンロール全開だった。 それは、ナイン・ビロウ・ゼロ(マイナス9)というよりも、オーバー・ザ・レインボウって感じ。サイコーすぎる。
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスのライブ予定です。
the 1970 pre.《SUICIDE BOYS》 ☆10/14(土) 浜松 TEHOM ☆開場/開演 17:30/18:00 ☆料金 2500円(1d別) ☆出演 the 1970 鏖(tokyo) スケベ兄弟(odawara) NEHAN(nagoya) THE SLICKS
ワタナベマモル《命の次にロックンロール・ツアー 2023》 ☆12/16(土) 浜松 TEHOM ☆開場/開演 18:00/18:30 ☆料金 2500円(1d別) ☆出演 ワタナベマモル タオル マシス THE SLICKS ☆DJ 只っ
B.G.M.「THE VELVET UNDERGROUND/LOADED」 1970年発表の4枚目のアルバム。 8月末からのマイ・ブームはヴェルヴェット。 とんでもなくポップなアルバム。 ん〜〜〜いいなあ〜〜〜カッコいいなあ〜〜〜ん〜〜〜。 波線(〜)がいつまでも続くのは、言葉にならないわたしが唸っているってこと。
|
No.1663 - 2023/09/27(Wed) 22:42:50
|
★ 稲穂にまつわる話 / 淳吉郎 | |
大都市、および中堅都市においてはライブハウスを始めとする演奏場所がいくつかあります。 おもしろいのはお店それぞれにカラーがあるということ。 もちろん、それはオーナーの姿勢や志向・指向・嗜好があっての色合いなのだが、オリジナル主体なのかカバー主体なのかを含めそれぞれの音楽スタイルに共鳴するミュージシャン同士が各店に集うようになり、いつしかカラーが生まれている気もします。 だから、野球やサッカー等の試合で各チームがホーム・アウェイって言い方をするように、ミュージシャンがいつもと違う店で演るときは「アウェイ」って感じが最初は強いのでは、と思う。 でも、どんなきっかけであれ演奏できる場所が広がるのはハッピーな出来事。
7月16日に日傘購入の投稿をしたのだが、そこで記したとおり、残暑きびしい現在も日傘を差しながら毎朝ウォーキング中。 実はひそかな楽しみがあって、それは沿道にひろがる田園における稲の成長観察であります。 6月ごろから田植えが始まり、日々、成長してゆくその姿を拝見。 田んぼによって所有者が違うから田植えの時期もバラバラ。 興味深かったのが区分けされた田んぼごとに、それぞれの稲々の高さが一定、個人差がない、という事だった。 おんなじ場所で育っている稲は均一に成長するようです、おんなじお店で育っているミュージシャン同士が競い合って好き勝手に成長するのとは違って。
8月後半、田んぼによっては稲穂を垂れる稲が早くも出始めた。 田植えが早い順に稲穂が垂れるのは、おそらくだが想像できる。 だがしかし、なによりも驚愕したのが、背丈にカンケーなく稲穂は垂れるということだった。 だって、すでに稲穂を垂れている田んぼに隣接する田んぼの稲はそれよりも10センチ以上高い背丈なのに、稲穂の「い」の字も「な」の字も「ほ」の字もなく突っ立っている有り様なのさ。 でも、案外と彼らは自分より背が低いけど立派な稲穂を垂れている隣人先輩に対し、羨望の眼差し(まなざし)で「いつか先輩の田んぼに行って稲穂イズムを語りあえたら」って思っているのかもしれません。 どんな店であれ初めて出会ったミュージシャンと音楽の話ができるのがわたしは大好き。
そーいえば、遠い昔のあの日「よっしゃー、やったるぜ!」つって気合いマンマンでホームとは違うお店で演ったけど、共演バンドから実力の差をこれでもかと見せつけられたっけ。 そもそも人間は形として稲穂を垂れない生き物だから、自分が稲穂を垂れているのか、それとも垂れていないのかは意識の問題かもしんない。 そして今も昔も、どこのお店で演ったって、いっこうに稲穂を垂れていない自分を確認してしまうわたしがいるのです。
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックス、次のライブです。
10/14(土) 浜松 TEHOM the 1970 pre.《SUICIDE BOYS》
出演: the 1970 鏖(tokyo) スケベ兄弟(odawara) NEHAN(nagoya) THE SLICKS
開場/開演 17:30/18:00 料金 2500円(+1d )
B.G.M.「HOUND DOG TAYLOR AND THE HOUSEROCKERS/NATURAL BOOGIE」 先日、ふと立ち寄った静岡県西部の「道の駅」にて摘果みかんを購入。 ちっちゃなみかんがこんだけ入っていて、なんと120円っ! 「酸っぱいからレモンなどの味付けの代わりにどうぞ」なんつーポップに乗せられてついつい。 シナロケ・グラスの甲類焼酎ロックに、レモンではなくピンポン玉よりちっさいミカンの果汁をしぼって投入したら、まーさーに♪甘くて酸っぱい〜♪な感じ。か。 そんな我が家はハウンドドッグ・テイラーの歪んだボトルネック・サウンドで揺れているんだ。もうサイコー。
|
No.1662 - 2023/09/10(Sun) 18:32:03
|
以下のフォームに記事No.と投稿時のパスワードを入力すれば
投稿後に記事の編集や削除が行えます。