THE SLICKS BBS

ザ・スリックスのライブ予定です。

2024/4/6(土)浜松TEHOM
the 1970 presents《THE KNOCKERS 名もないツアー2024》
OPEN 18:00 / START 18:30 CHARGE \2500(+1Drink)
【出演】
the 1970
THE KNOCKERS
the SCOOTERZ
BEATSEEKER
THE SLICKS
【DJ】
MASA68


4/20(土) 浜松ダイダイ
O/S 18:30/19:00 前売/当日 2500円/3000円 (+1drink)
【出演】
MAMORU&The DAViES TRIO
IDOLS
アジャラカモクレンズ
THE SLICKS










ガムにまつわる話 / 淳吉郎
通勤のあいだ、くちゃくちゃとガムを噛みながら運転をしている。
10年以上前からなんだけど、きっかけは禁煙に挑む際のタバコの代打(ピンチヒッター)としてです。
そのときわたしは「眠くなったらこれでオメメぱっちり……」みたいなうたい文句の黒々したガムを選択した。
四角形の小粒なガムが幾粒も円筒状のケースに詰め込まれている600円(税込)ぐらいのお徳用。
どーゆーわけか、そのとき以来、それ以外のガムを選ぶことはせず、一途な、愚直な、♪オンリー・ユウ〜♪なぼくなの。

2ヶ月前、スーパーマーケット内で「たまには別のガムでも噛んでみるか」という気分に、ふとなってしまい、その場で違うガムを購入した。
それ以降、毎回違う種類を選んではガムの風味や噛みごこち、ひいてはパッケージからガムを取り出す際の取り出しやすさ具合まで観察している。
え? そんな俺はまるでガム・マニアじゃないか!
でもそれは、レコード屋で知らないバンドのレコードに食指が動くのとちょっぴり似ているから、まあしょうがないら。
「冒険買い」って言葉以上に未来を予見させる言葉を俺は知らない。

現在、噛んでいるのはスウィーティ、ピーチ、マスカット、グレープ、オレンジ、ライチ、ベリーという7種の甘味ガムが混在しているやつ。
投稿文でたびたび申しあげているとおり、わたしの通勤時間は1時間です。
たしか有名なキャラメルのキャッチコピーに「1粒で300メートル」ってのがあった気がする。
だがしかし、おいらの場合は「1粒で15分」ぐらい噛むと次の粒をお口に追加投入している次第。
つまり1時間後、それは会社の駐車場に着くころ、わたしはわたしのかわいいお口のなかで4粒のガムを、まるで屈強な大リーガー選手のように、くちゃくちゃさせているのさ。
あの日、代打(ピンチヒッター)として出場した代替え(サブスティチュート)なガム(選手)は、今日も巨大なバットをフル・スウィングしている。

7種の甘味ガムを1時間のなかで無作為に4粒選ぶとして、すべておんなじ味だという確率は非常に低い、はず。
そうです、わたしはカー・ステレオから流れ続けるイッツ・オンリー・ロックンロール・ミュージックを聴きながら、チューイン・ガムのミクスチャー・ミュージックを味わっている次第。
俺にとって、ただ甘いだけの音楽はつまんねーし、同様にただ甘いだけのガムもつまんねー、それがミクスチャーだったらなおさら、って話さ。

B.G.M.「THE WHO/WHO’S BETTER,WHO’S BEST」
1988年発表、ザ・フーのベストアルバムA面4曲目に『SUBSTITUTE』収録。
邦題が『恋のピンチヒッター』ってのは有名な話だね。
タイトルから自分勝手に想像できるのがすばらしい。

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ザ・スリックスのライブ予定です。

☆1月24日(日) at 浜松G-SIDE

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☆2月14日(日) at 浜松キルヒヘア

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No.1580 - 2020/12/21(Mon) 00:19:46
期待にまつわる話 / 淳吉郎
70年代後半、それはテレビ番組のなかに数々の歌謡番組が存在していた時代。
画面の向こう側は華やかな世界、わたしにはそう見えた。
遊園地をきらいな子供がおそらく少ないように、テレビに出たくない歌手だって少ないはずだ、そう思っていた。
だがしかしある日、あえて出演拒否をする歌手が幾人かいることに気がついた。
その多くはギターを弾きながら唄うようなシンガー・ソングライターだったんだ。

「おれは(わたしは)おまえら(あなたがた)アイドルとちがうんだ(ちがうのよ)」というツッパリだったのか。
「テレビじゃなくってライブがすべてなんだ」というこだわりだったのか。
「テレビに出るのは悪魔に魂を売り渡すようなものだ」という言い伝えが脈絡と続いていたのか。
いつしかわたしは、そんなミュージシャン連中をカッコいいと思うようになっていた。
その経験からか、現在は好きなバンドのテレビ出演情報をキャッチすると「なんでテレビなんかに出るんだよう」というよりも「おーっ! 楽しみだあ」となっているのです。

11月下旬某日、そして12月中旬某日、わたしの大好きなロックンローラーのふたりが対談形式のテレビ番組にそれぞれ出演した。
偶然だが、どちらの対談相手も男優だった。
番組内でふたりのロックンローラーそれぞれが語った内容は、実に興味深いものだった。
「うんうん」「そうだよね」「うわぁ、さすがだなあ」
なんつって、その期待どおり……もとい、期待をうわまわるふたりの発言にわたしは首肯するばかり、でした。
だがしかしその反面、対談相手の俳優ふたりの言葉は、空に舞い上がってゆく風船のような軽〜いものにしか、わたしには感じられなかったんだ。
簡単に言えば「期待はずれの人たち」だったってことかな。

ところで「期待」っていうのは、漢字でたったの二文字なんだけど、実際に、実生活において、なんらかの事情で期待されているひとたちは世界中にたくさんいると思います。
そもそも「期待」っちゅーのは、誰かが誰かに「期待する」から生まれるものであり、単独では存在しない、いや存在すらできない難解なものなんだと思う。
えっ!? それってウイルスと一緒じゃん。

「鋼鉄10Kgと真綿10Kg、どちらが重いかねぇ?」
「どちらも10Kgだからおんなじだに」
これは、多くのひとがご存じな引っ掛け問題です。
「鋼鉄10Kgと期待10Kg、どちらが重いですか?」
「期待の方が数千倍重い」
なんらかの事情で期待されているひとたちは、しぶしぶそう答えるに決まってる。

B.G.M.「BLUE TRAIN/JOHN COLTRANE」
1957年発表、ジョン・コルトレーンの同名アルバムの1曲目に収録。
我が国におけるブルー・トレインという呼び名は国鉄〜JRにおける寝台特急の別称。
うん、たしかに、目的地に向かって夕方から出発する寝台特急のなかで、酒を飲んで個人的パーティーを開催している楽曲な気がする。
でもそれって、いささか自分勝手過ぎる解釈か。
ま、実際に俺自身がそれをやってるんだけど(笑)
実際にはコルトレーン、っちゅーか米国ではどんな列車のことをそう呼ぶのだろう。

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☆1月24日(日) at 浜松G-SIDE
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No.1579 - 2020/12/13(Sun) 23:34:25
某日日記 / 淳吉郎
某年某日、こんなことがあった。
東京へライブを観に行った帰りの新幹線内で、こともあろうか事前に購入したビールを飲みつくしてしまったんだ。
それはこだま号だったから、車内販売はありません。
わたしは自分の先見の眼の無ささ加減に、いいかげんウンザリしちまったぜ。
そんな時、ちょうど通りすぎた車掌にウンザリ顔なわたしはこう問うた。
「すみません、次の新富士駅でビールを買いたいんですけど、時間的に大丈夫ですか」

彼はすぐさま答えた「それでしたら〇号車でお降りください。目の前が売店になっていますので。のぞみの通過を待ちますので大丈夫ですよ」
彼が言ったとおりわたしは〇号車の搭乗口まで歩んでゆき、そこで新富士駅到着の時を待った。
数分後、駅に到着すると目の前には売店があり、わたしはビールを購入しながらあの車掌のプロフェッショナルな案内に驚愕した次第。

11月某日、静岡市へ行った。
ピンパーズ・パラダイスでワタナベマモルさんの弾き語りツアー公演があったからだ。
共演が静岡市を代表するバンドのひとつ、C.C.RIDERと聞いて「行かないという選択肢」がわたしには見当たらなかった。
ぼくが好きなひとたち、そのひとたちが自分の好きなことをしているのが大好きなのです。

演奏はC.C.RIDER、店主でもあるマッキーさん、最後がワタナベマモルさんの順だった。
C.C.RIDERのヴォーカルで友人でもあるカトちゃ、そしてマッキーさんとマモルさんの声色(こわいろ)に引き込まれたサイコーな夜だった。
この世のなかには「背が高いひと」がいたり「走るのが速いひと」がいたりする。
それとおんなじように「いい声を持っているひと」がいるのです。
いろんな努力をすれば、それらにあてはまらないぼくのような人間でも、ちょっとは近づけるような気もする。
だがしかし、そうは問屋が卸さないものさ。
いまやメーカー直売りの時代だし。ね。

そんなことを考えながら、22時28分静岡駅発の新幹線ひかり号に乗車した。
その時刻に新幹線乗車するひとは少ない。
ガラガラな車内のなか、自由席の乗車券だったわたしはちゃっかり指定席に座っていた。
やがて車掌が現れ、こう言った。
「すみません、指定席券を拝見させてください」
「あ、すみません、持ってないです。でも、いいら、ぼく降りるの次の浜松だで。あと15分もすりゃあ着くに」
「いえ、やはり指定席券を買っていただかないと困ります」
「あ、そうなんだ。わかりました」
わたしは自由席へと向かいながら、脳裏のなかでこうつぶやいた。
「新富士駅ビール購入をサポートしてくれたあのときの車掌さんだったら、今回はどう言ったんだろう」

B.G.M.「THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE/I DON’T LIVE TODAY」
ジミヘンやポール・ウェラーというスーパー・ウルトラ・ミュージシャンが、自分の声にすごくコンプレックスというか引け目を感じていたという話を聞いたことがある。
「え〜ホント? ウソだろ」なんて思いながら、「ま、俺もしょうがねぇか。唄うしかないよね」なんつって開き直りつつ安堵する自分がいた日を、昨日のことのように覚えています。

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ザ・スリックスのライブ予定です。

☆1月24日(日) at 浜松G-SIDE

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☆2月14日(日) at 浜松キルヒヘア

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No.1578 - 2020/12/06(Sun) 19:18:44
あて名のない2通の手紙 / 淳吉郎
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見あげれば、澄み渡った青い空。
その少し手前で君を見つけた。
風に身を任せ、ゆっくりと移動する君を見ているうち、筆を執りたくなった次第。
そっちから、こっちはどう見えているんだろう。
こっちはね、簡単に言えば浮き世です。
手に入れたものが、必ずしも正しいとは限らない世界。
青空の中をたゆたう白い雲。
そんな君へこのはがきを送るよ、風に乗せて。
返信不要だけど、可能ならば変わらない形のままの君とまたお会いできれば。
そのとき、浮き世について語り合おうよ。

?A
あの日から7年が経ちました。
つまり、君たち4匹も、うちの猫も7歳ってこと。
正直なところ、里親募集を出していたあの家に行った時、どの子でもよかった。
僕のところへ最初に近寄ってきた子を引取ることにしていたから。
うちは仲良くやってるけどみんなはどう?
やさしい飼い主さんに巡り会えていますように。
いつかどこかで同窓会ができたらいいね。
みんなお互いが兄弟って事に気づくのかな。
じゃあ、お元気で。

追伸
出されたご飯に文句を言っちゃあダメだよ。

B.G.M.「仁輪加/サンハウス」
1976年発表、サンハウスのセカンド・アルバム。B面4曲目に『あて名のない手紙』収録。
歌詞というのは短いほどカッコいい、というのがわたしの持論です。
だって、母国語ってのは思いをはせることができる言語だから、転がるビートに乗せるために日記みたいな言葉で埋め尽くすなんて不要だと思うんだ。
ちなみに『あて名のない手紙』は5分49秒の楽曲なんだけど、歌詞はたったの10行です。

No.1577 - 2020/11/29(Sun) 15:07:08
3密にまつわる話 / 淳吉郎
☆10月18日の投稿文で申しあげたとおり、出勤に要するわたしの通勤時間は1時間。
それは所有するCD音源を聴きながらの1時間。
新作音源や買ったばかりの音源というよりも、何年も前に購入した音源をあらためて聴きなおす1時間。
ここ数日間はTheピーズの音源を聴いている。

☆聴きながら、「う〜む」なんて声を発しながら、わたしは運転。
ロダン制作のブロンズ像『考える人』みたいな体勢で運転。
「えっ!? ウソでしょ」と、あなたはおそらく言うであろう。
だがしかし古今東西、サイコーな音楽や表現ってものは、わたしたち一般のひとびとに対して信じられない影響を及ぼしているものさ。

☆あの日、わたしはたしかにブロンズ像の体勢で運転していた。
密閉された自家用車の空間のなか、わたしの感嘆の声はいつしか密集され、気づくとわたしはこれまで以上にTheピーズと密接な関係を結んでいた。
そんな3密もあるんです。

☆11月某日、盟友でありライバルでもあるフクちゃんと飲みーティングをした。
今回は居酒屋ではなく、ハママツを代表するライブハウスのひとつであるG-SIDEが存するビルの入り口で週末営業している立ち飲み処「がしや」にて。
週末を楽しもうとするひとびとを乗せた遠州鉄道の電車が走ってゆく。
週末を楽しもうとするひとびとが運転するクルマが街道を走ってゆく。
週末を楽しもうとするひとびとが目的の場所に向かって歩いてゆく。
そうです、がしやは解放された青空飲み処なのさ。

☆ふたりはいつもどおりの会話をした。
簡単に言えばそれは「現在過去未来」の話ってこと。
昔話のみに、花を咲かせるのもよかろう。
現在における処々の問題についてのみ、議論するのもよかろう。
現状を鑑(かんが)みず、未来に対する理想論のみで、突っ走るのもよかろう。
だがしかし、おれたちふたりは、そうじゃあないんだよなあー、いつののみーてぃんぐでも。

☆わたしにとってロックンロール・ミュージックっつーのは常に時代の最先端。
なぜなら、過去の音源から未来を知ることができるし、現在の音源から自分がこれから演りたいことを想像させてしまうし。
フクチャンとの飲みーティングでの会話内容だって、いつもそんな感じ。
つまり、ロックンロールそのものってこと。
ふたりはこの夜も、濃密な 緊密な 親密な会話をした。
そんな3密もあるんです。

B.G.M.「山口百恵/決定盤ベスト30曲」
長年の音楽仲間、荒ちゃんからゆずり受けた百恵ちゃん1977年発表の2枚組レコード。
1973年デビューの百恵ちゃんだから、4年後のこのレコードはベストと言うよりも彼女が17歳ぐらいまでの選曲集だと思う。
聴いていて、当時の彼女の年齢からは想像しがたい声質と存在感に今さらながら驚愕した。
もうブッちぎり。
「違う言い方をしろ」と言うならこう答えます。
「イェイっ! 俺の百恵ちゃん!」

写真:「みっけ/飯田往宏」
絵画を購入したのは何年ぶりだろう。
タイトルを含み、この絵が持っている質感がすばらしい。
この絵の質感……それはつまり、筆密、色密、匂密。
そんな3密もあるんです。

No.1576 - 2020/11/22(Sun) 23:00:32
某日日記 / 淳吉郎
☆25年ぐらい前だったか、タモリさんの「笑っていいとも」を見ていた時、売り出し中のアイドル・グループのメンバーのひとりが登場した。
ブラウン管に映ったその青年は、どこか頼りなさげな雰囲気だった。
「これだったら浜松の鍛冶町通り(浜松中心部のメインストリート)を歩いてるちょっとハンサムな兄ちゃんレベルじゃん」とわたしは思ったものだ。

☆11月某日、元アイドルのオートレーサー選手がグランプリを制覇し日本一になったというニュースをネット上で知った。
ウイニング・ランつって、ヘルメットを脱いだ彼が素顔でレース場をぐるりと廻っている写真を拝見した。
25年前のテレビで見た彼の現在の顔は「どう考えても普通の男ではないオーラ」を放出していた。
ヒトという生きものは、生き方次第で歳を重ねるほどカッコよくなれることを見事に立証している、と思った次第。

☆いつまでも、おんなじ場所にいることはすばらしいと思う。
それを「キーポン・ロッキン」とか「キーポン・ローリン」と呼ぶかどうかは別として。
とは言うものの、知らない街に行くとき、わたしはときめく。
ちっちゃなマイ・ハートがマーシャル・アンプのような音で唸りだすんだ。
できれば自家用車ではなく、できればビールなどを飲みながら、行ければ、ね。

☆11月某日、愛知県刈谷市の某画廊を訪れた。
刈谷市は初めての街。
愛知県民の方々には申し訳ないが、刈谷市と岡崎市のどちらが浜松寄りなのかもわからないほどさ。
それは、アメリカに行ったことがないわたしにとって、西海岸におけるサンフランシスコとロサンゼルスの位置関係がわからないのに、ちょっと似ている。

☆ネコにまつわる展覧会だった。
ちいさな画廊には、絵画だけではなく、皿やカップなどの焼き物やイヤリングに至るまで、さまざまなものが陳列されていた。
出品したひとたちそれぞれが、それぞれのネコを表現している。
つまりそれはネコだったし、猫だったし、ねこだった。
おもわずわたしは「キャッ」と(※CAT)、声をあげてしまった。
なるほど、どうも電車内で飲み過ぎたようだ。

B.G.M.「中島みゆき/世情」
1978年発表、中島みゆきさん4枚目のアルバム「愛していると云ってくれ」B面4曲目に『世情』収録。
アルバム全曲のなかでこの曲は異質の響きを奏でています。
こんな楽曲が1978年のニッポンで発表されていたこと自体が信じられない。

No.1575 - 2020/11/15(Sun) 21:38:41
名は体を表したり、そうでなかったりな話 / 淳吉郎
7日(土)は浜松G-SIDEでBEATSEEKER主催イベント《MODERN PLOT vol.15》に参加した。
集まってくれたたくさんのみなさん、ありがとうございました。主催のBEATSEEKER、誘ってくれてありがとうございました。

THE SLICKS・・・おそらく多くのバンドがライブを演る際には曲順を考えると思う。出演イベントの志向だとか、タイバンと呼ばれる共演者の音楽性だとか、バンドそのものの指針、などで決定されます。そして今回、俺たちは『ジョージとメアリー』という今までとは違う曲調の新曲を演奏した。だって、それがザ・スリックスのスタイルだから。

BEATSEEKER・・・名は体を表す、と言います。ビートシーカーならば「ビートの探究者」ということか。ビートとリズムは似て非なるもの、そう考えるわたしにとって、この日のビートシーカーはまさにリズムの探究者ではなくビートの探究者だったんだ。サイコーなライブだった。

The lostnumbers・・・広島県福山市のバンド。スリックスとは3年ぶりの共演となったこの日、彼らはこの春に発売された音源からのナンバーを立て続けに披露した。えっ!?「失われたナンバー」というバンド名と違うじゃんか。そうか、名は体を表さない場合も多いってことか。サイコーなライブだった。

STUPID BABIES GO MAD・・・富士市のバンド。スリックスとはおそらく15年以上ぶりの共演となったこの日、やっぱり彼らは変わらぬ爆音をぶちかました。最近の状況下、ライブ参加やライブ観戦に飢えている阿呆なロック・ベイビーズのわたしたちは彼らのライブで気が狂ってしまったんだ。サイコーなライブだった。

THE SEE-SAW・・・京都のバンド。最初に彼女たちの演奏を見たのは2年前。そのライブにわたしは衝撃を受け動揺した。そして、念願かなって初共演のこの日、やっぱり彼女たちの演奏にわたしはドタンバタンと行ったり来たりのシーソー・ゲームで動揺しまくり。サイコーなライブだった。

こんなスペシャルなイベントでDJをしたのは浜松を代表するDJのプジャリとスー。ジグソー・パズルの最後の数かけらがハマり込むような、まったくもってドンぴしゃりな選曲だった。サイコー。

B.G.M.「THE CLIQUE/SELF PRESERVATION SOCIETY」
ザ・クリークは90年代の英国モッズ・シーンにおけるナンバーワン・バンドと個人的に思っている。
なぜなら、モッドであるべき姿「ルーツ・ミュージックを大切にしながら最新型を演奏している」からです。

No.1574 - 2020/11/08(Sun) 19:52:22
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