THE SLICKS BBS

ザ・スリックスのライブ予定です。

2024/4/6(土)浜松TEHOM
the 1970 presents《THE KNOCKERS 名もないツアー2024》
OPEN 18:00 / START 18:30 CHARGE \2500(+1Drink)
【出演】
the 1970
THE KNOCKERS
the SCOOTERZ
BEATSEEKER
THE SLICKS
【DJ】
MASA68


4/20(土) 浜松ダイダイ
O/S 18:30/19:00 前売/当日 2500円/3000円 (+1drink)
【出演】
MAMORU&The DAViES TRIO
IDOLS
アジャラカモクレンズ
THE SLICKS










ウォーキングにまつわる話 / 淳吉郎
「前進あるのみ」とか「上を向いて歩こう」という言葉がある。
これらの言葉が漂わせるイメージは「ポジティブ」であろう。
2月4日の投稿文のとおり、健康のため毎朝ウォーキングをしている。
出発点は我が家の玄関、目的地も我が家の玄関、そんな30分弱です。
スタートした瞬間から「前進あるのみ」で、てくてくと我が家の玄関に向かって歩く。
ある日、♪おお、早く帰りたい♪と仲井戸チャボ麗市さんが唄っている気持ちとおんなじな自分に気づいた。
もともと「健康のため」に始めたそれは、いつしかポジティブではなく「ルーティン」と化していたんだ。

4月から5月にかけて花々が咲き乱れ始めた。
春ランマンとはこのことだろう。
おお、なんて淫靡(いんび)な響きなのだ、ハルランマン。
花の名前は知らなくてもキレイなのはわかるんだ、初めて観たバンドのカッコいい曲がこっちに来るように。
ウォーキング道中の家々で見かけるガーデニングの花々を見るのが楽しみになってきました。
ルーティンがポジティブに変わった! ……というか戻った!

花もそうだが垣根にも興味があるのです。
我が賃貸住宅にも垣根があり、毎年の秋口には伸びた葉っぱの形状をそろえる。
庭木の剪定(せんてい)というやつだ。
歩きながら、とある家の垣根に驚愕した。
キッチリと剪定してあるんだ。
垣根が直角に刈ってある、それが道路と平行に続いている。
驚いたことに周り2,3軒の垣根もそうだった。

これはプロがやったのか、それとも庭木いじりが好きな近所の爺さんの仕業か。
でもよ、ここまでキッチリだと見栄えはいいが、ちょっと息苦しくないかい?
まるで、一曲の中の決められたギターソロ・コーナーで、寸分狂いのないフレーズをキッチリと弾かなければならない楽曲みたいじゃないか。
そもそも、それってロックか?
ロックかもしれないがロックでないかもしれない。
そんな事を考えながら歩いていたら、いつの間にか玄関に着いていた。

答えのないロック道のウォーキングをぼくは続けている真最中。

B.G.M.「THE 仲井戸麗市BOOK/仲井戸麗市」
全曲、今の言葉で言うところのキレッキレってやつですね。
B面1曲目に『早く帰りたい PART?U』収録。

No.1541 - 2020/05/05(Tue) 00:07:07
永遠のギターヒーロー / 淳吉郎
ぼくの最初のアイドルは山口百恵さんでした。
小学校5年生ぐらいだったと思う。
どこに惹かれたのだろう、百恵ちゃんに。
ソウル・ミュージックも知らないぼくにとって、百恵ちゃんから出てくる「あの雰囲気」はとってもブルーで、そこが好きだった気もする。
しばらくして、百恵ちゃんはぼくより6歳年上なことが判明しました。
当時のぼくにとっての6歳年上って「大人の世界」だった。
13歳でロックが好きになった。
17歳の時にラジオから流れてきたあるバンドのライブ演奏に耳が釘付けになった。
とっても耳が痛かった。
エレキギターを弾き始めて2年目に差し掛かったぼくにとっての新しいアイドルができた瞬間です。
そして、初めてのギターヒーローが生まれた瞬間だ。
しばらくして、そのギター弾きはぼくより19歳年上なことが判明しました。
百恵ちゃんはぼくが大人になる前に姿を消してしまった。
あの時、19歳年上のギター弾きはぼくが大人になってもギターを弾いている。
そのギター弾き、5月1日まではぼくの18歳年上だったけど、本日5月2日からやっぱりぼくの19歳年上になりました。
ぼくにとっての永遠の19歳年上、ぼくにとっての永遠のアイドル、ぼくの永遠のギターヒーロー、鮎川誠さんお誕生日おめでとうございます。
またライブを観れる日を楽しみにしています。

淳吉郎/THE SLICKS

No.1540 - 2020/05/02(Sat) 00:01:23
弾き語りにまつわる話 / 淳吉郎
そういえば、学生時代に「ながら勉強はいけません」なんつー先生からのお達し(おたっし)があったことを、ふと思い出した。
当時は今みたいなパソコン時代ではなかったから、ラジオを聞きながらとか、レコードを聴きながらとか、〇〇〇〇をしながら(キャぁー)、勉強をしてはいけませんということだった。
そんな記憶の残像をたどっていたら、こんな言葉が浮かんできた。
「先生、ながら勉強がいけないんだったら、そんなことを我々、小学生に伝える前に伝えるべきひとたちがいます。ギターを弾きながら唄ってるひとたちがいるんですよ。知ってる? たとえばチャック・ベリーやボブ・ディラン、ジョン・レノン、おーっと大事なひとを忘れていた、ロバート・ジョンソンさんとかさ。イェイ! マディも忘れちゃあいけないぜ」
浮かんだのは名案だと思ったがその当時、小学生のぼくが上記のファンタスティックなギター弾きの方々を知っているはずはなく、百歩ゆずって知っていたとしても、肝心のタイムマシーンを所有していないので、あの日の先生にこの名案もどきを伝えられないのでありました。くぅぅ。

そういえば、学生時代に「ギター弾き語り」なんつー言葉に、言い知れぬ希望を見出したことを、ふと思い出した。
フォーク・ソング全盛時代です。
ギターを弾きながら唄う。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」2匹のうさぎを追っかけてると1匹のうさぎも捕まえられないよ、なんつー言葉を叩きこまれていた中学生時代、「ギター弾き語り」なんて言葉は永遠の光に感じられたんだ。
だって、別の言い方を許してもらえるならば「ギターを弾きながら卵焼きをつくる」「ギターを弾きながらひまわりの種をまく」「ギターを弾きながら〇〇〇をする(キャぁー)」なのだから。
やっぱりそれは永遠の光だったのさ。
だがしかし、ひとつの疑念が浮かんだ。
「ギター弾き語り」っておかしい言葉だ、どうして唄ってるのに「語り」なのか、だったら「ギター弾き唄い」なのではなかろうか、と。
でもよ、そもそも二匹のうさぎのみならず一匹のうさぎだって捕まえられねーよ、我が人類は、あっちはめっちゃ足速いから。くぅぅ。

ひとが作った言葉はどこまで真実で、どこまでネタなのか、というお話でした。

B.G.M.「The lostnumbers/I want to be in time」
広島県福山市で活動するロストナンバーズの新作音源を購入した。
ニッポン語のモッズ・テイストあふれる楽曲満載のアルバム。
このバンドとはビートシーカーのおかげで数年前に浜松で共演している。
その時は4人組だったけど、今回は3人組での音源とのこと。
Vo.のハラダさんが現在はBa.&Vo.にてベース弾き唄いをしている、ワオッ!
個人的に共感するところが多いこのバンド、またライブでご一緒したいです。
あ、俺たちスリックスはモッズ・バンドではなくロックンロール・バンドですが。

写真右が今回の新作。左が四人組時代のデモ音源。
右側の新作はもちろんのこと、左側はデモでもスゴい。

No.1539 - 2020/04/27(Mon) 23:27:53
(No Subject) / 淳吉郎
やっぱりバンドは新曲が大切って考えています。
バンドのライブがいつできるかわからないから、もともと本日、4月24日に弾き語りバージョンを我が家で録画してアップする予定でした。
そしたら、なんとストーンズも本日、新曲披露していた!
ちくしょー! 先を越された!
この曲のザ・スリックス・バージョンを楽しみにしていてください。

No.1538 - 2020/04/24(Fri) 23:41:15
都市伝説の男と女 / 淳吉郎
都市伝説の中で生まれたものは
口先だけの男
根も葉もないうわさをさらに
口車にのっけて歩いてる

都市伝説の中で生まれたものは
指先だけの女
うつむいたままで小さな場所から
だれかの顔色ばかりを気にしてる

ひとの流れはいつでも不条理のまま
形だけ変えてゆく
知れず知らぬ間に
砂のお城は見えない消えているだろう

蛇の目の唐笠 雨でも破れない
座った大仏が立ち上がった
ウソなのかホントか わからぬニュースを
大きな顔して広めてる

ひとの流れはいつでも不条理のまま
形だけ変えてゆく
知れず知らぬ間に
砂のお城は見えない消えているだろう



No.1537 - 2020/04/24(Fri) 23:40:34
地球儀にまつわる話 / 淳吉郎
4月某日。
実家にひとりで住んでいる母親と電話で話してると、彼女はこう言った。
「ねえ、地球儀ってどこで売ってるかねえ?」
「は? ち、ち、ち、地球儀?」
わたしはザ・フーの代表曲「マイ・ジェネレイション」を唄ってる真っ最中のロジャー・ダルトリーさんが発する吃音(きつおん)みたいな返答をした。

「お母ちゃん、なんで?」
「いや、今さ、ニュースで聞くじゃない。スペインで何人とかイタリアで何人とかニューヨークで何人とか」
「だよね」
「わたし、地図帳で場所の確認をしてみたの。そしたらニューヨークってワシントンとかがある東海岸だったのね」
「そうだよ」
「わたしニューヨークはロスとかがある西海岸だと思ってたのよ。はずかしながら。あははは」
あははは、と電話口で陽気に笑う母であったが、わたしが気にとめたのはニューヨークが西海岸にあると勘違いしてたことではなく、ロサンジェルスのことをまるで長年の友人をあだ名で呼ぶかのごとく「ロス」と言ったことであった。

この星は今日もグルグルと廻り続けている、現在わたしたちの生活を脅(おびや)かす邪悪なウイルスの存在を気にとめることもなく廻っている。
どうやらお母ちゃんは平面の地図では満足できなく、この星同様にグルグルと回転する立体の地球儀を手に入れることによって、日々のニュースで報じられる国名を含む地理地形確認をしたいらしい。
「たぶんホームセンターに行けばあるら、地球儀なんて。じゃあ、週末に一緒に探そう」と言って受話器を置いた。
置いて数十秒後に思った、不要不急が叫ばれているこのご時世、むやみやたらのホムセ巡りはNGだら。
お母ちゃんのロス発言がきっかけだかどうだか、ホムセなんていう略語を作り出してしまった次第。

インターネットで浜松地区のホムセ(出たっ)を検索し、電話をかけて地球儀の在庫を一軒一軒確認していった。
ビツクリしたのがほとんどの店が在庫なしだったことだ。
どうやら地球儀は文房具に分類されるらしく、結果的に一軒のホムセ(またけ?)で1種類だけあり、二軒の全国チェーンな文房具系ショップでそれぞれ5種類と12種類の在庫を確認できた。
老齢の母を連れて行き当たりばったりな行動をしなくてよかった、と思うのと同時に令和2年において地球儀を探すのにこんな手間が掛かるとは思いもしなかった。

ホムセ(まだ言うの?)には在庫がなかったことを伝えるために翌日、実家に電話をかけた。
「お母ちゃん、実はホームセンターには」と話す前に「今朝、ホームセンターに電話して訊いてみたのよ、そしたらどこにもなかった」と母が言う。
親子でおんなじことを同じタイミングでやっていた!
親は子に似る、親の背を見て子は育つ、とはよく言ったものだ、と感心しながら、二日間で地球儀の在庫確認がそれぞれの店で二件ずつあった事象から、もしかして各ホムセ担当者たち(こんな言い方、このひとたちが気の毒だよ)のあいだでは「すわ地球儀ブーム到来か!?」とトレンドになったかもしれぬ、お騒がせしました、そんな反省文が脳裏の銀幕スクリーン上でエンドロールのようによぎった。

4月某日。
マスクおよび簡易携帯殺菌ジェルを持参し、母親と地球儀探しに出かけた。
12種類所有の文房具屋から攻めた。
攻めたと言っても「突撃突進」ではありません、ゆっくりとお母ちゃんの歩幅にあわせて入店しました。
12種の地球儀が横一列に鎮座している様は壮観だった。
眺めながら「ってことは、12個のアメリカ大陸やフィリピンや我が国があるということで、つまりそこには12人の大統領や総理大臣や官房長官や財務大臣がいるってことか」なんて考えだしたら脳内に暗雲が垂れ込んできた、そんな気がしたのであわてて「12人のディランやミックやポール・ウェラーや鮎川や美保純」の存在を考え始めたらウキウキしてきた、と同時に「やっぱり大好きなひとはひとりだけで十分だよな」とも思った。
だって、鮎川さんが12人いたら、ただでさえデカいギターの音が12倍だに。

地球儀は高価だった。
もう驚愕のお値段さ。
地球儀上に記してある各国の代表都市が読める大きさなのが必須条件なため、どうしても求める地球儀自体が大きいものになってしまうから高価なのだ。
5種類在庫の店にも行ったが、やはり高価だった。
お母ちゃんもご自分の購入予算を上回っているようで「まあ、しょうがないね」とあきらめ顔だ。
したら、5種類在庫の店の陳列棚の下方にA2サイズの世界地図があった。
「風呂の壁タイルにも貼れる」等々、最新技術を駆使したセールスポイントが盛りだくさんな代物が1000円だった。
「わたし、これでいいよ」

実家に戻ると、さっそく購入した地図を広げお母ちゃんと見た。
まじまじと世界地図を眺めるなんて40年ぶりぐらいか。
南北アメリカ大陸やアフリカ大陸の形状が、子供の頃の記憶と比べ少し違っていた。
ちょっと痩せているというか、小さくなってるというか。
「幼少の記憶はまちがっていない」と思いたいから、理由を探す。
温暖化で南極北極の氷が解けて水面が上昇しているからか。
デジタル機器による測定精度が格段に向上してるため、今の地図形状が実物に近いということか。
答えが見つかった。
俺自身が40年前より体格が大きくなった分、世界がちいさくなったってことさ!

B.G.M.「THE ZOMBIES/SHE DOES EVERYTHING FOR ME」
ゾンビーズを聴いてると泣きたくなる時がある。
もちろんカッコ良すぎて。

No.1536 - 2020/04/20(Mon) 22:31:42
ワンダーランド / 淳吉郎
刺激がないと話してるのは
あそこの感度が湿ってるから
バーゲンセールが始まりだした
アンテナぴんぴん購入

妄想グセの成れの果てだ
いまだにひとりで歩いてる
ワンダーランド

想像力が糧なのだ
ダビングOK再生
ワンダーランド

終わりなき世界と
終わりなき世界は
ワンダーランド


No.1535 - 2020/04/16(Thu) 23:12:44
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