THE SLICKS BBS

ライブ告知です。

「やらまいかミュージックフェスティバルinはままつ」にThe Whoのトリビュート・バンド、The Who族にてギターで出演。
10月12日(土) 浜松forceにて18時前後からの予定。
入場無料。
(THE SLICKSの出演はございません)











猫と先生にまつわる話 / 淳吉郎
一年半ぐらい前、飼い猫の胸から腹にかけての部分が脱毛し始めた。
あれよあれよという間に、スキンヘッズのごとくツルんツルんになってしまった。
胴体が頭部になったのだから「オイ! オイ! たいへんだぞ!」と、わたしは驚愕した。
ネコの脱毛に関しては、ストレスやなんらかのアレルギー等が原因の場合が多いと聞く。
病院での診察でも医師はそう言った。
ま、人間でもストレスや不可抗力での脱毛があるから、その点は同じなのであろう。
原因不明ながらも、とりあえず病院で処方された薬を服用させた。
しかし状況は変わらず、本人もいたって健康であるため、二ヶ月弱で投薬は止めにした。

実は二ヶ月ぐらい前に、とある理由でトイレのネコ砂を変更した。
変更したというより、もともと我が家に来た時点で使っていた砂に戻したのだった。
そしたら、次第に胴体頭部からふたたび毛が生えてきたではないか。
わたしは「記憶」と呼ばれる脳内録画映像を逆方向にクルクルと巻き戻し、再生した。
「ははーん、なるほどね」つって、おいらは合点承知の助の顔つきでうなづいた。
砂をオリジナルから別のタイプに替えたのは別の理由からだったが、どうやらそれが脱毛の原因だったのだと、腑(ふ)におちた。
「腑におちた」といっても、実際に「五臓六腑に落下した」という意味ではありません。
だって、そんなことをしたらお腹が痛いですから。
「納得できた」んだ。

七月某日、三年ごとのワクチン接種にて病院を訪れた。
「先生! 脱毛の原因は、なーんとネコ砂の変更だったんです!」
担当医にそう報告したいわたしは前夜、なかなか寝つけなかった。
そのくせ、当日は早起きしてしまった。
「中村ミックちゃん、診察室にどうぞ」と呼ばれ、ミックちゃんとジュンちゃんはふたりで入室した。
だがしかし、担当医ではなく別の医師だった。
「先生! 脱毛の原因は、なーんとネコ砂の変更だったんです!」
この言葉からはじまり、医師は違えども、わたしは事前に練習したとおり、状況の展開を細かく説明した。
しかし、その医師は「はあ、そうなんですか」と、こともなげにそう言った。
言いやがった!

夕食時、女房にそのことを告げた。
「なんていう先生?」と彼女が言う。
「〇〇先生」
「あーあーあー」
マイクの音量を確認しているかと思えば、「あの先生ね」と言うではないか。
どうやら女房もかつて、その医師の診察を受けたことがあるらしい。
機転が利かず、ルーティン的な業務しかできない印象を持ったらしい。

「先生」と呼ばれるひとたちは、つくづくたいへんな職業だと思う。
なぜなら、わたしたち市井(しせい)のひとはその立ち位置に一歩距離を置いてしまうクセがあるから。
そして、安全な場所からついつい攻撃してしまいたくなる存在だから。
自分の知識を教えるだけとか、できあがった文章を読み上げるだけとか、そんな先生がたが多い最近の状況だから、なおさらか。

B.G.M.「研ナオコ、中島みゆきを唄う」

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

☆淳吉郎、DJイベントに出演します。

FRIDAY vol.4
9月4日(金)
場所;浜松メスカリンドライブ
開演 20:30
前売/当日;1000円 (+1d 600円)
DJ;saikou , chammboo ,
KEISHI , mio (820光線☆,BEATSEEKER)
淳吉郎

DJイベントのためスリックスの演奏はありません


☆残念ながら下記のライブは中止となりました。

Bad Moon Rising vol.10
10月18日(日)
場所;浜松キルヒヘア
開場;18:00/開演 18:30
前売/当日;2000円 (+1d 500円)
出演;PHONOSICS , SLEEZ SISTERS(東京),
涅槃(名古屋) , the 1970 ,
THE SLICKS

DJ;pujari

写真:1978年発表、研ナオコさんのアルバム。
中島みゆきさんが彼女に提供した『あばよ』に代表されるみゆきナンバーと、彼女が唄ったみゆきカバーを収録したアルバム。
これ、すばらしい。
彼女の声質と唄い方が、みゆき楽曲と相性がいいんだと思う。
『かもめはかもめ』が特に好き。

No.1559 - 2020/08/11(Tue) 18:27:38
途方にまつわる話 / 淳吉郎
日々、生活をしていて「おさきまっくら」とまでは思わない。
でも、「なんだかなあ〜」ぐらいは思っている。
なぜなら、真昼間は世界がかすんで見えるのさ。
そのいっぽう、真夜中は光が乱反射しているんだ。
わたしは途方に暮れてしまった。

日が暮れて、ついつい途方に暮れてしまうのは、まあなんとなくだがわかる。
誰だって世の中や政府がしでかすことに惑わされちゃうように、夕方はしんみりしちゃうのさ。
面影が折り重なるようなキレイな夕陽もあるけど。
だがしかし、わたしは寝ぼけた太陽が東から昇ってくるような朝でも途方に暮れてしまう。

ALL DAY AND ALL OF THE NIGHT、途方に暮れているってわけさ。
もしかしたら、俺は「令和時代に生活する、生身(なまみ)の、個人的な、初期のTHE KINKS」ってことかもしんない。
すこし例えが長すぎる気もするが。

日々の生活でメガネを使用している。
記憶が確かなら、六年前にメガネを替えた気がする。
いくつものスリキズが付いているレンズを、先日交換した。
店頭で手渡された新型メガネをその場で顔面に装着し驚愕した。
マジックが起こったんだ。

まず、メガネショップ店員のお姉ちゃんがキレイになった。
そして、帰りに立ち寄ったスーパーの果物や野菜が採りたてになった。
さらに、道路を行き交う旧型のキャデラックやセドリックがすべて新型になった。

BRAND NEW CADILLAC、および新型セドリックが走っている! イェイ!
もしかしたら、俺は「令和時代に生活する、生身(なまみ)の、個人的な、初期のTHE CLASHもしくはTHE ROOSTERS」ってことかもしんない。
そうさ! メガネを替えたら世界が変わった!

B.G.M.「たま/東京フルーツ」
2000年発表のこれは、たまの10枚目のアルバム。
数年前に購入して、これまではサラッと聴いているだけだった。
先日、じっくり聴きはじめたら、このアルバムのスゴさにようやく気づいた。
わたしは現在、うつくしいニッポン語がうつくしいメロディーを奏でることに夢中なのです。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★

☆淳吉郎、DJイベントに出演します。

FRIDAY vol.4
9月4日(金)
場所;浜松メスカリンドライブ
開演 20:30
前売/当日;1000円 (+1d 600円)
DJ;saikou , chammboo ,
KEISHI , mio (820光線☆,BEATSEEKER)
淳吉郎

DJイベントのためスリックスの演奏はありません


☆THE SLICKSの次のライブです。

Bad Moon Rising vol.10
10月18日(日)
場所;浜松キルヒヘア
開場;18:00/開演 18:30
前売/当日;2000円 (+1d 500円)
出演;PHONOSICS , SLEEZ SISTERS(東京),
涅槃(名古屋) , the 1970 ,
THE SLICKS

DJ;pujari

No.1558 - 2020/08/03(Mon) 19:43:24
週末日記 / 淳吉郎
25日(土)は浜松キルヒヘアにて、友人しげちゃんの企画でライブを演った。
前々日に市内におけるPCR検査での「陽性反応人数が増加」という報告が出たなか、観にきてくれたお客さん、ありがとうございました。
状況が状況だけに、すっごくうれしかったです。
本当にありがとう。
キルヒヘア店内、ステージ前には天井から透明のガードが吊り下がっている。
しかし今回は、「出演者もマスク着用にて演奏」と急遽決定され、ライブを開催した。

マッスルNTT・・・2台のキーボードを駆使してのソロ・ワーク。
バンドを演っている時代から幾度か彼を見てるけど、いつもヘンテコなことを演っている。
今回もそうだったけど、それはスゴイことだと思う。
狙って演ってない気がするところもスゴイ。

stacru・・・静岡のバンドである彼らのライブを客として数回、見たことがあったけど、タイバンは初めて。
彼らが持っているポップ感が好きだったので、タイバンは個人的にうれしかった。
今回もそのポップ感は健在だった。
でも、彼らはポップスじゃないよ、ロックでポップなのさ。

THE SLICKS・・・今回はマスク着用ということで、これはめったに体験できない出来事だから、だったらいっそのこと、いつもと違うことを演ってみようと思って、全8曲演奏するなか、1曲ずつ曲紹介をしながらライブをしたのは、結果的に実に楽しかったが、今回限りになることを願う。
お客さんもお店も出演者も、自由にライブできる日がくることを望むばかりだ。

UP-TIGHT・・・浜松のバンド、アップタイトだけどぼくのなかでは世界のアップタイト。
世界というのは、世界地図の「世界」もあるし、浅川マキさんのデビュー・アルバムのタイトル「浅川マキの世界」のような「世界」もあるのだ。
彼らは、この日もキルヒヘアの白壁をサイケデリックに染めた。
つまり、「アップタイトの世界がそこにあった」ってことさ。

しげちゃん、おつかれさまでした。
誘ってくれてありがとうございました。

写真はビートシーカーのタッキーが撮ってくれたもの。
タイトルは「ザ・スリックス! 霧のロンドンに登場!」かな。

No.1557 - 2020/07/26(Sun) 23:54:51
本日 / 淳吉郎
浜松での感染が拡大していますが、本日のライブはお店側も対策を取っての開催となります。
出演者もマスク着用での演奏となります。

ご来場の際は、マスクの着用をお願い致します。
また体調の優れない方はご来場をお控えください。

よろしくお願いします。

7月25日(土)
《I’m Just A Dreamer》
場所;浜松キルヒヘア
開場/開演;18:00/18:30
前売/当日;2000円(1d 込)
出演;
UP-TIGHT
stacru
マッスルNTT
THE SLICKS

No.1556 - 2020/07/25(Sat) 14:47:22
感想戦にまつわる話 / 淳吉郎
将棋の世界において、プロ・デビュー以降、おおくの記録を更新している高校生棋士の方が、またしても記録更新をしたニュースを目にした。
すごいなあと思った。
なによりも、以前から彼が発している数々のコメントが、その年齢からは考えられない落ち着きを示している。
そのことにわたしはつねづね、驚愕していた次第。

かたや、彼と同年代だった15歳から17歳な頃のわたし。
「政治家なんておれたちにはかん……」だとか、
「俺はただあんたとやり……」だとか、
「俺はおんぼろキャデ……」だとか、
「あいつは危険の中でうま……」だとか、
「おれのからだは黒くてなが……」などなど、
そんなコメントを同級生にしていた次第。

わたしが将棋をしたのは小学3〜4年生ぐらいのころだったか。
きっかけは覚えていない。
とりあえずルール……というか各駒の動きだけは覚えた感じかな。
ある日、お母ちゃんの実家にいるおじいちゃんのところへ意気揚々と見参し、一戦をまじえた。
あっという間に敗北を喫した。

くやし涙を浮かべるかわいい孫のわたしに対し、おじいちゃんはこうアドバイスをしてくれた。
「ジュンちゃん、相手が次にどう来るかって先を読んで指すといいよ」
先を読む……本がないのに、どうして読むことができるの?
かわいい孫のわたしはそう思った次第。

将棋の世界では、終了後に感想戦というのをやるらしい。
そんなことも彼の活躍のおかげで知ることができた。
勝ったひとが気持ちよく解説するのはわかるが、どうやら負けたひとも一緒に終わったばかりの戦の状況を振りかえる、とのこと。
おそらくきっと、くやしいに違いないはずなのに、だ。
彼は「感想戦は敗者のためにあると思う」とコメントしているらしい……むむぅ。

家内のバンドが先月末に三重県松阪市でライブを演った。
おみやげが伊勢志摩名物の『あおさ』だった。
あおさは海草を乾燥させたもの。
先日、味噌汁を作るときにそれを使おうと思って、パッケージ裏の説明にしたがい、水で戻した。
やがて我が身に戻った海草は、これ見よがしに自身の香りをお勝手場にただよわせ始めた。

「よおし、味噌汁が出来上がった。あおさを添付しよう」
だがしかし、戻し水を切る際にわたしはあやまちを犯した。
なぜなら、戻し水が多すぎたため、海草の数十パーセントがいっしょに流れ落ちてしまったのだ。
くやし涙があふれそうになった、と同時に誰かがぽんと肩を叩く。
振り返ると、そこにいたのは、なんとおじいちゃんだった。

くやし涙を浮かべるかわいい孫のわたしに対し、おじいちゃんはこうアドバイスをしてくれた。
「ジュンちゃん、あおさが次にどう来るかって先を読んで水を戻すといいよ」
先を読む……本がないのに、どうして読むことができるの?
53歳のかわいい孫のわたしはそう思った次第。
思ったとたん、感想戦が脳裏をよぎった。
そうだ、それだ。
「おじいちゃん! 感想戦をお願いします!」

気づけば、おじいちゃんの姿は見えず、わたしの足元で飼い猫のミックが「ニャあ」と鳴いた。

B.G.M.「WRECKLESS ERIC/(SAME)」
1978年発表、レックレス・エリックのファースト・アルバム。
発表した時代的にわが国ではパブ・ロックの括りです。
コステロ同様、わたしには極上なポップ・ミュージックですね。
ふたりとも酒に弱そうだし(笑)
サイコーな内容。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★
THE SLICKSの次のライブは今週末。
よろしくお願いします。
この日はいろんなロックが鳴り響きそうだ。
楽しみ!

7月25日(土)
《I’m Just A Dreamer》
場所;浜松キルヒヘア
開場/開演;18:00/18:30
前売/当日;2000円(1d 込)
出演;
UP-TIGHT
stacru
マッスルNTT
THE SLICKS

・入場の際、マスクの着用をお願い致します。
・体調の優れない方はご来場をお控えください。

No.1555 - 2020/07/21(Tue) 20:21:58
名前にまつわる話 / 淳吉郎
初めてイギリスへ訪問した際にビツクリしたことがいくつかある。
たとえば、市内や町内や村内に存在する道路に、いちいち名前が付いていたこと。
音楽好きのみなさまでしたらおわかりでしょう。
「なんとかロード」「なんとかストリート」「なんとかレーン」「なんとかアベニュー」などなど、道に関する曲ってホントに多い。
つまりぼくらのお気に入りは生活に根差した音楽、ってことだろう。

ここ最近、日々のウォーキングがテーマの投稿文を数回、載っけている。
なぜかというと、歩いていると発見があるからだ。
どういうわけか、東海道本線がよく登場する。
先日、踏切にいちいち名前が付いていることに気づいた。
自転車と歩行者しか渡れない幅1メートルぐらいの踏切でも名付けられているんだ。
「なんとか踏切」って記されたプレートが表示されています。

地域の名称はもとより、近隣の神社仏閣や会社に因(ちな)んだ名前なのだ。
新しい星を発見すると、発見者の名前がつけられるのにそれはちょっと似ている。
たぶん日本全国くまなく探せば、妙ちくりんな踏切名があるんじゃないかな。
でも、おそらく、すでに、確実に、タモリ倶楽部で特集されてそうだ(笑)

そういえば、リバプールの空港は「リバプール・ジョンレノン・エアポート」だった。
ビートルズじゃなくてジョンってところが不思議。
実際に空港を利用して、その場で看板を見てそのことに初めて気づいたとき、わたしはたまげた。
たまげたと同時に、他の三人の胸中を推しはかりました。

B.G.M.「中島みゆき/私の声が聞こえますか」
1976年発表のファースト・アルバム。
最後に収録されている『時代』という曲があるから、このアルバムがキリッと引き締まっていると思う。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★
THE SLICKSの次のライブです。

7月25日(土)
《I’m Just A Dreamer》
場所;浜松キルヒヘア
開場/開演;18:00/18:30
前売/当日;2000円(1d 込)
出演;
UP-TIGHT
stacru
マッスルNTT
THE SLICKS

・入場の際、マスクの着用をお願い致します。
・体調の優れない方はご来場をお控えください。


写真:左上の「LONDON AZ」というのは冊子サイズのロンドン市街地図兼道路地図です。
野良猫が行進をするような細い路地にいたるまで、ロンドン中のすべての道路に名前がふってあるんだ。

No.1553 - 2020/07/14(Tue) 23:04:44
週末日記 / 淳吉郎
4日(土)は浜松キルヒヘアへライブ観戦。
プジャリ企画「FIRST! LAST! ALWAYS! VOL.14」
出演順にN.I.W.A.、BEATSEEKER、TOWEL、WHIZZ、BLONDnewHALF。
出演者もお客さんもキルヒヘア自体も「お久しぶり〜」な感じだったが、ライブが始まったら今までとおんなじ「イェーイ!」な感じに戻ってた。
全バンド、全開バリバリな演奏。サイコー。
最後に出演した神戸のBLONDnewHALFは初めて観たんだけど圧巻だった。

たとえば「自由」とか「政治に参加する」という言葉に対し、捉え方や考え方はひとそれぞれです。
おんなじように「パンク」というものの捉え方も、おそらくひとそれぞれだと思う。
BLONDnewHALFというバンドは、ぼくにとっての「パンクそのもの」でした。
プジャリ、おつかれさまでした。ありがとう。

そして、現在の状況下のなか「ライブを企画する」「ライブを演る」「ライブを観に行く」という行動に対しても、それぞれの捉え方やスタンスがあるんだろう。
100人のギター弾きに100通りのジョニーBグッドの弾き方があるように。
それは、どれが正しいとか、どれがまちがってるって話とは、ちょっと違うんだ。
もちろん共鳴できない場合もあるよ(笑)

実は4日、東京下北沢のライブハウスでシーナ&ロケッツも久しぶりのライブを演った。
入場者数を限定したライブは生中継有料配信もするというニュースを数日前に知った。
7月末日まで繰り返し再生可能とのことで、チケットを購入し、5日(日)に生まれて初めてとなる有料配信を体験した。
やっぱりシナロケが新しい扉を開けてくれた!

数台のカメラでのライブ映像だった。
生配信のため当然ながら無編集だったのだが、図らずもそれはシナロケが持っている「ライブ・ダイナミズム」をいかんなく放出させることになっていた。ワオっ!
わたしは目を皿のようにして一部始終を凝視した。
みるみるうちに皿の上にはロックンロールの活け作り(いけづくり)がテンコ盛りさ。
もちろんわたしはそれを真空パックにして、ロックンロール・ハートの真ん中に保存しました。

ライブの一番最後にメンバー紹介があった。
鮎川さんが紹介してゆく。
ベースの奈良さん、ドラムの川嶋さん、ゲスト・ボーカルの鮎川家末娘のルーシー、そして最後が鮎川さんご自身の順番。
「ナラぁ! カワシマぁ! ルースィーっ! あゆまこっ!」
えっ!? 俺は驚愕した!

6月22日の投稿文、それは中村家の炊飯器が3年の寿命を終えて天に召された文章だ。
毎回、長文を執筆しているぼくの代わりに、その日は炊飯器さん(女性)が代筆してくれた貴重な投稿文である。
こともあろうにその日、彼女はポール・ウェラーのことを「ポルラー」、鮎川さんのことを「あゆまこ」って呼べばいいらって記しやがった。
投稿文に気づいた俺は彼女にげんこつをくれてやろうと思ったが、時すでに遅し。
彼女は「連絡ごみ」として浜松市の処分場に送られていたのさ。
だがしかし、彼女の失礼な置き土産「あゆまこ」、それを鮎川さんご本人が下北沢から発信した!
炊飯器の遺言が現実になった!

ロックンロール(と炊飯器)はいつでもぼくたちに夢を与えてくれる、という話でした。

B.G.M.「PAUL WELLER/IN ANOTHER ROOM」
ポルラー(失礼)の新作シングルを友人クワケンのお店、ソーン・レコーズで購入。
うん、すごいシングルだ。
彼が持ち続けている姿勢を俺は支持します。
新作アルバム、どんなだろう。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★
THE SLICKSの次のライブです。
静岡騒弦の前店長であり、現在ガングリフォンその他で活躍中のしげちゃん企画に出演が緊急決定しました。うれしー!

7月25日(土)
場所;浜松キルヒヘア
開場/開演;未定
前売/当日;1500円(1d 別)
出演;stacru , マッスルNTT ,
THE SLICKS , and more

No.1552 - 2020/07/07(Tue) 00:10:26
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