THE SLICKS BBS

ザ・スリックスのライブ予定です。

2024/4/6(土)浜松TEHOM
the 1970 presents《THE KNOCKERS 名もないツアー2024》
OPEN 18:00 / START 18:30 CHARGE \2500(+1Drink)
【出演】
the 1970
THE KNOCKERS
the SCOOTERZ
BEATSEEKER
THE SLICKS
【DJ】
MASA68


4/20(土) 浜松ダイダイ
O/S 18:30/19:00 前売/当日 2500円/3000円 (+1drink)
【出演】
MAMORU&The DAViES TRIO
IDOLS
アジャラカモクレンズ
THE SLICKS










ギの字とアの字にまつわる話 / 淳吉郎
きみはアルファ米を食べたことがあるかい。
きみはアルファ米を調理したことがあるかい。

ぼくが初めてエレキギターを手にしたのは15歳の秋。高校1年生の2学期が始まったころでした。ギター教則本もいっしょに購入。
ギターを持ちながら、教則本が指図するまま弾く。ぼくはまるで教則本のイエスマンさ。でも、まったくわからない。ギターのギの字もわからなかった。

しばらくしたある日、ギターを買った楽器屋のお兄ちゃんが自らが先生となる格安授業料なギター教室の提案をしてくれた。もちろん参加。ようやく楽器屋所有のアンプでギターをぎゃん♪って鳴らした。お兄ちゃんがギターを弾くにおけるいろんなポイントをわかりやすく教えてくれた。ギターのギの字がなんとなくわかってきたんだ。やったー!

12月2日(日)は自主防災隊の防災訓練。
その1週間前の11月25日は事前準備と打合せ。なんと、その場で当日の訓練参加者全員に配布するアルファ米に同封する調理方法の説明書作成を自治会長から委託された。マジか、マジか、マジか。マジカルミステリー・ツアーがいきなりスタートです。だって、おいらはこの星に生まれ落ちて51年と10ヶ月間、アルファ米を調理したことは一度もないんだ。それは「ギターを持ったこともないのに教則本を書け」というのにちょっと似ている。エレキギターがアルファ米に変わった!

11月26日から28日にかけての3日間、夕食はジュンキッチー調理のアルファ米メニュー。お米メーカーが添付した作り方説明書を参考にして自分でやってみた。そうじゃないと誰にでもわかる生きた説明書は書けないからね。あの日の楽器屋のお兄ちゃんのギターの教え方とおんなじように。

3日間の調理でポイントがわかり、さっそく説明書を作成。自治会は年配の方も多いからA4用紙に大きく、そして濃い文字を使って短い文章で執筆。イラストも入れて。完成した説明書を読みながら「うん!傑作の誕生だ!」我ながらそう思ってしまいました。俺がスリックスの新曲を作るたびに口走ってしまうように(笑)。

前述のとおり2日(日)は防災訓練。役員のわたしは午前4時半起床。5時半から会場設営等の下準備。6時10分から訓練スタート。8時30分過ぎに訓練終了。そして、ジュンキッチー作成説明書付きのアルファ米を200名を超える訓練参加者全員に配布。ライブ終了後にソノシートを無料配布した80年代中期のいくつかのバンドみたいに配ったのさ。

みなさんはもう調理してくれたのだろうか。俺がギターのギの字をなんとなくわかったあの日のように、アルファ米のアの字をなんとなくでもわかってくれたらうれしいです。

きみはアルファ米を食べたことがあるかい。
きみはアルファ米を調理したことがあるかい。
きみはアルファ米の説明書を書いたことがあるかい。

ギの字とアの字にまつわる話でした。

B.G.M.「伊東ミキオ/TRY AGAIN」
防災訓練当日の夜からぼくの友人主催によるロックンロール・ピアノ弾き:伊東ミキオさんのライブが浜松市内であった。あいにく防災訓練の反省会があったためぼくはライブを断念。観に行った家内が買ってきた盤です。聴いたけど、いいね。いいね。いいね。すばらしいです。
もしピアノが弾けたなら、って個人的にくやしい気持ちになっちゃいます。

【役員業務終了の日まであと118日】

☆★☆★☆★☆★☆★
今後のスリックスのライブ予定です。

☆1月13日(日)浜松キルヒヘアで
詳細後報します。

No.1431 - 2018/12/03(Mon) 23:34:58
11月23日〜25日 その?A / 淳吉郎
☆24日はカウントダウン完了の翌日であった。矢吹ジョーみたいに灰になってしまったのかどうかはわからぬが、まぎれもなくグッタリと午後3時過ぎまで過ごした。レコードも流さずに部屋で聞こえるのは時計の針がカチカチと時を刻む音とネコの声。にゃあ。
午後4時過ぎからわたしはよみがえった。自治会活動です! ビックリ・マークが付いてしまうなんて、いつの間にか生きがいみたいになってしまってるふしが見受けられます、客観的に自分を観察しても。このように人間というのは実に危険な生き物なのです。武器をあんなに否定していたヤツが気づけば当たり前のように銃を構えてるかもしんないのさ。あなたかもしれないしぼくかもしれない。

☆そして、ここでも再びカウントダウン。午後6時半からフォノシックス・フクちゃん企画が浜松G-SIDEであるのさ!午後6時にようやく帰宅。そのままクルマでG-SIDEにスッ飛んでった。ああ、宇宙戦艦ヤマトだったらワープできたのに。

☆6時半ジャストに店到着。間に合った!やがてライブがスタート。出演順にPHONOSICS、NORTH WEST、FLORIANS、BEATSEEKER、THE TWEEZERS。
パンク、パワーポップ、そしてロックンロール。足をフミフミ踏み鳴らすにはもってこいのミュージック。腰とお尻をぷりぷり振るにはうってつけのミュージック。腕をフリフリ振り上げるにはばっちりなミュージック。釘を打ち込むかなづちのように頭をガンガンするにはぴったりなミュージック。
全バンド、超サイコーなライブだった。くやしい気持ちでライブを観ちゃったりして。フクちゃん、企画お疲れさまでした。ありがとう。

☆25日は23日のカウントダウンに対する翌々日だが、上述の通り現実的には2日間連続のカウントダウンだったので翌日と表記させてください。
この日も午後1時過ぎまでジャズを聴きながらダラダラと過ごした。そして午後2時からわたしの背筋がシャキーンと伸びた。身長が3メートルになっちゃったかと思ったぜ。今から自治会の自主防災隊業務です! やべっ!またビックリ・マークを使ってしまいました。

☆この日もカウントダウンなのだった。キルヒヘアで23日から開催中のイベント《…go blank》の最終日が午後6時半からあるのさ。
なんとか無事に防災隊業務を終えて開演時刻に間に合った。キング・オブ・カウントダウンとはこの俺のことさ!なんやそれ。

☆ライブがスタートした。出演順にタオル、N⊥K 、庭、camisole、BOKUGO。
ネコは道路に面したブロック塀の上を歩くのが似合っている。犬はもらった骨ガムを一気に食べず砂の中に隠してまた掘り出すのが似合ってる。亀は水面から上がってきて岩の上にたたずみながらお日様の光で甲羅干し(こうらぼし)するのが似合ってる。野生のリスは林の近隣にある電線の上をスタコラ走ってくのが似合ってる。
全出演者、キルヒヘアの雰囲気にぴったり似合ってる方々ばっかりでサイコーにおもしろかった。秘密少年シータくん、3日間の企画、ホントにおつかれさまでした。ありがとう。

そしてわたしは月曜日からのなんやかんやに向けてまたしてもカウントダウンを始めてしまったのです。あちゃぁ〜〜〜。

B.G.M.「WRECKLESS ERIC/THE WONDERFUL WORLD OF WRECKLESS ERIC」
パブロック界隈で語られることが多いレックレス・エリック。もう、とんでもなく(飛んでもなく)ブッ飛んだすばらしいポップ・ミュージックだと思います。

【役員業務終了の日まであと125日】

☆★☆★☆★☆★☆★
今後のスリックスのライブ予定です。

☆1月13日(日)浜松キルヒヘアで
詳細後報します。

☆1月26日(土)岐阜キングビスケットで
詳細後報します。初めてのキンビス、うれしー!

☆2月17日(日)豊橋アヴァンティで
〜AVANTI presents〜 
open 18:00 / start 19:00
前売 1,500円 当日 1,800円 (共に1drink付)
出演 Scramble / brocks / アオナソルト / THE SLICKS

☆5月11日(土)自主企画予定中

No.1430 - 2018/11/27(Tue) 23:24:56
11月23日〜25日 その?@ / 淳吉郎
☆幼少の頃から漫画、テレビ・アニメーション、映画等をそんなに多くは見ていません。それでも宇宙戦艦ヤマト放映終了間際の【人類滅亡まであと○○○日】というシーンはよく覚えている。脳裏にチカチカと焼きついてる。
そう、その時代からぼくらの体内には“カウントダウン”という機能がすり込まれているに違いありません。

☆今年の6月中旬に友人からイベントの出演依頼を受けた。11月23日から25日にかけての3日間、キルヒヘアで3DAYSのイベントを企画してるという。3日間の個人イベントにビツクリ、そしてなによりもその日程に胸がキュンキュン。「メンバーに訊いてみます。個人的な希望は23日!シナロケがデビューした日でありシーナの誕生日だからね」。メールを送るとふたつ返事でメンバーふたりとも快諾してくれその日の出演が決まった。やったー!

☆その時点ですでに8月からのレコーディングは決まっていて、できれば11月23日か2月14日(シーナの命日)に発売したいと考えていたのです。だからグッタイミンとはこの事。ライブが11月23日に決定した時点で同日アルバム発売へのカウントダウンが始まったんだ。宇宙戦艦ヤマトがスリックス音源に変わった!

☆上記の通り23日(金)はライブを演った。himitsusyounenθ企画《…go blank》。全5バンド出演。
トップはNowhere-s LINE。90年代後半のレディオヘッド等の英国ロックが持つポップだけどちょっぴり重い雰囲気の楽曲を日本語で演るバンド。この日はベースを友人:キラちゃんがヘルプで担当。見事にバンドにフィットしていた。
2番目はピロヂ☆ハンズボン。いわゆる宴会芸スレスレのところでライブを演る彼のスゴいとこはロックを好きなのがしっかり伝わるところだと思う。これはできそうで、なかなかできないんじゃないかな。
3番目はTHE SLICKS。「音源発売日だから、いつもより気合いを入れよう」とぼくは思わなかった。どんなライブでも気合いを入れるのは当たり前なので。でもキメようとは思っていた。そして、ぶっちゃけた話、自分のバンドの弱さを実感したんだ。だから次のライブが楽しみでしょうがないのです。
4番目はLIFE BOTANICAL。隣街:豊橋からのインストバンドだった。初めて観たけど素晴らしかった。アンサンブルが響いていた。いいなあ。
最後は太田やじのすけ。アコギでブルースやらジャグやらのカバーやオリジナルを演る方。以前から知ってはいたけどこの日、初めてタイバンをし、会話もした。ライブは円熟味あふれるエロおやじの演奏だった。どんなほめ言葉だ(笑)。

集まってくれたたくさんのお客さん、ありがとうございました。そして誘ってくれた秘密少年シータくん、どうもありがとうございました。企画おつかれさまでした。
音源もたくさんの方が購入してくれました。ありがとう。ザ・スリックスの最新盤はどんな感じでみんなのアソコに響いているんだろう。

B.G.M.「DR FEELGOOD/FAST WOMEN SLOW HORSES」
ビショップスのギター担当:ジョニー・ギターが参加したアルバム。カッコいいね。

【役員業務終了の日まであと126日】

☆★☆★☆★☆★☆★
今後のスリックスのライブ予定です。

☆1月13日(日)浜松キルヒヘアで
詳細後報します。

☆1月26日(土)岐阜キングビスケットで
詳細後報します。初めてのキンビス、うれしー!

☆2月17日(日)豊橋アヴァンティで
〜AVANTI presents〜 
open 18:00 / start 19:00
前売 1,500円 当日 1,800円 (共に1drink付)
出演 Scramble / brocks / アオナソルト / THE SLICKS

☆5月11日(土)自主企画予定中

No.1429 - 2018/11/26(Mon) 22:56:53
ザ・スリックス音源発売!うおぉ〜! / 淳吉郎
8月中旬からのぼくの投稿文でたびたび記していたバンドのレコーディング。
その音源がようやく完成しました。うおぉ〜!

11月23日のキルヒヘアでのライブから発売します。
音源と同時に38ミリ径のバッジも2種類作りました。
音源は10曲入りで1500円、バッジは1個200円です。

音源購入の方にはご希望のバッジどちらか1つをお付けします。
もちろん遠方の方にも通販にて対応いたします。
ぼくやメンバーのPCや携帯アドレスをご存じの方はそちらへのメールでもかまいませんしSNSでのメッセンジャーやスリックスHPからのご連絡でも対応いたします。

みなさん、ご購入よろしくお願いします。
ギター弾きの唄がここから響いてます。

THE SLICKS/淳吉郎、淳三郎、スカ

☆★☆★☆★☆★☆★
この日から発売!うおぉ〜!

☆11月23日(金)
浜松キルヒヘア himitsusyounenθ企画《…go blank》
O/S 19:00/20:00 A/D 共に2000円(1d付)
出演:
Nowhere-s LINE
LIFE BOTANICAL(豊橋)
太田やじのすけ
ピロヂ☆ハンズボン
THE SLICKS

DJ
ヘッドホンいらず
Mr.チューインガム

No.1428 - 2018/11/19(Mon) 20:24:41
小春日和日記 / 淳吉郎
☆11月16日(金)。みけんにシワを寄せたボブ・ディランみたいな顔つきで職場から帰宅すると、愛猫ミックくんがこう言う。
「よう!ジュンキッチーおかえり。ここ最近の顔つきはやけにディランづいてるじゃんか。今日なんかまるでディラン1990年発表の『アンダー・ザ・レッド・スカイ』のジャケ写の顔だに」
「いやいやミック、あのアルバムの裏ジャケじゃあなぁ、ディランがどっかの家の玄関先に座ってるだに。あの写真でディランは白いナイキのハイカット・シューズ履いてんだよ。最初にそれ見たとき、あ〜彼もナイキを履くんだ、って感心したのを覚えてるよ」。
そんな音楽話をしてると1週間のうちに発生した職場でのあれやこれやはまるで海のモクズとなって消えてしまう。そう、週末がスタートしたのです。

☆その日は浜松キルヒヘアに向かった。名物イベント「上空の中村」に音楽仲間の路ちゃん(Gt.&Vo.)とアカネちゃん(Dr.&Vo.)ふたりからなるグループ:なまこが出演。今回はベースとしてスリックスの初代Ba.でもあるキラちゃんが出演とのこと。
なまこはおもしろいグループで歴史上の出来事や昔話をモチーフとして語りと舞(まい)などのパフォーマンス、そして演奏を織り交ぜながらライブをするスタイル。今回は豊臣秀吉時代の鬼にまつわる話だったが、今回もおもしろかった。なまこはいい意味で「キチンと」やらずに「どこかユルっと」やってる(なってしまう?)ところがすごくいいと思う。共演したほかの2つの方々もいいライブだった。終電で帰宅。

☆17日(土)は浜松G-SIDEへ。THE 原爆オナニーズとTHE STAR CLUBのライブ。この2バンドのツーマンがまさか浜松で行われるとは! そんな感じ。
男や女はどうあるべきか。イヌやネコはどうあるべきか。ブルースとはなにか。ロックとはなにか。人類が今も昔も問い続けてるそのようなたくさんの言葉とおんなじ列に「パンクやモッズとはなにか。どうあるべきか」という言葉があります。答えはないのだろう。もしあったとしても時代とともに変わってゆくのかもしれない。だから先に述べた言葉たちはいつの時代でも存しているのでしょう。
ふたつのバンドの強烈なライブを見終えて、ぼくの中にあるその言葉「パンクとはどうあるべきか」の答えみたいなものがG-SIDEの暗い空間にふわふわと浮かんでいたんだ。いい夜だった。

☆18日(日)の午前中は浜松市内のギャラリーへ絵画鑑賞。
いつだったか自治会長宅へ伺った際、玄関内にドでかい油絵キャンバス画があって、それはそれは強烈な画風だった。訊くと奥様の作品とのこと。この日はそんな彼女が属する絵画グループの作品展なのだ。計16名の作品が30枚以上展示されていた。玄関画を見ていたのであらかじめ想像はついてたが、どれもこれもいわゆるブッ飛んだ作品ばかりだった。対象物をそっくりに描くのではなく画家の中の心象風景としてキャンバスに叩きつけた感じ、と言えばいいだろうか。大きさもキャンバス100号(162センチ×130センチ)以上の巨大作ばっかり。【圧巻】という言葉はこの日の、このギャラリーのために存在してるのでは、と思っちゃった。刺激を受けまくり。その日の午後は自治会活動をちょろり。気に掛けていた案件のひとつが解決しひと安心。そして日曜日の陽が暮れていった。

週末はどちらもあたたかな陽光がふりそそぐ、絵に描いたような小春日和でした。

写真の中の下の赤字が今回、物販で購入のタオル。お値段300円!
この値段設定はクラッシュが『ロンドン・コーリング』を発売したときに2枚組だけどできる限り1枚の値段に近づけて設定した逸話に近いモノを感じる。上の使いまくってる青字タオルと比べたら字体のフォントがちょっぴり変わっていて、そんなとこもうれしい。

【役員業務終了の日まであと133日】

☆★☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブはこちら。いよいよ近づいてきました。祝日です。みなさん来てね〜!

☆11月23日(金)
浜松キルヒヘア himitsusyounenθ企画《…go blank》
O/S 19:00/20:00 A/D 共に2000円(1d付)
出演:
Nowhere-s LINE
LIFE BOTANICAL(豊橋)
太田やじのすけ
ピロヂ☆ハンズボン
THE SLICKS

DJ
ヘッドホンいらず
Mr.チューインガム

No.1427 - 2018/11/18(Sun) 17:54:17
某日日記 / 淳吉郎
☆11月某日、土曜日。わたしは午前5時半起床。就業無用なサタデーなのに、そんなに早起きしてどーすんの、だって?いや、その日は特別な土曜日だったんだ。静岡空港から午前8時40分発のフジ・ドリーム・エアラインズの飛行機に乗って福岡へ。福岡県立美術館で11月11日まで開催の『第15回山部“YAMAZEN”善次郎絵画展:羽の生えたJIG-SAW PUZZLE』に行くのさ。

☆定刻に飛行機は離陸しました。わたしの日々の生活は地面に足をつけながらすりすりと過ぎてゆく。毎日の美味しいごはんは地面からすくすくと育ち、やがて実をつけて、幸運にも我が家の食卓に運ばれてくる。平日にジダンダ踏みながら働いてるその場所はあいもかわらずその地面にある。サイコーなロックンロールが流れてるライブハウス、ぼくの部屋、そしてバンドの練習スタジオはいっつも地面にある。
そうです!飛行機に乗って空中に舞い上がるというのは異次元な空間。もう、いろ〜んなことからおさらば。そんな感じかな。そんでもって、飛行機はぼくがず〜っと音楽活動し続けてる中での個人的な聖地でもある場所:博多に向かってるのさ!

☆あこがれの聖地:博多が近づいてきました。俺は座席から立ち上がりその土地に向かって一礼をしようと思った「博多どの、おひさしゅうございまする。せっしゃこのたび、その地面を踏みたくて参りました次第でございまする」って。その瞬間、客席乗務員、いわゆるスチュワーデス、のお姉ちゃんが濃いアイラインと真っ赤なルージュを引いたクチビル、という絵に描いたようなスチュワーデス的かわいいお顔でこう言った「まもなく福岡空港に着陸いたします。どなたさまもシートベルトを着用してください」。
一礼できなかった俺はシートベルトをしめた座席に座りながら、両の手のひらを握りしめ小さくちいさくガッツポーズ「ひさしぶりの博多だぜ!」。

☆午後1時半過ぎに福岡県立美術館へ。山善さんと再会の抱擁「ジュンキチロー来たと?」「はいっ!」。彼から最近の絵の描き方についてのお話をうかがった。そして、展覧会の絵をじっくりじ〜っくり観ていった。その中で、とある絵が出てきた「あ〜なるほど〜山善さんがさっき言ってたことがすべてこの絵に出てる!」。
例えるならば、どんなにデコレーションされたケーキよりも必要最小限でいい味を出してるケーキの方が素晴らしい、ってことなんです。でもこれは絵やケーキに限らず、どんなことにも当てはまると思うけど。もちろん、バンド・サウンドにおいてもね。この世の中はくだらんものが多すぎるってことさ。

☆11月某日、日曜日。午後1時過ぎにあこがれの場所から我が家に帰還したわたしはコンビニエンス・ストアーで購入したミックス・サンドイッチと無糖コーヒーを腹に押し込むと再び外出。浜松のライブハウス:窓枠へ。友人が参加してるバンド、SANDYとThe Three Ball Charlyがライブするんだ。
サンディもスリー・ボール・チャーリーもぼくと同世代のひとたちが往年のロック・ナンバー・カバーを演っているバンド。どちらもぼくが大好きな音楽を演ってるから聴いててノリノリになっちゃった。実はスリー・ボール・チャーリーのライブは今回が初めて。でもストーンズとデヴィッド・ボウイのカバー選曲が秀逸でビツクリした。
うん、いるとこにはいるんだ。そう思った次第。やっぱり地面は続いているのです。

B.G.M.「MARTIN CARTHY/SWEET WIVELSFIELD」
博多の老舗レコード・ショップで購入。すばらしい音楽。あたらしい扉が開いちゃった。

写真は博多の夜に福岡在住の友人と飲み喰いして最終的に打上げで寄ったバー:JUKE JOINTの内装。シーナの両サイドは山善さんの絵です。
店内に7インチ・シングルレコードのJUKEBOXがあってぼくはリクエストをしました。シナロケの1stシングル『涙のハイウェイ』とルースターズの1stシングル『恋をしようよ』。こんな出来事が博多では普通に実現できるんだ。

☆★☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

☆11月23日(金)
浜松キルヒヘア himitsusyounenθ企画《…go blank》
O/S 19:00/20:00 A/D 共に2000円(1d付)
出演:
Nowhere-s LINE
LIFE BOTANICAL(豊橋)
太田やじのすけ
ピロヂ☆ハンズボン
THE SLICKS

DJ
ヘッドホンいらず
Mr.チューインガム

No.1426 - 2018/11/12(Mon) 00:38:28
ミニとロックンロールにまつわる話 / 淳吉郎
☆アマチュアながらも音楽活動を続けている。答えはないけども続けてる。そもそも問いがないのだから答えはないのだけども。
わたしが『ない』を『無い』と表記しないのは、音楽活動というのは「音を鳴らし続ける」ことであり「物質的に存在してる」ことではない、って考えてるからです。この世界から戦争がなくなればいい。この世界から武器が無くなればいい。そんな感じにちょっと近いかも。

☆アマチュアながらも音楽活動を続けている。今までいろんな場面でライブを終えたあとにお客さんから声を掛けてもらってる。
「いやぁ〜バンドっていいですよね」
「あ、ありがとうございます。あなたもバンドを演ってらっしゃるんですか」
「いえいえ、でも若い頃は演ってたんですけどね」
「あ〜〜〜」
いつか、そのひとが音楽活動を再開する日が来ることを願っちゃうのさ。

☆11月某日。浜名湖畔にあるイベント・スペース:渚園(なぎさえん)に出かけた。『ジャパン・26th・ミニ・デイ』。英国発祥の名車:ミニの全国規模なミーティングです。そのイベントのライブ・コーナーに静岡県東部を中心に活動する友人のバンド、TRES(トレイス)が出演するとの情報をキャッチしたからだ。

☆13時半に彼らのライブが始まった。トレイスはルーツ・ロックンロール・ミュージックに根ざしたニッポン語の自作曲を演奏するGt.&Vo.とBa.とDr.によるスリーピース・バンド。はい、ぼくのバンド:ザ・スリックスとおんなじです。この日もサイコーなライブを演ってくれた。友人ですが実はトレイスとスリックスは共演したことがないんだ。いつかライブを一緒に演れたらいいなあと思った次第。

☆渚園のフィールドや駐車場やそこかしこにミニが在してた。いろんなミニを観察しました。
ミニというのは大人のおもちゃだと思う。いろんなパーツがあって、それをオーナーそれぞれが自分の好き勝手に改造してオリジナルのミニにしてゆく。そして、それを世間に対して発散してゆく「オレのほうがカッコいいだろ」って。ミニというのはそんなクルマ。そう思います。うん、それは、まるで、ロックンロールとおんなじじゃないか!

B.G.M.「THE MODS/TOMORROW NEVER COMES 」

写真:渚園のゴミ収集用と思われるリヤカーとミニのみなさん。
実はぼく、20代初めから30代後半までミニに乗っていたんです。
そんなオレに対してやつらが問いかけてきたんだ。
「あなたもミニに乗ってますか」
「いえいえ、若い頃は乗ってたんですけどね」
「あ〜〜〜」
いつか、ぼくがミニ活動を再開する日が来ることを願わずにいられないのさ。
素晴らしいメンバーに恵まれた今もサイコーだけど、俺にはロックンロールがまだ足りないんだ!

【役員業務終了の日まであと147日】

☆★☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブはこちら。

☆11月23日(金)
浜松キルヒヘア himitsusyounenθ企画《…go blank》
O/S 19:00/20:00 A/D 共に2000円(1d付)
出演:
Nowhere-s LINE
LIFE BOTANICAL(豊橋)
太田やじのすけ
ピロヂ☆ハンズボン
THE SLICKS

DJ
ヘッドホンいらず
Mr.チューインガム

No.1425 - 2018/11/04(Sun) 23:50:10
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