はじめまして。 方べきの定理についての質問です。 さっそく画像にてお願いいたします。 PA:PB=PC:PDの公式はわかるんですが、これでいくとどの角がA,B,C,Dだかわかりません。 こういう問題はどうすればいいのですか?
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No.11635 - 2010/09/20(Mon) 14:06:36
| ☆ Re: たすけてください(;一_一) / X | | | 例1) 長さ2,3の線分のPと反対側の端点をA,C (A) 長さ4,xの線分のPと反対側の端点をB,D (B) として△PAC,△PBDを作ってみます。 (図を描いてみましょう) すると円周角により △PAC∽△PBD であり、対応する辺の比により >>PA:PB=PC:PD (C) が成立しています。
上の場合はあくまで例の一つであり 長さ2,3の線分のPと反対側の端点をB,D 長さ4,xの線分のPと反対側の端点をA,C として△PAC,△PBDを作ってもよい(図を描いてみましょう) ですし、或いは 長さ2,xの線分のPと反対側の端点をB,D 長さ3,4の線分のPと反対側の端点をA,C と取って△PAC,△PBDを作っても(図を描いてみましょう) やはり成立します。
更に(A)(B)のように点A,B,C,Dを取って 今度は例1とは異なり、△PAB,△PCDを作ってみます。 (図を描いてみましょう) するとやはり円周角により △PAB∽△PCD であり、対応する辺の比の関係により PA:PC=PB:PD これは(C)とは異なりますが方べきの定理です。
以上長々と書きましたが、この定理は補助線を加えて 相似な三角形を作り出すことで導き出されます。 ですので定理の等式を丸呑みにして >>どこがどの点になる という視点ではなくて、 1)相似な三角形がどこにでき、 2)2つの三角形を比較したときに対応する辺はどことどこか という視点で考えてみましょう。
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No.11638 - 2010/09/20(Mon) 16:03:14 |
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