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記事No.15854に関するスレッドです
★
(No Subject)
/ PUCA
引用
xyz空間内の原点O(0, 0, 0)を中心とし、点A(0, 0, -1)を通る球面をSとする。Sの外側にある点P(x, y, z)に対し、OPを直径とする球面とSとの交わりとして得られる円を含む平面をLとする。点Pと点Aから平面Lへ下した垂線の足をそれぞれQ,Rとする。このとき、PQ≦ARであるような点Pの動く範囲Vを求め、Vの体積は10より小さいことを示せ。
No.15847 - 2011/11/13(Sun) 18:40:36
☆
Re:
/ ヨッシー
引用
3点A,O,P でこの2つの球を切った断面を考えます。
このとき改めて、OAをy軸、Aを(0,-1) とし、原点を通って
y軸に垂直な直線をx軸とします。
Pの座標を(x,y) とすると、Pをy軸周りに回転させた円周が、
実際の空間座標上でのPの存在範囲になります。
球面Sの断面は、x^2+y^2=1 であり、P(xp, yp) とすると、
OPを直径とする球面の断面は
x^2−xpx+y^2−ypy=0
であるので、平面Lの断面である直線は、
xpx+ypy−1=0
となります。
この直線と点Pまでの距離PQは
PQ=|xp^2+yp^2−1|/√(xp^2+yp^2)
Pは球Sの外側にあり、xp^2+yp^2>1 なので、
PQ=(xp^2+yp^2−1)/√(xp^2+yp^2)
一方、点Aからの距離ARは
AR=|−yp−1|/√(xp^2+yp^2)
PQ≦AR より
xp^2+yp^2−1≦|−yp−1|
yp≧−1 のとき、
xp^2+yp^2−1≦yp+1
より
xp^2+(yp-1/2)^2≦9/4
yp<−1 のとき
xp^2+yp^2−1≦−yp−1
より
xp^2+(yp+1/2)^2≦1/4
これより、Pの存在範囲を図示すると、下のようになります。
これよりPの存在範囲は、点(0,0,1/2) 中心、半径3/2 の
球の内部で、
球Sの外部になります。
大きい球の体積は
(4/3)π(3/2)^3=9π/2
球Sの体積は4π/3 なので、
9π/2−4π/3=19π/6<10
となります。
No.15854 - 2011/11/13(Sun) 20:44:52