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記事No.17379に関するスレッドです

図形と方程式の軌跡 / なっち 学年は新高2
(1)座標平面上の原点に点Aが固定されている。2点B、Cが以下の条件を満たしながら動くとき、点Bの軌跡を求めなさい。

条件:3点A、B、Cは∠Aが直角である直角二等辺三角形で、点Cは(0,10)を中心とする半径1の円周上を動く。

(2)(1)で原点に固定されていた点Aを、原点を中心とする半径1の円周上で動かすとき、点Bの軌跡を求めなさい。

(1)でB(x,y)、C(cost,sint+10)とおいてAB:AC:BC=1:1:√2の連立方程式を解こうとしたんですが無理でした。Cが円周上を動くときBも何かの円周上を動くような気がするんですが、どうやって示せばいいのかわからないです。教えてください。よろしくお願いします。

No.17372 - 2012/04/11(Wed) 16:14:42

Re: 図形と方程式の軌跡 / ヨッシー
点Cを点Aを中心に90°回転させると点Bになります。
点(x、y)を原点周りに90°回すと(−y,x)または(y,−x)になります。
前者が反時計回り、後者が時計回りです。

点Cを(cost,sint+10) とおくと、
反時計回りの場合
 点Bは(x,y)=(−sint−10,cost) と書け、
 sint=-x-10,cost=y より
 (x+10)^2+y^2=1 という円になります。
時計回りの場合
 点Bは(x,y)=(sint+10,−cost) と書け、
 sint=x-10,cost=−y より
 (x−10)^2+y^2=1 という円になります。

No.17375 - 2012/04/11(Wed) 22:24:16

Re: 図形と方程式の軌跡 / なっち 学年は新高2
御回答ありがとうございます。

>点(x、y)を原点周りに90°回すと(−y,x)または(y,−x)

これは二直線の垂直条件が傾きの積=-1なので、y/xの傾きと積が-1になるものを考えると、それは-x/yまたはx/(-y)のどちらかになるからということでしょうか?それとも公式なんですか?

(1)の解き方はよくわかりました。(2)ですが、(1)でわかったことは、線分の片方の端が円周上を動くならもう片方の端も円周上を動くということなので、Aを円周上で動かしたら(1)で考えた円全体がやはり何かの円周上に沿って動くのでしょうか?AもCも動くので、どういう図を描けばいいのかわからないです。こちらの方も教えていただけないでしょうか?お願いします。

No.17377 - 2012/04/12(Thu) 02:05:20

Re: 図形と方程式の軌跡 / _
:傾きの積が-1
たとえば回転角が45°などであれば巧く行かなかったところですが、この問題の場合はその考え方でも合っています(ただし、原点からの距離に関する考察もお忘れなく)。

一次変換を習っていれば、回転行列を使って変換して機械的に処理するだけなのですが、まだ習っていないのならこう考えてみるのはどうでしょう。

原点ではない点(x,y)は、適当な実数r(r>0)、とθ(0°≦θ<360°)を用いて、(rcosθ,rsinθ)と表せます。このあたりは、C(cost,sint+10)とおけることが分かっているならすぐ理解できることと思います。

そうすると、この点を原点を中心として±90°回転させた点は(rcos(θ±90°),rsin(θ±90°))となります。あとはこれを加法定理でバラすなり三角関数の定義を考えてみるなりすれば、(干rsinθ,±rcosθ)=(干y,±x)となります。

(1)で分かったこととして挙げていることは、なかなか鋭いのですが、もうちょっと掘り下げられます。新たにできた円周の中心と半径はどのようになりますか?

そして、AもCも動くので、確かに同時に動かすと混乱します。そういうときは、1つずつ順番に動かせばいいのです。つまり、Aが定点の場合、Cはどのような軌跡を描くでしょう。そしてその後、Aが動いたらCの描いていた軌跡はどのような軌跡を描くでしょう? ということです。

こんな感じで。

No.17379 - 2012/04/12(Thu) 05:44:23

Re: 図形と方程式の軌跡 / なっち 学年は新高2
図を添えての回答をしてくださってありがとうございます。
ですがなかなか理解が進まないです^^;

加法定理は未習でしたが、少し予習してみました。これは座標を60°や30°回転させたときの座標を求めるのに利用するんでしょうか?


>新たにできた円周の中心と半径

(1)において、Aが原点にあるときはBは中心(±10,0)、半径1の円周上を動きます。Aを原点を中心とする半径1の円周上の1点(cosu,sinu)に一致するように図形全体を平行移動させると、Aが固定された状態で、Cが(0,10)を中心とする半径1の円周上を動くと、Bは(cosu±10,sinu)を中心とする半径1の円周上を動くことになると思いますが、ここから先、(1)のようなsin、cosの文字消去ができず計算がどうしても進まないです。どうしたらよいのでしょうか?教えてください。お願いします。

No.17396 - 2012/04/13(Fri) 16:18:27

Re: 図形と方程式の軌跡 / ヨッシー
まず、直角に曲がることのとらえ方ですが、
ある点Cから x方向にs,y方向にtだけ進むと、
点Aに行き着くとき、(これを (s,t) 進むということにします)
点Aから、(t,-s) または、(-t,s) 進んだ点Bを考えると、
∠CAB=90°、AB=AC となります。
これは、座標平面上で、確認できます。

ここからが(2) の説明ですが、
C(cost, sint+10) が動点で、A(cosu,sinu) が定点とします。
CからAまでは、(cosu−cost, sinu−sint−10) だけ進むので、
そこから、(sinu−sint−10, cost−cosu) または
(10−sinu+sint, cosu−cost) 進んだ点が点Bとなります。

ここでは、(sinu−sint−10, cost−cosu) 進んだ場合について
解いてみます。
点Bの座標は、(cosu+sinu−sint−10, sinu+cost−cosu)
と書けます。
これを、
 x=cosu+sinu−sint−10
 y=sinu+cost−cosu
とおいて、
 sint=−x+cosu+sinu−10
 cost=y−sinu+cosu
より、tを消去すると、
 (x−cosu−sinu+10)^2+(y−sinu+cosu)^2=1
のように、
 (cosu+sinu−10, sinu−cosu)中心で、半径1の円になります。

半径1は固定であるので、今度は、中心座標
 (cosu+sinu−10, sinu−cosu)
が、uに連れてどういう動きをするかという話になります。
これも、x=cosu+sinu−10, y=sinu−cosu より
 x+10=cosu+sinu と y をそれぞれ2乗して足してみましょう。

No.17397 - 2012/04/13(Fri) 17:09:10

Re: 図形と方程式の軌跡 / なっち 学年は新高2
大変お詳しく教えてくださってありがとうございました。無事に円の方程式が出せました。今度は幾何的な考察に挑戦してみます^^/

このたびはご親切にありがとうございました。

No.17402 - 2012/04/15(Sun) 00:03:53