(1)座標平面上の原点に点Aが固定されている。2点B、Cが以下の条件を満たしながら動くとき、点Bの軌跡を求めなさい。
条件:3点A、B、Cは∠Aが直角である直角二等辺三角形で、点Cは(0,10)を中心とする半径1の円周上を動く。
(2)(1)で原点に固定されていた点Aを、原点を中心とする半径1の円周上で動かすとき、点Bの軌跡を求めなさい。
(1)でB(x,y)、C(cost,sint+10)とおいてAB:AC:BC=1:1:√2の連立方程式を解こうとしたんですが無理でした。Cが円周上を動くときBも何かの円周上を動くような気がするんですが、どうやって示せばいいのかわからないです。教えてください。よろしくお願いします。
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No.17372 - 2012/04/11(Wed) 16:14:42
| ☆ Re: 図形と方程式の軌跡 / ヨッシー | | | まず、直角に曲がることのとらえ方ですが、 ある点Cから x方向にs,y方向にtだけ進むと、 点Aに行き着くとき、(これを (s,t) 進むということにします) 点Aから、(t,-s) または、(-t,s) 進んだ点Bを考えると、 ∠CAB=90°、AB=AC となります。 これは、座標平面上で、確認できます。
ここからが(2) の説明ですが、 C(cost, sint+10) が動点で、A(cosu,sinu) が定点とします。 CからAまでは、(cosu−cost, sinu−sint−10) だけ進むので、 そこから、(sinu−sint−10, cost−cosu) または (10−sinu+sint, cosu−cost) 進んだ点が点Bとなります。
ここでは、(sinu−sint−10, cost−cosu) 進んだ場合について 解いてみます。 点Bの座標は、(cosu+sinu−sint−10, sinu+cost−cosu) と書けます。 これを、 x=cosu+sinu−sint−10 y=sinu+cost−cosu とおいて、 sint=−x+cosu+sinu−10 cost=y−sinu+cosu より、tを消去すると、 (x−cosu−sinu+10)^2+(y−sinu+cosu)^2=1 のように、 (cosu+sinu−10, sinu−cosu)中心で、半径1の円になります。
半径1は固定であるので、今度は、中心座標 (cosu+sinu−10, sinu−cosu) が、uに連れてどういう動きをするかという話になります。 これも、x=cosu+sinu−10, y=sinu−cosu より x+10=cosu+sinu と y をそれぞれ2乗して足してみましょう。
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No.17397 - 2012/04/13(Fri) 17:09:10 |
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