またお世話になりますm(__)m
n、kは自然数で、k≪100であり、nに関する条件p、qをつぎのように定める。 条件p:nはkの倍数である 条件q:nは18の倍数である 命題「p⇒q」が真であるようなkは全部で□個ある。
解説にはkが18の倍数になればいいと書いてあったのですが、なぜそうなるかがわかりません 画像のようなベン図を書いて考えたのですが…
どなたか解説お願いします
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No.25345 - 2014/04/06(Sun) 20:53:11
| ☆ Re: / みずき | | | 命題「p⇒q」が真ということは、 「nはkの倍数である」ならば「nは18の倍数である」 が真ということですが、より噛み砕いて言えば、
nがk,2k,3k,4k,・・・と表せるとき、 その『すべて』が18の倍数である
ということです。 (よろしいでしょうか。nはkの倍数なのですから、 kも2kも3kも・・・ぜんぶnですね。)
おそらく、この「すべて」というところがつかめていないのが 納得できないポイントかと思われます。
具体例で見てみましょう。 もし、kが18の倍数なら、命題は真となりますね。
一方、kが18の倍数ではないときにどうなるか見てみましょう。 たとえば、18=2×3^2ですから、k=9の場合を見ましょうか。
このとき、nはk=9の倍数たちですから、 n=9,18,27,36,45,54,63,・・・ですね。 で、問題は、この「すべて」が18の倍数になるか、です。 なりませんね。18の倍数は含まれていますが、すべてでは ありません。
これでは、 『nがk=9の倍数ならば、nは18の倍数』 とは言えない、ということです。
よって、命題が真となるには、 すなわち、kの倍数が『すべて』18の倍数となるには、 k自身が18の倍数でなくてはいけないことが分かります。
したがって、kは18の倍数であるとき真となる(十分性)ことと、 kは18の倍数でなくてはいけないこと(必要性)から、 結局、18の倍数となるようなkを考えればよいことになります。
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No.25348 - 2014/04/06(Sun) 21:21:21 |
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