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記事No.25345に関するスレッドです

(No Subject) / ちよ
またお世話になりますm(__)m

n、kは自然数で、k≪100であり、nに関する条件p、qをつぎのように定める。
条件p:nはkの倍数である
条件q:nは18の倍数である
命題「p⇒q」が真であるようなkは全部で□個ある。

解説にはkが18の倍数になればいいと書いてあったのですが、なぜそうなるかがわかりません
画像のようなベン図を書いて考えたのですが…

どなたか解説お願いします

No.25345 - 2014/04/06(Sun) 20:53:11

Re: / みずき
命題「p⇒q」が真ということは、
「nはkの倍数である」ならば「nは18の倍数である」
が真ということですが、より噛み砕いて言えば、

nがk,2k,3k,4k,・・・と表せるとき、
その『すべて』が18の倍数である

ということです。
(よろしいでしょうか。nはkの倍数なのですから、
kも2kも3kも・・・ぜんぶnですね。)

おそらく、この「すべて」というところがつかめていないのが
納得できないポイントかと思われます。

具体例で見てみましょう。
もし、kが18の倍数なら、命題は真となりますね。

一方、kが18の倍数ではないときにどうなるか見てみましょう。
たとえば、18=2×3^2ですから、k=9の場合を見ましょうか。

このとき、nはk=9の倍数たちですから、
n=9,18,27,36,45,54,63,・・・ですね。
で、問題は、この「すべて」が18の倍数になるか、です。
なりませんね。18の倍数は含まれていますが、すべてでは
ありません。

これでは、
『nがk=9の倍数ならば、nは18の倍数』
とは言えない、ということです。

よって、命題が真となるには、
すなわち、kの倍数が『すべて』18の倍数となるには、
k自身が18の倍数でなくてはいけないことが分かります。

したがって、kは18の倍数であるとき真となる(十分性)ことと、
kは18の倍数でなくてはいけないこと(必要性)から、
結局、18の倍数となるようなkを考えればよいことになります。

No.25348 - 2014/04/06(Sun) 21:21:21

Re: / IT
kが18の倍数のとき
 k=18m (mは整数)とおけます。※以下文字はすべて整数を表します
 nがkの倍数ならば,n=ak=a18m=18amなので、nは18の倍数となります。

kが18の倍数でないとき
 n=kとすると、nはkの倍数ですがnは18の倍数ではありません。

ベン図で考えるなら
k=18,36,3,5などのとき18の倍数の集合とkの倍数の集合が
どのような包含関係になるか図を描いて考えて見てください。

No.25349 - 2014/04/06(Sun) 21:23:59

Re: / ちよ
みずきさん、ITさんありがとうございます!!
お二人の説明を読んでスッキリしました

もし機会があればまたよろしくお願いします

本当にありがとうございましたm(__)m

No.25353 - 2014/04/06(Sun) 23:09:25