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記事No.25385に関するスレッドです
★
(No Subject)
/ tt
引用
連続ですいません。
2-5の問題です。
この問いで、pqの存在を仮定する⇒pqはただ一つに定まる
という答案はありでしょうか?なんか気持ち悪いのですが、、
No.25385 - 2014/04/08(Tue) 16:08:48
☆
Re:
/ みずき
引用
「なし」だと思いますね。
『〜を満たす有理数p,qの組がただ1組存在する』ことを
証明するには、
(?@)『〜を満たす有理数p,qの組が存在する』
(?A)『1組しか存在しない』
の2点を示す必要があります。
ttさんが書かれた
「pqの存在を仮定する⇒pqはただ一つに定まる」
というのは、(?@)を仮定して(?A)を示すものです。
証明を完了させるには、(?@)そのもの
(ttさんの「仮定」そのもの)
を示す必要があると思います。
今のままでは、
「存在するなら、一つしか存在しない」
ということしか示せておらず、
「本当に存在するの?」という問いに答えられていないと
思います。
No.25386 - 2014/04/08(Tue) 16:26:21
☆
Re:
/ tt
引用
回答ありがとうございます。
pqが存在することを示せないので教えてください。
No.25387 - 2014/04/08(Tue) 16:37:29
☆
Re:
/ みずき
引用
p=-1/(c^2-ac+b)
q=(c-a)/(c^2-ac+b)
とすると、題意を満たすので(確認は省略します)
p,qは存在します。
ちなみに、c^2-ac+b≠0であることは、次のように分かります。
c^2-ac+b=0が成り立つとすると、
x^2+ax+b=0は2解α,-cを持つことになりますが、
解と係数の関係により、
-a=α-c⇔α=c-a
を導くので、矛盾です(左辺無理数、右辺有理数)。
どのように冒頭のp,qを見つけたかについて書きます。
p,qをa,b,cで表せないかな、というのが一つの目標でしょう。
αはx^2+ax+b=0の解なので、
α^2+aα+b=0⇔α^2=-aα-b ・・・(?@)
を満たします。
さて、
1/(α+c)=pα+q
⇔1=(pα+q)(α+c)
⇔1=pα^2+pcα+qα+qc
⇔1=p(-aα-b)+pcα+qα+qc (∵(?@))
⇔α(-ap+pc+q)=1+pb-qc ・・・(?A)
ここで、-ap+pc+q≠0とすると、
(?A)の両辺を(-ap+pc+q)で割ることで、
α=(1+pb-qc)/(-ap+pc+q)
を得ますが、左辺が無理数で、右辺が有理数
となるので、不合理です。
よって、
-ap+pc+q=0
かつ
1+pb-qc=0
を得ます。
これから、冒頭のp,qを得ることができます。
No.25390 - 2014/04/08(Tue) 17:35:28