よろしくです。
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No.34326 - 2015/11/18(Wed) 22:43:41
| ☆ Re: / X | | | 大問2問目) (1) P(X,Y,Z) と置きます。 点Pを通り↑APに垂直な平面上の点を Q(x,y,z)と置くと ↑AP・↑PQ=0 ∴ (X-a[1])(x-X)+(Y-a[2])(y-Y)+(Z-a[3])(z-Z)=0 よって題意を満たすためには {(X-a[1])(a[1]-X)+(Y-a[2])(a[2]-Y)+(Z-a[3])(a[3]-Z)}{(X-a[1])(b[1]-X)+(Y-a[2])(b[2]-Y)+(Z-a[3])(b[3]-Z)}<0 (A) これより {(X-a[1])^2+(Y-a[2])^2+(Z-a[3])^2}{(X-a[1])(X-b[1])+(Y-a[2])(Y-b[2])+(Z-a[3])(Z-b[3])}<0 A,Pは異なる点ですので (X-a[1])(X-b[1])+(Y-a[2])(Y-b[2])+(Z-a[3])(Z-b[3])<0 更に整理して {X-(a[1]+b[1])/2}^2+{Y-(a[2]+b[2])/2}^2+{Z-(a[3]+b[3])/2}^2<(1/4)(a[1]-b[1])^2+(1/4)(a[2]-b[2])^2+(1/4)(a[3]-b[3])^2 よって求める点Pの存在範囲は 点((a[1]+b[1])/2,(a[2]+b[2])/2,(a[3]+b[3])/2)を中心とする 半径(1/2)√{(a[1]-b[1])^2+(a[2]-b[2])^2+(a[3]-b[3])^2} の球の内部(境界を含まず) となります。
注) (A)について補足しておきます。 例えば平面上の直線 y=x つまり y-x=0 (A) に関して点(1,0),(0,1)は反対側にありますが この点の座標を(A)の左辺の式に代入した値、 つまり 1-0,0-1 の積について (1-0)(0-1)<0 が成立しています。 (これは(A)に関して上側の領域、下側の領域を表す 不等式がどのような式になるかを考えれば納得できる と思います) もっと一般的に、平面上の直線 ax+by+c=0 に関して反対側にある2つの点(t,u),(v,w) について (at+bu+c)(av+bw+c)<0 が成立します。 以上のことを3次元での平面に関して反対側にある 二つの点の場合に拡張して考えます。
(2) (1)の結果を使うとtについての不等式が 二つできますので、それらを連立して 解きます。
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No.34344 - 2015/11/20(Fri) 12:49:28 |
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