この例題の⑵が分かりません。⑵の➁の式k+l=c までは出せるのですが、何故この式の解(k l)が、(1 , c-1) (2 , c-2) ... (c-1 , 1) だから、題意を満たす格子点の個数が(c-1)個という事になるのでしょうか?
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No.43117 - 2017/05/10(Wed) 14:33:58
| ☆ Re: / angel | | | 例えば a=35,b=56 としましょうか。直線としては x/35+y/56=1
この上の格子点としては、(10,40) というのが1つあるんですが ( 10/35+40/56=1 が成立しますから )、その隣の、やはりこの直線上にある格子点はどこか? と考えてみます。
すると、 x/35+y/56=1 10/35+40/56=1 辺々引いて (x-10)/35+(y-40)/56=0 8(x-10)=5(40-y) なので、次 ( xが増える方 ) だと、x-10=5, 40-y=8 となる (15,32) となります。 つまりxは5ずつ増え、yが8ずつ減る。5,8は互いに素ですから、こうなるしかないのです。
で、この5,8がどこから出てきたかと言えば、a=35,b=56 の最大公約数 c=7 に対して、a/c=5, b/c=8 だからです。
格子点を全部書き出してみると、 (5×1,8×6),(5×2,8×5),(5×3,8×4),(5×4,8×3),(5×5,8×2),(5×6,8×1) この×の後ろだけ見れば 1〜c-1 が綺麗に並んでる、ということです。
※約分してみれば、 5/35+48/56=1, 10/35+40/56=1, 15/35+32/56=1, …, 30/35+8/56=1 は 1/7+6/7=1, 2/7+5/7=1, 3/7+4/7=1, …, 6/7+1/7=1 という組を列挙してるのと変わらないと分かります
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No.43123 - 2017/05/10(Wed) 22:17:12 |
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