[
掲示板に戻る
]
記事No.50242に関するスレッドです
★
(No Subject)
/ りん
引用
行列、基本変形のやり方が分かりません お願いします
No.50242 - 2018/05/12(Sat) 09:29:11
☆
Re:
/ ヨッシー
引用
行列の基本変形だけ見ていても、意味がつかみにくいと思いますので、
連立方程式と合わせて考えると良いでしょう。
例に挙がっている行列の元の方程式は
2x+3y−z=−3 ・・・(i)
−x+2y+2z=1 ・・・(ii)
x+y−z=−2 ・・・(iii)
です。係数と右辺を書き並べたのが行列です。
これを解くのに行う変形は
(iii) を2倍して(i)から引く
0x+y+z=1
目的はxの係数を0にすることです。
行列では、新しくできた式を(i) と置き換えています。
(ii) と (iii) を足す
0x+3y+z=−1
目的はxの係数を0にすることです。
行列では、新しくできた式を(ii) と置き換えています。
ここまでで、
0x+y+z=1 ・・・(i)'
0x+3y+z=−1 ・・・(ii)'
x+y−z=−2 ・・・(iii)
となりました。
これが、2つめの行列です。
また、
(iii) を2倍して(i)から引く
の途中経過として、(iii) を2倍した式を
2x+2y−2z=−4 ・・・(iii)'
のように書く場合もあります。(例では示されていません)
以上から、行列の基本変形で行えることは、上に示されている
I、II、III
となります。III は方程式を解くのにおいては、変形と言うほどでもないでしょう。
最終的には、
x=・・・
y=・・・
z=・・・
の形にするのが目標ですから、それに向けて変形をしていきます。
No.50257 - 2018/05/12(Sat) 21:46:35