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記事No.52456に関するスレッドです

確率論、分布関数について / くろろ
確率論、分布関数についての質問です。
R^1上の関数Fを分布関数とする時、
分布関数は
(1)単調性
(2)右連続性
(3)lim[x→∞]F(x)=1 , lim[x→-∞]F(x)=0

が成立するのですが、(2)の証明がわからないので質問させていただきます。


画像がその証明なのですが、最後の一文の意味がわかりません。(蛍光ペンで塗っているところです)


証明の中の(P11)とは
PをΩ上の確率としたとき、
減少事象列Λn , n=1,2,...に対してP(Λn)は減少しながら、P(∩[n=1→∞]Λn)に収束する。
というものです。


簡単に言うと
lim[N→∞]P(ΛN)=P(∩[n=1→∞]Λn)と捉えていいと思います。

ご教授よろしくお願いいたします。

No.52456 - 2018/07/31(Tue) 18:35:13

Re: 確率論、分布関数について / あ
ε>0を勝手に選び固定します。
このときF(x_n)→F(c)より整数NがあってF(x_N)-F(c)<εが成り立ちます。
よってx_N>x≧cなる全てのxに対してF(x)-F(c)≦F(x_N)-F(c)<εが成り立ちます。
よってF(x)→F(c)です。

No.52461 - 2018/07/31(Tue) 19:11:00

Re: 確率論、分布関数について / あ
3行目で単調性を使いました。
No.52462 - 2018/07/31(Tue) 19:11:34

Re: 確率論、分布関数について / くろろ
わかりやすい解説ありがとうございました!!
No.52481 - 2018/08/01(Wed) 00:12:47