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記事No.57034に関するスレッドです

余因子行列、随伴行列 / 線形代数

代数学を勉強しているものです。
http://mercury.cc.kyushu-u.ac.jp/downloads/NA2017/mat.pdf#search=%27%E9%9A%8F%E4%BC%B4%E8%A1%8C%E5%88%97+%E4%BD%99%E5%9B%A0%E5%AD%90%E8%A1%8C%E5%88%97%27
で余因子展開の後、随伴行列が定義されています。
随伴行列は「行列の各成分の共役をとり、転置したもの」ですから少し違和感があるのですが、
これは余因子行列と呼ばれているものですよね?
(訳語の関係で「余因子」「随伴」とずれが生じているのでしょうか?お分かりの方がお答えいただけると幸いです)

No.57015 - 2019/03/04(Mon) 16:41:47

Re: 余因子行列、随伴行列 / IT
その先生は、(純粋)数学の先生ではないので 独自の言葉遣いをしておられるのかも知れませんが、

単に筆者の書き間違いの可能性が高いですね。

http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K006372/index.html

No.57016 - 2019/03/04(Mon) 19:53:16

Re: 余因子行列、随伴行列 / IT
「随伴行列」という流儀もあるようですね。

https://ejje.weblio.jp/content/adjugate+matrix

No.57021 - 2019/03/04(Mon) 20:43:08

Re: 余因子行列、随伴行列 / 線形代数
ありがとうございます。
No.57024 - 2019/03/05(Tue) 00:07:25

Re: 余因子行列、随伴行列 / GandB
 随伴行列は元の行列の転置をとり、さらに、各成分の複素共役をとった行列なので、複素数を扱わない線形代数の参考書には当然出てこない。
 私が随伴行列という言葉を知ったのは
  道具としてのフーリエ解析(涌井 良幸・涌井 貞美 著) 日本実業出版社
という本で、DFT(離散フーリエ変換)のところで出てくる。書名・出版社・著者から推察できるように、フーリエ解析に関して、高校レベルの数学で何とかなりそうな実用的な入門書である(笑)。下の図はその本の説明。

No.57034 - 2019/03/05(Tue) 14:53:15