できればらすかるさんにお応えして頂きたいのですが、 過去に送った画像に関して間違いを見つけました。 角度αの位置がおかしかったとわかったのですが、 この角度αはθには影響しないのでこの画像から、すなわち二枚目に送る画像の式のdθを−dθにした式を導けると思ったのですが、導けませんでした。一枚目の画像の角度α以外に何が間違っているのでしょうか。
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No.60189 - 2019/07/27(Sat) 20:58:55
| ☆ Re: tanの加法定理を導く。 / らすかる | | | 座標で計算する場合でも OC:1=1:cosθは間違いです。 「OC」は長さで正ですから、 OC:1=1:-cosθと書かなければいけません。 それに60258の図でDとCの間にDとCから短い線を引いて 1/tanθと書いてあるのも間違いです。 (下の方で短い線の間に書いてあるcosθも間違いで-cosθとしなければいけない) この書き方は長さですから、-1/tanθと書かなければいけません。 座標を書くならこの書き方はダメです。 (忖度できるようなレベルではなく、完全な間違いです。)
それに、座標で求める場合でも 直角三角形の辺の比から長さを求める場合は正の値にしないといけません。 ですから、60258の図から求めるなら OC:DC=sinθ:-cosθから ←これは長さ DC=-1/tanθなので ←これも長さ Dの座標は(0,1)-(DC,0)=(1/tanθ,1) ←これは座標 OD:OC=1:sinθから ←これは長さ OD=OC/sinθ=1/sinθ ←これも長さ OD:FD=OB:AB=1:dθから ←これも長さ FD=dθ・OD=dθ/sinθ ←これも長さ FD:ED=1:sinθから ←これも長さ ED=FD・sinθ=dθ ←これも長さ ∴Eの座標はD-(ED,0)=(1/tanθ,1)-(dθ,0)=(1/tanθ-dθ,1) ←これは座標 FD:EF=1:-cosθから ←これは長さ EF=-cosθ・FD=-dθ/tanθなので ←これも長さ Fの座標はE-(0,EF)=(1/tanθ-dθ,1)-(0,-dθ/tanθ)=(1/tanθ-dθ,1+dθ/tanθ) ←これは座標 従ってtan(θ+dθ)=(1+dθ/tanθ)/(1/tanθ-dθ)=(tanθ+dθ)/(1-tanθdθ) となります。 (一部「≒」とすべきところも「=」と書いています。)
# 座標と長さを混ぜこぜにしてはいけません。 # 座標はすべて(x,y)の形式で書くべきです。 # そして座標以外の長さと角度はすべて正の値でなければなりません。 # 「座標で解く」からといって「負の長さ」や「負の比」が使えるわけではありません。 # 負の値にしてよいのは、座標だけです。
# 60257はこれを参考にやってみて下さい。 # ただし図の中の「-dθ」は「dθ」に直すべきですし、 # dθの幅を表す弧に矢印を付けてはいけません。 # また∠ODFはθ+dθではありませんので修正して下さい。
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No.60264 - 2019/07/29(Mon) 13:07:15 |
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