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記事No.65682に関するスレッドです

ε-Nについて / meow
この問題が∞に発散するには,どのように証明すればよいでしょうか?
r=1+hと置き,r^2=(1+h)^2について二項定理を使い展開し,アルキメデスの原理の原理を用いて証明したいのですが,分母のn^2をどのように扱えば良いのかわかりません.

No.65682 - 2020/05/21(Thu) 15:16:16

Re: ε-Nについて / IT
>r^2=(1+h)^2について二項定理を使い展開し
r^n=(1+h)^n ですよね?
まず、これを適当なところまで展開してみてから考えるといいです。

No.65688 - 2020/05/21(Thu) 19:11:15

Re: ε-Nについて / meow
間違えました.そうです!
r^n=(1+h)^nです.

(1+h)^n=1+nh+{n(n-1)/2!}h^2+.....
となると思うのですが,これから
r^n > nh
となり,K>0に対して,Nh>Kとなるような自然数Nをとって,そのNより大きいnに対して
r^n > nh > Nh > K
になるので,r^n自体が発散するのはわかりました.

あとこれは1>rだという条件もついていました.

No.65692 - 2020/05/21(Thu) 21:08:33

Re: ε-Nについて / らすかる
1>rじゃ「=∞」になりませんよ。
それはともかくとして、
(1+h)^nの展開をあと1項増やせば、n^2で割ったものも発散することがわかります。
(ITさんが「適当なところまで」と書かれたのはそういう意味だと思います。)

No.65693 - 2020/05/21(Thu) 21:13:11

Re: ε-Nについて / meow
そうです.すみません...
1<rです.
最後まで確認不足でした.

1項増やすというのは,{n(n-1)(n-2)}/3!*h^3ということでしょうか?

添付した画像をn^2で割れば,分母にnが残り...
という流れでしょうか?

No.65697 - 2020/05/21(Thu) 21:44:58

Re: ε-Nについて / らすかる
「分母に」じゃなくて「分子に」と言いたかったんですよね?
分子にnが残れば、それにどんなに小さい定数がかかっていても
n→∞のとき∞になりますね。
あと、分子の2nなどの項は先に消す必要はありません。分子分母をn^2で割れば2nは2/nになりますのでn→∞のとき0になって消えます。
よって、三次までの項を整理してn^2で割ればOKです。

No.65710 - 2020/05/22(Fri) 00:24:29

Re: ε-Nについて / meow
みなさん回答ありがとうございます.
分子です!
n→∞のとき2/nが0になるというのは,証明内で用いて良いのでしょうか?一応ε-N論法を用いた方が良いのでしょうか?

とりあえず発散することの証明はできそうです.
みなさんありがとうございました.

No.65711 - 2020/05/22(Fri) 01:02:22