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記事No.72941に関するスレッドです

宿題 / 112358
凸四角形ABCDを底面とする四角すいK-ABCDがあり、
全ての辺が単位球面に接しており、
かつその球面の中心は底面ABCD上にある。
このとき、KA+KB+KC+KD≦AB+BC+CD+DA を示せ。


大数2月の宿題です(本が手元にないので問題文の表現はかえてますが)。

締切(2月10日)は過ぎたので、できれば方針だけでも教えて頂けたら幸いです。

宜しくお願いします。

No.72870 - 2021/02/14(Sun) 10:14:00

Re: 宿題 / 112358
なお、辺KAと球面の接点をA' とするとき
「KA' が1以下」がいえれば嬉しいのですが、
これはそもそも正しくないでしょうか。

No.72889 - 2021/02/14(Sun) 19:48:22

Re: 宿題 / 関数電卓
まだ解き切れてはいませんが,題意のような四角錐が存在するとすれば,
 4辺 KA, KB, KC, KD は,K を頂点とする円錐の母線上にあり,
 4点 A, B, C, D は,この円錐と単位球の中心を通る平面との交線の楕円上にある
だと思うのですが…。
うまい図が描けたら描いてみます。

No.72910 - 2021/02/15(Mon) 20:37:53

Re: 宿題 / 関数電卓
上は,間違いではないと思いますが,後の計算が煩雑で断念しました。
自明な正四角錐以外では,試行錯誤の末,比較的数字がきれいなものの一例で下図を見つけました。
 A(3/2,0,0), C(−2,0,0), B(4−√15,2√3−√5,0), D(4−√15,−2√3+√5,0),
 K(4−√15,0,2√3−√5)
です。図で E,F,G,H,I,J,L,M は四角錐の各辺と球面との接点です。
球面の対称性から,四角錐は断面 KAC について対称で,
 KA=AB=AD, KC=CB=CD, KB=KD
となるようです。
よって,題意は
 KA+KC≧KB+KD
に帰着されるようです。証明は難しい??

図の場合,
 KA=3√3−(3√5)/2≒1.842…,KC=4√3−2√5≒2.456…
 KB=KD=√2・(2√3−√5)≒1.736…
で,確かに題意は成り立っています。

A(a,0,0), C(−b,0,0) とすると全ての点の座標は a,b で表されます。この後いろいろやってみたのですが,残念ながら完全な証明には至りませんでした。『大数』の解答が楽しみです。

No.72941 - 2021/02/18(Thu) 11:29:52