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記事No.74736に関するスレッドです
★
数lll
/ たいち
引用
(1)のf(x)の増減を調べるところでつまってしまいました。どなたか解答例教えてください!
No.74736 - 2021/05/18(Tue) 11:09:24
☆
Re: 数lll
/ ヨッシー
引用
(1)
AP=√(x^2+1)、BP=√{(x−c)^2+1}
より、
f(x)=√(x^2+1)+2√{(x−c)^2+1}
xで微分して
f'(x)=x/√(x^2+1)+2(x−c)/√{(x−c)^2+1}
ここで、
g(x)=x/√(x^2+1)
において、
g'(x)={√(x^2+1)−x^2/√(x^2+1)}/(x^2+1)
={(x^2+1)−x^2}/(x^2+1)√(x^2+1)
=1/(x^2+1)^(3/2)
よって、
f"(x)=1/(x^2+1)^(3/2)+2/{(x-c)^2+1}^(3/2)
xの全範囲において f"(x)>0 であるので、f'(x) は単調増加
f'(0)=−2c/√{c^2+1}<0
f'(c)=c/√(c^2+1)>0
より、0<x<c の範囲で f'(x)=0 の解が1つだけ存在します。
この点をx=αとすると
x<α で f'(x)<0 で f(x) は単調減少
α<x で f'(x)>0 で f(x) は単調増加
となり、f(α) が極小かつ最小値となります。
(2)
x=α のとき f(x) が最小となるとすると、
f'(α)=α/√(α^2+1)+2(α−c)/√{(α−c)^2+1}=0
よって、
α/√(α^2+1)=2(c−α)/√{(c−α)^2+1}
ここで、
α=OP、c−α=PH
であることより
α/√(α^2+1)=OP/AP=sin∠PAO
(c−α)/√{(c−α)^2+1}=PH/BP=sin∠PBH
よって、
sin∠PAO=2sin∠PBH
sin∠PBH>0 より
sin∠PAO/sin∠PBH=2
α/√(α^2+1)+2(α−c)/√{(α−c)^2+1}=0
において、α=2 とおくと、
2/√(2^2+1)+2(2−c)/√{(2−c)^2+1}=0
2/√5=2(c−2)/√{(c−2)^2+1}
√{(c−2)^2+1}=√5(c−2)
2乗して
(c−2)^2+1=5(c−2)^2
4(c−2)^2=1
c−2=±1/2
c>2 より
c=5/2 ・・・答え
No.74742 - 2021/05/18(Tue) 13:05:35
☆
Re: 数lll
/ 関数電卓
引用
この問題は数?Vの問題としてアレンジされていますが,問題の背景に,物理の
波の屈折の法則
があることにはお気づきですか?
すなわち,A(0,1) から出た波が y>0 領域では速さ v1=1 で進み,y<0 領域では速さ v2=1/2 で進むとき,B(c,−1) に到達する
時間が最短になる経路は APB である。
(フェルマーの原理)
このとき,
屈折の法則
sin∠PAO/sin∠PBH=v1/v2
(=2)
が成り立つ。
No.74752 - 2021/05/18(Tue) 18:54:46