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記事No.79101に関するスレッドです
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解説
/ 301カービン
引用
この問題の解き方がわかりません。答えはわかっているので解き方を教えてください。(1)、(2)お願いします。
No.79080 - 2021/10/26(Tue) 15:04:56
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Re: 解説
/ X
引用
(2)
(1)の結果をtで微分して-の符号をつけると
向きまで含めた誘導起電力の値となります。
((∵)電磁誘導の法則)
後はこの結果に絶対値をつけます。
(1)
方針を。
コイルBを含む平面上にコイルBの中心が原点になるように
x,y軸を取り、これらに対して適切にz軸を取ります。
その上で点(x,y,0)における磁束密度を↑Bとして
↑Bを
ビオ=サバールの法則
を使って計算します。
次にその計算結果を使い、コイルBの周および内部の領域
に関して↑Bを面積分をします。
No.79091 - 2021/10/26(Tue) 19:30:01
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Re: 解説
/ 301カービン
引用
本当にすいません。私、ばかなので理解できませんでした。もう少し詳しく教えていただけませんか
No.79098 - 2021/10/26(Tue) 23:45:15
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Re: 解説
/ 関数電卓
引用
(1) 図のように座標軸,各点,各量を定める。
(立体の文字 d は微少量の d, 斜体の d は d=OQ)
図の P 点での電流素片 dI=aIdφ が Q 点につくる磁場 dH は
dH=1/4πr^2・dI
=1/4πr^2・aIdφ
=aI/4πr^2・dφ …<1> ←ビオ・サバールの法則
dH は x 方向成分と x 軸に垂直な方向の成分をもつが,<1>をφ∈[0,2π] で積分すると垂直成分は相殺されて消えるから,
H=aI/4πr^2・cosθ・2π=a^2I/2r^3
=a^2I/2(√(a^2+d^2))^3 …<2>
コイル B を貫く磁束Φ
Φ=μ0H・πb^2=μ0π(ab)^2I/2(√(a^2+d^2))^3)
=
μ0π(ab)^2I0/2(√(a^2+d^2))^3)・sinωt
(2)
誘導起電力 V
V=|dΦ/dt|=
|μ0πω(ab)^2I0/2(√(a^2+d^2))^3)・cosωt|
No.79101 - 2021/10/27(Wed) 00:17:43
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Re: 解説
/ 高校三年生
引用
コイルBの内側に張られた開平面上の任意の点における、
磁束密度のx方向成分は一様なのでしょうか?
No.79104 - 2021/10/27(Wed) 06:15:34
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Re: 解説
/ 関数電卓
引用
> 磁束密度のx方向成分は一様なのでしょうか?
いいえ,一様ではありません。
↑のレスの<1><2>で与えられるのは,中心軸上の Q 点での磁場で,中心軸から離れるほど、磁場は強くなります。
しかしながら,Q 点を離れた点での磁場は<1>を積分すると「楕円積分」が現れ,<2>を厳密に書き表すことが出来ません。そこで,問題文の4行目〜にあるように
> …小さなコイルを貫く磁束密度は(22-5)式での値で一様であると考えることができる…
とし,近似的に一様であるとしているのです。
(22-5)式は書かれていませんが,Q 点での値と思われます。
楕円積分は,本問以外にも「振り子の周期」や他様々な物理現象に現れ,これをどの様に近似するかの研究が,物理数学を大きく発展させました。
No.79107 - 2021/10/27(Wed) 12:01:58
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Re: 解説
/ 高校三年生
引用
なるほど。
一筋縄では、解析的な厳密解は得られないのですね。
お手数おかけしました。m(_ _)m
No.79108 - 2021/10/27(Wed) 12:19:23
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Re: 解説
/ 高校2年生
引用
H=aI/4πr^2・cosθ・2π←これがどうしてa^2I/2r^3←これになるのですか
No.79109 - 2021/10/27(Wed) 15:55:45
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Re: 解説
/ 関数電卓
引用
図をご覧下さい。
cosθ=a/r
だからです。
No.79110 - 2021/10/27(Wed) 17:27:55