おはようございます。
何卒宜しくお願い致します。
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No.81615 - 2022/04/03(Sun) 11:01:58
| ☆ Re: 導関数の定義 / mathmouth | | | > mathmouth先生は > > しっかり調べて議論されてますが、、、
微分可能性を示せ, という指示に対して私が回答しただけであって, 微分可能性を用いた議論がしたければ先に微分可能性を示さないといけないだけで, 問題の指示はfのR(実数)上の微分可能性を調べることとは異なります. らすかるさんに対して上のような返信をされた意味がわかりかねます. 微分可能性を調べろ, というならば私の述べた通り, Xさんの解答で3の代わりにxのままで議論すれば示せますが, そもそも問題の指示は点3における微分係数を求めることでした. Xさんの解答では点3における微分可能性と微分係数を同時に導けています. それを3に限らず一般の点xで同様に議論すれば, fの点xにおける微分可能性と微分係数f'(x)=2x+1が得られる, と私は述べたまでですが, そのようにしてfの微分可能性を示した後に質問者さんのような解答をすれば決して誤りではありませんが明らかに遠回りです(はじめから点3における微分可能性と微分係数を導いておけばよいので). 整理すると, はじめから微分可能性を仮定して議論するのはまずいので(微分可能性を利用した議論がしたいのであれば)その前に微分可能性を示さないといけないものの, 微分可能性を示すと付録として同時に微分係数の値も得られるので, だったらXさんのように最初から点3における微分可能性を調べるような議論をして同時にf'(3)の値を求めるのが遠回りではなく最も簡潔だということです. ※今回の問題のように微分可能か否かわかってない状況で具体的な関数方程式が与えられている場合, たいてい関数方程式の形から微分可能性を調べようとすると, 同時に導関数の形もわかることが多いので, 「(i)微分可能性を示す(この段階で導関数の形がわかっていることが多い)→(ii)微分可能性と関数方程式から導関数を求める」という流れの議論は明らかに遠回り, というか(ii)が蛇足を含む答案になってしまいかねません. 導関数を求めよ, という指示があれば(i)で事足りますし, 今回の問題のように具体的な点での微分係数の値を求めよ, という指示があれば具体的な点において(i)の議論を行えば十分だということです.
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No.81673 - 2022/04/05(Tue) 13:07:06 |
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