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記事No.89292に関するスレッドです

証明です / 理科大
理科大の公募制です。
模範解答がないので是非よろしくお願いします。

No.89285 - 2024/11/11(Mon) 15:59:11

Re: 証明です / ヨッシー
まず (iii) から。
APとBCの交点をD、BPとCAの交点をE、CPとABの交点をFとします。
△PBC,△PCA,△PABの面積から、
 BD:DC=γ:β
 CE:EA=α:γ
 AF:FB=β:α
とわかり、さらに、6つの小さい三角形の面積は、右の図のようになります。
※左の図の辺上のα、β、γは辺の比を表すもので、実際の長さではありません。
 右の図の分数は、実際の面積です。
このとき、点Pは、BCをγ:βに内分する点をDとするとき、
ADをβ:αβ/(β+γ)=(β+γ):α に内分する点、となります。
 OD=(βOB+γOC)/(β+γ)
 OP={αOA+(β+γ)OD}/(α+β+γ)
  =(αOA+βOB+γOC)/(α+β+γ)
と表せ、等式(1)は成り立ちます。

No.89292 - 2024/11/12(Tue) 07:16:44

Re: 証明です / ヨッシー
(i)です。
上の図のD,E,Fを使うと、角の二等分線の定理より、
 BD:DC=c:b
 CE:EA=a:c
 AF:FB=b:a
より、a:b:c=α:β:γ が成り立ちます。
0以外の実数kについて
 α=ka、β=kb、γ=kc
とおいて、(1) に代入すると
 OI=(aOA+bOB+cOC)/(a+b+c)
を得ます。

No.89293 - 2024/11/12(Tue) 09:02:42

Re: 証明です / ヨッシー
(ii)です。
外接円の半径をrとすると
 α=△JBC=(1/2)r2sin∠BJC
 β=△JCA=(1/2)r2sin∠CJA
 △JAB=(1/2)r2sin∠AJB
また、円周角の性質より
 ∠BJC=2A
 ∠CJA=2B
 ∠AJB=2C
さらに、正弦定理より
 2r=a/sinA=b/sinB=c/sinC
以上より
 α=(1/2)r(a/2sinA)sin(2A)
  =r(a/2sinA)sinAcosA
  =(r/2)acosA
同様に
 β=(r/2)bcosB
 γ=(r/2)ccosC
これらを(1) に代入すると
 OJ={(acosA)OA+(bcosB)OB+(ccosC)OC}/(acosA+bcosB+ccosC)
を得ます。

No.89294 - 2024/11/12(Tue) 09:34:59

Re: 証明です / 理科大
ありがとうございます!勉強になりました!
No.89295 - 2024/11/12(Tue) 09:45:24

Re: 証明です / 黄桃
小論文の出題意図がよくわかりませんが、(ii)で、△ABCが、直角三角形や鈍角三角形の場合も含んでいるのだとすると、Jは△ABCの内部にあるとは限らないので、注意が必要かと思います。

どうすればいいか、に対して、うまい考えはないのですが、
鋭角三角形でない場合は、∠Aが鈍角または直角としてよく、その場合は△BPCの面積が0または負と考えるように拡張して(1)を証明する、
というのも1つの解ではないでしょうか。
拡張した(1)の証明も、ほとんど同様にできると思いますが、PがBC上、あるいはBCの下側(直線BCに関してAと反対側)に来る場合も考慮して記述しないといけません。

#外心の場合をわざわざ例示しているので、もしかすると
#このことに気づくかどうか、気づいたときにどう判断するか、
#が出題意図なのかも。万一そうだとすると、かなり意地悪ですが
#システム工学では、例外処理が重要ということなのかもしれません。

No.89304 - 2024/11/13(Wed) 06:49:24

Re: 証明です / ヨッシー
>黄桃さん
この問題の場合は、「鋭角三角形ABC」とあるので、その点は問題ないかと思います。

No.89306 - 2024/11/13(Wed) 08:20:04

Re: 証明です / 黄桃
失礼しました。私の目が節穴でしたね。

#小論文にするほどの問題なら、と邪推しすぎました。

No.89309 - 2024/11/13(Wed) 22:35:51