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記事No.89388に関するスレッドです

(No Subject) / 有栖川
両方とも真だと思うのですが、どうやったら示せるのか分かりません。解説して頂けますか?
No.89388 - 2024/11/23(Sat) 17:09:06

Re: / IT
何年生ですか?
有界な単調数列は収束列である。という定理を使って良いですか?
この定理の証明が必要ですか?

No.89389 - 2024/11/23(Sat) 18:16:58

Re: / 有栖川
高3です。大学数学は全然理解していません。
No.89390 - 2024/11/23(Sat) 18:20:37

Re: / 有栖川
高校数学範囲で説明できるならお願いしたいです。
No.89391 - 2024/11/23(Sat) 18:23:27

Re: / IT
極限を扱う場合は、厳密な議論が必要なので「高校範囲で説明」は、私には出来そうもありません。
参考までに、上記の大学1年レベルの定理は、既知として書いておきます。

1 Lim(n→∞) b[n]=βより、自然数Nがあって,n≧Nならば b[n]<β+1
任意の自然数nでa[n]≦b[n] なので、n≧Nならば a[n]<β+1

・・・

したがって、数列a[n]は、単調増加で上に有界なので収束する。

2 Lim(n→∞) a[n]=αとおく。
 自然数Nがあってn≧Nならば  α-0.1<a[n]<α+0.1…(1)
 任意の自然数mについて a[N+m] はa[N] 以上の自然数(帰納法で証明)
 (1)よりα-0.1<a[N]≦a[N+m] <α+0.1
 α-0.1とα+0.1の 間には、たかだか1つの自然数しかないのでa[N]=a[N+m]
 
 よってn≧Nならばa[n]=a[N]
 ・・・

No.89392 - 2024/11/23(Sat) 18:51:38

Re: / IT
下記でどうでしょうか? 2も下記の途中からを少し書き換えるだけです。

Lim(n→∞) b[n]=βより、自然数Nがあって,n≧Nならば b[n]<β+1
β+1以上の最小の自然数をMとする。
任意の自然数nでa[n]≦b[n] なので、n≧Nならば a[n]<M
数列a[n]は、単調増加なので 任意の自然数nについて a[n]<M

すなわち,任意の自然数nについて a[n]≦L となる自然数Lが存在する。

このような自然数Lのうち最小のものが存在する。これをAとする。
このとき 自然数mが存在して,a[m]=A である。(要証明)
m≦n について、A=a[m]≦a[n]≦A なので a[n]=A である。

したがってLim(n→∞) a[n]=A

No.89393 - 2024/11/23(Sat) 20:31:11

Re: / 有栖川
なるほどありがとうございます。自分が正しく理解できているかの確認なのですが、

β+1でなくてもβ+0.01などでも構わないという事ですか?

Nは十分大きいNに対してという事ですか?

No.89394 - 2024/11/23(Sat) 22:03:35

Re: / 有栖川
εN論法を高校数学的に書き換えたという感じでしょうか?
No.89395 - 2024/11/23(Sat) 22:04:56

Re: / IT
そうですね
No.89397 - 2024/11/24(Sun) 08:47:42