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極限について / mathmouth
議論が正しいか否か教えていただきたいです。
No.71053 - 2020/11/21(Sat) 18:34:32

Re: 極限について / ast
画像が微妙に不鮮明なので読み間違ってたら申し訳ないですが, ご質問の箇所に特に問題はないと思います.

が, n→∞ じゃなく m→∞ をいきなり考えて結論でよいのでは?
# m→∞ のとき同時に n→∞ で (1/n)?煤` → 0 かつ a[m]→α なので.
## ε-δ で書けばその辺はより明確だと思います.


# まあそれよりは仮定の部分の「極限値 lim a[n] (=α) が "成立し"」の部分のほうが気になる^^;
# "存在し" (あるいは "有限に定まり") ですね.
# 単調減少で適当な n で a[n]=α となったらそれ以降ぜんぶ =α だから狭義単調ならこの仮定も要らないのでは.

No.71062 - 2020/11/21(Sat) 20:34:26

Re: 極限について / IT
ast さん>
> # m→∞ のとき同時に n→∞ で (1/n)?煤` → 0 かつ a[m]→α なので.

nはmよりもさらに(無限に)大きくならないと、 「n→∞ で (1/n)?煤` → 0」とは、明確には言えないので、2段階方式が必要ではないでしょうか? 

No.71063 - 2020/11/21(Sat) 20:54:51

Re: 極限について / ast
そうですね, 勘違いしました.
いちおう想定していたのは, 適当な m をとれば n>m のとき a[n] < α+ε で, 画像と同様のはこびで A{n] < ma[1]/n + α+ε だから m によらず A[n]→α, という感じでした (n を先に無限大に飛ばしていますね, これ……orz).

No.71074 - 2020/11/21(Sat) 22:38:55

Re: 極限について / mathmouth
astさん、ITさん、ご回答ありがとうございました。
すいません、ご指摘のとおり極限値〜が「成立し」は「存在し」の書き間違いで、その下の行の最後に「〜が成立する」としたかったようです…申し訳ありません。

No.71081 - 2020/11/22(Sun) 06:40:57
数学 / s
P、Q、R、Sの4人のロッカーが下の図のように並んでいて、4人はそれぞれ異なるロッカーを使っている。次の発言はSを除く3人の発言である。このとき、正しいといえるのは1〜5のいずれか。

・「私は2のロッカーを使っている。」(?T)
・「私はPとRの間のロッカーを使っている。」(?U)
・「私は3のロッカーの隣を使っているが、私はPではない。」(?V)

1. Pは1のロッカーを使っている。
2. Qは3のロッカーを使っている。
3. Rは2のロッカーを使っている。
4. Rは3のロッカーを使っている。
5. Sは4のロッカーを使っている。

No.71052 - 2020/11/21(Sat) 18:08:35

Re: 数学 / ヨッシー
上から順に、P,Q,Rの発言と分かるので、
ロッカーは 1,2,3,4 の順に S,P,Q,R
と分かります。

No.71054 - 2020/11/21(Sat) 18:38:45
べき級数の係数 / 岩
べき級数∞Σn=0 (-1)^n/(2n)! × z^2nの収束半径を求める問題なのですが、係数がnが偶数の場合(-1)^(2/n)/n!になるのがなぜなのかわかりません
No.71051 - 2020/11/21(Sat) 17:55:15

Re: べき級数の係数 / ast
(私が読み違えている可能性はありますが) 勝手にそんなふうに変わったりはしませんので, 意味がよく分かりません. 例えば, t:=z^2 を変数とする冪級数と思えば, そのままダランベールの判定法などが使えるのではないでしょうか.
何らかの資料を参照しておられるということなのでしたら, ただの誤植なのでは? (どんな解説が書かれているのか (画像を添付するなどして) わかるように訊けば, より適切で明確な回答もあるかもしれません.)

No.71059 - 2020/11/21(Sat) 19:33:16

Re: べき級数の係数 / 岩
これなのですが、、
ここで極限がないため係数比較法は使えずコーシーアダマールを使うとなるみたいです

No.71061 - 2020/11/21(Sat) 20:30:55

Re: べき級数の係数 / ast
これはなんというか雑然とした記述ですね, n を複数の意味で用いているから混乱してるだけでしょう.
きちんと文字を別にして
  ?納m=0,1,…] a[m]z^m = ?納n=0,1,…] (-1)^n/(2n)! *z^(2n)
とかいたなら, a[m] は
 m = 2n (偶数) のとき (-1)^n/(2n)! = (-1)^(m/2)/m!
   2n+1 (奇数) のとき 0
という意味ですね.

No.71064 - 2020/11/21(Sat) 20:56:33

Re: べき級数の係数 / 岩

>   ?納m=0,1,…] a[m]z^m = ?納n=0,1,…] (-1)^n/(2n)! *z^(2n)
> とかいたなら, a[m] は
>  m = 2n (偶数) のとき (-1)^n/(2n)! = (-1)^(m/2)/m!


何度もすみません
mは何なのでしょうか?また、m/2乗になる意味がよくわかりません

No.71065 - 2020/11/21(Sat) 21:05:12

Re: べき級数の係数 / ast
/* 少し記述を整理しました */

> mは何なのでしょうか?
最初に n が「いくつめの偶数か」を表す番号として与えられているので, 偶数奇数無関係に何番目かを表す通し番号として m という (n とは別の) 文字を用意しました (ただし, ここでは n も m も 0 番目から数え始めます). つまり,

 ?納n=0,1,…] (-1)^n/(2n)! *z^(2n) = (+1)/0! + (0*z) + ((-1)/2!)z^2) + (0*z^3) + ((+1)/4!)z^4) + (0*z^5) + ((-1)/6!)z^6) +……

のように次数が奇数になる項も無視しないですべて書いた右辺を ?納m=0,1,…] a[m]z^m というふうにまとめたいとすると, (m は 0 から数えるとして) 第 m 項の係数 a[m] は m の式としてどう書けるのか, という話をしています.

> m/2乗になる意味がよくわかりません
m=2n のとき の (-1)^n/(2n)! を通し番号である m で表さないといけないからです. (-1)^n は n が 1 ずつ増えるにつれて +1 と -1 を交互にとりますが, m としては m が 2 ずつ増えるにつれて +1 と -1 を交互にとります (つまり m については, 三つ置き (次の偶数とそれを挟む二つの奇数を飛ばすごと) に符号が一致します).

式の上でも, m=2n のとき n=m/2 なのでもちろん (-1)^n/(2n)! = (-1)^(m/2)/m! ですね.
# いまは奇数番目について必要ないので述べていませんが, もし同様に m を偶数番目と奇数番目で分けて
# 考えていて m=2n+1 番目の係数が n をつかって与えられているという状況であれば,
# この場合は m=2n+1 ⇔ n=(m-1)/2 なので, 2n+1 番目の係数を表す n の式に n=(m-1)/2 を代入すれば
# m=2n+1 番目の係数を m の式で表せる, ということになります.

No.71070 - 2020/11/21(Sat) 22:05:55
(No Subject) / やま
レジュメを読んでもいまいち局所座標表示がどういうものなのか理解出来ません。
どなたか問題1の解答だけでなく計算過程を教えて頂けないでしょうか?

No.71049 - 2020/11/21(Sat) 17:24:21
(No Subject) / な
x∧4+4x∧3-7x∧2-22x+24の因数分解の仕方を教えて欲しいです
解き方も説明してくれるとありがたいです。

No.71044 - 2020/11/21(Sat) 15:06:47

Re: / らすかる
x^4+4x^3-7x^2-22x+24はx=1とすると0になりますので(x-1)で割り切れます。割ってみると
x^4+4x^3-7x^2-22x+24=(x-1)(x^3+5x^2-2x-24)
x^3+5x^2-2x-24はx=2とすると0になりますので(x-2)で割り切れます。割ってみると
x^3+5x^2-2x-24=(x-2)(x^2+7x+12)
x^2+7x+12=(x+3)(x+4)なので
x^4+4x^3-7x^2-22x+24=(x-1)(x-2)(x+3)(x+4)となります。

No.71045 - 2020/11/21(Sat) 15:27:53

Re: / な
割り方の計算はどのようにしますか?
No.71047 - 2020/11/21(Sat) 16:38:02

Re: / らすかる
組立除法がよいと思います。
もし知らなければ覚えましょう。

No.71057 - 2020/11/21(Sat) 19:25:26
とりえる値範囲 / さいでん
α、β、γを0<α、β、γ<1、かつα+β+γ=1を満たす実数とするとき、

(α^2×β^2+β^2×γ^2+γ^2×α^2)÷((α+β)^2×(β+γ)^2×(γ+α)^2)のとりえる値の範囲を求めたいのですが、教えてください。

高校の範囲でお願いします。

No.71042 - 2020/11/21(Sat) 13:48:23

Re: とりえる値範囲 / らすかる
α≦β≦γとする。
γ=1-α-βを使って与式をγとαβの式に変形すると
{(αβ)^2+(βγ)^2+(γα)^2}/{(α+β)(β+γ)(γ+α)}^2
={{γ(1-γ)}^2-γ^4+(γ^2-αβ)^2}/{(1-γ)(αβ+γ)}^2
α≦β≦γからγ^2≧αβなので、γを一定とするとαβが大きいほど分子が小さく、
分母が大きくなり、全体は小さくなる。
α+β≧2√(αβ)からγが一定すなわちα+βが一定のとき、αβが最大となるのはα=βの場合。
α=βのときγ=1-2αなので、与式に代入して整理すると(9α^2-8α+2)/(1-α)^4
f(α)=(9α^2-8α+2)/(1-α)^4とするとf'(α)=6α(3α-1)/(1-α)^5なので
α=1/3のときに最小値をとる。
このときβ=α=1/3、γ=1-2α=1/3で、与式に代入すると27/64
従って与式は(α,β,γ)=(1/3,1/3,1/3)のとき最小値27/64をとる。

最大値の方は、逆にαβが小さいほど分子が大きく分母が小さくなるので、
全体が大きくなる。
(与式)={{γ(1-γ)}^2-γ^4+(γ^2-αβ)^2}/{(1-γ)(αβ+γ)}^2
<{{γ(1-γ)}^2-γ^4+(γ^2)^2}/{(1-γ)(γ)}^2=1
αβ→0とするにあたってαとβを両方とも小さくする場合、t=α=βとして
lim[t→0]{(αβ)^2+(βγ)^2+(γα)^2}/{(α+β)(β+γ)(γ+α)}^2
=lim[t→0]{t^4+2t^2(1-2t)^2}/{2t(1-t)^2}^2
=lim[t→0](9t^2-8t+2)/{2(1-t)^2}^2
=1/2
αだけ小さくしてβ=γとする場合、t=αとして
lim[t→0]{(αβ)^2+(βγ)^2+(γα)^2}/{(α+β)(β+γ)(γ+α)}^2
=lim[t→0]{2t^2{(1-t)/2}^2+{(1-t)/2}^4}/{((1+t)/2)^2(1-t)}^2
=lim[t→0](9t^2-2t+1)/(1+t)^4
=1
従って1にいくらでも近い値をとるので、
求める範囲は27/64≦(与式)<1となる。

No.71067 - 2020/11/21(Sat) 21:16:38

Re: とりえる値範囲 / さいでん
ありがとうございました。理解出来ました。
No.71183 - 2020/11/27(Fri) 19:52:08
(No Subject) / 現役生
三角比の相互関係を使うと思うのですが解き方が分かりません。
解説お願いします。
回答は23=(3)24=(7)です。

No.71039 - 2020/11/21(Sat) 13:02:57

Re: / ヨッシー
siny=√3sinx  ・・・(i)
tany=√5tanx  ・・・(ii)

(i)÷(ii) より
cosy=√(3/5)cosx  ・・・(iii)
(i)(iii) それぞれ2乗して加えると
 sin^2y+cos^2y=3sin^2x+(3/5)cos^2x=1
 (12/5)sin^2x+(3/5)(sin^2x+cos^2x)=1
 (12/5)sin^2x=2/5
 sin^2x=1/6
よって
 sinx=√6/6
(i) より
 siny=√2/2

No.71041 - 2020/11/21(Sat) 13:16:38

Re: / 現役生
sin^2y+cos^2y=3sin^2x+(3/5)cos^2x=1からどのようにして
 (12/5)sin^2x+(3/5)(sin^2x+cos^2x)=1にしましたか?

No.71043 - 2020/11/21(Sat) 14:43:07

Re: / ヨッシー
ためしに
 (12/5)sin^2x+(3/5)(sin^2x+cos^2x)
を計算してみれば分かると思います。

No.71048 - 2020/11/21(Sat) 16:41:03

Re: / 現役生
何度もすみません。
どうしても(12/5)sin∧2が出てくる理由が分かりません。

No.71050 - 2020/11/21(Sat) 17:40:24

Re: / ヨッシー
(12/5)sin^2x+(3/5)(sin^2x+cos^2x)
の計算はしてみましたか?

ここで言う計算とは、sin^2x+cos^2xを 1に置き換えることではなく、
カッコを外して、sin^2x の項と、cos^2xの項でまとめることです。

No.71055 - 2020/11/21(Sat) 18:41:18

Re: / ast
# 横からですが……
あるいは
 1(=sin^2(y)+cos^2(y))=3sin^2(x)+(3/5)cos^2(x)
の右辺に cos^2(x)=1-sin^2(x) を代入するように言った方が意図が伝わりやすいのかもしれませんね.

とはいえ, No.71050 がもし "(12/5)A+(3/5)(A+B) の同類項をまとめる計算ができない" という意味の返答だったと仮定すると, 中学の割と初めのほうまで戻って復習しないといけないような内容になってしまうので, 危機的ですね (質問者さんがもし大学受験生だとしたらそろそろ手遅れな時季).

No.71058 - 2020/11/21(Sat) 19:28:54

Re: / URHANL
私なら

3sin^2x+(3/5)cos^2x=1

これから sinx の値が欲しいという中間目標をたてます。

cos^2x が邪魔です。だから

sin^2x+cos^2x=1
を利用してcos^2xを消すことを考えます。

3sin^2x+(3/5)cos^2x=1

(15/5)sin^2x+(3/5)cos^2x=1

(12/5+3/5)sin^2x+(3/5)cos^2x=1

(12/5)sin^2x+(3/5)sin^2x+(3/5)cos^2x=1

(12/5)sin^2x+(3/5)(sin^2x+cos^2x)=1

(12/5)sin^2x+(3/5)=1

(12/5)sin^2x=2/5
どうやら sinx の値が欲しいという中間目標が達成できそうだ……


質問者さんが上記の流れのなかでどこにつまずいていらっしゃるのか、常連さんたちにとっては謎なのでアレコレと探りをいれていらっしゃるのではないかと思われます。私にもわかりません。

※たぶん質問者さんによる単純なボーンヘッドだと思いますし、
言われればアッ(゜ロ゜;
なことなのではと。

No.71068 - 2020/11/21(Sat) 21:48:50

Re: / 現役生
すみません。
ようやく分かりました。URHANLさんの解説をよむと答えてくださった人達の解説も分かりました。
説明不足の中解説して下さりありがとうございました。

No.71075 - 2020/11/21(Sat) 22:52:26
数学 / w
ある月について、以下のことが分かっている。
ア 第2土曜日は奇数日である
イ 第3土曜日は3の倍数にあたる日である
このとき、第4土曜日の日付は何日であるか。

上記の問題がわかりません。
分かる方宜しくお願いします。

No.71032 - 2020/11/20(Fri) 22:24:15

Re: 数学 / ヨッシー
第2土曜日が奇数なら第3土曜日は偶数。
これが3の倍数なので、第3土曜日は6の倍数。
第3土曜になり得るのは 15〜21日
このうち6の倍数は 18日
第4土曜は 18+7=25(日)

No.71033 - 2020/11/20(Fri) 22:29:15
自然数の組 / もも
a,b,cをa≦b≦cを満たす自然数とするとき、
a^2+b^2+c^2=abcを満たす(a,b,c)の組を求めよ。

(3,3,3)ぐらいしか見つけられなかったのですが、
これ以外に求める方法をおしえてください。

No.71031 - 2020/11/20(Fri) 21:36:31

Re: 自然数の組 / らすかる
解は
(a,b,c)=(3,3,3), (3,3,6), (3,6,15), (3,15,39), (6,15,87),
(3,39,102), (3,102,267), (6,87,507), (15,39,582), (3,267,699),
(15,87,1299), (3,699,1830), (6,507,2955), (39,102,3975),
(3,1830,4791), (15,582,8691), …
のように無数にあります。
その式を満たすcのリストは
↓こちらにあります。
http://oeis.org/A086326
このページによると、
a,b,cがa^2+b^2+c^2=3abc(a≦b≦c)を満たすとき
(3a)^2+(3b)^2+(3c)^2=(3a)(3b)(3c)
なので、(3a,3b,3c)が元の問題の解になっています。
a^2+b^2+c^2=3abc(a≦b≦c)を満たすcの値は
↓こちらにあり、
http://oeis.org/A002559
これは「マルコフ数」と呼ばれているようです。
↓こちらを読むとわかりますが、
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%95%E6%95%B0
(3,3F(2n-1),3F(2n+1)) (ただしF(n)はフィボナッチ数)
がa^2+b^2+c^2=abc(a≦b≦c)の一般解のうちの一つの系列に
なっているようですので、解が無数にあるのは間違いありません。
一般解が求まるような式は上記のサイトにありませんでしたので、
おそらく「探索」によらずに「計算」で導き出すのは(今のところは)無理なのだと思います。


(追記)

(a,b,c)=(3,3F(n),3F(n+2))がa^2+b^2+c^2=abc(a≦b≦c)の解のときに
(a,b,c)=(3,3F(n+2),3F(n+4))も解であることの証明
フィボナッチ数の定義から
F(n+4)=F(n+3)+F(n+2) … (1)
F(n+3)=F(n+2)+F(n+1) … (2)
F(n+2)=F(n+1)+F(n) … (3)
(1)+(2)-(3)から
F(n+4)+F(n+3)-F(n+2)=F(n+3)+2F(n+2)-F(n)
F(n+4)-F(n+2)=2F(n+2)-F(n)
∴F(n+4)=3F(n+2)-F(n) … (4)

(3,3F(n),3F(n+2))が解だから
3^2+{3F(n)}^2+{3F(n+2)}^2=3・3F(n)・3F(n+2)
9+9{F(n)}^2+9{F(n+2)}^2=27F(n)F(n+2) … (5)

((a,b,c)=(3,3F(n+2),3F(n+4))のときの左辺)
=3^2+{3F(n+2)}^2+{3F(n+4)}^2
=9+9{F(n+2)}^2+9{F(n+4)}^2
=9+9{F(n+2)}^2+9{3F(n+2)-F(n)}^2 (∵(4)より)
=9+90{F(n+2)}^2-54F(n+2)F(n)+9{F(n)}^2
=9+90{F(n+2)}^2-2{9+9{F(n)}^2+9{F(n+2)}^2}+9{F(n)}^2 (∵(5)より)
=72{F(n+2)}^2-9{F(n)}^2-9

((a,b,c)=(3,3F(n+2),3F(n+4))のときの右辺)
=3・3F(n+2)・3F(n+4)
=27F(n+2)F(n+4)
=27F(n+2){3F(n+2)-F(n)} (∵(4)より)
=81{F(n+2)}^2-27F(n+2)F(n)
=81{F(n+2)}^2-{9+9{F(n)}^2+9{F(n+2)}^2}
=72{F(n+2)}^2-9{F(n)}^2-9

従って(左辺)=(右辺)であることが示されたので、
(a,b,c)=(3,3F(n),3F(n+2))がa^2+b^2+c^2=abc(a≦b≦c)の解のときに
(a,b,c)=(3,3F(n+2),3F(n+4))も解。

そして(a,b,c)=(3,3F(1),3F(3))=(3,3,6)は3^2+3^2+6^2=54=3・3・6から
解なので、数学的帰納法により
(a,b,c)=(3,3F(2n-1),3F(2n+1))がすべて解であることがわかる。

No.71034 - 2020/11/20(Fri) 22:53:18

Re: 自然数の組 / もも
マルコフ数というのですね。
大変勉強になりました。
こんなところにフィボナッチ数が出てくるなんてとても面白いですね。

No.71040 - 2020/11/21(Sat) 13:05:34

Re: 自然数の組 / URHANL
らすかるさんがおっしゃるに

> 解は
> (a,b,c)=(3,3,3), (3,3,6), (3,6,15), (3,15,39), (6,15,87),
> (3,39,102), (3,102,267), (6,87,507), (15,39,582), (3,267,699),
> (15,87,1299), (3,699,1830), (6,507,2955), (39,102,3975),
> (3,1830,4791), (15,582,8691), …
> のように無数にあります。



とても面白いです。

(a,b,c)は昇順に並べていますが、昇順でなくてもよいように緩めたものを[x,y,z]と書くものとすると

[x,y,z] からは
[x,y,x*y-z] を得られるというわけですね。

[3,3,3]→[3,3,3*3-3]=[3,3,6]→[3,3*6-3,6]=[3,15,6]=[3,6,15]→[3,3*15-6,15]=[3,39,15]=[3,15,39]

[3,6,15]→[6*15-3,6,15]=[87,6,15]=[6,15,87]

[3,15,39]→[3,3*39-15,39]=[3,102,39]=[3,39,102]

などなどなど


[3,3*F(n),3*F(n+2)]→[3,3*3*F(n+2)-3*F(n),3*F(n+2)]=[3,3*(3*F(n+2)-F(n)),3*F(n+2)]

らすかるさんがお示しくださったように
F(n+4)=3*F(n+2)-F(n)
なので

[3,3*F(n),3*F(n+2)]→[3,3*F(n+4),3*F(n+2)]=[3,3*F(n+2),3*F(n+4)]

[x,y,z] から[x,y,x*y-z] を得られることの証明は

Z = x*y -z
とする。

x^2+y^2+z^2 = x*y*z
のもとで

x^2+y^2+Z^2 = x*y*Z
を示せばよい。

x^2+y^2+Z^2
= x^2+y^2+(x*y -z)^2 = x^2+y^2+z^2 -2*x*y*z +x^2*y^2 = x^2*y^2-x*y*z = x*y*(x*y-z) = x*y*Z

No.71046 - 2020/11/21(Sat) 16:18:55
ローラン展開 / もんこ
この問題わかるかたいらっしゃいますか??
No.71024 - 2020/11/20(Fri) 17:52:14
線形代数 / たろう
この問題がわかりません
解説お願いします。

No.71023 - 2020/11/20(Fri) 14:24:20

Re: 線形代数 / X
方針を。

例えば3次元の縦ベクトルを
τ_[1,2,3]
という形で書くことにします。

このとき
T(τ_[1,2,-2])=τ_[1.1] (A)
T(τ_[2,-1,-1])=τ_[1.-1] (B)
T(τ_[1,0,-1])=τ_[2,1] (C)
とします。

さて(A)(B)(C)の右辺の
τ_[1,2,-2] (A)'
τ_[2,-1,-1] (B)'
τ_[1,0,-1] (C)'
に対し
A=M{τ_[1,2,-2],τ_[2,-1,-1],τ_[1,0,-1]}
(つまりAは縦ベクトル(A)'(B)'(C)'を
順に横に並べてできる3次の正方行列)
とすると
detA=-1≠0
∴(A)'(B)'(C)'は線形独立。
従って
τ_[3,2,1]=x・τ_[1,2,-2]+y・τ_[2,-1,-1]+z・τ_[1,0,-1] (D)
なるx,y,zの連立方程式の解の組(x,y,z)が
只一つ存在します。

ということで(D)を解いてx,y,zを求めると
T(τ_[3,2,1])=xT(τ_[1,2,-2])+yT(τ_[2,-1,-1])+zT(τ_[1,0,-1])
=…

No.71025 - 2020/11/20(Fri) 18:10:45
二次関数と不等式の問題 / ひかる
不等式x^2-2x≦0...?@と2次関数f(x)=x^2-2ax+3a(aは定数)がある。次の問いに答えよ。

不等式?@を満たす全てのxに対してf(x)>0を満たすように、定数aの値の範囲を定めよ。
  
解答 0<a<4

の解説をお願いします。

No.71020 - 2020/11/20(Fri) 11:48:17

Re: 二次関数と不等式の問題 / ヨッシー
?@が 0≦x≦2 であることは朝飯前として、
 y=f(x)=x^2−2ax+3a
のグラフの軸はx=aであり、?@の範囲内で
 f(x)>0
となるのは、下の3通りが考えられます。

a≦0 または 2≦a のとき
 f(0)>0 かつ f(2)
0<a<2 のとき
 D<0 (Dは判別式)
それぞれ解いて、
f(0)=3a>0 より 0<a
f(2)=4−a>0 より a<4
D/4=a^2−3a<0 より 0<a<3
以上より、
 0<a<4

No.71021 - 2020/11/20(Fri) 12:58:22

Re: 二次関数と不等式の問題 / らすかる
参考別解
?@から0≦x≦2
f(0)=3a>0からa>0, f(2)=4-a>0からa<4なので0<a<4が必要。
逆に0≦x≦2かつ0<a<4のときf(x)=x^2-2ax+3a=(x-a/2)^2+(2-x)a+(4-a)a/4>0
(∵(x-a/2)^2≧0, (2-x)a≧0, (4-a)a/4>0)
従って0<a<4は必要十分条件。

No.71022 - 2020/11/20(Fri) 14:03:20

Re: 二次関数と不等式の問題 / ひかる
解説ありがとうございました。
No.71085 - 2020/11/22(Sun) 10:57:35
微分方程式 / 鹿
微分方程式の問題です。
y"+4y=1
一般解の求め方が分かりません。
よろしくお願いいたします。

No.71014 - 2020/11/19(Thu) 21:41:19

Re: 微分方程式 / 鹿
すみません、解決したので大丈夫です!
No.71016 - 2020/11/19(Thu) 22:56:49
高校受験数学 / KK
高校受験の数学がわかりません。⑶です。解答は5√3/12です。どうぞよろしくお願いいたします。
No.71013 - 2020/11/19(Thu) 20:43:26

Re: 高校受験数学 / らすかる
求める立体を「Mを通り底面に垂直でADに平行である平面」と
「Nを通り底面に垂直でBCに平行である平面」で切って3つの立体に分けて
外側の二つを合わせると、
二つを合わせた立体は底面が√2×√2/2で高さが√3/2の四角錐なので体積は√3/6、
残りの立体は底面(切断面)が底辺√2高さ√3/2の三角形、高さが√2/2の三角柱なので
体積は√3/4、よって合わせて5√3/12となります(単位は省略しました)。

No.71017 - 2020/11/20(Fri) 01:14:13
解説がなく困っています。 / 中学受験数学
写真の通りです。
よろしくお願いいたします。

No.71009 - 2020/11/19(Thu) 16:43:30

Re: 解説がなく困っています。 / ヨッシー
OD//ABとして、図の直線部分だけ抜き出すと、こんなふうに
ひし形を含む図形になります。

規則性から、Bのy座標は12となります。
それに対応するx座標は √(12×3)=6 より
(0,8) と (6,12) を結ぶ直線の傾きがbであるので、
 b=(12−8)/6=2/3

No.71010 - 2020/11/19(Thu) 17:25:09
解説がなく困っています / 中学受験数学
解説がなく、困っています。写真の通りです。

解説ができる方。よければよろしくお願いいたします。

No.71003 - 2020/11/19(Thu) 13:43:10

Re: 解説がなく困っています / 中学受験数学
2問目です
No.71004 - 2020/11/19(Thu) 13:43:54

Re: 解説がなく困っています / 中学受験数学
3問目です。
No.71005 - 2020/11/19(Thu) 13:44:29

Re: 解説がなく困っています / ヨッシー
関連のない別の問題は新しい記事として書いてください。(次から)

1問目
書いてあることを、事実と式を対応させながら書いていきます。
 (事実)太郎さんの公園までの時間 (式) a/70 分
 (事実)花子さんの公園までの時間 (式) b/60 分
 (事実)太郎さんの時間のほうが3分短い (式) b/60−a/70=3  アは?C

花子さんが公園についた後、太郎さんは (10−3=)7分後に公園に着くはず。
花子さんは6分待ったので、その(7−6=)1分後に太郎さんが公園に着いた ・・・イは1
太郎さんが公園に着いたとき、花子さんは (60×1=) 60m 戻っている。
太郎さんと花子さんは1分間に(70−60=)10m近づくので、
追いつくまでの時間は 60÷10=6(分)   ・・・ウは6

追いついた地点と公園の距離は 70×6=420(m)
この地点が太郎さんの家から1120mなので、a=1120−420=700(m) ・・・エオカ
この距離を太郎さんは 700÷70=10(分)で進み、花子さんはbの距離を13分で進むので、
 b=13×60=780(m)  ・・・キクケ

No.71006 - 2020/11/19(Thu) 14:02:38

Re: 解説がなく困っています / ヨッシー
2問目
(1)
 AC=√(3^2+4^2)=5
 BG=√(2^2+4^2)=2√5
(2)
ACの中点をMとすると
 △AFM∽△CAB (∽は相似の意味)
AM=5/2 より AF=AM×(5/4)=25/8
よって、
 DF=4−25/8=7/8
(3)
BとEはACに対して対象なので、EP=BP
よって、BP+PGが最小になるとき、EP+PGも最小になります。
B,P,Gが一直線上にあるとき最小になるので、
BGとACの交点が求める点Pとなります。
このとき、△ABP∽△GCP (相似比は3:2)
よって、EP=BP=(3/5)BG=(6√5)/5

No.71007 - 2020/11/19(Thu) 14:13:28

Re: 解説がなく困っています / 中学受験数学
ありがとうございました!

次回から気をつけます。

No.71008 - 2020/11/19(Thu) 16:02:31

Re: 解説がなく困っています / 中学受験数学
> 2問目
> (1)
>  AC=√(3^2+4^2)=5
>  BG=√(2^2+4^2)=2√5
> (2)
> ACの中点をMとすると
>  △AFM∽△CAB (∽は相似の意味)
> AM=5/2 より AF=AM×(5/4)=25/8
> よって、
>  DF=4−25/8=7/8
> (3)
> BとEはACに対して対象なので、EP=BP
> よって、BP+PGが最小になるとき、EP+PGも最小になります。
> B,P,Gが一直線上にあるとき最小になるので、
> BGとACの交点が求める点Pとなります。
> このとき、△ABP∽△GCP (相似比は3:2)
> よって、EP=BP=(3/5)BG=(6√5)/5


最後の△ABP∽△GCPがどうして相似になるのでしょうか?
角BAC=角ACG(錯角)は分かるのですが、そこからもう一つの相似条件が分かりません。

よろしくお願いします。

No.71018 - 2020/11/20(Fri) 09:47:15

Re: 解説がなく困っています / ヨッシー
同様に、
 ∠ABG=∠GCA(錯角)
もしくは、
 ∠APB=∠CPG(対頂角)
が言えます。

No.71019 - 2020/11/20(Fri) 09:50:04
(No Subject) / Tk
極限を求める問題です。
どなたか解き方と答えを教えていただけると幸いです。よろしくお願いします!

No.70999 - 2020/11/19(Thu) 06:23:12

Re: / X
a)
x→∞を考えているので
x>0
としてもよいことに注意すると、
e^xのマクローリン展開を
考えることにより
e^x-x^2>1+x+(1/2)x^2+(1/6)x^3-x^2
これより
e^x-x^2>1+x-(1/2)x^2+(1/6)x^3
e^x-x^2>(1/x^3+1/x^2-(1/2)/x+1/6}x^3 (A)
(A)においてx→∞を考えると
((A)の右辺)→∞
∴(与式)=∞

b)
(与式)=lim[x→0]{(e^x)/9}/{(sin3x)/(3x)}^2
=1/9

c)
f(x)=lnx
と置くと
x^4-1=(x-1)(x+1)(x^2+1)
に注意して
(与式)=√{f'(1)/4}=1/2

d)
f(x)=a^x
と置くと
(与式)=f'(0)=lna

No.71012 - 2020/11/19(Thu) 19:31:17
(No Subject) / やま
問題5.13が全く分かりません。どなたか解き方と解答を教えて頂けると助かります!
No.70997 - 2020/11/19(Thu) 02:32:59

Re: / ast
解き方というか, 適当に見積もるだけなので実質的には単なる計算問題と大して変わらないのでは.

例えば,
 |∫[0,x] a[11]u[1]+a[12]u[2] dt| + |∫[0,x] a[21]u[1]+a[22]u[2] dt|
 ≤ ∫[0,x] |a[11]u[1]+a[12]u[2]| dt + ∫[0,x] |a[21]u[1]+a[22]u[2]| dt
 ≤ ∫[0,x] |a[11]||u[1]|+|a[12]||u[2]| |a[21]||u[1]|+|a[22]||u[2]| dt
 ≤ ∫[0,x] |a[11]|‖u‖+|a[12]|‖u‖ |a[21]|‖u‖+|a[22]|‖u‖ dt

とでもやって両辺の sup をとればいい.

No.71028 - 2020/11/20(Fri) 19:20:47
(No Subject) / やま
問題5.9が全く分かりません。どなたか解き方と解答を教えて頂けると助かります🙇
No.70996 - 2020/11/19(Thu) 02:32:09

Re: / ast
画像に書かれている「定義を見て納得しろ」にほぼ同意ですが, とりあえず補題 5.8 で用いられている「一様収束」という言葉と‖‖ (おそらく sup ノルム) を使わずに, (おそらくそれらは ε-δ 論法に基づく主張によって定義されている可能性が高いと思いますので) 補題 5.8 全体を ε-δ (この場合は ε-N か) で書き直してみればよいのでは?

テキストの文脈が私の想像した通りなら, ε-δ で書き直したとき "⇔" の両側はほぼ同じような形をしているはずです. 見た目が違っている部分の表す意味が同じであることをきちんというというのがここでの「証明」ということになります.
# 結局のところ, 全部より大きいことと最大のものより大きいことが同じ意味になるという話でしかないので,
# 納得するしないにかかわらず (画像にもあるように) 特に解説することもないと考えるのはむしろ当然
# と言っても過言ではないのではないかと.

# なお, (考えているのが sup ノルムなら) 補題 5.8 の主張はむしろよくある一様収束の定義の仕方のひとつです.
# 定義まわりの議論の際には, 自分がいま採用している定義がどんなものかをきちんと提示すべきでしょう.
# (でないとしばしば曖昧で不毛なやり取りしかできなくなる.)

No.71027 - 2020/11/20(Fri) 19:15:41

Re: / やま
分かりやすい説明ありがとうございます。
ただ‖‖をε-δ論法に書き換える方法が分かりません。
問題で言う‖fn-f‖を||の形にするとなるとどのように書き換えれば良いでしょうか?

No.71132 - 2020/11/24(Tue) 10:48:26
整数 / 大学生
(1)次の整数の部分集合はどのような集合か
(1) (3Z + 2)∩(5Z + 3)
(2) (4Z + 1)∩(9Z + 4)
(3) (10Z + 5) ∩ (12Z + 7)

(2)以下の証明
(10Z + 2) ∩ (12Z + 3) = ϕ

No.70995 - 2020/11/19(Thu) 00:42:07

Re: 整数 / ヨッシー
(1) Z が整数だとすると、この問題は次のように書き換えられます。
 (1) 3で割ると2あまり、5で割ると3あまる数はどんな数ですか。
 (2) 4で割ると1あまり、9で割ると4あまる数はどんな数ですか。
 (3) 10で割ると5あまり、12で割ると7あまる数はどんな数ですか。
 答え
 (1) 15で割ると8あまる数 15Z+8
 (2) 36で割ると13あまる数 36Z+13
 (3) 60で割ると55あまる数 60Z+55

(2)
 10Z+2 は偶数であり、12Z+3 は奇数なので、共通項はない。
 ではダメですか?

No.71002 - 2020/11/19(Thu) 11:37:27
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