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(No Subject) / 勉強さん
16、17の解き方が知りたいです。
16の答えは5
17は12です。
よろしくお願いします。

No.70733 - 2020/11/08(Sun) 00:09:29

Re: / IT
方程式を使っていいのなら

1がx+1枚,4がy+1枚,-3がz+1枚(x,y,zは0以上の整数)とする。

x+y+z=12…(1)
x+4y-3z=8…(2)
(1)×3+(2) 4x+7y=44,(x+y≦12)
7y=4(11-x)
∴11-xは,7の倍数で0以上。
∴11-x=0,7
∴x=11,4
∴x+1=12,5

各枚数を x,y,zとしても出来ますが、私は上記のようにやりました。

No.70736 - 2020/11/08(Sun) 08:12:18

Re: / らすかる
別解
全部のカードに3を足して4と7と0にして15枚で10+3×15=55となるときに
4と書かれたカードの枚数と考えてよい。
55は7で割って6余るから、4のカードは5枚または12枚
従って[16]は5、[17]は12
※正答の候補数が穴埋めの個数と同じなので、正当性を確認しなくても穴埋め可能

No.70738 - 2020/11/08(Sun) 08:32:37
(No Subject) / あ
解き方を教えて欲しいです
確率です

No.70731 - 2020/11/07(Sat) 22:59:52

Re: / X
白球、赤球、青球の数をそれぞれx[個],y[個],z[個]
とすると、条件から
x/(x+y+z)=1/10 (A)
(x+4)/(x+y+z+4)=1/4 (B)
{(y+2)C2}/{(x+y+z+3+2)C2}=1/30 (C)
(A)(B)(C)を連立して解きます。

(A)より
10x=x+y+z (A)'
(B)より
4(x+4)=x+y+z+4 (B)'
(A)'-(B)'より
6x-16=-4
∴x=2 (D)
これを(A)'に代入して
y+z=18 (E)
ということで解答欄31の答えは
(11)

一方、(C)の左辺を整理すると
(y+2)(y+1)/{(x+y+z+5)(x+y+z+4)}=1/30
これに(D)(E)を代入すると
(y+2)(y+1)/(25・24)=1/30
30(y+2)(y+1)=600
(y+2)(y+1)=20
y^2+3y-18=0
(y+6)(y-3)=0
条件からyは自然数ゆえ
y=3
これを(E)に代入して
z=15
ということで解答欄32の答えは
(9)

No.70737 - 2020/11/08(Sun) 08:15:16
(No Subject) / 数学さん
確率です
入力された整数に対して、次のような処理を行う機会Fを考える
●入力された整数が正のとき、その整数を3で割って小数点以下を切り捨てた整数を出力する。
●入力された整数が0のときはコインを投げ、表が出たら0を、裏が出たら−6を出力する。
●入力された整数が負の時は、その整数に4を足して2倍した整数を出力する。

さらにこの機会を2つ以上接続すること、つまり出力を再び機会Fえの入力とし、別の出力を得ることを考える。t個の機会Fを接続し、最初の機会Fに整数Xを入力した時の出力をF(X、t)とする

F(0、4)が0となる確率は??

この問題を解く過程が含めて教えてください。
ちなみに答えは9/16です。

No.70730 - 2020/11/07(Sat) 22:57:36

Re: / IT
0からスタートする枝分かれ図を描けば計算できます。
No.70734 - 2020/11/08(Sun) 07:39:17

Re: / 数学さん
樹形図を書いたのですが、どうしても9/16にならないので解説をお願いしたいです。
No.70739 - 2020/11/08(Sun) 10:59:41

Re: / IT
樹形図をアップできませんか?
どういう計算で、求める確率はいくらになりましたか?
例えば,一部を書くと下記のようになります。
0→0→ 0→ 0→0 (1/2)^4
・・・・→-6→-4→0 (1/2)^2

(手書きでないので上手く書けてませんが)

No.70744 - 2020/11/08(Sun) 11:59:52

Re: / 数学さん
このような解き方になりました。
詳しく説明して下さりありがとうございます。

No.70752 - 2020/11/08(Sun) 17:57:11

Re: / IT
そうですね。0にならない遷移も書いておいた方が確実ですね。
No.70766 - 2020/11/08(Sun) 23:19:33
(No Subject) / t
同型写像についてです.

集合X:可算集合、Z^+:正の整数全体の集合 に対して、

X≅Z^+ が成り立つ.

このことを示していただけないでしょうか。

No.70729 - 2020/11/07(Sat) 22:09:27

Re: / IT
ここでの「同型」(≅で表されている)と、「可算集合」の定義は、どうなっていますか? 
ほとんど「可算集合」の定義そのものではないかと思いますが、どのように出題されたのでしょうか? 原題をそのまま書いてください。

No.70735 - 2020/11/08(Sun) 07:44:47

Re: / t
すみません、書き方が悪かったです。

ある問題の証明の中でX:可算集合だからX=Z^+としても一般性を失われないと書かれていたのですが、なぜなのかなと思った次第です。

No.70742 - 2020/11/08(Sun) 11:15:40

Re: / IT
可算集合の定義はどう書いてありますか?
No.70743 - 2020/11/08(Sun) 11:18:57

Re: / ast
> ある問題の証明の中で
要するに No.70713 の画像の話ってことなのでしょうね.
あの文脈で w.l.g. は,「X の元にはマイナンバー振ってあるからマイナンバーで個人特定できるやん」程度の意味でしかないです

No.70745 - 2020/11/08(Sun) 14:41:02

Re: / t
特にはなにも書かれていないですね。
No.70746 - 2020/11/08(Sun) 15:15:59

Re: / IT
「可算集合」は、既習ではないですか?
No.70747 - 2020/11/08(Sun) 15:23:12
難問 / 天才
pを素数とする。
関数f(p)=p^(1/(p-1))と定めたとき、
Πf(p)は正の無限大に発散することを示せ。

No.70725 - 2020/11/07(Sat) 20:05:13

Re: 難問 / らすかる
logΠf(p)=Σlog(p)/(p-1)>Σ1/p=∞からΠf(p)=∞
Σ1/p=∞の証明は例えば↓こちら
https://mathtrain.jp/primeinverse

No.70726 - 2020/11/07(Sat) 20:27:21
四面体におけるベクトル問題 / しょう
ベクトルの質問です。2番の問題なのですが解説の流れは理解出来たのですがどこか丸覚え感があり、どういう経緯で解くべきかなどの方針が見えてきません。どのようにおさえたらいいでしょうか?よろしくお願いします。
No.70724 - 2020/11/07(Sat) 19:33:36

Re: 四面体におけるベクトル問題 / 黄桃
ベクトルの基本は、次のことです。
* 平面であれば同じ直線上にない2つのベクトル a,b を使えば、他のどんなベクトルも実数s,tを用いて sa+tb とただ1通りに表せる
* 空間であれば4面体の1つの頂点からでる3つのベクトルa,b,cを使えば、他のどんなベクトルも実数s,t,uを用いて sa+tb+uc とただ1通りに表せる

同じベクトルを複数の方法で表せば、両者のa,b,c の係数は等しくなる、ということがポイントです。

#最初に2つ(空間なら3つ)のベクトルを決めたら、途中で「やっぱりこっちがいいかな」とか考えずに、
#面倒でも最初に決めたベクトルだけを使って他のベクトルを表すようにするのが考え方の基本です。

本問では、もう1つ
2点A,Bを通る直線上の点は、(空間だろうと平面だろうと)実数t を用いて t*→OA+(1-t)*→OB と表せる(**)
を知っていればOKです。

(2)では、→ORをベクトルa,b,cを用いて2通りの方法で表し、それぞれのベクトルの係数が等しい、に持ち込むのです。
Rは直線CQ上にあることから、1つの式を出し
(解答では→OR=→OC+s*→CQ としてますが、→CQ=→OQ-→OC なので、→OR=(1-s)*→OC +s* →OQとしたのと同じ)
Rは直線AB上にもあることから、もう1つの式、
→OR=t*→OA+(1-t)*→OB とかける(特に、→OCの係数は0である)、
が出て、両者を比べるとs,tがわかり、それらより、求める比がわかるのです。

別解も同様で→OQを2通りに表すことで求めています。

No.70773 - 2020/11/09(Mon) 07:31:15

Re: 四面体におけるベクトル問題 / しょう
ありがとうございます!根本的な事をお聞きしたいのですが、2番の問題でまずORベクトルを2通りのベクトルで表す事を考えるのはなぜなのでしょうか?

AR対RBとCQ対QRを求めるのにORベクトルを考えるという所が繋がらないのです、、返信よろしくお願いします。

No.70786 - 2020/11/09(Mon) 19:40:53

Re: 四面体におけるベクトル問題 / ast
点R の位置が分かっていないと AR:RB も CQ:QR も求められないから, 位置を求めようとするのはむしろ自然な発想なのでは?
# もちろん定性的には R は CQ(の延長)と AB の交点と決められていますが, ここでいう「位置」は
# 定量的な位置 (どの点からどの方向にいくらくらい離れたところにあるか) のことです.
## AR:RB も CQ:QR も量的な話なので, 量的に位置が決まっている必要があります.
基準とする点 A,B,C は O を始点とするベクトルで量的に位置が指定されていますから, R の位置を量的に指定するときも同じ始点をもつ OR ベクトルを考えることになります.

No.70809 - 2020/11/10(Tue) 16:09:38

Re: 四面体におけるベクトル問題 / しょう
なるほど!!理解出来ました!ありがとうございました!
No.70888 - 2020/11/13(Fri) 22:45:02
体積 / waka
「xyz空間において、xy平面上の円板x^2+y^2≦1を底面とし、点(0,0,1)を頂点とする円錐をCとする。また、不等式x≧(z-1)^2が表す立体をPとする。CとPの共通部分CとPの共通部分の体積を求めよ。」という問題の解説をお願いします。よろしくお願いいたします。
No.70720 - 2020/11/07(Sat) 18:08:10

Re: 体積 / X
条件からCの側面の方程式は
x^2+y^2=(1-z)^2 (A)
これとPの境界面である
x=(z-1)^2 (B)
との交線について
x^2+y^2=x (C)
問題の共通部分は
上面を(A)
下面を(B)のz≦1の部分
としているので
(C)に注意して、求める体積をVとすると
V=∫∫[S]{{1-√(x^2+y^2)}-(1-√x)}dxdy
=∫∫[S]{√x-√(x^2+y^2)}dxdy (C)
(但し、S:x^2+y^2≦x)
(C)を極座標に変換すると
V=∫[θ:-π/2→π/2]∫[r:0→cosθ]{√(rcosθ)-r}rdrdθ
=∫[θ:-π/2→π/2]{(1/15)(cosθ)^3}dθ
=(2/15)∫[θ:0→π/2]{1-(sinθ)^2}cosθdθ
=(2/15)[sinθ-(1/3)(sinθ)^3][θ:0→π/2]
=4/45

No.70722 - 2020/11/07(Sat) 18:34:40

Re: 体積 / waka
> 「xyz空間において、xy平面上の円板x^2+y^2≦1を底面とし、点(0,0,1)を頂点とする円錐をCとする。また、不等式x≧(z-1)^2が表す立体をPとする。CとPの共通部分CとPの共通部分の体積を求めよ。」という問題の解説をお願いします。よろしくお願いいたします。

返信ありがとうございます。
解説の(A)(B)(C)の式は分かるのですが、「求める体積をVとすると・・・」以下が分かりません。インテグラルが2つあることも見たことがありません。受験生でも分かるような式をお願いできますか。よろしくお願いします。

No.70776 - 2020/11/09(Mon) 15:08:40

Re: 体積 / X
では高校数学の範囲で、改めて回答を。
(計算がかなり煩雑です。別の断面の取り方で
もっと計算が簡単になるかもしれません。)


条件からCの側面の方程式は
x^2+y^2=(1-z)^2 (A)
これとPの境界面である
x=(z-1)^2 (B)
について、問題の共通部分は
上面が(A)
下面が(B)のz≦1の部分
で囲まれたものとなります。

ここで問題の共通部分の
平面
1-z=k (C)
(0≦k≦1)
による断面を考えると
これは(A)(B)より
円x^2+y^2=k^2

直線x=k^2
で囲まれた弓型の周および内部
となります。
(図示してみて下さい)
この弓型を作る弧の中心角を2θ
弓型の面積をS(k)とすると
cosθ=k (D)
S(k)=(k^2)θ-(1/2)(k^2)sin2θ (E)
更に求める体積をVとすると
V=∫[0→1]S(k)dz (F)

(F)において、(C)による
置換積分をすることより
V=∫[0→1]S(k)dk (F)'
一方(D)(E)より
S(k)=θ(cosθ)^2-sinθ(cosθ)^3 (E)'

(F)'に(D)による置換積分を行い
更に(E)'を用いることにより
V=∫[0→π/2]{θ(cosθ)^2-sinθ(cosθ)^3}sinθdθ
後はこの積分を計算していきます。

V=∫[0→π/2]{θ(cosθ)^2}sinθdθ-∫[0→π/2]{sinθ(cosθ)^3}sinθdθ (G)
と分けると
((G)の第1項)=[-(1/3)θ(cosθ)^3][0→π/2]+(1/3)∫[0→π/2]{(cosθ)^3}dθ
=(1/3)∫[0→π/2]{1-(sinθ)^2}cosθdθ
=(1/3)[sinθ-(1/3)(sinθ)^3][0→π/2]
=2/9
((G)の第2項)=∫[0→π/2]{(sinθ)^2-(sinθ)^4}cosθdθ
=[(1/3)(sinθ)^3-(1/5)(sinθ)^5][0→π/2]
=2/15
∴(G)より
V=2/9-2/15=4/45


注)
上記の計算で最も問題となるのは
(G)の第1項の計算を部分積分で
処理する箇所です。
これは被積分関数を
θと{(cosθ)^2}sinθ
に分離し、
{(cosθ)^2}sinθ
に対して以下の補題が使えるかどうかです。

補題)
f(x)の不定積分をF(x)としたとき
∫f(sinθ)cosθdθ=F(sinθ)+C
(Cは積分定数)
(この補題は暗記する類のものではなくて
置換積分の計算問題を数多く解いていれば
自然と身につく類のものです。)

No.70784 - 2020/11/09(Mon) 18:35:06

Re: 体積 / X
>>インテグラルが2つあることも見たことがありません。
ご質問に該当する箇所は大学数学で学習する「重積分」
による立式です。

ご質問の問題を大学数学の範囲での問題と勘違いしていました。
ごめんなさい。

No.70785 - 2020/11/09(Mon) 18:44:53
(No Subject) / いいいい
空間内に2つの直線
l1:(x,y,z)=(1,1,0)+s(1,1,-1)
l2:(x,y,z)=(-1,1,-2)+t(0,-2,1)
がある.ただしs,tは媒介変数とする.このとき、次の問いに答えよ.
(1)l2上の点A(-1,1,-2)からl1へおろした垂線の足Hの座標を求めよ.
(2)l1,l2上にそれぞれ点P,Qをとるとき、線分PQの長さの最小値を求めよ.

この問題の(2)をできるだけ計算量が少なく単純に解ける方法を教えてほしいです。

答えは√6です。

No.70715 - 2020/11/07(Sat) 17:00:58

Re: / らすかる
解法1
P(s+1,s+1,-s), Q(-1,-2t+1,t-2)から
PQ^2={(s+1)-(-1)}^2+{(s+1)-(-2t+1)}^2+{(-s)-(t-2)}^2
=3(s+t)^2+2(t-1)^2+6
だから、s+t=0,t-1=0すなわちs=-1,t=1のときに最小値√6をとる。

解法2
(1,a,b)・(1,1,-1)=1+a-b=0 かつ (1,a,b)・(0,-2,1)=-2a+b=0 を解くと
a=1,b=2だから、ベクトル(1,1,2)は2直線と垂直。
よってl1を含みl2と平行な平面はx+y+2z-2=0と表せるので、
(-1,1,-2)とその平面との距離を点と平面の距離の公式で求めて
|-1+1-4-2|/√(1^2+1^2+2^2)=√6。

No.70728 - 2020/11/07(Sat) 21:44:41

Re: / いいいい
(1,a,b)・(1,1,-1)=1+a-b=0 かつ (1,a,b)・(0,-2,1)=-2a+b=0 を解くと
の部分ですがなぜ(1,a,b)と初めからx座標が1とわかるんですか?

No.70751 - 2020/11/08(Sun) 17:52:26

Re: / らすかる
ベクトルで向きだけが必要で大きさは関係ありませんので、
そこの数字はいくつにしても問題ありません。
もし2にしたらa=2,b=4と求まって(2,2,4)になるだけです。
(a,b,c)としても問題はありませんが、そうすると
a=t,b=t,c=2t(tは任意の実数)のような答えになってかえって手間です。

No.70760 - 2020/11/08(Sun) 21:10:25
下線部の証明 / パスタ
この赤と青の下線部が成り立つ理由を教えてください。
お願いいたします。

No.70713 - 2020/11/07(Sat) 15:34:01

Re: 下線部の証明 / ast
両者とも定義から明らかに従うこと(というかほぼ定義そのもの)だと思いますので, 定義が理解できているかをこちらから問い返すことになるかと思います. 具体的には:

青: φ_n の作り方から, k=1,…,n に対して φ_n(k)=|f(k)|^p となるのは分かりますか?
赤: 単函数 φ のルベーグ式の積分の定義が
 ?農[a: φ の取りうる値] a × (φ(x)=a となる x 全体の成す集合の測度)
という形に与えられるものであることは把握できていますか?
# ただし厳密な意味でいうなら, φ(x)=a となる x の集合がさらに複数に細分されていてもよい
# (細分しても積分値に影響しないという意味で well-defined) というのは踏まえておく必要がある.

No.70714 - 2020/11/07(Sat) 16:52:58

Re: 下線部の証明 / パスタ
返信ありがとうございます。

赤のほうは理解できたのですが、青がなぜその等式になるのかわからない状況です。

No.70716 - 2020/11/07(Sat) 17:26:32

Re: 下線部の証明 / ast
では, 交わりを持たない集合 A, B に対して, χ_A+χ_B は A 上で χ_A および B 上で χ_B に一致するのは理解できますか?
あるいはもう少し一般に, a*χ_A + b*χ_B は A 上で常に値 a をとる定数函数, および B 上で常に値 b をとる定数函数, となることはわかりますか?
# いずれも, A, B が交わらないという条件は外してはいけない.

No.70719 - 2020/11/07(Sat) 18:02:08

Re: 下線部の証明 / パスタ
そこは理解できました。
交わらないということは共通部分をもたないことで大丈夫ですよね。

No.70721 - 2020/11/07(Sat) 18:11:40

Re: 下線部の証明 / ast
> 交わらないということは共通部分をもたないことで大丈夫ですよね。
そうです.

> そこは理解できました。
では, (面倒なので以下 a_k:=|f(k)|^p と書きますが,)
 [i] φ_1(k) = a_1*χ_[{1}](k) の k=1 における値 φ_1(1)
 [ii] φ_2(k) = a_1*χ_[{1}](k) + a_2*χ_[{2}](k) の k=1,2 における値 φ_2(1),φ_2(2),
 [iii] φ_3(k) = a_1*χ_[{1}](k) + a_2*χ_[{2}](k) + a_3*χ_[{3}](k) の k=1,2,3 における値 φ_3(1),φ_3(2),φ_3(3),
 ……(必要ならもっと後のほうまで同様に)
などはもう計算できるはずですね?

そうして, どのような k∈Z^+ に対しても, k より大きな任意の n に対して φ_n(k)=a_k ですから, 極限函数 lim φ_n の値は青線で示された式の通りということになります.

No.70723 - 2020/11/07(Sat) 18:35:46

Re: 下線部の証明 / パスタ
なるほど。理解できました。ありがとうございます
No.70727 - 2020/11/07(Sat) 21:42:19
個数を数える問題 / 劣等生
a,b,c,d,nが自然数のとき、a+2b+3c+4d=nを満たす(a,b,c,d)の組の個数を求めよ。
nを12で割ったあまりで場合分けしようとしたのですが失敗に終わりました。
教えてください。

No.70703 - 2020/11/06(Fri) 19:53:27

Re: 個数を数える問題 / らすかる
a=nとなるのは1通り

a+2b=nとなるのは
nが偶数のときb=1〜n/2-1の(n-2)/2通り
nが奇数のときb=1〜(n-1)/2の(n-1)/2通り
よってまとめると(2n-3-(-1)^n)/4通り

a+2b+3c=nとなるのは
n=3kのときcの範囲は1〜n/3-1
それぞれのcに対してa+2bは{2(n-3c)-3-(-1)^(n-3c)}/4通りなので
全部でΣ[c=1〜n/3-1]{2(n-3c)-3-(-1)^(n-3c)}/4={2n^2-12n+21+3(-1)^n}/24通り
n=3k+1のときcの範囲は1〜(n-4)/3
それぞれのcに対してa+2bは{2(n-3c)-3-(-1)^(n-3c)}/4通りなので
全部でΣ[c=1〜(n-4)/3]{2(n-3c)-3-(-1)^(n-3c)}/4={2n^2-12n+13+3(-1)^n}/24通り
n=3k+2のときcの範囲は1〜(n-5)/3
それぞれのcに対してa+2bは{2(n-3c)-3-(-1)^(n-3c)}/4通りなので
全部でΣ[c=1〜(n-5)/3]{2(n-3c)-3-(-1)^(n-3c)}/4={2n^2-12n+13+3(-1)^n}/24通り
よってまとめると{2n^2-12n+13+8f(n)+3(-1)^n}/24通り
(ただしf(n)はn=3kのとき1、n≠3kのとき0)

a+2b+3c+4d=nとなるのは
n=4kのときdの範囲は1〜n/4-2、n=4k+1のときdの範囲は1〜(n-9)/4、
n=4k+2のときdの範囲は1〜(n-6)/4、n=4k+3のときdの範囲は1〜(n-7)/4なので
n=12kのとき
Σ[d=1〜n/4-2]{2(n-4d)^2-12(n-4d)+13+8f(n-4d)+3(-1)^(n-4d)}/24
=(n^3-15n^2+72n-144)/144
n=12k+1のとき
Σ[d=1〜(n-9)/4]{2(n-4d)^2-12(n-4d)+13+8f(n-4d)+3(-1)^(n-4d)}/24
=(n-1)(n-7)^2/144
n=12k+2のとき
Σ[d=1〜(n-6)/4]{2(n-4d)^2-12(n-4d)+13+8f(n-4d)+3(-1)^(n-4d)}/24
=(n-2)(n^2-13n+46)/144
n=12k+3のとき
Σ[d=1〜(n-7)/4]{2(n-4d)^2-12(n-4d)+13+8f(n-4d)+3(-1)^(n-4d)}/24
=(n-3)^2(n-9)/144
n=12k+4のとき
Σ[d=1〜n/4-2]{2(n-4d)^2-12(n-4d)+13+8f(n-4d)+3(-1)^(n-4d)}/24
=(n-4)^2(n-7)/144
n=12k+5のとき
Σ[d=1〜(n-9)/4]{2(n-4d)^2-12(n-4d)+13+8f(n-4d)+3(-1)^(n-4d)}/24
=(n-5)(n^2-10n+13)/144
n=12k+6のとき
Σ[d=1〜(n-6)/4]{2(n-4d)^2-12(n-4d)+13+8f(n-4d)+3(-1)^(n-4d)}/24
=(n-3)(n-6)^2/144
n=12k+7のとき
Σ[d=1〜(n-7)/4]{2(n-4d)^2-12(n-4d)+13+8f(n-4d)+3(-1)^(n-4d)}/24
=(n-1)(n-7)^2/144
n=12k+8のとき
Σ[d=1〜n/4-2]{2(n-4d)^2-12(n-4d)+13+8f(n-4d)+3(-1)^(n-4d)}/24
=(n-8)(n^2-7n+16)/144
n=12k+9のとき
Σ[d=1〜(n-9)/4]{2(n-4d)^2-12(n-4d)+13+8f(n-4d)+3(-1)^(n-4d)}/24
=(n-3)^2(n-9)/144
n=12k+10のとき
Σ[d=1〜(n-6)/4]{2(n-4d)^2-12(n-4d)+13+8f(n-4d)+3(-1)^(n-4d)}/24
=(n^3-15n^2+72n-76)/144
n=12k+11のとき
Σ[d=1〜(n-7)/4]{2(n-4d)^2-12(n-4d)+13+8f(n-4d)+3(-1)^(n-4d)}/24
=(n-5)(n^2-10n+13)/144

以上をまとめると、nに対して条件を満たす(a,b,c,d)の組の個数は
[{2n^3-30n^2+(135+9(-1)^n)n-1}/288]個 (ただし[ ]はガウス記号)

No.70711 - 2020/11/06(Fri) 23:59:26

Re: 個数を数える問題 / 劣等生
理解できました。
ありがとうございました。
最後はまとめないといけないのでしょうか。

No.70883 - 2020/11/13(Fri) 20:16:27
部分群について / meow
この問題についてなのですが,
演算については閉じているが,
det(A)=0ということは正則でないので,逆元が存在しないことから,部分群ではないということで良いでしょうか?

No.70699 - 2020/11/06(Fri) 18:00:59

Re: 部分群について / IT
行列の"加法"について"逆元"が存在しない。ことが言えますか?
No.70700 - 2020/11/06(Fri) 19:26:57

Re: 部分群について / meow
なるほどです.
加法についての逆元は存在します.
しかし乗法については存在しないので,乗法については部分群にはならないですよね.
この場合,どのように解答すれば良いのでしょうか.
演算が乗法と加法で分けるのでしょうか?

No.70704 - 2020/11/06(Fri) 20:05:38

Re: 部分群について / meow
ITさんいつも回答ありがとうございます.
No.70705 - 2020/11/06(Fri) 20:08:34

Re: 部分群について / IT
問題をもう一度、よく読んでください。「乗法」はどこにも出て来ません。
No.70707 - 2020/11/06(Fri) 20:34:41

Re: 部分群について / meow
回答ありがとうございます.
加法に関して可換群であると書かれていますが,どの演算に対して部分群か求めろと明記されている問題と,このような問題があり,どうすれば良いのか悩んでいました.
今回の場合は言及されている加法について考えれば良いのですね.

No.70708 - 2020/11/06(Fri) 21:17:00

Re: 部分群について / IT
そうだと思います。
ところでHは加法について閉じていますか?
n=2で考えてみてください。

No.70709 - 2020/11/06(Fri) 22:12:54
(No Subject) / タケノリ
確率論の証明ができません、、お願いします(・_・;
No.70697 - 2020/11/06(Fri) 15:40:02
逆行列 / まい
この問題の解き方が分からないので、解いて欲しいです。
No.70694 - 2020/11/06(Fri) 10:19:06

Re: 逆行列 / X
まず、行列の積の定義の復習をしましょう。
その上でもう一度挑戦してみて下さい。
行列の積の計算の理解ができていれば
(2)の計算は容易です。
又、(1)についても行列の積が計算できれば
後は連立方程式を二組解くだけです。
これは中学数学の範囲で十分解けます。

No.70696 - 2020/11/06(Fri) 15:10:33
(No Subject) / 天才
任意の自然数kに対して,
D(k) = (1+1)(1+1/4)(1+1/9)(1+1/16)・...・(1+1/k^2)と定義する.

1/e^(π/2) < lim_[k→∞] D(k) < 1/(2e^(-π/2))を示せ.

No.70689 - 2020/11/06(Fri) 05:05:30

Re: / 天才
> 任意の自然数kに対して,
> D(k) = (1+1)(1+1/4)(1+1/9)(1+1/16)・...・(1+1/k^2)と定義する.
>
> 1/e^(π/2) > lim_[k→∞] D(k) > 1/(2e^(-π/2))を示せ.
>

の誤りです。

No.70690 - 2020/11/06(Fri) 05:08:39

Re: / X
条件から
1<D(k)
一方
1/e^(π/2)<1
∴証明すべき不等式は成立しません。
(問題文にタイプミスはありませんか?)

No.70691 - 2020/11/06(Fri) 05:47:12

Re: / 天才

> 任意の自然数kに対して,
> D(k) = (1+1)(1+1/4)(1+1/9)(1+1/16)・...・(1+1/k^2)と定義する.
>
> 1/e^(-π/2) > lim_[k→∞] D(k) > 1/(2e^(-π/2))を示せ.
>

の誤りです。

No.70706 - 2020/11/06(Fri) 20:22:24

Re: / IT
>1/e^(-π/2) > lim_[k→∞] D(k) > 1/(2e^(-π/2))
e^(π/2)>lim_[k→∞] D(k)>e^(π/2)/2 と書いた方が分かり安いですね。

e^(π/2)>lim_[k→∞] D(k) だけやってみました。
もっとストレートな解法があるかも知れませんが1/1^2+1/+1/3^2+...+1/k^2 →π^2/6(k→∞) を使います。

logD(k)=log(1+1)+log(1+1/4)+log(1+1/9)+...+log(1+1/k^2)
 0<x について log(1+x)<x なので 
<log2+1/4+1/9+...+1/k^2=(log2-1)+1/1+1/4+1/9+...+1/k^2 →(log2-1)+π^2/6(k→∞)

数値計算で確認したところ(log2-1)+π^2/6<π/2

よってlim_[k→∞]logD(k)<π/2
したがって lim_[k→∞]D(k)<e^(π/2)

No.70712 - 2020/11/07(Sat) 15:09:22

Re: / IT
もう一つの不等式は、
logD(k)=log(1+1)+log(1+1/4)+log(1+1/9)+...+log(1+1/k^2)
 0<x<1 でlog(1+x)>(log2)x なので,
>(log2)(1/1+1/2^2+1/3^2+...+1/k^2)→(log2)(π^2)/6 (k→∞)

よって、lim[k→∞]logD(k)≧(log2)(π^2)/6 >(π/2)-log2

No.70717 - 2020/11/07(Sat) 17:28:56
(No Subject) / 天才
2以上の整数Nの2つの正の約数a,bを,
下記の条件のもとで任意に選ぶ.

(条件) : ab = N.

このとき,
|a-b|が最小となる選び方とa+bが最小となる選び方は,
常におなじになることを示せ.

ただし,aとbは区別しないものとする.

No.70688 - 2020/11/06(Fri) 04:31:44

Re: / らすかる
a+bが最小⇔(a+b)^2が最小⇔(a-b)^2+4abが最小⇔(|a-b|)^2+4Nが最小⇔|a-b|が最小
よって常に同じになる。

No.70692 - 2020/11/06(Fri) 07:30:26
中央大学 数学 過去問 数列の極限 / maeyo

「したがって」の前の式が、「したがって」の後の式になるところがわかりません。どうぞよろしくお願いします。

No.70683 - 2020/11/05(Thu) 23:03:04

Re: 中央大学 数学 過去問 数列の極限 / らすかる
S[n+1]-S[n]=-e^(-aπ)・(S[n]-S[n-1])
=-e^(-aπ)・{-e^(-aπ)・(S[n-1]-S[n-2])}
={-e^(-aπ)}^2・(S[n-1]-S[n-2])
={-e^(-aπ)}^2・{-e^(-aπ)・(S[n-2]-S[n-3])}
={-e^(-aπ)}^3・(S[n-2]-S[n-3])
=・・・
={-e^(-aπ)}^n・(S[1]-S[0])
となりますね。

No.70684 - 2020/11/05(Thu) 23:31:05

Re: 中央大学 数学 過去問 数列の極限 / maeyo
大変よくわかりました!
ありがとうございました。

No.70685 - 2020/11/05(Thu) 23:40:02
確率統計学 / 特論
どなたかお願いします、、!!
No.70681 - 2020/11/05(Thu) 22:20:59
整数 / 狭山
実数x,yについて,x+y,xyがともに偶数とする.このとき,自然数nに対してx^n+y^nは偶数になることを示せ。

この問題を数学的帰納法を用いずに解く事は可能ですか?

No.70676 - 2020/11/05(Thu) 18:11:27

Re: 整数 / IT
厳密に帰納法を使わないかは疑問ですが
解の公式と、2項展開を使えば言えると思います。

No.70677 - 2020/11/05(Thu) 18:51:27

Re: 整数 / jpgr
x、yが(本文にある実数ではなく)整数だったら、
x+yが偶数なので、x, yの偶奇は一致する。
xyが偶数なので、x, yは共に偶数。…といくのはどうですか?

No.70682 - 2020/11/05(Thu) 22:27:34

Re: 整数 / URHANL
漸化式を登場させるので数学的帰納法そのものですが、以下。

Z[n] = x^n +y^n

としたときに、

Z[n+2] = (x+y)*Z[n+1] -x*y*Z[n]
Z[1] = (x+y) ≡ 0 (mod 2)
Z[2] = (x+y)^2 -2*x*y ≡ 0 (mod 2)

から

任意の n について Z[n] は偶数といえると思います。

ただ、上記をみると、 x*y は偶数である必要はなくて、整数であればよいらしいのでとまどっています。


※ x*y がたんなる整数ではなく偶数であることをうまく利用することで数学的帰納法を使わなくてもよくなる示し方があるものなのでしょうか?

No.70695 - 2020/11/06(Fri) 14:18:30

Re: 整数 / URHANL
>実数x,yについて,x+y,xyがともに偶数とする.このとき,自然数nに対してx^n+y^nは偶数になることを示せ。

>この問題を数学的帰納法を用いずに解く事は可能ですか?


(みかけ上では数学的帰納法の香りをかなり消せるかもしれません。以下はあらすじです。)

【1】n が奇数のとき

m を 3 以上の奇数とします。
x と y についての多項式 Q(x,y) があって
x^m +y^m = (x +y)*Q(x,y)
と因数分解できます。
ここで Q(x,y) は対称式となります。よって、ふたつの基本対称式
x +y
x*y
からなる多項式があってこれと等しくなります。仮定より x +y も x*y も整数ですから、 Q(x,y) もまた整数となります。
整数 Q(x,y) に、偶数であるところの x +y を乗じた x^m +y^m は偶数です。


【2】n が 2 の冪乗のとき。
自然数 k があって
n = 2^k
とできます。

x^(2^k) +y^(2^k) = (x^(2^(k-1)))^2 +(y^(2^(k-1)))^2
≡ (x^(2^(k-1)))^2 +2*(x^(2^(k-1)))*(y^(2^(k-1))) +(y^(2^(k-1)))^2
≡ (x^(2^(k-1)) +y^(2^(k-1)))^2 ≡ x^(2^(k-1)) +y^(2^(k-1)) (mod 2)
となります。自乗しても偶奇は不変ですので。


ゆえに
x^(2^k) +y^(2^k) ≡ x^2 +y^2 (mod 2)
となります。

x^2 +y^2 = (x +y)^2 -2*x*y ≡ (x +y)^2 ≡ x +y (mod 2)
ですから、
x^2 +y^2 は偶数、従って
x^(2^k) +y^(2^k) もまた偶数です。


【3】n が 2 の冪乗以外の 偶数のとき。

m,k は今までと同じ定義とします。
n = m*2^k
と書けます。

x^(m*2^k) = (x^m)^(2^k)
ですから、

x^(m*2^k) +y^(m*2^k) = (x^m)^(2^k) +(y^m)^(2^k)

ここで
X=x^m
Y=y^m
と置き換えれば
x^(m*2^k) +y^(m*2^k) = X^(2^k) +Y^(2^k)
となる。
X +Y が偶数ならば 【2】の結果より、x^(m*2^k) +y^(m*2^k) もまた偶数となる。
X +Y が偶数かどうか調べると、
x^m +y^m
は【1】より偶数であったので、結局、
x^(m*2^k) +y^(m*2^k)
は偶数である。


【1】【2】【3】より、任意の正の自然数 n について、 x +y が偶数、 x*y が整数であるならば、
x^n +y^n は偶数とわかる。


※【2】のステップでもう少し数学的帰納法臭を消せればよいのですけれども力つきました。 orz

No.70718 - 2020/11/07(Sat) 17:49:06

Re: 整数 / URHANL
あー。

任意の正の自然数 n について、 x +y が偶数、 x*y が【奇数】であるならば、
x^n +y^n は偶数とわかります。

なんとならば
x^(n+2) +y^(n+2) -(x^n +y^n)
= (x +y)*(x^(n+1) +y^(n+1)) -(x*y +1)*(x^n +y^n)
で右辺が偶数であることは《ほとんど》明らかであるので、
x^(n+2) +y^(n+2) と x^n +y^n とは偶奇が一致しています。

n が奇数のときには
x^(n+2) +y^(n+2) は x +y と偶奇が一致していますので偶数です。

n が偶数のときには
x^(n+2) +y^(n+2) は x^2 +y^2 と偶奇が一致しています。
x^2 +y^2 = (x +y)^2 -2*x*y
ですから、x^2 +y^2 は偶数です。

No.70732 - 2020/11/07(Sat) 23:29:18

Re: 整数 / URHANL
> 実数x,yについて,x+y,xyがともに偶数とする.このとき,自然数nに対してx^n+y^nは偶数になることを示せ。

この問題を数学的帰納法を用いずに解く事は可能ですか?


これまでいろいろと書いてきましたけれども、とどのつまり、以下のようなものも1つのやり方になろうかと存じます。

対称式の基本定理を使います。

対称式の基本定理: どんな対称式も基本対称式の和・差・積の組み合わせで表せる

x^n +y^n は
2変数 x, y についての対称式ですから、ふたつの基本対称式、 x +y, x*y の和、差、積で表せます。
仮定より、 x +y も x*y も偶数ですから、これらの和、差、積もまた偶数です。

ゆえに x^n +y^n もまた偶数です。

No.70813 - 2020/11/10(Tue) 19:19:34
数学的帰納法 / 狭山
数列{an}の初項a1から第n項anまでの和をSnと表す.
この数列がa1=0, a2=1 ,(n-1)^2an=Sn (n≧1)を満たすとき,一般項anを求めよ.
という問題を数学的帰納法を用いて解くことはできるでしょうか?

No.70674 - 2020/11/05(Thu) 17:00:22

Re: 数学的帰納法 / 元中3
この問題に限らず、
第1項から具体的に求めていって、一般項を推測し、その推測が正しければ数学的帰納法をもちいれば推測が正しいことを示せます。
ただ、わざわざ数学的帰納法を用いて議論するような問題ではないですね。(記述が多少面倒くさい)
なお、推測の程度(きちんと構造を捉えた上での推測なのか単なる当てずっぽうの推測なのか)にも因りますが、必ずしも漸化た式で定義された全ての数列の一般項が簡単に推測できるというわけではありません。

No.70675 - 2020/11/05(Thu) 17:58:46
これ教えてください / さる
途中まで解いたので見ていただきたいのと、【4】番教えてください
No.70670 - 2020/11/05(Thu) 13:49:22

Re: これ教えてください / さる
2枚目です。
No.70671 - 2020/11/05(Thu) 13:50:01

Re: これ教えてください / さる
ここからが自分の回答です
No.70672 - 2020/11/05(Thu) 13:50:33

Re: これ教えてください / さる
最後の4番分からなかったです。場合分けですかねぇ。。
No.70673 - 2020/11/05(Thu) 13:51:08

Re: これ教えてください / ヨッシー
詳しくは見ていませんが、とりあえず[2]は違いますね。
あと、[4]は多分、場合分けはいらないと思います。
高さで言うと、上に伸びるのと、斜めに伸びるのとで、
伸びる量はどちらも、直前の1/2倍なので。

No.70686 - 2020/11/06(Fri) 00:25:11

Re: これ教えてください / ヨッシー
[1] は正しいようです。
[2][3] はいずれも、0から始まるという点で数え間違いをしているようです。
[4] の解答を載せておきます。

[4]
Hn=H0+(1/2)H0+(1/4)H0+…(1/2)^n・H0
  =H0(1+1/2+1/4+…+1/2^n)
  =(2−1/2^n)H0
  =(2−1/2^n)(2+√2)a/2
  ={1−1/2^(n+1)}(2+√2)a
Wn=W0+2(Hn−H0)
 =W0+2(1−1/2^n)H0
 =(√2)a+2(1−1/2^n)(2+√2)a/2
 =(√2)a+(1−1/2^n)(2+√2)a

Hn, Wn をそれぞれ
 Hn={1−1/2^(n+1)}(2+√2)a
  ={2+√2−1/2^n−√2/2^(n+1)}a
 Wn=(√2)a+(1−1/2^n)(2+√2)a
  ={2+2√2−1/2^(n-1)−√2/2^n}a
まで展開するかは好き好きです。

No.70693 - 2020/11/06(Fri) 09:49:24
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