0から9までの番号をつけた10枚のカードが6組ある。これら60枚のカードから異なる5個の数字を選んで、5桁の整数を作る。このとき、3の倍数は何個できるか。
|
No.69841 - 2020/09/30(Wed) 14:14:23
| ☆ Re: 順列 / ペンギン | | | ただし、0〜9までにそれぞれある6組は別々のカードとみなす。
|
No.69842 - 2020/09/30(Wed) 14:18:23 |
| ☆ Re: 順列 / らすかる | | | 0〜9の数字を3で割った余りで分類すると、 余りが0のものが4つ(0,3,6,9)、1のものが3つ(1,4,7)、2のものが3つ(2,5,8)。 よって5個の数字の合計が3の倍数になるのは、3で割った余りが (0,0,0,1,2) (0,0,1,1,1) (0,0,2,2,2) (0,1,1,2,2) の4通りとなる。 (0,0,0,1,2)の場合、使う数字は(0,3,6,9)から3個、(1,4,7)から1個、 (2,5,8)から1個なので、使う数字の組み合わせは4×3×3=36通り (0,0,1,1,1)の場合、使う数字は(0,3,6,9)から2個、(1,4,7)すべてなので、 使う数字の組み合わせは4C2=6通り (0,0,2,2,2)の場合、使う数字は(0,3,6,9)から2個、(2,5,8)すべてなので、 使う数字の組み合わせは4C2=6通り (0,1,1,2,2)の場合、使う数字は(0,3,6,9)から1個、(1,4,7)から2個、 (2,5,8)から2個なので、使う数字の組み合わせは4×3×3=36通り 従って使う数字の組み合わせは全部で36+6+6+36=84通り 先頭桁の0を除外しない場合、数字の並べ方が5!通り、カードの選び方が 6^5通りなので、全部で84×5!×6^5=78382080通り ここから先頭桁が0であるものを除く必要があるが、先頭桁が0であるものは すべての0のカードを除いた54枚から異なる4個の数字を選んで3の倍数である 4桁の数字を作る場合の数と考えればよい。 上と同様に余りで考えると(ただし余りが0のものが3つに減っていることに注意)、 3の倍数になるのは (0,0,1,2) → 3×3×3=27通り (0,1,1,1) → 3通り (0,2,2,2) → 3通り (1,1,2,2) → 3×3=9通り の計42通りなので、全部で42×4!×6^4=1306368通り 従ってできる3の倍数は 78382080-1306368×6=70543872個 (×6は先頭の0に使うカードの種類) となります。
|
No.69843 - 2020/09/30(Wed) 15:47:47 |
|