実数全体の集合R→[0,1)の全単射の例を教えてください。 よろしくお願いいたします。
|
No.69215 - 2020/08/26(Wed) 06:14:51
| ☆ Re: 全単射 / らすかる | | | 例えばnを自然数として f(x)={x/(|x|+1)+1}/2 g(x)= (n-1)/n (x=n/(n+1)) x (x≠n/(n+1)) とすればg(f(x))が条件を満たしますね。
# f(x)はf(x)=arctan(x)/π+1/2などでもよい
|
No.69216 - 2020/08/26(Wed) 11:45:09 |
| ☆ Re: 全単射 / IT | | | g(x)として[0,∞)→[0,1)の全単射となるものを作ります。 例えばg(x)=x/(x+1)
f(x)としてR→[0,∞)の全単射となるものを作ります。 例えば、 [0,1)→[0,1),[1,2)→[2,3),[2,3)→[4,5),... [-1,0)→[1,2),[-2,-1)→[3,4),[-3,-2)→[5,6),... となるようにします。
すると g(f(x)) は、条件を満たします。
|
No.69223 - 2020/08/26(Wed) 21:52:13 |
| ☆ Re: 全単射 / らすかる | | | ITさんのアイデアを使わせて頂くと [0,1)→[0,1/2) [-1,0)→[1/2,2/3) [1,2)→[2/3,3/4) [-2,-1)→[3/4,4/5) [2,3)→[4/5,5/6) [-3,-2)→[5/6,6/7) ・・・ ([n,n+1)→[a,b)の全単射は(b-a)(x-n)+a) のようにもできますね。 # 上の全単射は # 1+(2x-2[x]-|4[x]+1|-3)/(8[x]^2+4[x]+2|4[x]+1|+2) # というわけのわからない一つの式にまとめることができます。 # この式のグラフは↓こちら
|
No.69224 - 2020/08/27(Thu) 01:45:59 |
| ☆ Re: 全単射 / IT | | | > # 上の全単射は > # 1+(2x-2[x]-|4[x]+1|-3)/(8[x]^2+4[x]+2|4[x]+1|+2) > # というわけのわからない一つの式にまとめることができます。
たしかに、なかなかどういう意味か分り難い式ですね。 どうやって導出されたのでしょうか? xの正負で分ければ x≧0のとき (x-[x])/((2[x]+1)(2[x]+2))+2[x]/(2[x]+1) x<0のとき (x-[x])/((2[|x|]+2)(2[|x|]+3))+(2[|x|]+1)/(2[|x|]+2)
と書けて、少し意味(各折れ線の傾きや端点の座標)が分りやすいかもしれませんね。
らすかるさんの最初の関数は、f(x) のままだと,{0} が空いてしまうので うまく塞いでおられますね。
・可算個の部屋を持つホテルは決して満室にならない。 と同じ原理ですね
|
No.69263 - 2020/08/29(Sat) 09:38:22 |
| ☆ Re: 全単射 / らすかる | | | 定義域の区間の左端から値域の区間の左端の分子に変換する関数、つまり -1→1, 1→2, -2→3, 2→4, -3→5 と変換する関数は x≧0のとき2x、x<0のとき-2x-1なので、これを一つの式にまとめると (|4x+1|-1)/2 定義域内のある値から定義域の区間の左端に変換する関数は[x]なので、 定義域内のある値から値域の区間の左端の分子に変換する関数は (|4[x]+1|-1)/2 値域の区間の左端の分母は分子+1なので (|4[x]+1|+1)/2 右端の分子も同じ 右端の分母はさらに1を足した数なので (|4[x]+1|+3)/2 よって定義域内のある値xに対して値域の区間は 左端が {(|4[x]+1|-1)/2}/{(|4[x]+1|+1)/2} = (|4[x]+1|-1)/(|4[x]+1|+1) 右端が {(|4[x]+1|+1)/2}/{(|4[x]+1|+3)/2} = (|4[x]+1|+1)/(|4[x]+1|+3) となり、上の回答内に書いた 「[n,n+1)→[a,b)の全単射は(b-a)(x-n)+a」 の式で a=(|4[x]+1|-1)/(|4[x]+1|+1) b=(|4[x]+1|+1)/(|4[x]+1|+3) n=[x] x=x をあてはめて整理したのが(整理したから意味不明になったわけですが) 上の式です。
ちなみに全単射なので当然逆関数も存在し、これも求めました。逆関数は {(x-1)[1/(1-x)]+1}{[1/(1-x)]+1}-{(-1)^[1/(1-x)]}{2[1/(1-x)]+(-1)^[1/(1-x)]-1}/4 と書けます。
|
No.69267 - 2020/08/29(Sat) 11:37:14 |
| ☆ Re: 全単射 / IT | | | > -1→1, 1→2, -2→3, 2→4, -3→5 と変換する関数は > x≧0のとき2x、x<0のとき-2x-1なので、これを一つの式にまとめると > (|4x+1|-1)/2
なるほど!絶対値をうまく使って正負の場合分けをやっておられますね。
逆関数もおもしろいですね。
|
No.69268 - 2020/08/29(Sat) 11:48:04 |
| ☆ Re: 全単射 / IT | | | 手持ちのテキストに 少し違いますが (0,1]→Rの全単射 の例がありましたので参考までに載せておきます。 (容易に[0,1)→R に変えられますが、そのまま書きます) (0,1)→Rの全単射は、いくらでもある. 例えば g(x)=1/(1-x)-1/x 。
(0,1]→(0,1)の全単射は、いくらでもある. 例えば f(x)=x/2 (x=1/2^n,nは0以上の整数、のとき) =x (それ以外のとき)
このとき g(f(x)) は、(0,1]→Rの全単射 。
|
No.69274 - 2020/08/29(Sat) 15:56:01 |
|