大学生です。算数、数学が、とても苦手でです。 下記問題と解説を添付します。解説を更にわかりやすく解説して頂きたいです。 なぜこの計算式になるか、ご教示頂けますと幸いです。
ある会社の従業員は、部門Xまたは部門Yのいずれかに属し、部門Xには部門Yの 2倍以上の従業員がいます。(算術)平均給与は、部門Xの従業員が25,000 ドル、部門Yの従業員が35,000ドルです。次のうちどれが会社の全従業員の平均給与となり得るでしょうか?
そのような金額をすべて記入してください。
(A) $26,000 (B) $28,000 (C) $29,000 (D) $30,000 (E) $31,000 (F) $32,000 (G) $34,000
解説
平均給与は(2/3)×(25,000ドル)+(1/3)×(35,000ドル)= 28,333ドル以下になるはずですから、答えは(A)と(B)です。すぐに立式かつ計算できた方はそれで良いと思います(より難しい問題にチャレンジしましょう)。
もし立式できなかったとしても、以下の考えで答えとなり得るのは(A) (B) (C)だとわかります。部門Xには、部門Yに比べて2倍の従業員がいるということですから、平均給与は35,000ドルより25,000ドルに近いことが分かります。この情報に基づき、30,000ドル以上の選択肢は消去できます。
(C)を削除するには結局立式が必要ですが、1/2の確率((C)を選ぶか選ばないか)で正解できることになります。どうしても時間が足りなくなってしまった場合はこのように直感に頼ることも必要です。
|
No.65041 - 2020/05/08(Fri) 08:39:00
| ☆ Re: 解説を見ても、なぜこのような立式になるのかがわかりませんでした。 / ヨッシー | | | まず、部門Xの人数が、部門Yのちょうど2倍の時を考えましょう。 2人と1人でも良いし、4人と2人でも、10人と5人でも良いですが、2パターンぐらい選んで計算してみましょう。 例えば、2人と1人の場合と、16人と8人の場合を選んでみます。
2人と1人の場合 部門Xの給与の合計:25,000×2=50,000 部門Yの給与の合計:35,000×1=35,000 全員の給与の合計:50,000+35,000=85,000 全体の平均:85,000÷3=28,333 16人と8人の場合 部門Xの給与の合計:25,000×16=400,000 部門Yの給与の合計:35,000×8=280,000 全員の給与の合計:400,000+280,000=680,000 全体の平均:680,000÷24=28,333 これらを、計算を1つ1つ答えを出さずに、一気に答えまで持っていくと 2人と1人の場合 {(25,000×2)+(35,000×1)}÷3 =(25,000×2/3)+(35,000×1/3) 16人と8人の場合 {(25,000×16)+(35,000×8)}÷24 =(25,000×16/24)+(35,000×8/24) =(25,000×2/3)+(35,000×1/3) となり、すべて、 (25,000×2/3)+(35,000×1/3) で表されることがわかります。
実際は、部門X(給料 25,000)の人がもう少し増える場合があるので、平均は、28,333 よりも、もう少し減る可能性があります。
|
No.65042 - 2020/05/08(Fri) 09:39:06 |
| ☆ Re: 解説を見ても、なぜこのような立式になるのかがわかりませんでした。 / 田中隆 | | | > まず、部門Xの人数が、部門Yのちょうど2倍の時を考えましょう。 > 2人と1人でも良いし、4人と2人でも、10人と5人でも良いですが、2パターンぐらい選んで計算してみましょう。 > 例えば、2人と1人の場合と、16人と8人の場合を選んでみます。 > > 2人と1人の場合 > 部門Xの給与の合計:25,000×2=50,000 > 部門Yの給与の合計:35,000×1=35,000 > 全員の給与の合計:50,000+35,000=85,000 > 全体の平均:85,000÷3=28,333 > 16人と8人の場合 > 部門Xの給与の合計:25,000×16=400,000 > 部門Yの給与の合計:35,000×8=280,000 > 全員の給与の合計:400,000+280,000=680,000 > 全体の平均:680,000÷24=28,333 > これらを、計算を1つ1つ答えを出さずに、一気に答えまで持っていくと > 2人と1人の場合 > {(25,000×2)+(35,000×1)}÷3 > =(25,000×2/3)+(35,000×1/3) > 16人と8人の場合 > {(25,000×16)+(35,000×8)}÷24 > =(25,000×16/24)+(35,000×8/24) > =(25,000×2/3)+(35,000×1/3) > となり、すべて、 > (25,000×2/3)+(35,000×1/3) > で表されることがわかります。 > > 実際は、部門X(給料 25,000)の人がもう少し増える場合があるので、平均は、28,333 よりも、もう少し減る可能性があります。
ありがとうございます! 非常に分かりやすい解説で助かりました!
|
No.65223 - 2020/05/12(Tue) 22:51:53 |
|