3.6番がわからないので解説お願いします。
![]() |
No.50426 - 2018/05/17(Thu) 00:21:22
| ☆ Re: syuugoutoisou / noname | | | とりあえず,問題6の解答の概略を以下に与えておきます.細かな部分へのフォローは質問者様にお任せ致します. ______________________________
[問題6の解答の概略] (i)任意の元f,g∈F(A,B)を選ぶ.Φ(f)=Φ(g)であると仮定する.Φが単射であることを示すには,f=gであることを証明すればよい.任意の元a∈Aを選ぶ.いまuは全射であるから,ある元a'∈A'が存在してa=u(a')が成立する.ところで,Φの定義よりv・f・u=v・g・uであるから,
v(f(a))=v(f(u(a'))=v(g(u(a'))=v(g(a)).
いまvは単射であるから,f(a)=g(a)が成り立つ.ところで,aは任意に選ばれているのだから,f=gが成立する.したがって,Φは単射である.
(ii)任意の元f'∈F(A',B')を選ぶ.Φが全射であることを示すには,ある元f∈F(A,B)が存在してf'=Φ(f)が成り立つことを証明すればよい.いま,写像f:A→Bを次の様に定義する.
・任意の元a∈Im(u)を選ぶ.この時,ある元a'∈A'が存在してa=u(a')である.いま,vが全射であるから,ある元b∈Bが存在してf'(a')=v(b)である.この時,b=f(a)とする.この様にしてf|_[Im(u)]を定義する. ・f|_[A-Im(u)]は適当な対応を定めることにより定義し,結果としてfを定義する.
この時,f∈F(A,B)であり,任意のa'∈A'に対して
v・f・u(a')=v(f(u(a')))=f'(a'). ∴f'=Φ(f).
したがって,Φは全射である.
|
No.50517 - 2018/05/20(Sun) 22:50:48 |
|