平方数の一の位は必ず1,4,9,6,5のいずれかになる。 1²=1,2²=4,3²=9,4²=16,5²=25,6²=36,7²=49,8²=64,9²=81 このように1〜9までの一桁の自然数の平方数の一の位の数を考えれば上のことは証明される。 しかし、なぜ1²と9²,2²と8²,3²と7²,4²と6²の一の位はそれぞれ等しいのだろうか?...(結論) このことを証明する。 ここでは、一桁の自然数のみを考える。 A,Bを互いに一桁の自然数としA>Bとするとき、A²とB²の一の位がともに等しくなるということは次のように表される。 A²-B²=10k(kは自然数) 一の位が等しい2数において、差は10の倍数になるといえる。 また、 (A+B)(A-B)=10kと変形できる。 ここでA+Bが奇数ならばA-Bも奇数である。 A+Bが偶数ならばA-Bも偶数である。 10kは偶数であるので10kを2つの奇数の積で表すことはできない。 したがって、A+B,A-Bはともに偶数でありkは2の倍数である。 以上のことから、10の倍数10kを2つの偶数の積で表すと必ず一方は10の倍数になることが言える。 A,Bはともに一桁の自然数であるので、A-Bは10の倍数にならない。よってA+Bが10の倍数(=10)になるようなA,Bを考えればよい。 (A+B)(A-B)=10kを満たすA,Bは和が10になればよいので 1+9,2+8,3+7,4+6はすべて10となるので結論は証明された。
書き方は適当で見事に文章力がありませんが、書いてることは正しいでしょうか?
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No.48143 - 2018/01/22(Mon) 21:00:55
| ☆ Re: / らすかる | | | 「10の倍数10kを2つの偶数の積で表すと必ず一方は10の倍数になることが言える」の 根拠が明記されていない点が気になりましたが、それ以外は問題ないと思います。
なお 「一桁の自然数A,B(A>B)の2乗の一の位が等しくなるのはどんな場合か」 という問題ならばその方法がよいと思いますが、 「1^2と9^2,2^2と8^2,3^2と7^2,4^2と6^2の一の位が等しい」ことを示すだけなら 1≦A≦4として(10-A)^2-A^2=10(10-2A)からただちに言えますね。
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No.48144 - 2018/01/22(Mon) 21:26:56 |
| ☆ Re: / IT | | | >> しかし、なぜ1²と9²,2²と8²,3²と7²,4²と6²の一の位はそれぞれ等しいのだろうか?...(結論) > このことを証明する。
「このこと」とは、何ですか?
「1^2と9^2,2^2と8^2,3^2と7^2,4^2と6^2の一の位がなぜ等しいか?・・・」というのは「証明」ではなくて「説明」になると思います。等しいのは計算結果を見れば明らかです。 (ごく少数の有限個についての簡単な演算ですから実際に計算結果を示せば、最も明解な証明でそれで終了だと思います。)
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と書きましたが、n進法への一般化を考えれば、中三さんの取り組みは、数学的に意味のあることだと思います。
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No.48145 - 2018/01/22(Mon) 21:31:54 |
| ☆ Re: / 中三 | | | ITさん らすかるさん
変に無駄に書き方をしなくても、文章中で結論とかいたことはすでに証明されてました。「説明」が適切ですね。 お二方とも、わかりやすい説明をありがとうございました。
らすかるさんへ
因みにですが、 10kを2つの偶数の積に表すには、5は奇数であるから少なくとも5には偶数が掛けられていないといけないので一方は必ず10の倍数になる というので一応説明にはなるのでしょうか?
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No.48155 - 2018/01/23(Tue) 16:04:20 |
| ☆ Re: / らすかる | | | ちょっと説明としてはぎこちないですね。 > 10kを2つの偶数の積に表すには、5は奇数であるから 明らかではありますが、「10k」と「5」にどういう関係があるかが わかるような書き方が望ましいです。 いきなり「5は奇数であるから」は唐突に思えますし、 「奇数であるから」では理由になりません。 「30kを2つの偶数の積に表すには、15は奇数であるから少なくとも 15には偶数が掛けられていないといけないので一方は必ず30の倍数になる」 だと誤りですよね。
例えば
> A+Bが偶数ならばA-Bも偶数である。 > 10kは偶数であるので10kを2つの奇数の積で表すことはできない。 > したがって、A+B,A-Bはともに偶数でありkは2の倍数である。
に続けて
また10kは(素数の)5で割り切れるから、少なくともA+BまたはA-Bの どちらかは5で割り切れる。いずれも偶数なので、5で割り切れれば10でも割り切れる。 以上のことから、A+B、A-Bのうち少なくとも一方は10の倍数になることが言える。
のようにするとよいと思います。
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No.48183 - 2018/01/23(Tue) 21:14:13 |
| ☆ Re: / 中三 | | | 丁寧にありがとうございます。 ?@一方は5の倍数 ?AA+B,A-Bはともに偶数 これらから片方は10で割り切れる ということが言えるんですね。自分の説明では明らかに不適切でした。
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No.48189 - 2018/01/24(Wed) 06:23:57 |
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