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(No Subject) / マイル

この問題の、(1)と(2)は答えを出したのですが、あっているか分かりません。
(1)は、q=−2p−2
(2)は、−3−2√3<p<−3+2√3
となりました。
この解答の正誤と、(3)のやり方を教えてください。

No.46583 - 2017/10/30(Mon) 18:16:13

Re: / X
(1)
正解です。

(2)
(1)の結果により
P(x)=x^3+px^2+qx-(p+q+1)
=x^3+px^2-2(p+1)x+p+1
=(x-1){x^2+(p+1)x-(p+1)}
よってxの二次方程式
x^2+(p+1)x-(p+1)=0
の解の判別式をDとすると
題意を満たすためには
D=(p+1)^2+4(p+1)<0
これより
(p+1)(p+5)<0
∴-5<p<-1

(3)
(2)の過程から、三次方程式の解と係数の関係により
α+β+γ=-p
αβγ=-(p+1)
∴8/(αβγ)+2(α+β+γ)=-8/(p+1)-2p (A)
ここで-(p+1)=tと置くと、(2)の結果から
1<t<6 (B)

(A)=8/t-2(-t-1)
=2t+8/t+2
よって相加平均と相乗平均の関係から
(A)≧2√(2t・8/t)+2=10
ここで不等号の下の等号は
2t=8/t
つまり
t=2
のときに成立していますが、
これは(B)を満たします。
よって求める最小値は10
このとき
p=-t-1=-3

No.46588 - 2017/10/30(Mon) 19:26:20
小6 図形の切断の問題 / ぶどう
いつも詳しく解説してありがとうございます。
確認テストの違い直しです。
どのように解いたらいいのかわからないので教えてください。 図形の線を入れると
平行四辺形ABCEと台形HFCDの面積を出せばいいのだと思いますが求め方がわかりません。
よろしくお願いします。 答えは 16.5㎠です。

No.46580 - 2017/10/30(Mon) 14:22:18

Re: 小6 図形の切断の問題 / ヨッシー
台形CDHFと平行四辺形ABECを合わせた図形になります。

図のように、1cm 方眼に台形CDHFを描き、それにくっつける形で、
平行四辺形ABECを描きます。
CDの中点をIとすると、この図形は△HIDと合同な三角形11個から
出来ていることがわかります。
 △HID=1.5 (cm^2)
なので、
 11×1.5=16.5(cm^2)
となります。

No.46581 - 2017/10/30(Mon) 16:51:44

Re: 小6 図形の切断の問題 / ぶどう
ヨッシー 様
いつも詳しい説明、解説ありがとうございます。
教えて下さい。△HID=1.5 (cm^2)の求め方は
1cm 方眼3×3から必要のない部分を引いて4.5÷3=1.5と
求めたのですが、正しいやり方でしょうか?
ほかの方法でも求められますか?

またテキスト類題では三角すいを利用しているようなのですが、教えていただいた内容の方が理解はしやすいのですが
合同図形11個を導き出すところがすこし難しいです。
よろしくお願いします。

No.46582 - 2017/10/30(Mon) 18:00:03

Re: 小6 図形の切断の問題 / らすかる
△HIDの他の求め方
△HIDは△HCDの半分なので(3×2÷2)÷2=1.5

No.46587 - 2017/10/30(Mon) 19:08:30

Re: 小6 図形の切断の問題 / ヨッシー
11個の三角形に分けたのは、計算がしやすいからです。


むしろこの問題のポイントは、方眼紙にうまく置けるかを
やってみることです。
小学生の問題なので、このように方眼紙に納まる場合が多いです。

No.46590 - 2017/10/30(Mon) 20:28:09

Re: 小6 図形の切断の問題 / ぶどう
らすかる様 ヨッシー様
いつも詳しい解説ありがとうございます。
方眼紙に収まることに注意して考えてみたいと思います。
ありがとうございました。

No.46595 - 2017/10/31(Tue) 09:15:35
(No Subject) / 場合分け
https://ameblo.jp/pipinee/entry-12300026886.html


この画像の一枚目を見ていただきたいです!
場合分けの(iii)で0<軸とやってるのですが、
0<軸<1とやってもいいですよね?
例えば異なる二つの実数解をもつとき絶対軸は0<軸<1ですよね

No.46575 - 2017/10/29(Sun) 22:56:07

Re: / angel
> 場合分けの(iii)で0<軸とやってるのですが、
> 0<軸<1とやってもいいですよね?


0<軸<1 でないとむしろ不正確ですね。

尤も、最初に 0≦a≦1 という前提を定めていて、かつ 軸=a なので、加えて f(0),f(1),D の条件でカバーできるので、この軸に関する条件は既に満たされており、その「不正確」があっても出てくる答えは変わりませんが。

No.46576 - 2017/10/29(Sun) 23:07:23

Re: / 場合分け
ありがとうございます。いつもいつも感謝しています。
こういう細かいところで、僕がいけないのかなと思って一人で悩むことがあるのですが、本当に助かります。

No.46577 - 2017/10/30(Mon) 02:22:26
(No Subject) / カエル
この問題の解き方が分かりません。教えてください。よろしくお願いします。
No.46573 - 2017/10/29(Sun) 18:33:54

Re: / IT
サイコロの目は1から6の6通りなので(a,b,c,d)は6^4通りです。
(1)ab+cd=5 となる(a,b,c,d) をすべて数え上げて6^4 で割ると求める確率になります。
同じようなパターンに分類してもれなく重複なく数え上げると良いです。
(ab,cd)=(1,4)(4,1),(2,3),(3,2)
ab=1となるのは(a,b)=(1,1)
ab=2となるのは(a,b)=(1,2),(2,1)
ab=3となるのは(a,b)=(1,3),(3,1)
ab=4となるのは(a,b)=(1,4),(4,1),(2,2)

(2)もすこし面倒ですが地道に調べればできます。
a≧bとして
a=6のとき ab=36,30,24,18,12,6
a=5のとき ab=25,20,15,10,5
a=4のとき ab=16,12,8,4
a=3のとき ab=9,6,3
a=2のとき ab=4,2
a=1のとき ab=1
これらのうちの2つで差が1となる組を見つけると良いです。

ab=4 は(2,2)(1,4)(4,1) の3通りあることなどに注意が必要です。

No.46574 - 2017/10/29(Sun) 20:01:14
放物線 / ほのほの
1.2番ともに解法が分かりません。よろしくお願いします。
No.46569 - 2017/10/29(Sun) 09:10:53

Re: 放物線 / angel
(1)
直線 l の方程式が分かっていれば、そこから交点を計算することはできますか?
問題は l が何か、ですが、通る点の1つ P (-2√3,0) と傾きが「x軸となす角30度」として分かっていますから、そこから。
x軸となす角30°⇔傾き: tan30°=1/√3 ということを念頭に。

なお tan のことがピンとこないようであれば、△PAOが正三角形を半分に割った形の直角三角形、辺の長さの比 2:1:√3 であるところから、傾き 1/√3 と考えても良いです。

(2)
おそらく楽なのは図形的な性質「外心は各辺の垂直二等分線の交点」を利用すること。
この問題での「A,B,Cを通る円」は言葉を替えれば「△ABCの外接円」つまり、「A,C,Cを通る円の中心」は「△ABCの外接円の中心 = △ABCの外心」であるからです。

垂直二等分線を2本用意します ( 3本中2本、どれでも良いけどAC以外が分かり易そう )。
(1)の答え、Bの座標が (-2√3/3,4/3) と分かっているものとして。
 ・ABの中点は (-√3/3,5/3)、ABの傾き 1/√3
  → ABの垂直二等分線は (-√3/3,5/3) を通る傾き -√3 の直線
 ・BCの中点は (-2√3/3,2/3)、BCはy軸に平行
  → BCの垂直二等分線は (-2√3/3,2/3) を通り x軸に平行な…要は y=2/3

後はこの2直線の交点を計算して、それが答えです。


もう一つ。図形的な方法を思いつかなければ、最悪方程式から地道に計算しても良いです。
「A,B,Cを通る円」の、中心を(u,v)、半径を r とすると、
この円の方程式は (x-u)^2+(y-v)^2=r^2
A(0,2),B(-2/3・√3,4/3),C(-2√3,0) を通るということから

 (0-u)^2+(2-v)^2=r^2
 (-2/3・√3-u)^2+(4/3-v)^2=r^2
 (-2√3-u)^2+(0-v)^2=r^2

この3つの式が出てきます。まあ、計算が面倒に思えるかも知れませんが、こういうのでできるようになっておくのも大事だとは思います。

No.46570 - 2017/10/29(Sun) 12:44:44

Re: 放物線 / X
では別解を。

(1)
まず直線lの方程式を求めることを考えましょう。
直角三角形APOに注目すると
OA=OP/√3=2
よってlの傾きは
OA/OP=1/√3
となるので直線lの方程式は
y=(1/√3)x+2 (A)
(A)と
y=x^2 (B)
をx,yの連立方程式として解き
点Bの座標を求めます。
(まずはyを消去してxの二次方程式を導きます)
但し、図から
点Bのx座標は負
であることに注意しましょう。

こちらの計算では
B(-2/√3,4/3)
となりました。

(2)
(1)の過程により
C(-2/√3,0)
A(0,2)
よって
AB=BC=4/3 (C)
つまり△ABCは二等辺三角形
となります。
ここで直角三角形PBCに注目すると
∠PBC=90°-∠BPC=60°
ですので
∠ABC=180°-∠PBC=120°
よって問題の円の中心をQとして
問題の図に点Qを描き入れてみると
△ABQ,△BCQはいずれも、
辺の長さが円の半径と等しい正三角形 (D)
となっていることが分かります。
更に直角三角形APOに注目することにより
∠PAO=90°-∠APO=60°
ですので、(D)により
点Qは少なくともy軸上に存在する
ことが分かります。
(C)(D)により問題の円の半径は4/3
となりますので点Aに注目すると、
点Qのy座標は
2-4/3=2/3
よって求める座標は
(0,2/3)
となります。

No.46571 - 2017/10/29(Sun) 12:58:46

Re: 放物線 / らすかる
(2)別解
AB=BC=4/3、∠ABC=120°なのでA,B,Cは正六角形の連続する3頂点
よって円の中心はBCの垂直二等分線(y=2/3)と
Aを通りBCと平行な直線すなわちy軸(x=0)の交点

No.46572 - 2017/10/29(Sun) 13:06:42
ベルヌーイ多項式 / なにゃー
te^(xt)/(e^t-1)=Σ[n=0,∞]B_n(x)t^n/n! …(1)
で定義されるB_n(x)をベルヌーイ多項式という
B_0(x)=1,B_1(x)=x-1/2 …

このように具体的なnについてのベルヌーイ多項式をどうやって導出しているのでしょうか?
僕が現在理解しているのは式(1)の左辺のn次微分係数がベルヌーイ多項式であるということです。
e^t=Σ[n=0,∞]t^n/n!を利用して実際に左辺をテイラー展開してみたのですが分子と分母にe^〜があるものでうまくいかなかったです。

No.46568 - 2017/10/29(Sun) 01:02:44
高2です / オルタナ
この問題を是非とも解いていただきたく存じます。
一生懸命考えたんですけど(1)から全てわかりませんでした
是非教えていただきたいです

No.46566 - 2017/10/28(Sat) 22:29:59

Re: 高2です / IT
(1)の方針
P(s,f(s))とする。s<0.
PQはy=f(x)とPで接するので, 
 PQの傾き(2b^3-f(s))/(0-s)=f'(s)=3s^2-a.
 変形すると,(b+s)(b^2-bs+s^2)=0.
 b^2-bs+s^2>0なので,b+s=0. よってs=-b.

これでPが定まり直線PQの方程式も求まります。

ここまでやってみてください。

No.46567 - 2017/10/29(Sun) 00:27:12
集合 / ζ
X(i)∩X(1)=0,i∈{2,n}とは、どういう意味なのでしょうか?
No.46564 - 2017/10/28(Sat) 19:34:27
集合 / ζ
a(1)∈X(3)∩X(4)∩・・・∩X(n-1)って、どういう意味なのでしょうか?
No.46563 - 2017/10/28(Sat) 15:11:57
集合 / ζ
a(3)∈(b(2),a(1))って、どういう意味なのでしょうか?
No.46562 - 2017/10/28(Sat) 13:31:03
ベクトルと空間図形 / バター
(1)は一応できましたが、
座標空間に点を置くのが苦手で(2)で詰まりました。

解説よろしくお願いします。

No.46555 - 2017/10/28(Sat) 07:50:00

Re: ベクトルと空間図形 / 関数電卓
B(0,0,1) としてよい。
このときAは
 球面 x^2+y^2+z^2=1 …(1)
と平面 z=1/2 …(2) の交線上に,
Cは球面(1)と平面 z=1/3 …(3) の交線上にあるのでA(√3/2,0,1/2) としてよく,Cが平面 OAB から最も離れるのはC(0,±(2√2)/3,1/3) のときだから,a・c=1/6,体積 1/6

No.46558 - 2017/10/28(Sat) 09:11:46
(No Subject) / 整数修験者
ある整数Nの一の位を表す記号として一般に通用するものはありますか?
No.46552 - 2017/10/28(Sat) 02:34:16

Re: / らすかる
ありません。
No.46553 - 2017/10/28(Sat) 05:24:12
不等式 / 瑠梨
失礼します。他掲示板で質問したのですが、どうしても納得のいく回答が得られなかったので、こちらでもう一度質問させてください。

a、b、c、d、e、fはすべて正の実数とする。
a<α+β<b、c<β+γ<d、e<γ+α<fのとき、αの範囲を求めなさい。

a<α+β<b…(1)

c<β+γ<d…(2)

e<γ+α<f…(3)

(1)+(2)+(3)により、a+c+e<2(α+β+γ)<b+d+fで、

(a+c+e)/2<α+β+γ<(b+d+f)/2…(4)

(4)-(2)により、(a+c+e-2d)/2<α<(b+d+f-2c)/2と求めたのですが、
解答が全然違いました。
解答では(1)+(3)より、

a+e<2α+β+γ<b+f…(5)

として{(5)-(2)}/2で、(a+e-d)/2<α<(b+f-c)/2となっていました。

まず自分の解法のどこがまずいのかが全然わからないです。あと解答のやり方はなぜ正しいのかも全然わからないです。

よろしくお願いします。

No.46549 - 2017/10/27(Fri) 22:15:29

Re: 不等式 / sankou
他の掲示板での質疑応答は下記ですね。(参考までに)

http://www2.ezbbs.net/cgi/reply?id=eijitkn&dd=34&re=78425

No.46550 - 2017/10/27(Fri) 23:02:39

Re: 不等式 / 黄桃
向こうで議論するのが筋ですが、ページが流れそうなので、仕方ないのでこちらにつけます。

瑠梨さんの解答でやっていることは、次の4つの不等式
a<α+β<b ...(1)
c<β+γ<d ...(2)
e<γ+α<f ...(3)
-2d<-2(β+γ)<-2c ...(4)
を辺々足していることです。
問題なのは、(2)と(4)を足している部分です。
p<X<q ...(*)
となっている時、
-2q<-2X<-2p ...(**)
ですから、(*)と(**)を辺々足して(-1)倍すると
2p-q<X<2q-p
となります。
2q-p=q+(q-p)>q, 2p-q=p-(q-p)<p ですから、不等式としては確かに
2q-p<X<2p-q
は正しいですが、範囲としては誤り(広すぎ)で、もちろん、p<X<q でなければなりません。
なぜこうなるかというとITさんが述べているように、(*)と(**)では同じXなので、
Xが範囲の真ん中にあるのならともかく、そうでなければ、(*)で qに近ければ(**)では-2qに近いからです。範囲を足して範囲になるのは、どちらも無関係に動ける場合だけです。

模範解答では、
a<α+β<b ...(1)
-d<-(β+γ)<-c ...(2’)
e<γ+α<f ...(3)
を辺々加えています。
ここで、α+β=p、β+γ=q, γ+α=r とおけば、p,q,r は a<p<b, c<q<d, e<r<f を満たしさえすればどんな値でも
α,β,γが求まる(連立方程式が解をもつ)ので、自由に(他とは無関係に)決めることができます。
したがって、これら辺々加えたものが範囲に等しくなります。

No.46551 - 2017/10/27(Fri) 23:53:48

Re: 不等式 / 瑠梨
回答ありがとうございました。すごくわかりやすかったです。助かりました。
No.46565 - 2017/10/28(Sat) 22:06:46
関数の内積 / たなお
No.46512で同じ内容の質問をしたものですが、再度質問させてください。

添付画像の説明の中で、「この操作は積分するということに他ならない」とありますが、その部分がいまいちよく分かりません。
積分とシグマの関係は

  ∫[a,b]f(x)・dx = lim[n→∞]Σf(x)・Δx = f(x1)・Δx1 + f(x2)・Δx2 + ・・・・

だと認識しているのですが、画像では

  ∫[a,b]h(x)・dx = lim[n→∞]Σh(x) = h(x1) + h(x2) +・・・・
  
                            ※h(x) = f(x)g(x)

としているように見えます。Δx に相当するものはいらないんですか?

No.46512で質問した際には、「Δxをつける必要があるので画像の説明は間違っている」「ネット上の情報は間違ったものもあるので本を読んだ方がいい」との回答をいただいたので、一度本などの情報源を当たって見ました。しかし、自分が読んだ本ではどれも同じような説明で、Δx をつけている説明はありませんでした。その後もう一度ネット上の情報も探しましたが、やはり結果は変わりませんでした。

多くの情報を当たってもやはり同じ説明がなされており、ということは間違いではないのかと思うのですが、Δx をつけないでなぜ積分と同値になるのかがどうしても理解できません。

どなたかご説明よろしくお願いします。

(画像引用元:http://examist.jp/mathematics/integration-expression/kansu-naiseki/)

No.46547 - 2017/10/27(Fri) 15:00:20

Re: 関数の内積 / たなお
ちなみに、右辺にΔx をつけたとしても、

  (f・g)・Δx = ∫fg dx

となってしまい、∫fg dx はやはり内積と同値にならないように思えてしまうのですが、これはどこを勘違いしているのでしょうか?

よろしくお願いします。

No.46548 - 2017/10/27(Fri) 15:22:58

Re: 関数の内積 / 黄桃
ぽけっとさんのおっしゃることの繰り返しにしかなりませんが、そのサイトの説明は分かっている人にしかわからない説明だと思うので、もう少し詳しく説明してみます。

積分と内積との類似にはコーシーシュワルツの不等式を使うのがわかりやすいでしょう。

(a[1]^2+a[2]^2)(b[1]^2+b[2]^2)≧(a[1]*b[1]+a[2]*b[2])^2 ...(*)

これがコーシーシュワルツの不等式で、2項でなく何項でも言えます。つまり

(Σ_[k=1,n] a[k]^2)(Σ_[k=1,n] b[k]^2)≧(Σ_[k=1,n] a[k]b[k])^2

です。これなら両辺に(Δx)^2 をかけて極限をとれば、適当な積分区間において
(気持ち悪ければ、a[k]=f(k/n), b[k]=g(k/n), Δx=1/n とすれば、区間[0,1]において)、

(∫f(x)dx)^2(∫g(x)dx)^2≧(∫f(x)g(x)dx)^2 ...(**)

という形になります。

一方(*)は a=(a[1],a[2]), b=(b[1],b[2])というベクトルと見ると
|a|^2*|b|^2≧(a,b) (a,bの内積)
となっています。これと(**)とを見比べると関数f,gの内積を定積分 ∫f(x)g(x)dx で定めるという気持ちがわかるでしょう。

ぽけっとさんがおっしゃっているのは、次のことを勉強しましょう、ということです。
(1)積分できる関数は、「ベクトル空間」である:つまり、積分できる関数f,g と実数 p,q に対して p*f(x)+q*g(x) もまた積分できる関数である。
(2)区間Iでの定積分は「内積」である。つまり、f,gに対し、(f*gもまたIで積分可能で)、その内積(f,g)を∫_I f(x)g(x)dx で定義すると、次の4つの条件(内積の公理)を満たす。
ここで、f,g,hは積分できる関数、kは実数とします。
1. (f,g)=(g,f)
2. (f,g+h)=(f,g)+(f,h)
3. (kf,g)=(f,kg)=k(f,g)
4. (f,f)≧0, (f,f)=0 ⇔ f=0 (この場合、関数として0)

高校数学で習う内積ももちろん、これらの条件を満たします。
内積があれば、そのサイトのように直交という概念を、内積が0と定義できます。

なお、この内積の公理だけで、a,bをベクトル(ベクトル空間の点)とするとき、(|a|^2=(a,a),|b|^2=(b,b)とかくと)
|a|^2*|b|^2≧(a,b)^2
が言えます。
|a|^2=0なら4よりa=0なので、3より(0,b)=(0*0,b)=0*(0,b)=0だから等号が成立。
|a|^2>0なら、実数tについて F(t)=(at+b,at+b)と置くと、右辺は、1,2,3により「展開して整理」できるので、
F(t)=(at+b,at)+(at+b,b)=...=(a,a)t^2+2(a,b)t+(b,b)
となります((a,a)t=t(a,a)は実数の交換法則)。
(a,a)>0だからこれはtの2次関数と見ることができます。
そして、4によりF(t)はすべての実数tで正か0です。
したがって、2次方程式 F(t)=0 の判別式は負か0、つまり、(a,b)^2-(a,a)(b,b)≦0 です。

1-4は簡単な性質のようですが、これが内積の本質なのです。

#ちなみに、(*)で単純にn→∞とした場合に対応するものは数列空間l^2 と呼ばれるものの方が自然でしょう。
#これは数列{a[n]}の中でΣ_[n=1,∞] a[n]^2 が収束するもの全体のなすベクトル空間、です。
##ベクトル空間は大学レベルの概念なので高校生向けの「お話」では、わかりやすさを優先して
##不正確な説明になる傾向があります。「お話」はガイドブック程度と割り切り
##実際に自分の足で確かめるしかないと思います。

No.46556 - 2017/10/28(Sat) 08:36:44

Re: 関数の内積 / たなお
黄桃 さん

回答ありがとうございます。
一箇所質問よろしいでしょうか?以下の変形が分かりません。

Σ_[k=1,n] a[k]^2
↓(Δxをかけて極限をとる)
(∫f(x)dx)^2

∫f^2 dx となるように思ってしまったのですが、どこを勘違いしているのでしょうか?

No.46559 - 2017/10/28(Sat) 10:29:55

Re: 関数の内積 / 黄桃
失礼しました。

>∫f^2 dx

が正しいです。

No.46560 - 2017/10/28(Sat) 10:57:37

Re: 関数の内積 / たなお
黄桃さん

回答ありがとうございます。

>ベクトル空間は大学レベルの概念なので高校生向けの「お話」では、わかりやすさを優先して
>不正確な説明になる傾向があります。「お話」はガイドブック程度と割り切り
>実際に自分の足で確かめるしかないと思います。

承知しました。
黄桃さんやポケットさんから勧められた部分の勉強をして、再度考えて見たいと思います。

No.46561 - 2017/10/28(Sat) 11:39:37
小問集合 / ほのほの
6.7番が分かりません。
No.46542 - 2017/10/26(Thu) 21:53:09

Re: 小問集合 / らすかる
(6)
aは72で割り切れることから偶数なので
末尾は0,2,4,6,8のいずれか。
それぞれの末尾についてa,a^2,a^3,a^4,a^5の末尾を考えると
0→0,0,0,0,0
2→2,4,8,6,2
4→4,6,4,6,4
6→6,6,6,6,6
8→8,4,2,6,8
よって条件からaの末尾は8。
72の倍数で末尾が8になるのは
72×4,9,14,…
3桁になるのは72×4=288と72×9=648の2つ。

(7)
大、中の目が何であっても、小の目1〜6のうち目の合計が3の倍数になるものが
必ず2つあるから、求める確率は1/3。

No.46543 - 2017/10/26(Thu) 23:01:21
三角関数です! / るー
手がつきません!
高2レベルの少し難しいかなくらいです。
よかったら教えてください!

No.46540 - 2017/10/26(Thu) 21:01:09

Re: 三角関数です! / ヨッシー
(1)
定義通りに
 AC=sinθ、OC=cosθ
(2)
 S1=(1/2)AC・OC=(1/2)sinθcosθ
sin2θ=2sinθcosθ より
 S1=(1/4)sin2θ
(3)
∠BOD=π/3−θ より
 BD=2sin(π/3−θ)=√3cosθ−sinθ
 DO=2cos(π/3−θ)=cosθ+√3sinθ
よって、
 S2=(1/2)(√3cosθ−sinθ)(cosθ+√3sinθ)
  =(1/2){√3(cos^2θ−sin^2θ)+2sinθcosθ}
  =(1/2)(√3cos2θ+sin2θ)
S(θ)=S1+S2
   =(√3/2)cos2θ+(3/4)sin2θ
と置きます。
 (√3/2)^2+(3/4)^2=21/16
より
 sinα=(2√7/7)、cosα=(√21/7)
とすると、
 S(θ)=(√21/4)sin(2θ+α)
2θ+α=π/2 のとき、S(θ) は最大値√21/4 を取ります。
このとき、
 sin2θ=sin(π/2−α)=cosα=√21/7
 cos2θ=cos(π/2−α)=sinα=2√7/7
よって、
 tan2θ=√3/2

No.46544 - 2017/10/27(Fri) 01:04:08
相似です! / らん
なぜ、三角形AIPと三角形PGLが相似なのかわかりません!
教えてください!

ちなみに、I G H Kは接点です!

No.46536 - 2017/10/26(Thu) 17:36:26

Re: 相似です! / ヨッシー
△AIPと△PGL について、
 ∠AIP=∠PGL=90°
 ∠IPA=∠KPA および ∠LPG=∠LPK と
 ∠IPA+∠KPA+∠LPG+∠LPK=180° より
 ∠IPA+∠GPL=90°
一方、△AIPにおいて、
 ∠IPA+∠IAP=90°
であるので、
 ∠GPL=∠IAP
2つの角が等しいので
 △AIP∽△PGL
となります。

No.46537 - 2017/10/26(Thu) 18:05:55

Re: 相似です! / らん
あー!!
めっちゃ簡単じゃないっすか!
こんなの気づけなくって、恥ずかしい……,

返信ありがとうございました!
助かりました( ´ ▽ ` )

No.46538 - 2017/10/26(Thu) 18:38:10
大学数学 / 田中さん
問1の2が何していいか分かりません
No.46535 - 2017/10/26(Thu) 12:49:10
高3 数?TA / アズマ
大問26番の解き方を教えて下さい。
よろしくお願いします。

No.46525 - 2017/10/25(Wed) 23:35:25

Re: 高3 数?TA / ヨッシー
(1)
角の二等分線の定理より
 BD:DC=AB:AC=3:2 ・・・アイ
 BD=BC×3/5=12   ・・・ウエ
△ABD∽△DBE より
 BE=BD×BD/AB=144/15=48/5  ・・・オカキ
 AE=15−BE=27/5  ・・・クケコ
(2)
 △AED=S×AE/AB=(27/75)S=(9/25)S ・・・サシス
 △ADC=S×DC/BD=(2/3)S  ・・・セソ
S=(3/2)△ADC より
 △AED=(9/25)(3/2)△ADC=(27/50)△ADC ・・・タチツテ
(3)
AD:AE=AC:AD より
 AD^2=AE×AC=27/5×10=54
 AD=3√6

No.46528 - 2017/10/26(Thu) 07:10:47
(No Subject) / くちぱっち
この分数の解き方を教えてください。
No.46520 - 2017/10/25(Wed) 22:58:20

Re: / くちぱっち
この分母のマイナスはどうしますか?
No.46521 - 2017/10/25(Wed) 22:59:59

Re: / IT
分母と分子に-1を掛けて、分母のマイナスをなくすのが良いと思います。
No.46522 - 2017/10/25(Wed) 23:09:03
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