fは区間Iで定義された連続関数で、かつ単射であるとする。 そのとき、fはIにおいて、強い意味での単調増加または強い意味での単調減少であることを証明せよ。
という問題なのですが、以下のような回答は問題がありますでしょうか。 自分ではわからないので教えていただけないでしょうか。
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fが強い意味での単調増加であることを示す。 fは単射であるから、任意のx[1],x[2]∈I、f(x[1]) = f(x[2])ならば、x[1] = x[2]。 一方、問題の結論を否定すると、fは強い意味での単調増加ではないから、 あるu[1],u[2]∈Iが存在し、u[1] < u[2]かつ、f(u[1])≧f(u[2])となる。 これはf(u[1]) = f(u[2])となるとき仮定に矛盾。 fが強い意味での単調減少であること場合も同様。
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ちなみに教科書の回答では、 a < b < c を満たすI の任意の3 点a, b, c に対して f(a) < f(b) < f(c) またはf(a) > f(b) > f(c)であることを示す。 のように議論しており、自分の回答は不備がある、つまり [fが強い意味での単調増加であることを示す。]という場合分けはまずいのかな?? と思っています。
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No.45366 - 2017/08/14(Mon) 15:17:44
| ☆ Re: 単射と単調増加または単調減少について / らすかる | | | 問題があります。
> これはf(u[1]) = f(u[2])となるとき仮定に矛盾。
fが狭義単調減少ならばu[1]<u[2]のときf(u[1])>f(u[2])ですから f(u[1])=f(u[2])となるときがなく、仮定に矛盾しません。
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No.45367 - 2017/08/14(Mon) 15:27:05 |
| ☆ Re: 単射と単調増加または単調減少について / tutuz | | | 確かにそうですね。 強い意味での単調増加または強い意味での単調減少であることを示すので、別々に検討してはまずいですね。
ありがとうございました!
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No.45370 - 2017/08/14(Mon) 15:51:59 |
| ☆ Re: 単射と単調増加または単調減少について / tutuz | | | すみません、ちょっと混乱しましたので、再度教えていただけないでしょうか。
「狭義単調増加または狭義単調減少である」を否定すると 「狭義単調増加でない かつ 狭義単調減少でない」となり、
・「?@狭義単調増加でない」 あるu[1],u[2]∈Iが存在し、u[1] < u[2]かつ、f(u[1])≧f(u[2])
かつ
・「?A狭義単調減少でない」 あるu[1],u[2]∈Iが存在し、u[1] < u[2]かつ、f(u[1])≦f(u[2])
となって、?@、?Aを合わせると、結局 あるu[1],u[2]∈Iが存在し、u[1] < u[2]かつ、f(u[1])=f(u[2])
となってしまったのですが、上記は何がまずいのでしょう・・・。すみません。
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No.45371 - 2017/08/14(Mon) 16:10:48 |
| ☆ Re: 単射と単調増加または単調減少について / IT | | | > となって、?@、?Aを合わせると、結局 あるu[1],u[2]∈Iが存在し、u[1] < u[2]かつ、f(u[1])=f(u[2])
?@、?A で 同じu[1],u[2]∈I とは限りません。
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No.45372 - 2017/08/14(Mon) 16:21:42 |
| ☆ Re: 単射と単調増加または単調減少について / tutuz | | | たしかにそうですね。同じu[1],u[2]∈Iとは限らないので、 この方法で矛盾を示すのは難しそうですね。
ありがとうございます。
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No.45382 - 2017/08/14(Mon) 18:47:34 |
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