xy平面上に、点(a,2)を中心として、原点Oを通る円Cがある。Cが放物線y=x²と異なる4点で交わるとき、Cの動く範囲を図示せよ。
という問題です。宜しくお願いします。
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No.44763 - 2017/07/19(Wed) 21:55:59
| ☆ Re: 領域図示 / らすかる | | | 円Cの方程式はx^2-2ax+y^2-4y=0 y=x^2を代入して整理すると x(x^3-3x-2a)=0 f(x)=x^3-3xとおくとf'(x)=3(x-1)(x+1)なので x=-1で極大値2、x=1で極小値-2をとる。 従って-2<2a<2すなわち-1<a<1のときx^3-3x-2a=0は3解を持つが、 a=0のときはx(x^3-3x-2a)=x^2(x^2-3)となり交点が3個になるので 交点が4個になるのは-1<a<0,0<a<1 従って求める領域は x^2-2x+y^2-4y=0,x^2+2x+y^2-4y=0の2円のうちどちらか一方のみの内部と(0,0)と(0,4) つまり(x^2-2x+y^2-4y)(x^2+2x+y^2-4y)<0と(0,0)と(0,4) すなわち(x^2+y^2-4y)^2<4x^2と(0,0)と(0,4)
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No.44765 - 2017/07/19(Wed) 23:16:55 |
| ☆ Re: 領域図示 / Kenji | | | 横から失礼します。 (0,0)(0,4)の2点を追加する前に、 それらを直径とする円周上の点を除外する必要があると思います。
x=0のとき (x,y)が求める領域に属する ⇔実数aを上手く選べば-1<a<1かつa≠0かつx^2-2ax+y^2-4y=0が成り立つ ⇔実数aを上手く選べば-1<a<1かつa≠0かつy^2-4y=0が成り立つ ⇔y=0,4
x>0のとき (x,y)が求める領域に属する ⇔実数aを上手く選べば-1<a<1かつa≠0かつx^2-2ax+y^2-4y=0が成り立つ ⇔実数aを上手く選べば-1<a<1かつa≠0かつa=(x^2+y^2-4y)/(2x)が成り立つ ⇔-1<(x^2+y^2-4y)/(2x)<1かつ(x^2+y^2-4y)/(2x)≠0 ⇔-2x<(x^2+y^2-4y)<2xかつ(x^2+y^2-4y)≠0 ⇔5<(x+1)^2+(y-2)^2かつ(x-1)^2+(y-2)^2<5かつx^2+(y-2)^2≠4
x<0のとき (x,y)が求める領域に属する ⇔実数aを上手く選べば-1<a<1かつa≠0かつx^2-2ax+y^2-4y=0が成り立つ ⇔実数aを上手く選べば-1<a<1かつa≠0かつa=(x^2+y^2-4y)/(2x)が成り立つ ⇔-1<(x^2+y^2-4y)/(2x)<1かつ(x^2+y^2-4y)/(2x)≠0 ⇔-2x>(x^2+y^2-4y)>2xかつ(x^2+y^2-4y)≠0 ⇔5>(x+1)^2+(y-2)^2かつ(x-1)^2+(y-2)^2>5かつx^2+(y-2)^2≠4
これらを総合すると、 求める領域は (x+1)^2+(y-2)^2=5と(x-1)^2+(y-2)^2=5の2円の片方だけの内部に属する点の集合から (0,0)(0,4)を直径とする円周を取り除いた上で(0,0)(0,4)の2点を追加した点の集合 となると思います。
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No.44770 - 2017/07/20(Thu) 04:14:49 |
| ☆ Re: 領域図示 / らすかる | | | Kenjiさんの仰る通りですね。 私の解答では、自分で-1<a<0,0<a<1と書いておきながら 領域を考える時にa=0の円を除外するのを忘れていました。
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No.44771 - 2017/07/20(Thu) 04:30:28 |
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