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婚活36.8%の法則について / 野獣後輩
初めまして。野獣後輩と申します。
以下の問題について質問があります
問題: 七人の男性と一人ずつ順番にお見合いをする。
女性はお見合いの場で男性と交際するか断るかを決める。
一旦交際を決めたら, それ以後のお見合いはなくなる。
又一度断った男性に後から交際を申し込むことは出来ない。
一番良い男性と交際する確率を最大にする為にはどのような戦略をとれば良いか。
参考URL
http://star.ap.teacup.com/hoshimaru/3347.html
-----------------------
参考URL中の解答で、
「最初の (j - 1) 人の内の仮の no. 1 が最初から (s - 1) 目までに表れる必要がある。 その確率は (s - 1)/(j - 1).」
というところまでは理解できました。
しかし、それ以降のP(s,n)の導出がわかりません。1/nはどこからやってきたのでしょうか。
どなたか解説してただけないでしょうか。よろしくお願いします。

No.40314 - 2016/11/13(Sun) 02:24:30

Re: 婚活36.8%の法則について / angel
> 1/nはどこからやってきたのでしょうか。
これは、j番目にNo.1が来る確率です。
(s-1)/(j-1)は、「j番目にNo.1が来る」という前提での条件付き確率ですから、「j番目にNo.1が来た上で、No.1を射止める」確率だと、さらに1/nをかけるのです。

そして、j<s の場合は様子見してる間にNo.1が行き過ぎてしまうので除きますが、No.1 が s番目以降に来る場合それぞれで確率を足していく、というΣの計算を行います。

No.40315 - 2016/11/13(Sun) 03:00:30

Re: 婚活36.8%の法則について / 野獣後輩
事象 Aが起きたと分かったもとでの事象 Bが起こる確率を条件付き確率と言い,P(B∣A)と書くことにします。

このとき、以下の認識でよろしいでしょうか?
A:j番目にNo.1が来る
B:No.1を射止める

この場合、P(A)=1/nということでしょうか?また、P(A∧B)はどうなるのでしょうか??
条件付き確率が苦手で、少し混乱してきました。。

No.40316 - 2016/11/13(Sun) 04:18:46

Re: 婚活36.8%の法則について / angel
> このとき、以下の認識でよろしいでしょうか?
> A:j番目にNo.1が来る
> B:No.1を射止める
>
> この場合、P(A)=1/nということでしょうか?


はい。そうです。

> また、P(A∧B)はどうなるのでしょうか??

> > さらに1/nをかけるのです。
の通り、(s-1)/(j-1) に 1/n をかけて 1/n・(s-1)/(j-1) です。

> 条件付き確率が苦手で、少し混乱してきました。。
おっと、すいません。
ただ、「条件付き確率」と言っても、何か特別なことを考えているわけではなくて。

例えばこの問題とは全く別ですが、「2度サイコロを振って合計が10以上になる確率」を求めるとすると、

 1度目 4 (確率1/6) … 2度目 6 (確率1/6)
 1度目 5 (確率1/6) … 2度目 5,6 (確率2/6)
 1度目 6 (確率1/6) … 2度目 4,5,6 (確率3/6)

 答えは 1/6×1/6 + 1/6×2/6 + 1/6×3/6 = 6/36 = 1/6

というような計算ができますが、1度目の確率は一旦置いておいて2度目の確率を単独で求めて ( これが条件付き確率 )、その上で掛け算していきますよね。これと同じことです。

No.40317 - 2016/11/13(Sun) 08:32:13

Re: 婚活36.8%の法則について / 野獣後輩
angel様

ご回答ありがとうございます。
では、定義に戻れば、
P(s,n)=P(A∧B)/P(A)=(s - 1)/(j - 1)
となってしまし、やはり1/nは消えてしまわないでしょうか?
私はどのようなミスを犯しているのでしょうか?
何度も申し訳ございません。よろしくお願いします。

No.40323 - 2016/11/13(Sun) 12:21:30

Re: 婚活36.8%の法則について / angel
> では、定義に戻れば、
> P(s,n)=P(A∧B)/P(A)=(s - 1)/(j - 1)
> となってしまい


あ、なるほど。ちょっとそこは取り違えがあるようです。

> A:j番目にNo.1が来る
> B:No.1を射止める


と言ってるBの「No.1を射止める」と、
P(s,n)=〜で確率を表す「No.1を射止める」は同じものではありません。

Bを細かく言うと「j番目にNo.1が来た上で、No.1を射止める」です。Aを前提にした場合は「j番目にNo.1が来た上で」は明らかなので、大体省略します。

「j番目にNo.1が来る」というのは、全体の一部でしかないので、そこから直接P(s,n)を求めることはできません。

 1番目にNo.1が来た上でNo.1を射止める
 2番目にNo.1が来た上でNo.1を射止める
 3番目にNo.1が来た上でNo.1を射止める
 …
 n番目にNo.1が来た上でNo.1を射止める

を1つ1つ求めて、それを合計するのです。( それが解答中のΣの式 )

なので、今回「条件付き確率」と言っているのは、

 (j番目にNo.1が来た上でNo.1を射止める確率)
 =(j番目にNo.1が来る確率)×(j番目にNo.1が来た前提でNo.1を射止める条件付き確率)
 = 1/n × (s-1)/(j-1)

のことです。

No.40334 - 2016/11/13(Sun) 19:00:07

Re: 婚活36.8%の法則について / 野獣後輩
angel様
漸く、P(s,n)の導出が理解出来ました。
最後の積分への変換も教えていただけませんか?
恐らく区分求積を利用していると思いますが、シグマがj=sスタートとなっており、どのように公式に当てはめればよいのか、わからなくなりました。
よろしくお願いします。

No.40337 - 2016/11/14(Mon) 00:23:12

Re: 婚活36.8%の法則について / angel
まず、前提として。s の取り方は色々ありますが、「s と n の比率を一定にしたうえで n→∞ としたら」というのがこの話になっています。

さて、区分求積について。
f(t)=1/t とする時、添付の図の通り

 ∫[a/n,(b+1)/n]f(t)dt<1/n( f(a/n)+f((a+1)/n)+…+f(b/n) )
 1/n( f(a/n)+f((a+1)/n)+…+f(b/n) )<∫[(a-1)/n,b/n]f(t)dt

つまり、

 ∫[(a-1)/n,b/n]f(t)dt<1/nΣ[k=a,b]f(k/n)<∫[a/n,(b+1)/n]f(t)dt

です。
そのため、n→∞においてa/n→α,b/n→βであれば 1/nΣ[k=a,b]f(k/n)→∫[α,β]f(t)dt となります。

話を戻して、今回の P(s,n)=1/nΣ[j=s,n](s-1)/(j-1) について、k=j-1 として

 P(s,n)
 =1/nΣ[k=s-1,n-1](s-1)/k
 =(s-1)/n・1/nΣ[k=s-1,n-1]n/k
 =(s-1)/n・1/nΣ[k=s-1,n-1]f(k/n)

ここで、n→∞の時 s/n→x という前提があれば、
(s-1)/n→x, 1/nΣ[k=s-1,n-1]f(k/n)→∫[x,1]f(t)dt となるため、元の解説にあるような式になります。

No.40351 - 2016/11/14(Mon) 21:40:18

Re: 婚活36.8%の法則について / 野獣後輩
angel様

>つまり
>∫[(a-1)/n,b/n]f(t)dt<1/nΣ[k=a,b]f(k/n)<∫[a/n,(b+1)/n]f(t)dt
>です
の不等号は逆ですよね?

漸く理解できました。確率と区分求積が盛り込まれており、入試問題になってもおかしくなさそうですね。
長々とありがとうございました。感謝致します。

No.40386 - 2016/11/17(Thu) 00:49:01
(No Subject) / ゆう
解答お願いします!!
No.40312 - 2016/11/12(Sat) 21:25:49

Re: / X
条件から
A(0,0),B(3,0),C(0,4)
と置くことができます。
このとき円O[1],O[2]の中心を
D,Eをすると
D(x,x)
であり、又
E(a,y)
と置くことができます。
このとき
DE=x+y
となりますので
(x-a)^2+(x-y)^2=(x+y)^2 (A)
又、直線BCの方程式は
y=-4x/3+4
となりますので、直線BC
と点Eとの距離について
|4a/3+y-4|/√{(4/3)^2+1}=y (B)
ここで点Eは直線BCに関して
原点の側にありますので
(B)の絶対値を外すと
-(4a/3+y-4)/√{(4/3)^2+1}=y
∴y=(3-a)/2 (B)'
一方(A)より
(x-a)^2=4xy
(B)'を代入すると
(x-a)^2=2x(3-a) (C)
x^2-6x+a^2=0 (C)'
ここで(C)より
2x(3-a)≧0かつx>0
∴a≦3
∴x=3-√(9-a^2)
よって
x+y=3-√(9-a^2)+(3-a)/2 (D)

ここで△ABCの内接円の半径を
rとすると、△ABCの面積について
(1/2)r(3+4+5)=(1/2)・3・4 (E)
また
(O[2]が△ABCの内接円のときのO[1]の半径)≦x≦r
(O[1]が△ABCの内接円のときのO[2]の半径)≦y≦r
ですので
(3-2√2)r≦x≦r (F)
r{{√{(3-r)^2+r^2}-r}/(3-r)}^2≦y≦r (G)
(E)より
r=1 (E)'
(E)'(B)'により(G)は
(3-√5)/2≦(3-a)/2≦1
∴1≦a≦√5 (G)'
一方(F)は
3-2√2≦x≦1 (F)'
で(C)'より
a^2=-x^2+6x (C)"
∴横軸にx、縦軸にa^2を取った
(C)"のグラフを(F)の範囲で考えることにより
-(3-2√2)^2+6(3-2√2)≦a^2≦5
1≦a^2≦5
∴-√5≦a≦-1,1≦a≦√5 (F)"
(F)"(G)"より
1≦a≦√5

そこで
f(a)=3-√(9-a^2)+(3-a)/2
と置き、1≦a≦√5における
f(a)の増減表を書くと
f(3/√5)≦f(a)≦f(√5)
つまり
(9-3√5)/2≦f(a)≦(5-√5)/2
となりますので
(9-3√5)/2≦x+y≦(5-√5)/2

No.40318 - 2016/11/13(Sun) 09:07:13

Re: / angel
> 9/2-(1/2)√3-√6≦x+y<3

取り敢えず、両円とも直角三角形に収まっている以上、内接円の半径 3・4/(3+4+5)=1 を超えない半径になるので、高々 x+y≦2 です。
何か途中の計算が違うと思います。

No.40320 - 2016/11/13(Sun) 10:54:11

Re: / X
>>angelさんへ
ご指摘ありがとうございます。
>>ゆうさんへ
ごめんなさい。aの値の範囲が間違っていましたので
No.40318を直接修正しました。
再度ご覧下さい。

只、aの値の範囲の計算がかなり煩雑になります。

No.40324 - 2016/11/13(Sun) 12:29:20

Re: / angel
※先ほどのコメントは削除しました

計算し直したところ、

 (9-3√5)/2≦x+y≦(5-√5)/2

となりました。

No.40332 - 2016/11/13(Sun) 18:35:50

Re: / angel
整理します。

まず、x,yは内接円の半径 3・4/(3+4+5)=1 を超えません。
つまり、x≦1, y≦1

次に、3:4:5の直角三角形における、内接円の位置関係を確認しておきます。( 図の左上 )

で、いよいよ問題の図形から条件を調べます。
ABを3つの部分に分けて長さを考えると、
 x+2√(xy)+2y=3
であることが分かります。(図の右上)

ということで、
 x≦1, y≦1, x+2√(xy)+2y=3
という条件下での x+y の値を調べます。
結論としては、
 曲線に接する x+y=(9-3√5)/2 がx+y最小
 ※図中では (9-√45)/2 となっています
 曲線の端の一方を通る x+y=(5-√5)/2 が x+y最大
 ※もう一方の端は x+y=4-2√2
に対応、ということです。(図の左下)

なお、x+2√(xy)+2y=3 とは、図の右下の楕円の一部になっています。

No.40333 - 2016/11/13(Sun) 18:43:35

Re: / X
>>angelさんへ
ご指摘ありがとうございます。
>>ゆうさんへ
ごめんなさい。回答を作るに当たって
下書きのf(a)の増減表が間違っていた
ため、f(a)の値の範囲を誤っていました。
ということで再度No.40318を直接修正
しました。

angelさんの方針の方が分かりやすい
ですが、レスの流れの関係上、
別解として残しておきます。

No.40336 - 2016/11/13(Sun) 19:38:38
(No Subject) / ゆう
解答お願いします
No.40311 - 2016/11/12(Sat) 21:25:31

Re: / noname
ヒントを与えておきますので,一度お考えください.


[ヒント]
(1)f(x)=(x+1)/(x^2+1)とおき,第2次導関数f''(x)を計算せよ.その後にf''(x)=0の実数解を求め,全部で3個の異なる実数解を求めることが出来れば,f(x)の変曲点の個数が3であることが言える.また,後半の問いについては3個のf(x)の変曲点のうち2個を適当に選び,これらを通る直線の式を求め,その直線が残りの1個のf(x)の変曲点を通ることを確認すればよい.
(2)f''(x)=0の実数解をα,β,γ(α<β<γ)とする.まずは曲線Cと直線ℓの概形をxy平面上に描き,Cとℓで囲まれる部分のうちℓに対して下側にあるものがどの様な領域であるかを確認せよ.その次に,ℓの式がy=ax+b(a,bは実数)である時,この領域の面積は定積分

∫_[α,β]{(ax+b)-(x+1)/(x^2+1)}dx
=a∫_[α,β]xdx+b∫_[α,β]dx-∫_[α,β]x/(x^2+1)dx-∫_[α,β]dx/(x^2+1)

により与えられることに注意し,これを計算すればよい.なお,この等式の右辺の第4項の式については,x=tanθ(-π/2<θ<π/2)により変数変換すると,

∫_[α,β]dx/(x^2+1)=∫_[θ_1,θ_2]dθ=θ_2-θ_1
(θ_1,θ_2はtanθ_1=α,tanθ_2=β,-π/2<θ_1<π/2,-π/2<θ_2<π/2を満たす実数)

となるが,この値を求めるにはtan(θ_2-θ_1)の値を求めることにより考えればよい.これを計算する際にtanθ_1=α,tanθ_2=βを用いるとよい.


※a,b,α,β,γについては(1)で計算して求めた結果を当てはめてください.

No.40313 - 2016/11/13(Sun) 00:08:30
(No Subject) / ゆう
お願いします!
No.40310 - 2016/11/12(Sat) 21:25:06
数列 / なみき
こんばんは、高校三年生です
この計算の過程が分かりません。教えて下さい

No.40301 - 2016/11/12(Sat) 17:02:27

Re: 数列 / noname
以下を参考にしてください:


・第一の等号について
→a_[n]とb_[n]の関係式を用いている.
・第二の等号について
→b_[n]の箇所をb_[n]の式に書きかえている.
・第三の等号について
→分配法則x(y-z)=xy-xzを利用しており,また,

2^n・(1/2)^{n-1}=2^n/2^{n-1}=2・2^{n-1}/2^{n-1}=2,
2^n・2=2^{n+1}

を用いている.
・第四の等号について
→2^{n+1}を2・2^nの形に変形した後で分配法則xy-xz=x(y-z)を用いて各項に共通して現れている2をくくり出している.

No.40302 - 2016/11/12(Sat) 17:37:23
立体図形、積分 / 匿名
解答をなくしてしまったため解答解説お願いします
No.40299 - 2016/11/12(Sat) 15:50:27

Re: 立体図形、積分 / X
(1)
問題の立体の平面z=tによる断面を示す不等式は
0≦t≦sinx
0≦t≦siny
これに与えられたθ(t)を使うと
0≦θ(t)≦x≦π-θ(t)
0≦θ(t)≦y≦π-θ(t)
つまり問題の図形は
直線
x=θ(t),z=t
x=π-θ(t),z=t
y=θ(t),z=t
y=π-θ(t),z=t
で囲まれた正方形の周、及び内部となります。

(2)
(1)の結果より問題の立体のz=tによる断面を表す不等式は
z=t,2(θ(t))^2≦x^2+y^2≦2(π-θ(t))^2
となりますのでその面積は
2π(π-θ(t))^2-2π(θ(t))^2
=2π^2-(4π^2)θ(t)
よって
V=∫[0→1]{2π^2-(4π^2)θ(t)}dt
ここで
sinθ(t)=t
∴dt=cosθ(t)d(θ(t))
でt:0→1にθ(t):0→π/2
が対応するので
V=∫[0→π/2]{2π^2-(4π^2)θ(t)}cosθ(t)d(θ(t))
=…(部分積分を使います。)

No.40306 - 2016/11/12(Sat) 20:05:38
確率 / なつみ
こんにちは、高校3年生です。

画像の確率の問題の解き方教えて下さい。

No.40297 - 2016/11/12(Sat) 15:15:22

Re: 確率 / noname
同じ問題に関する質問投稿が過去にされているようですので,そちらについている回答を一先ずは参考にされるとよいかと思います.

[過去の質問投稿]
No.40250 - 2016/11/11(Fri) 00:09:37

No.40298 - 2016/11/12(Sat) 15:26:24
(No Subject) / あかいくん
x^2>0のの答えはなんですか?
0以外のすべての実数ですか?

No.40291 - 2016/11/12(Sat) 12:02:08

Re: / noname
質問内容が「不等式x^2>0を満たす実数xの範囲は何か?」であれば,その答えは仰る通りのものです.
No.40294 - 2016/11/12(Sat) 12:49:06

Re: / あかいくん
ありがとうございます!
No.40296 - 2016/11/12(Sat) 13:31:04
なぜ、このように対数計算したらうまくいかないんですか? / なぞのくさ
先に分解するとうまくいくのに、先に指数を前に出すと答えがちがくなります。
No.40282 - 2016/11/12(Sat) 07:34:13

Re: なぜ、このように対数計算したらうまくいかないんですか? / なぞのくさ
下の式だけみてください
No.40283 - 2016/11/12(Sat) 07:35:42

Re: なぜ、このように対数計算したらうまくいかないんですか? / IT
指数の2 は2にしか掛かっていませんから、そのままでは前に出せません。

log[2](2x)^2 = 2log[2](2x) は正しいですが
log[2](2^2)x = 2log[2](2x) は間違いです

分りにくかったらx=3 などとして確認してください。

No.40284 - 2016/11/12(Sat) 07:40:59

Re: なぜ、このように対数計算したらうまくいかないんですか? / なぞのくさ
ありがとうございます!
No.40286 - 2016/11/12(Sat) 08:11:18

Re: なぜ、このように対数計算したらうまくいかないんですか? / なぞのくさ
よくわかりました!ありがとうございます。
No.40287 - 2016/11/12(Sat) 08:11:49
二次関数 / ゆうり
こんばんは。高校一年生です。
二次関数の問題について教えてください。(二次関数の単元は一通り学習済みです。)

二次関数f(x)=ax^2-2ax-4a+2がある。
a=2のとき、t≦x≦2t+1(0<t<3)におけるf(x)の最大値をM、最小値をmとする。M=4/5|m|を満たすtの値を求めよ。

この問題の解き方のヒントをください。どなたかよろしくお願いします。

No.40278 - 2016/11/12(Sat) 00:59:07

Re: 二次関数 / angel
丁寧に場合分けして、オーソドックスに最大・最小を求めて…と言いたいところなのですが、この問題に限っては抜け道があります。

M=4/5・|m| という関係式に目を向けると、|m|は非負ですから、Mも非負。
a=2 に対して f(x)=2x^2-4x-6=2x(x+1)(x-3) ということを考えると、f(x)=M≧0 となるのは x≧3 の範囲で、です。
※0<t<3 ということで、x≦0 の範囲はそもそも関係ないので、考えない

ということは、t が小さいようだと t≦x≦2t+1 の範囲で f(x)がずっと負であり、Mが非負という条件を満たしません。
せめて、2t+1≧3、つまり t≧1 が必要です。

ところで、f(x)の形を別途整理すると、軸はx=1です。
t≧1 ということは、t≦x≦2t+1 という範囲は、全て軸の右側 ( x軸正の方向 ) に来ます。

下に凸な放物線の性質として、軸から離れるほど値が大きくなる、というのがありますから、結局
 m=f(t), M=f(2t+1)
というところまで分かります。
なお、m<0 である ( t<3 と f(x)=2(x+1)(x-3)から ) であるため、|m|=-m です。

これで条件が出そろったので、M=4/5・|m|に当てはめてtを求めることができます。

No.40279 - 2016/11/12(Sat) 02:32:10

Re: 二次関数 / ゆうり
回答ありがとうございます。
丁寧に教えてくださり助かります。
すみませんが、なぜ|m|は非負なのですか?
無知ですみません。

No.40281 - 2016/11/12(Sat) 07:33:37

Re: 二次関数 / angel
> すみませんが、なぜ|m|は非負なのですか?
|m|というのは、「mの絶対値」ということで書かれたのではないでしょうか?
絶対値は必ず0以上(非負)になるものです。
例えば、
 |-3|=3, |2|=2, |0|=0
のように、||の中の数値と0との差を示します。

No.40288 - 2016/11/12(Sat) 08:39:24
数列 / souseki
a(1)=a(2)=1 a(n+2)=7a(n+1)+a(n) nは自然数によって定める。
このときa(4n)が3の倍数となることを示せ。
という問題なのですが、modを使わず帰納法での解き方を教えて下さい

No.40266 - 2016/11/11(Fri) 21:45:39

Re: 数列 / angel
「a(4n)が3の倍数になる」だけでは帰納法にできません。そこでもうちょっと情報を増やします。

1つの方法は、a(n)を3で割った余りが、8周期で 1,1,2,0,2,2,1,0 と繰り返すことを利用して、
「3で割った余りが、a(8n-7)は1,a(8n-6)は1,a(8n-5)は2,a(8n-4)は0,a(8n-3)は2,a(8n-2)は2,a(8n-1)は1,a(8n)は0」という帰納法にする方法。

もう1つの方法は、
「a(4n)は3の倍数、a(4n-1)は3の倍数ではない」にして、a(4n-1)を3で割った余りが1,2の2通りで場合分けする方法です。

No.40270 - 2016/11/11(Fri) 22:19:04

Re: 数列 / angel
前者の方法であれば、まず
 a(8n-7)=3A(n)+1
 a(8n-6)=3B(n)+1
 a(8n-5)=3C(n)+2
 a(8n-4)=3D(n)
 a(8n-3)=3E(n)+2
 a(8n-2)=3F(n)+2
 a(8n-1)=3G(n)+1
 a(8n)=3H(n)
と仮定し、
次に n=1 のケース、a(1)〜a(8) それぞれを3で割った余りを確かめ、
最後に n=k→n=k+1 の遷移。例えば、
 a(8(n+1)-7)
 = 7a(8n)+a(8n-1)
 = 7・3H(n)+3G(n)+1
 = 3(7H(n)+G(n))+1

 a(8(n+1)-6)
 = 7a(8n+1)+a(8n)
 = 7・(3A(n+1)+1)+3H(n)
 = 3(7A(n+1)+H(n)+2)+1

 …
といった具合に、それぞれ3で割った余りを確かめていく、というような具合になります。
※a(4n)は、a(8m)またはa(8m+4)どちらかの形で表せますので、この8周期の帰納法でいける、ということです。

No.40271 - 2016/11/11(Fri) 22:25:37

Re: 数列 / angel
…あ、ごめんなさい。
上2つで紹介した方法でなくても、じかに帰納法にできますね。

「a(4k)が3の倍数→a(4k+4)が3の倍数」を証明する際に、

a(4k)=3x と置く
a(4k+4)
=7a(4k+3)+a(4k+2)
=7(7a(4k+2)+a(4k+1))+a(4k+2)
=50a(4k+2)+7a(4k+1)
=50(7a(4k+1)+a(4k))+7a(4k+1)
=357a(4k+1)+50a(4k)
=357a(4k+1)+50・3x
=3(119a(4k+1)+50x) ← 3の倍数

という感じで。

No.40273 - 2016/11/11(Fri) 23:43:02
(No Subject) / アカシロトモ
条件付き確率がよくわかりません。
次の問題を教えてください。

n枚のカードが2組ある。いずれの組のカードも1 , 2 , 3 ,⋯,n と通し番号が書いてある。
1組目のカードは通し番号の順に1列に並べてある。
2組目のカードを1組目のカードの上にそれぞれ1枚ずつ置く。
このとき, 上下のカードの番号が一致するところが全くないようにする。
このような2組目のカードの置き方の総数をa(n)として, 次の問いに答えなさい。
(1)a(n+2)をa(n) とa(n+1) を用いて表しなさい。
(2)a(n)=n!??(k=1~n)(-1)^k/k! を証明しなさい。

No.40265 - 2016/11/11(Fri) 21:14:14

Re: / angel
条件付き確率…?

は兎も角として、具体例は一度書き出してみるのが良いでしょう。a(5)=44 なので辛いですが、a(4)=9 なら手頃です。

 2-1-4-3, 2-3-4-1, 2-4-1-3, 3-1-4-2, 3-4-1-2,
 3-4-2-1, 4-1-2-3, 4-3-1-2, 4-3-2-1

で、実はこれらは、ある基準でまとめることができます。

 2-1-4-3 ( 2-1-x-x ), 3-4-1-2 ( 3-x-1-x ), 4-3-2-1 ( x-3-2-x )

 2-3-4-1, 2-4-1-3, 4-3-1-2 ( 2-3-1+4 )
 3-1-4-2, 3-4-2-1, 4-1-2-3 ( 3-1-2+4 )

…でまあ、問題文がヒントになっているのですが、これが a(2)=1, a(3)=2 と何かしら関係があるわけです。

(2)はひたすら帰納法です。
…問題、a(n)=n!Σ[k=2,n](-1)^k/k! じゃないでしょうか。

No.40269 - 2016/11/11(Fri) 21:57:25

Re: / アカシロトモ
angel

いつもお世話になります。ありがとうございます。
悪戦苦闘してますが、明日まで考え続けます。

No.40272 - 2016/11/11(Fri) 23:37:35

Re: / angel
a(3)=2 と a(4)=9 から a(5)=44 も書いておきます。

n=3の時
 2-3-1, 3-1-2 の2通り、a(3)=2

n=4の時
 2-1-4-3, 2-3-4-1, 2-4-1-3, 3-1-4-2, 3-4-1-2,
 3-4-2-1, 4-1-2-3, 4-3-1-2, 4-3-2-1
 の9通り、a(4)=9

n=5の時、
 2-3-1-5-4, 2-4-5-1-3, 3-5-4-1-2, 5-3-4-2-1
  ( b-c-a-x-x, b-c-x-a-x, b-x-c-a-x, x-b-c-a-x )
 3-1-2-5-4, 4-1-5-2-3, 4-5-1-3-2, 1-4-2-3-5
  ( c-a-b-x-x, c-a-x-b-x, c-x-a-b-x, x-c-a-b-x )
 の8通りと、

 5-1-4-3-2, 2-5-4-3-1, 2-1-5-3-4, 2-1-4-5-3 ( 2-1-4-3+5 )
 5-3-4-4-2, 2-5-4-1-3, 2-3-5-4-1, 2-3-4-5-1 ( 2-3-4-1+5 )
 5-4-1-3-2, 2-5-1-3-4, 2-4-5-3-1, 2-4-1-5-3 ( 2-4-1-3+5 )
 5-1-4-2-3, 3-5-4-2-1, 3-1-5-2-4, 3-1-4-5-2 ( 3-1-4-2+5 )
 5-4-1-2-3, 3-5-1-2-4, 3-4-5-1-2, 3-4-1-5-2 ( 3-4-1-2+5 )
 5-4-2-1-3, 3-5-2-1-4, 3-4-5-2-1, 3-4-2-5-1 ( 3-4-2-1+5 )
 5-1-2-3-4, 4-5-2-3-1, 4-1-5-3-2, 4-1-2-5-3 ( 4-1-2-3+5 )
 5-3-1-2-4, 4-5-1-2-3, 4-3-5-2-1, 4-3-1-5-2 ( 4-3-1-2+5 )
 5-3-2-1-4, 4-5-2-1-3, 4-3-5-1-2, 4-3-2-5-1 ( 4-3-2-1+5 )
 の36通り、
 計44通り、a(5)=44

No.40274 - 2016/11/11(Fri) 23:57:40

Re: / noname
angel様が殆んど丁寧に解説なされているため私からは言うべきことは何もないのですが,本問ではあみだくじの設定を考えると分かり易いかもしれません.つまり,例えば1,2,3,4,5の5つの数のそれぞれがあみだくじにより1,2,3,4,5のどれかに対応する時,それぞれの列の上の数と下の数が一致しない様な状況を考えているのだということです.
No.40276 - 2016/11/12(Sat) 00:20:37

Re: / アカシロトモ
angel さん 、nonameさん

ありがとうございます。昨日は、またいただけるとは思っていませんでした、大変失礼いたしました。
今日、午後まで、引き続き頑張ります。

No.40285 - 2016/11/12(Sat) 08:00:10

Re: / アカシロトモ
angel さん 、nonameさん

2-1-4-3(2-1-x-x ),3-4-1-2( 3-x-1-x ),4-3-2-1(x-3-2-x )
は、a(2)を基準にした並べ方だと思いますが、
2-3-4-1, 2-4-1-3, 4-3-1-2 ( 2-3-1+4 )が
a(3)の2-3-1の並べ方のル−ルに相当するのが分かりません。昨日からずっと考えているのですが。詳しく書いていただいているa(5)についても考えたのですがわかりません。

また、「あみだくじ」の問題で、特定の1つの位置から別の特定の位置に行く方法は、逆に辿る方法で解いたことはありますが、すべてが異なる位置に行く方法は考えましたがわかりませんでした。

すみません、レベルが低くてご迷惑おかけいたします。

No.40289 - 2016/11/12(Sat) 10:08:31

Re: / angel
> 2-3-4-1, 2-4-1-3, 4-3-1-2 ( 2-3-1+4 )がa(3)の2-3-1の並べ方のル−ルに相当するのが分かりません。

まず、n=3 での並べ方を1つ持ってきます。
ここでは、2-3-1 とします。

次に、その後ろに 4 を繋げます ( 2-3-1+4 )。ただし、これは「一致するところが全くないようにする」は満たしていません。4の所で一致してしまいますから。

なので、その4を適当なところと入れ替えます。3か所候補があります。

 4-3-1-2, 2-4-1-3, 2-3-4-1

これ、実は入れ替えると「一致するところが全くないようにする」をどれも満たすようになります。

ということで、a(3)の並べ方に対応する並べ方 3a(3)通りが作れるわけです。

P.S.
> すみません、レベルが低くてご迷惑おかけいたします。
いえ、そんな卑下しなくて大丈夫なので…。人の説明を自分の中で消化して、その上で更に出てきた疑問点を整理して人に伝えられる、というのはそれだけでも十分な能力なのですよ。

No.40290 - 2016/11/12(Sat) 11:50:48

Re: / アカシロトモ
angel さん

何回もありがとうございます。
また考えます。

No.40292 - 2016/11/12(Sat) 12:15:55

Re: / angel
えっと、今までの私の説明だと本当は片手落ちなところがあるので、逆の話も載せておきます。

n=5 で考えてみます。

5を置く場所は、5番目以外4か所の候補がありますが、これはどれを選んでも良いです。例えば2番目とします。

次に、5番目に何を置くかを決めます。1〜4どれでも置けますが、大きく2通りの状況に分かれます。

* 5の置かれた2番目にちなんで、2を置く場合 ( y-5-y-y-2 )
 残りカード、場所とも両方 1,3,4 の組み合わせです。

* 2以外を置く場合
 y-5-y-y-x ( x≠2 )
 これは、y-x-y-y+5 から 5,x を入れ替えた形と見做すことができます。

No.40293 - 2016/11/12(Sat) 12:28:00

Re: / アカシロトモ
angel さん

ありがとうございます。とても助かります。

No.40295 - 2016/11/12(Sat) 13:30:33

Re: / アカシロトモ
angel さん

おかげさまでやっと、a(n+2)=(n+1){a(n+1)+a(n)}
にたどり着けました。ありがとうございました。

(2)ですが、もういちど確認しましたが
a(n)=n!??(k=1~n)(-1)^k/k! でした。
もしかしたら、塾の誤植かもしれません。
これも解答の指針をいただけないでしょうか。すみません。

No.40300 - 2016/11/12(Sat) 16:18:37

Re: / angel
> (2)ですが、もういちど確認しましたが
> a(n)=n!??(k=1~n)(-1)^k/k! でした。


単純に a(2) を計算してみると、
 a(2)=2( -1/1 + 1/2 )=-1
となってしまうので、誤植だと思います。

さて、漸化式が a(n+2)=(n+1)(a(n+1)+a(n)) のように隣接3項間なので、そのまま、直前の2つを使ったやや変則的な帰納法になります。
スタートは a(1)=0, a(2)=1 です。

で、これも、n が小さいところでまずは1例試してみます。
a(3)=2, a(4)=9 → a(5)=44 のところの計算は、

 a(3)=3!/2! - 3!/3!
 a(4)=4!/2! - 4!/3! + 4!/4!
 ⇒
 a(5)=4(a(3)+a(4))
 = 4(3!+4!)/2! - 4(3!+4!)/3! + 4・4!/4!

ここから
 a(5)=5!/2! - 5!/3! + 5!/4! - 5!/5!
の形に持っていけるかどうか ( いやもちろん持っていけるのですが ) というところがカギです。

つまり、
 * 4(3!+4!) → 5! への変形
 * 係数が 4(3!+4!) になっていない 1/4! の項の調整
 * 存在しない 1/5! の項の捻出
ここら辺の対処を行うことになります。

No.40303 - 2016/11/12(Sat) 18:10:55

Re: / アカシロトモ
angel さん
 
ありがとうございました。
解説に沿って解いてみます。

No.40304 - 2016/11/12(Sat) 19:08:02

Re: / アカシロトモ
angel さん
4(3!+4!)=4!+4・4!=(1+4)4!=5!
4・4!/4!=5・4・4!/5・4!
=(5!/4!)/(4/5)
=(5!/4!)(1-1/5)=
=5!/4!-5!/5!より
a(5)=4(a(3)+a(4))
  = 4(3!+4!)/2! - 4(3!+4!)/3! + 4・4!/4!
= 5!/2! - 5!/3! + 5!/4! -5!/5!

と変形できましたが、
帰納法の証明で、仮定と証明対象の式は何なのでしょうか?

No.40305 - 2016/11/12(Sat) 19:49:43

Re: / angel
証明したいのは a(n)=n!??(k=1~n)(-1)^k/k! なので、当然それに沿ったものになるのですが、通常の帰納法では n=k の時1つ分の成立を仮定するところ、今回は2つ分仮定します。

Σの中で k を使っているので代わりに j にしますが、

 a(j)=j!Σ[k=2,j](-1)^k/k!
 かつ a(j+1)=(j+1)!Σ[k=2,j+1](-1)^k/k!
 ⇒ a(j+2)=(j+2)!Σ[k=2,j+2](-1)^k/k!

を証明することになります。( その1例が、a(3),a(4)からa(5)
の導出ということです )
スタートは n=1,2 …と言いたい所ですが、a(1)=Σ[k=2,1]〜 という表現は普通しないので、n=2,3 をスタートにして、n≧2 の範囲を証明することになります。
※この点は問題文に不備のあるところかと思います。

なお、仮定が2つあることでやや違うように見えるのですが、変形すれば通常の帰納法にすることができ、同等なものなのです。( 解答でそこまで変形する必要はないです )

No.40307 - 2016/11/12(Sat) 20:35:15

Re: / アカシロトモ
angel さん

ありがとうございます。
今から証明を考えます。

No.40308 - 2016/11/12(Sat) 20:48:05

Re: / アカシロトモ
angel さん

おかげさまで、出来ました!
丸1日以上教えていただきましてありがとうございました。
丁寧なご指導ありがとうございました。

No.40309 - 2016/11/12(Sat) 21:25:05
三角関数の加法定理の証明問題 / Nico
画像の問題の(3)ですが、(2)の結果(BP:PC=ABsin(αーβ):ACsinβ)を利用して、AC=ABcosα、BC=ABsinαとABで表して(三角形ABPの面積)+(三角形APCの面積)=(三角形ABCの面積)
から
sin(αーβ)+cosαsinβ=sinα
から
sin(αーβ)=sinα-cosαsinβ
になってしまいます。お手数ですが何故間違っているか教えてきただけますでしょうか?

No.40259 - 2016/11/11(Fri) 15:57:54

Re: 三角関数の加法定理の証明問題 / noname
(2)の結果が上手く使えていない気がします.ではこれをどのように利用すればよいかというと,直角三角形ABCとAPCにおいて三角比を用いると

AC=ABcosα,…?@
AC=APcosβ,…?A
BC=ABsinα,…?B
PC=APsinβ…?C

であり,?@,?AよりAP=cosα/cosβ・AB(…?D)が成立します.この時,?CはPC=cosαsinβ/cosβ・AB(…?E)となります.後は?@,?B,?Eを(2)の比の式に代入して(BPについてはBP=BC-PCと変形して考える)式変形を只管に行っていけばよいかと思います.また,後半の問いについてはα=45°,β=30°として加法定理の式を用いるとよいでしょう.

No.40261 - 2016/11/11(Fri) 16:32:16
(No Subject) / 匿名
画像の問題 (2) (3)がわかりません
(2)はたぶん帰納法だと思うのですが・・・

No.40256 - 2016/11/11(Fri) 07:37:59

Re: / noname
(2)については,各n=1,2,3,...に対して,

2^{n+2N}
=2^n・2^{2N}
=2^n・{(2^N+1)(2^N-1)+1}
=2^n(2^N+1)(2^N-1)+2^n

が成り立つことを用いると,

[2^{n+2N}/(2^N+1)]=[2^n(2^N-1)+2^n/(2^N+1)]=2^n(2^N-1)+[2^n/(2^N+1)]

が得られ,これより[2^{n+2N}/(2^N+1)]と[2^n/(2^N+1)]の差が偶数であることが分かります.つまり,この2つの整数の偶奇は一致するということになります.このことを数列{a_[n]}のデータで見れば,まさにa_[n+2N]=a_[n]が成立するということです.


次に(3)についてですが,(2)の結果より,

a_[n]=a_[n+200]=a_[n+400]=…=a_[n+1800](n=1,2,...,200),
a_[m]=a_[m+2000](m=1,2,...,17)

であるから,

Σ_[k=1,2017]a_[k]
=Σ_[k=1,200]a_[k]+Σ_[k=201,400]a_[k]+…+Σ_[k=1801,2000]a_[k]+Σ_[k=2001,2017]a_[k]
=10Σ_[k=1,200]a_[k]+Σ_[k=1,17]a_[k]

が成立します.ここで,2^k<2^100+1(k=1,2,...,100)を用いるとa_[k]=0(k=1,2,...,100)であるため,

Σ_[k=1,2017]a_[k]
=10Σ_[k=1,200]a_[k]+Σ_[k=1,17]a_[k]
=10Σ_[k=101,200]a_[k]

の成立が言えます.ここから先は一度ご自身でお考えください.

No.40262 - 2016/11/11(Fri) 17:19:05

Re: / noname
最後の有限和の計算に関してですが,n=1,2,...,100に対して,

2^{n+100}
=2^n・2^{100}
=2^n・{(2^{100}+1)-1}
=2^n(2^{100}+1)-2^n.

が成立することより

[2^{n+100}/(2^{100}+1)]=[2^n-2^n/(2^{100}+1)]=2^{n-1}-1

が成り立つということをヒントとして利用するとよいです.

No.40263 - 2016/11/11(Fri) 17:32:49
行列の対角化 / らぐ
この行列を対角化するために固有空間の基底を求めているのですが,固有値がn-1のときの基底が求められません.
どうすらばよいですか?

No.40252 - 2016/11/11(Fri) 01:23:20

Re: 行列の対角化 / angel
1次元なので、「全要素1」のベクトルで十分かと。
No.40253 - 2016/11/11(Fri) 01:51:01

Re: 行列の対角化 / noname
A-(n-1)Eに行基本変形を施すことにより固有値(n-1)に対する固有空間の基底について調べたいのであれば,添付した画像をご参考ください.
No.40258 - 2016/11/11(Fri) 15:56:50

Re: 行列の対角化 / noname
問題を解くのに慣れてくると,angel様が仰る様に線形部分空間の次元に着目して素早く解くという方法もあります.Aの固有値-1,n-1に対する固有空間をW_[-1],W_[n-1]とすると,次元公式より

dim(W_[-1]+W_[n-1])
=dim(W_[-1])+dim(W_[n-1])-dim(W_[-1]∩W_[n-1])
=(n-1)+dim(W_[n-1])-0
=(n-1)+dim(W_[n-1])

であり,これとdim(W_[-1]+W_[n-1])≦(全体空間の次元)=nよりdim(W_[n-1])≦1,すなわち,dim(W_[n-1])=0,1が得られます.ところで,W_[n-1]は次元が1以上の線形部分空間なのでW_[n-1]は1次元線形部分空間であることが分かります.そして,e_[1]+e_[2]+…+e_[n]はW_[n-1]の元の1つなので,このベクトルを基底の1つとして選んでよいということになります(1次元線形部分空間の基底はその空間に含まれる非零なベクトルであるから).

No.40260 - 2016/11/11(Fri) 16:04:22

Re: 行列の対角化 / らぐ
なかなか難しいですが,何とか納得できました.
ありがとうございます.

No.40280 - 2016/11/12(Sat) 03:24:34
(No Subject) / 匿名
(1)は余事象を考えるのですか? 答え7/11 になったのですが合ってますか?
あと(2)の解き方 またはヒントお願いします!

No.40250 - 2016/11/11(Fri) 00:09:37

Re: / noname
(1)は余事象を考えずに問題に取り組んだ方が解き易いと思います.条件を満たすa,bの組(a,b)は15個あるのですが,このことは分かっておられますか?
No.40251 - 2016/11/11(Fri) 00:24:34

Re: / 匿名
ホントだ! 15通りありました!
すみません (2)の解き方かヒントお願いします!

No.40255 - 2016/11/11(Fri) 07:31:50

Re: / angel
1回目で、何本の辺が塗られるか、で場合分けして考えます。
これは、0本〜N-1本まであるわけですが、全て同じ確率 1/N です。

で、2回目ですが、選ばれる点は、塗られた辺のどれかである必要があります。
※手頃なNで試してみて下さい。塗られてない部分の点を選ぶと、どうやっても全体を塗ることはできません。

そうすると、選べる点の候補は (塗られている本数)+1個あるわけですが、同じ点を選ぶと何も塗られないのと、同じ組み合わせでも順序が逆になると、全然塗られないことに注意します。
※例えばN=6で、1回目1,4 と出て、1-2-3-4 の範囲が塗られたとします。
 次、3,2と出れば 3-4-5-6-1-2 が塗られて、併せて全部塗られたことになりますが、2,3と出ると2-3しか塗られず、足りません。

そうすると、1回目の本数で場合分けして、
 0本: 0通り
 1本: 2C2通り
 2本: 3C2通り
 …
 N-1本: NC2通り
これを合計すれば、何通りあるかが分かります。
※1通りあたり、確率が 1/N^3 であることに注意

No.40277 - 2016/11/12(Sat) 00:45:36
(No Subject) / И
4次不等式 ax^4-(9a-1)x^2-(a+4)<0 の解が -3<x<3 のとき、定数aの値を求めよ。よろしくお願いします。
No.40246 - 2016/11/10(Thu) 23:29:43

Re: / noname
t=x^2とおくと,与えられたxについての4次不等式は

at^2-(9a-1)t-(a+4)<0…?@

というtについての2次不等式になります.また,-3<x<3の時は0≦t<9であるため,考えるべきことは「tについての2次不等式?@の解が0≦t<9であるための定数aの値は何か?」となります.ここから先は一度ご自身でお考えください.

No.40248 - 2016/11/10(Thu) 23:50:37

Re: / И
ありがとうございます。考えてみたんですけど、わかりませんでした。解答を教えていただけると有り難いです。
No.40257 - 2016/11/11(Fri) 13:23:23

Re: / X
横から失礼します。

例えば
x^4-81<0 (A)
という4次不等式を考えると
(x-3)(x+3)(x^2+9)<0 (B)
∴-3<x<3

この(B)の左辺の形から類推されると思いますが
題意を満たすためには
問題の4次不等式の左辺、つまり
ax^4-(9a-1)x^2-(a+4)

(x-3)(x+3)=x^2-9
を因数に持たなければならない
という必要条件が考えられます。
この必要条件はxの4次方程式
ax^4-(9a-1)x^2-(a+4)=0 (C)
をx^2の二次方程式
として考えると
x^2=9
を解として持つことと同値ですので
a・9^2-(9a-1)・9-(a+4)=0
これより
a=5
逆にこのとき問題の4次不等式は
5x^4-44x^2-9<0
(5x^2+1)(x^2-9)<0
(5x^2+1)(x-3)(x+3)<0
∴-3<x<3
となり、題意を満たします。
よって
a=5

注)
nonameさんの
x^2=t
と置き換えによる説明では
問題の4次不等式を置き換えた
tの二次不等式((D)とします)
とは別に
t≧0
という条件が付いてしまうので
(D)の左辺が
t-9
を因数として持つ、という必要条件が
見えにくくなっているようです。

No.40267 - 2016/11/11(Fri) 21:49:57

Re: / noname
X様の仰る通りで,

>「tについての2次不等式?@の解が0≦t<9であるための定数aの値は何か?」

という言い換えだと問題に取り組みづらいかもしれません.以下に解説を与えておきますので,よければご参考ください.


[解説]
t=x^2とおくとt≧0であり,与えられた4次不等式は

at^2-(9a-1)t-(a+4)<0

の形に変形することが出来る.よって,考えるべきことは「t≧0の時,2次不等式at^2-(9a-1)t-(a+4)<0の解が0≦t<9である(…(*))ための実数aの値は何か?」である.これを考えるために,関数f(x)=at^2-(9a-1)t-(a+4)のグラフのt≧0の部分Cとx軸の位置関係について考える.

a<0の時は,0≦t<9の範囲でCはx軸に対して下側にある必要があるが,この時t≧9の範囲のCの部分もx軸に関して下側にあるため,(*)は成立しない.また,a=0の時は,Cにおいてx軸の下側にあるものはCの0≦t<4の部分であるから,(*)は成立しない.

よって,a>0の場合を考えればよいが,この時

f(0)=-(a+4)<0

が成立する.よって,(*)が成り立つためにはf(9)=0が必要である.f(9)=-a+5であるから,a=5でなければならない.この時,Cにおいてx軸の下側にあるのはCの0≦t<9の部分である.したがって,求めるaの値はa=5である.

No.40275 - 2016/11/12(Sat) 00:13:21
(No Subject) / 名無し
画像これで大丈夫ですかね?
微分した後がわかりません

No.40237 - 2016/11/10(Thu) 18:46:09

Re: / noname
その後は,0<a<π^2/2,a≧π^2/2の2つに場合分けして考えればよいです.
No.40240 - 2016/11/10(Thu) 22:03:01

Re: / noname
導関数についてですが,f'だけでなくf''まで計算しておくとよいです.その後はf''の符号変化よりf'について,f'の符号変化よりfについて順番に考えればよいと思います.
No.40241 - 2016/11/10(Thu) 22:04:10

Re: / noname
一部の解説だけ与えておきますので,他の部分についてはご自身で一度お考えください.


[一部の解説]
f'(x),f''(x)を計算すると,

f'(x)=a-2ax-πcos(πx),
f''(x)=-2a+π^2sin(πx)=π^2(sin(πx)-2a/π^2).

以下では,0<a<π^2/2,a≧π^2/2の2つで場合分けするが,ここでは0<a<π^2/2の場合の解説のみを行う.

0<a<π^2/2の時,sin(πx)=2a/π^2,0<x<π/2を満たす実数xが存在する.これをαとすると,

・0<x<αの時,f''(x)<0である
・α<x<π/2の時,f''(x)>0である

であるから,

・f'(x)は0<x≦αの時に単調減少する
・f'(x)はα≦x<π/2の時に単調増加する

が言える.ここで,f'(0)=a-π>0,f'(1/2)=0よりa-π>0,すなわち,a>πが必要である.この時,f'(α)<0である.実際,f'(α)≧0ならばf'(1/2)>0であるが,実際にはf'(1/2)=0であるから矛盾が生じる.ゆえに,f'(α)<0である.この時,方程式f'(x)=0を満たす実数xが0<x<αの範囲にただ1つ存在する.これをβとする.この時,

・0<x<βでは,f'(x)>0である
・β<x<π/2では,f'(x)<0である

であるから,

・f(x)は0<x≦βで単調に増加する
・f(x)はβ≦x<π/2で単調に減少する

が言えて,f(x)はx=βで極大かつ最大となることが分かる.


※α,βの存在については,厳密には中間値の定理を用いて説明すべきでしょうか.また,α,βの一意性(ただ1つだけしかないという性質)を示すにはf''やf'の単調性(単調増加性や単調減少性など)を用いるとよいです.

No.40245 - 2016/11/10(Thu) 23:26:08
(No Subject) / マーク
画像の問題の解き方が分かりません。教えて下さると助かります。お願いします。
No.40236 - 2016/11/10(Thu) 18:36:56

Re: / X
G(x)=x∫[0→x](e^t)dt-∫[0→x](te^t)dt
∴G'(x)=∫[0→x](e^t)dt+xe^x-x^ex
(第一項に積の微分を使います)
=e^x-1

No.40238 - 2016/11/10(Thu) 19:21:36
(No Subject) / 匿名
(2) (3)がわかりません
解き方 もしくはヒントお願いします!

No.40234 - 2016/11/10(Thu) 18:16:56

Re: / X
(2)
条件から
↑DP・↑EP=(↑OP-↑OD)・(↑OP-↑OE)
=|↑OP|^2-(↑OD+↑OE)・↑OP+↑OD・↑OE
=|↑OP|^2-2↑OM・↑OP+↑OD・↑OE (A)
(∵点Mは線分DEの中点)
ここで条件から
↑OM・↑OP=|↑OP||↑OM|cosθ=mcosθ (B)
更に(1)の結果も使うと(A)は…

(3)
(1)(2)の結果を問題の不等式に代入して
得られる不等式を、m>0に注意して
cosθの不等式として解くと
cosθ≧{1/(4m)}(m^2+1) (C)
これの解となるθの値の範囲の上限
と下限の差がπ/3となるようにmの値
を定めます。
((C)の右辺>0に注意して単位円を
考えると、(C)の解が
0≦θ≦π/6
となるようにすればよいので…。)

No.40239 - 2016/11/10(Thu) 19:37:44

Re: / 匿名
cosθ≧{1/(4m)}(m^2+1) (C) となったのですが違いますかね?
m=√3-√2 になったのですが合ってますか?
よろしくお願いします!

No.40247 - 2016/11/10(Thu) 23:32:20

Re: / X
>>cosθ≧{1/(4m)}(m^2+1) (C) となったのですが違いますかね?
ごめんなさい。
No.40239で2箇所間違っていましたので直接修正しました。
再度ご覧下さい。

>>m=√3-√2 になったのですが合ってますか?
間違っています。

条件のとき
{1/(4m)}(m^2+1)=(√3)/2
m^2=2√3-1
よって
m=√(2√3-1)
となりますが、二重根号は外れません。

No.40254 - 2016/11/11(Fri) 04:41:19

Re: / angel
> > m=√3-√2 になったのですが合ってますか?
> 間違っています。


いえ、合っていると思いますよ。

m^2-2√3・m+1=0 という2次方程式の解 m=√3±√2 のうち、0<m<1 に合う方、ということで m=√3-√2 になります。
※それにしても、(3)解くだけなら、ベクトル使わない方が速かったりするんですよね…

No.40264 - 2016/11/11(Fri) 20:26:20

Re: / X
>>angelさんへ
ご指摘ありがとうございます。
>>匿名さんへ
ごめんなさい。angelさんの仰る通りです。
{1/(4m)}(m^2+1)=(√3)/2
からの計算を間違えていました。

No.40268 - 2016/11/11(Fri) 21:54:03
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