3の(2)と5をお願いします!
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No.40150 - 2016/11/07(Mon) 00:40:26
| ☆ Re: 3と5お願いします! / noname | | | とりあえず,5に関するヒントを与えておきます.
[ヒント] (1)0≦x≦1ではx^nとsin(πx)はともに非負値をとるから,これらの積もこのxの範囲においては非負値をとる.ゆえに,I_[n]≧0である.特に,x^nsin(πx)は0≦x≦1では恒等的に0というわけではないから,I_[n]>0である.一方,0≦x≦1では0≦sin(πx)≦1であるから,I_n≦∫_[0,1]x^ndxが成り立つ.以上により示すべき不等式を得る. (2)I_[n+2]について,xの冪の部分を微分するもの,三角関数を積分するものと捉えて部分積分法を行えばよい.なお,計算結果は画像の右側に書かれている数式で恐らく問題ない. (3)(1),(2)の結果を用いると次の不等式
n^2π/((n+1)(n+2))-n^2π^2/((n+1)(n+2)(n+3))<n^2I_[n]<π
が得られる.この不等式の最右辺については次の様に考えればよい.(2)の結果より
n^2I_[n]=π-{(2n+1)I_[n]+π^2I_[n+2]}.
ここで,(1)よりI_[n]>0(n≧1)ゆえ,
(2n+1)I_[n]+π^2I_[n+2]>0. ∴n^2I_[n]=π-{(2n+1)I_[n]+π^2I_[n+2]}<π.
一方,不等式の最左辺に関しては一度ご自身で考えてもらいたい.
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No.40155 - 2016/11/07(Mon) 02:53:38 |
| ☆ Re: 3と5お願いします! / ゆう | | | ありがたいです 理解できました
3の(2)はどうすればいいんですかね
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No.40157 - 2016/11/07(Mon) 11:24:32 |
| ☆ Re: 3と5お願いします! / angel | | | 3(2) ありがちですが、3(1)の結果がヒントになっています。 f(θ)g(θ)/g(2θ)=(一定) ということは、これはθを2θ,4θ,8θ,…,2^(n-1)・θに取り換えても同じことですよね。 つまり、 f(θ)g(θ)/g(2θ)=f(2θ)g(2θ)/g(4θ)=…=f(2^(n-1)・θ)g(2^(n-1)・θ)/g(2^n・θ)=(一定)
ということは、これらの各項をかけ合わせれば…? すなわち、 f(θ)g(θ)/g(2θ)・f(2θ)g(2θ)/g(4θ)・…・f(2^(n-1)・θ)g(2^(n-1)・θ)/g(2^n・θ) これの値も分かりますね。 ところがこの式、分母・分子が色々消えて f(θ)f(2θ)…f(2^(n-1)・θ)g(θ)/g(2^n・θ) となります。
ということは、f(θ)f(2θ)…f(2^(n-1)・θ)の正負は、g(θ)/g(2^n・θ)の正負と丁度1対1に対応づく、ということです。
なお、**注意事項**としては、この話はあくまで、各項の分母が0でないことが前提です。 つまり、g(2θ),g(4θ),…,g(2^n・θ) が全て0でない時です。ここは除外しましょう。 といっても、どれかが0になるとしても1点ずつですから、「区間の幅」には影響しません。あくまで解答を書く上で、ちゃんと 0 になるθを調べて、断りを入れておきましょうね、ということです。
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No.40174 - 2016/11/07(Mon) 21:42:31 |
| ☆ Re: 3と5お願いします! / ゆう | | | > 3(2) > ありがちですが、3(1)の結果がヒントになっています。 > f(θ)g(θ)/g(2θ)=(一定) > ということは、これはθを2θ,4θ,8θ,…,2^(n-1)・θに取り換えても同じことですよね。 > つまり、 > f(θ)g(θ)/g(2θ)=f(2θ)g(2θ)/g(4θ)=…=f(2^(n-1)・θ)g(2^(n-1)・θ)/g(2^n・θ)=(一定) > > ということは、これらの各項をかけ合わせれば…? すなわち、 > f(θ)g(θ)/g(2θ)・f(2θ)g(2θ)/g(4θ)・…・f(2^(n-1)・θ)g(2^(n-1)・θ)/g(2^n・θ) > これの値も分かりますね。 > ところがこの式、分母・分子が色々消えて > f(θ)f(2θ)…f(2^(n-1)・θ)g(θ)/g(2^n・θ) > となります。 > > ということは、f(θ)f(2θ)…f(2^(n-1)・θ)の正負は、g(θ)/g(2^n・θ)の正負と丁度1対1に対応づく、ということです。 > > なお、**注意事項**としては、この話はあくまで、各項の分母が0でないことが前提です。 > つまり、g(2θ),g(4θ),…,g(2^n・θ) が全て0でない時です。ここは除外しましょう。 > といっても、どれかが0になるとしても1点ずつですから、「区間の幅」には影響しません。あくまで解答を書く上で、ちゃんと 0 になるθを調べて、断りを入れておきましょうね、ということです。
この先がわかりません 和積を使うことにより、sin(3・2^(n-1)θ)sin(2^(n-1)θ)<0となりました
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No.40182 - 2016/11/07(Mon) 23:38:34 |
| ☆ Re: 3と5お願いします! / angel | | | > sin(3・2^(n-1)θ)sin(2^(n-1)θ)<0となりました 良いと思います。
では、一旦2^(n-1)θの部分を置き換えて…。 φ=2^(n-1)θとしますか。 そうすると、sin(3φ)sin(φ)<0 を考えることになります。
0≦φ<2π の範囲で考えると、1/3・π<φ<2/3・π, 4/3・π<φ<5/3・π ですから、 φの値2π毎に繰り返すことを考えると、実は (k+1/3)π<φ<(k+2/3)π ( kは整数 ) と、π周期にまとめることができます。
ここで、φ=2^(n-1)θに立ち戻ります。
n=1 の時はφ=θで、θの範囲からすると、1/3・π<θ<1/2・π が条件を満たすθです。これだけちょっと特殊なので、別に計算しておきます。
n≧2 の時は、(k+1/3)π<2^(n-1)θ<(k+2/3)π 一方で、0<θ<π/2 ですから 0<2^(n-1)θ<2^(n-2)・π ということは、kの範囲は 0≦k<2^(n-2) つまり、(k+1/3)π<2^(n-1)θ<(k+2/3)π という、各幅 π/(3・2^(n-1)) の区間が、2^(n-2)個できることになります。
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No.40189 - 2016/11/08(Tue) 00:21:19 |
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