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(No Subject) / ゆい
何度も質問すみません、(3)の赤線部、
P_nP_(n+1)=√1+(-1/2)^2|x_(n+1)-x_n|になる理由と、
√5/2|(-1/2)^(n-1)-(-1/2)^n|=(3√5)/4(1/2)^(n-1)の計算が分かりません。
よろしくお願いします。

No.39266 - 2016/09/29(Thu) 01:17:26

Re: / ゆい
問題です。
No.39267 - 2016/09/29(Thu) 01:17:53

Re: / noname
点列{P_[n]}の定義より,P_[n]とP_[n+1]の座標はそれぞれ

P_[n](x_[n],f(x_[n])),P_[n+1](x_[n+1],f(x_[n+1]))

となります.ここで,

f(x_[n+1])-f(x_[n])
=(-1/2・x_[n+1]+3)-(-1/2・x_[n]+3)
=-1/2・x_[n+1]+1/2・x_[n]+3-3
=-1/2・(x_[n+1]-x_[n])

であるから,この式と2点間の距離の式より

P_[n]P_[n+1]
=√((x_[n+1]-x_[n])^2+(f(x_[n+1])-f(x_[n]))^2)
=√((x_[n+1]-x_[n])^2+{-1/2・(x_[n+1]-x_[n])}^2)
=√((x_[n+1]-x_[n])^2+(-1/2)^2・(x_[n+1]-x_[n])^2)
=√({1+(-1/2)^2}・(x_[n+1]-x_[n])^2)
=√(1+(-1/2)^2)・|x_[n+1]-x_[n]|
=√(5/4)・|{2-(-1/2)^n}-{2-(-1/2)^{n-1}}|
=√5/2・|-(-1/2)^n+(-1/2)^{n-1}+2-2|
=√5/2・|-(-1/2)^n+(-1/2)^{n-1}|
=√5/2・|(-1/2)^{n-1}-(-1/2)^n|
=√5/2・|(-1/2)^{n-1}・{1-(-1/2)}|
=√5/2・|(-1/2)^{n-1}・3/2|
=√5/2・|(-1/2)^{n-1}|・|3/2|
=√5/2・|-1/2|^{n-1}・3/2
=3√5/4・(1/2)^{n-1}

の様に変形することが出来ます.赤線の部分ではこの一連の過程が簡潔に書かれているということでしょうね.

No.39269 - 2016/09/29(Thu) 01:35:07

Re: / noname
上のコメントでのP_[n]P_[n+1]の式の変形では使われる行数が多くて時間のかかる様なことがされている様に見えますが,実際にはもう少し計算過程を端折ることが出来ます.ただ,念の為を考え,あえて上の様な細々とした計算過程をコメントに与えておきました.
No.39270 - 2016/09/29(Thu) 01:37:28

Re: / ゆい
できました…
本当にありがとうございます

No.39289 - 2016/09/29(Thu) 18:24:32
(No Subject) / ゆい
分からないことだらけで申し訳ないのですが…
赤線部の√内の数字がどこからきているのか
緑線部のl_nの求め方
青線部の2になる理由
が分かりません
よろしくお願いします。

No.39264 - 2016/09/29(Thu) 00:38:27

Re: / ゆい
問題です。
No.39265 - 2016/09/29(Thu) 00:39:11

Re: / mo
概略です

赤線部分について
Pnの座標を求めて
 x座標が、2n/(n+1)
 y座標が、1/(n+1)
三平方の定理を使いOPnを求めています

青線部分について
出だしの正弦定理を用いた式の
 両辺に、sinθn をかけ
APn={(OPn)/(sin∠OAB)}(sinθn)
APn=(1/sin∠OAB)(OPn)(sinθn)
 これに
?@APn=Ln
?Asin∠OAB=1/√5→1/sin∠OAB=√5
?BOP={√(4n^2+1)}/{n+1}
 を代入し、青線部分になります。

補足
Pnの座標
Pnから、y軸,x軸に下した垂線の足をQ,Rとし
△ABO∽△PnBQ、相似比(n+1):n から
 QPn=2n/(n+1)…Pnのx座標
△ABO∽△APnR、相似比(n+1):1 から
 RPn=1/(n+1)…Pnのy座標

No.39271 - 2016/09/29(Thu) 01:49:22

Re: / noname
疑問点が複数個あるため,以下にそれぞれに対するヒントを与えておきます.それらをご参考の上一度考えてみてください.


[ヒント]
?@赤色の下線部の疑問に対して
→問題文よりP_[n]とは線分ABを1:nに内分する様な点である.よって,P_[n]のx座標とy座標をx_[n],y_[n]とすると,線分の内分点の座標の式より

x_[n]=(2・n+0・1)/(n+1)=2n/(n+1),
y_[n]=(0・n+1・1)/(n+1)=1/(n+1).

この時,2点間の距離の式を用いてOP_[n]の長さを計算してみよ.
?A緑色の下線部の疑問に対して
→正弦定理より

AP_[n]/sinθ_[n]=OP_[n]/sin∠OAB.
∴AP_[n]=OP_[n]・1/sin∠OAB・sinθ_[n].…(a)

ところで,直角三角形OABにおいて三平方の定理よりAB=√5であるから,

sin∠OAB=OB/AB=1/√5.
∴1/sin∠OAB=√5.…(b)

よって,(b)とOP_[n]の計算結果を用いれば,

l_[n]=AP_[n]=OP_[n]・1/sin∠OAB・sinθ_[n]=….
?B青色の下線部の疑問に対して
→極限の計算の仕方から,

lim_[n→∞]l_[n]/θ_[n]
=lim_[n→∞](√5・√(4n^2+1)/(n+1)・sinθ_[n]/θ_[n])
=√5・(lim_[n→∞]√(4n^2+1)/(n+1))・(lim_[n→∞]sinθ_[n]/θ_[n]).

ここで,極限

lim_[n→∞]√(4n^2+1)/(n+1),lim_[n→∞]sinθ_[n]/θ_[n]

の値を計算してみよ.

No.39272 - 2016/09/29(Thu) 02:04:12

Re: / ゆい
できましたー
ありがとうございました!

No.39288 - 2016/09/29(Thu) 18:07:37
(No Subject) / ゆい
赤線部分の式変形が分かりません。
普通に分配法則しても-4((r+1)/2)^nが出なくて。
ただの計算力不足だとは思いますが、よろしくお願いします。

No.39260 - 2016/09/28(Wed) 23:50:09

Re: / ヨッシー
最後の項になる部分だけ抜け出すと
 2(1+r){−{(r+1)/2}^(n-1)}
 =−2・2{(r+1)/2}{(r+1)/2}^(n-1)
 =−4{(r+1)/2}^n
となります。

No.39262 - 2016/09/29(Thu) 00:17:14

Re: / ゆい
(1+r)を2{(r+1)/2}にして処理するんですね…
ありがとうございました

No.39263 - 2016/09/29(Thu) 00:32:58
大学1年 偏微分 / さくら
連投すみません
また偏微分の問題です

私はZxxとZyyを素直に求めてイコール0を示そうとしたのですが、
ZxとZyをそれぞれ求めてそこから先の計算がわからなくなってしまいました…

指針が違ったのでしょうか?
それとも、ただ前の質問のように計算力不足でしょうか?

どなたか教えてください
よろしくお願いします

No.39244 - 2016/09/28(Wed) 22:17:04

Re: 大学1年 偏微分 / IT
Zx は、あってますが、
Zy は、まちがってます。再度途中式を確認してください。

No.39251 - 2016/09/28(Wed) 22:40:07

Re: 大学1年 偏微分 / angel
Zy=-2xy/(x^2+y^2)^2 ですね。

計算でラクをするなら、R=x^2+y^2 と置いてあげるのが良いです。
そうすると、

 Rx=2x, Ry=2y

そして、分数関数の微分 ∂(f/g)/∂t は、分数関数ではなく、∂(f・g^(-1))/∂t という積の微分として見るのです。

そうすると、

 ∂(R^(-1))/∂x = -Rx・R^(-2) = -2xR^(-2)
 ∂(R^(-2))/∂x = -2Rx・R^(-3) = -4xR^(-3)

のようにできます。

さて、それで Z の偏微分を試してみると、

 Zx = ∂(x・R^(-1))/∂x = R^(-1) - x・2xR^(-2) = R^(-1)-2x^2・R^(-2)
 Zy = ∂(x・R^(-1))/∂y = x・(-2yR^(-2)) = -2xy・R^(-2)

もう一段解も同じように。積の微分で。

No.39253 - 2016/09/28(Wed) 22:41:10

Re: 大学1年 偏微分 / さくら
ITさん、angelさん、回答ありがとうございます
Zx,Zyは理解しました

その後のZxx,Zyyをangelさんのように解いてみたのですが
うまく計算できませんでした…
もう一度やり直してみますが、どこで間違えたのか気付ける自信がないので
お手数ですが間違っているところを見つけたら教えていただきたいです

No.39257 - 2016/09/28(Wed) 23:26:51

Re: 大学1年 偏微分 / angel
えーと、R というのを置いたのにはですね。計算の最後の最後まで、R という形を崩さない ( の方が、結果的に計算が楽になる )、という意図もあるのですよ。
欲しいのはあくまで Zxx+Zyy ただ一つですから。

一応、私のやった計算を載せますので、ご自身の計算と比較してみてください。

---
R = x^2+y^2

Rx = 2x, Ry = 2y

∂(R^(-1))/∂x = -Rx・R^(-2) = -2x・R^(-2)
∂(R^(-2))/∂x = -2Rx・R^(-3) = -4x・R^(-3)
∂(R^(-1))/∂y = -Ry・R^(-2) = -2y・R^(-2)
∂(R^(-2))/∂y = -2Ry・R^(-3) = -4y・R^(-3)

Z = x・R^(-1)

Zx
= R^(-1) + x・∂(R^(-1))/∂x
= R^(-1) - 2x^2・R^(-2)

Zxx
= ∂(R^(-1))/∂x - 4x・R^(-2) - 2x^2・∂(R^(-2))/∂x
= -2x・R^(-2) - 4x・R^(-2) - 2x^2・(-4x・R^(-3))
= -6x・R^(-2) + 8x^3・R^(-3)

Zy
= x・∂(R^(-1))/∂y
= -2xy・R^(-2)

Zyy
= -2x・R^(-2) - 2xy・∂(R^(-2))/∂y
= -2x・R^(-2) - 2xy・(-4y・R^(-3))
= -2x・R^(-2) + 8xy^2・R^(-3)

Zxx+Zyy
= -8x・R^(-2) + 8x^3・R^(-3) + 8xy^2・R^(-3)
= 8x・R^(-3)・( -R + x^2 + y^2 )
= 0

No.39261 - 2016/09/29(Thu) 00:01:10

Re: 大学1年 偏微分 / さくら
丁寧にありがとうございます!!
すごくわかりやすかったです

No.39278 - 2016/09/29(Thu) 10:32:09
大学1年 第2次偏導関数 / さくら
お世話になります
Z=sin(y/x)の第2次偏導関数を求めよ、という問題が分かりません。

答えは
Zxx=(2y/x^3)cos(y/x)ー(y^2/x^4)sin(y/x)
Zxy=Zyx=−(1/x^2)cos(y/x)+(y/x^3)sin(y/x)
Zyy=−(1/x^2)sin(y/x)
です(入力のしかた間違ってたらごめんなさい)

どなたか途中の過程を教えてください
よろしくお願いします

No.39242 - 2016/09/28(Wed) 22:01:10

Re: 大学1年 第2次偏導関数 / IT
Z=sin(y/x)の第1次偏導関数 Zx,Zy は計算できますか?
No.39243 - 2016/09/28(Wed) 22:12:08

Re: 大学1年 第2次偏導関数 / さくら
ITさん、回答ありがとうございます

Zx=−(1/x^2)cos(y/x)
Zy=cos(y/x)
でしょうか??

No.39247 - 2016/09/28(Wed) 22:22:26

Re: 大学1年 第2次偏導関数 / IT
> Zx=−(1/x^2)cos(y/x)
違います。
(y/x) をxで微分すると−(1/x^2) ではなくて -(y/x^2) です。
 
sin(y/x) =sin(y(1/x))

> Zy=cos(y/x)
違いますね。 上記と同様です。

No.39249 - 2016/09/28(Wed) 22:30:38

Re: 大学1年 第2次偏導関数 / さくら
あ、なるほど!!
定数扱いにしなきゃいけないから
微分するとなくなってあれれーってなっちゃってました…

おかげで解決しました!!
ありがとうございましたm(_ _)m

No.39250 - 2016/09/28(Wed) 22:37:03
(No Subject) / アカシロトモ
また、お世話になります。昨日はありがとうございました。
下の問題で、
PからQへの変換はQ=(cosα+isinα)(P−A)+A
QからRへの変換はR=(cosβ+isinβ)Q とおく
ここからわかりません。これ自体もあやしいです。
いつもすみません。

問題:平面上に原点Oと異なる定点Aがある。
動点Pを点Aのまわりに定角αだけ
回転させた点をQとし, 点Qを原点Oのまわりに
定角β(ただし, α+β=π) だけ回転させた点をRとする。
このとき, 適当な定点Bに対して, 点Pから点Rへの変換は
点Bに関する対称移動であることを証明しなさい。

No.39234 - 2016/09/28(Wed) 20:14:05

Re: / angel
いえ、そこまで特に問題ありません。

あとは、
 「適当な定点Bに対して, 点Pから点Rへの変換は点Bに関する対称移動である」

 「点Pと点Rの中点は、点Pの位置に関わらず、ある定点Bとなる」
と読み替えます。

ということで、P+R を計算して、それが定数になることを確かめれば良いです。

No.39237 - 2016/09/28(Wed) 20:53:03

Re: / アカシロトモ
angel さん

毎回ありがとうございます。
今から考えてみます。

No.39238 - 2016/09/28(Wed) 21:06:21

Re: / アカシロトモ
angel さん

p=(cos(-α)+isin((-α))(Q-A)+A
とR=(cosβ+isinβ)Qをたして計算するのでしょうか?
すみません。教えてください。

No.39246 - 2016/09/28(Wed) 22:22:16

Re: / angel
なるほど、Q に揃えて計算ですか。
それでも問題ないですよ。-α=β-π ですから、Q にかかる cos も sin も綺麗に消えます。

私の想定していたのは次の計算です。が、本質的には同じことです。

  P+R
 = P+(cosβ+isinβ)Q
 = P+(cosβ+isinβ)((cosα+isinα)(P-A)+A)
 = (1+(cosβ+isinβ)(cosα+isinα))P+定数

No.39254 - 2016/09/28(Wed) 23:00:01

Re: / アカシロトモ
angel さん

ありがとうございました。
今、2つとも自分で計算して確かめました。
今日も大変お世話になりました。

No.39258 - 2016/09/28(Wed) 23:28:38
(No Subject) / アイス
すみません。この問題を解いている途中なんですが、どこか間違っているところはありますか?あと、答えも教えて頂けると助かります。
No.39231 - 2016/09/28(Wed) 18:23:07

Re: / angel
dx/dt が間違えています。

x=(t^2+1)/2 ですから、dx/dt=t です。

その先は、

 ∫x√(2x-1)dx
= ∫(t^2+1)/2・t・dx/dt・dt
= ∫(t^2+1)/2・t・t・dt
= ∫(t^4/2+t^2/2)dt
= t^5/10+t^3/6+C
= 1/30・t^3(3t^2+5)+C
= 1/30・√( (2x-1)^3 )・( 3(2x-1)+5 )+C
= 1/30・(2x-1)√(2x-1)・(6x+2)+C
= 1/15・(2x-1)(3x+1)√(2x-1)+C

※ 1/15・(3x+1)(2x-1)^(3/2)+C でも良いです

No.39236 - 2016/09/28(Wed) 20:47:30

Re: / アイス
根本的にdx/dt=tとなる解き方が分かりません。
(t^2+1)/2を微分するのではないのですか?

No.39241 - 2016/09/28(Wed) 21:55:31

Re: / angel
> (t^2+1)/2を微分するのではないのですか?
はい。それで合っています。

f(t)=(t^2+1)/2 であれば f'(t)=t ですよね。

 f'(t)=(2t+0)/2=t

ということで、x=(t^2+1)/2 に対して dx/dt=t です。

No.39245 - 2016/09/28(Wed) 22:19:16
(No Subject) / アイス
画像の問題のf(1)=0というものはx-1を因数に持っているからですか?また、最後のa=4-2=2というのはyの式にx=2を入れたらaになったので、y=aで合っていますか?
No.39229 - 2016/09/28(Wed) 18:13:00

Re: / アイス
画像を貼り忘れました。お願いします。
No.39230 - 2016/09/28(Wed) 18:13:52

Re: / angel
> f(1)=0というものはx-1を因数に持っているからですか?
はい。それで合っています。

> 最後のa=4-2=2というのはyの式にx=2を入れたらaになったので、y=aで合っていますか?
えーと、もうちょっと正確に言うと、

* そこまでの計算で f(2)=a と分かっている。
 つまり、曲線 y=f(x) は、点(2,a)を通る。
* 問題の接線は y=f(x) と x=2 で交わる。
 つまり、この接線も点(2,a)を通る。
* 一方、接線の方程式は y=2x-2 と分かった。
 この接線の x=2 の時の yの値は 2 である。

そのため、a=2 である。
という感じで。

No.39235 - 2016/09/28(Wed) 20:29:17
(No Subject) / 名森
下記の問題の解説をお願い致します…。

(1)
連立不等式
x^2+y^2−4(x+y)+7≦0
x+y≧3
の表す領域をDとする。
点(x,y)がDを動くとき,
(y+1)/(x-5)の最大値,最小値を求めよ

(2)
放物線y=x^2と直線y=m(x+2)が異なる2点A,Bで交わっている.定数mの値の範囲を求めよ.
またmの値が変化するとき,線分ABの中点の軌跡を求めよ.

No.39225 - 2016/09/28(Wed) 16:53:42

Re: / X
x^2+y^2-4(x+y)+7≦0 (A)
x+y≧3 (B)
とします。
(A)より
(x-2)^2+(y-2)^2≦1
(B)より
y≧-x+3
これらに基づいてまずDを図示します。
次に
(y+1)/(x-5)=k (C)
と置くと
y=k(x-5)-1 かつx≠5
よって(C)は
点(5,-1)を通り、傾きがkである直線
の内、点(5,-1)を除いたもの
となります。
kの値を変えると(C)は点(5,-1)を中心
としてクルクル回転するようなイメージ
となることに注意して、Dを図示したもの
の上に(C)を描き込み、Dと(C)が共有点を
持ち、かつこの直線の傾きが最大、最小
となるような位置を考えましょう。

(2)
y=x^2 (A)
y=m(x+2) (B)
とします。
前半)
(A)(B)の交点のx座標について
x^2=m(x+2)
∴x^2-mx-2m=0 (C)
よって(C)をxの二次方程式と
見たときの解の判別式をDと
すると
D=m^2+8m>0
これを解いて
m<-8,0<m
後半)
点A,Bのx座標をα、βとすると
α、βは(C)の解ですので
解と係数の関係により
α+β=m (E)
αβ=-2m (F)
一方、線分ABの中点の座標を
(X,Y)
とすると
Y=m(X+2) (G)
X=(α+β)/2 (H)
(E)(H)より
m=2X (H)'
これを(G)に代入して
Y=2X^2+4X
一方、(H)'と前半の結果から
2X<-8,0<2X
∴X<-4,0<X
よって求める軌跡は
放物線 y=2x^2+4x(x<-4,0<x)

No.39226 - 2016/09/28(Wed) 17:15:28

Re: / X
(1)の参考図をアップしておきます。
但し、領域DはDの文字だけで、ハッチングは
されていないので注意して下さい。
図において、
赤い円と直線はDの境界線
赤い点はこれら境界線の交点
となっています。

No.39227 - 2016/09/28(Wed) 17:40:36

Re: / 名森
こんなに丁寧にありがとうございます!!とても分かりやすいです!!
No.39232 - 2016/09/28(Wed) 18:52:03
数列 / ゆい
解答の「すなわち〜」から次の行への式変形が分からないので教えて下さい。
よろしくお願いします。

No.39218 - 2016/09/28(Wed) 00:38:58

Re: 数列 / ゆい
問題です
No.39219 - 2016/09/28(Wed) 00:39:31

Re: 数列 / noname
等式S_[n]/2^n=S_[n-1]/2^{n-1}+nの右辺にあるS_[n-1]/2^{n-1}を左辺に移行しているだけです.
No.39221 - 2016/09/28(Wed) 00:54:10

Re: 数列 / noname
質問内容を見返してみたら,疑問点は

>解答の「すなわち〜」から次の行への式変形が分からない

ということでしたね.見当違いな解答をしてしまい申し訳ありません.さて,

S_[n]/2^n-S_[n-1]/2^{n-1}=n(n>0)

により,次の式が成立します.

S_[n]/2^n-S_[0]/2^0
=(S_[n]/2^n-S_[n-1]/2^{n-1})+…+(S_[2]/2^2-S_[1]/2^1)+(S_[1]/2^1-S_[0]/2^0)
=Σ_[k=1,n](S_[k]/2^k-S_[k-1]/2^{k-1})
=Σ_[k=1,n]k.
∴S_[n]/2^n=S_[0]/2^0+Σ_[k=1,n]k=n(n+1)/2.
∴S_[n]=2^{n-1}・n(n+1).

ただし,ここまでの式変形はn>0の下で行っています.そのため,解答例の最後の辺りでn=0の場合のチェックを行っています.

No.39222 - 2016/09/28(Wed) 01:21:44

Re: 数列 / ゆい
> S_[n]/2^n-S_[n-1]/2^{n-1}=n(n>0)
>
> により,次の式が成立します.
>
> S_[n]/2^n-S_[0]/2^0


すみません、まだ分からないです…
S_[0]/2^0 の0はどこから出てきているのでしょうか?
面倒だと思いますがよろしくお願いします…

No.39248 - 2016/09/28(Wed) 22:28:48

Re: 数列 / noname
>S_[0]/2^0 の0はどこから出てきているのでしょうか?


その様に考えるのではなく,次の等式

>S_[n]/2^n-S_[0]/2^0
=(S_[n]/2^n-S_[n-1]/2^{n-1})+…+(S_[2]/2^2-S_[1]/2^1)+(S_[1]/2^1-S_[0]/2^0)
=Σ_[k=1,n](S_[k]/2^k-S_[k-1]/2^{k-1})
=Σ_[k=1,n]k.

とは「等式S_[n]/2^n-S_[n-1]/2^{n-1}=n(n>0)を用いるとS_[n]/2^n-S_[0]/2^0を式変形することが出来る」ということを示しているのだと考えるべきです.S_[0]/2^0がどこから出てきたのかではなく,S_[n]/2^n-S_[0]/2^0をどうすればうまく式変形が出来るのかを考えているのです.

No.39255 - 2016/09/28(Wed) 23:08:00

Re: 数列 / ゆい
ごめんなさい、どうしても分かりません…
これ以上説明が難しそうでしたら、もう少し勉強してから再度挑戦してみるので大丈夫です
丁寧に教えていただいているのに本当にすみません…

No.39259 - 2016/09/28(Wed) 23:45:26

Re: 数列 / noname
>S_[0]/2^0 の0はどこから出てきているのでしょうか?


数列{S_[n]}は,n=0の時はS_[0]=0,n≧1の時は

S_[n]=a_[1]+a_[2]+…+a_[n]

により定義される数列です.よって,数列{S_[n]/2^n}もn≧0で定義されている数列であり,S_[0]/2^0とはこの数列の初項,つまり,n=0の時のS_[n]/2^nのことです.そして,等式S_[n]/2^n-S_[n-1]/2^{n-1}=n(n>0)を用いると,

>S_[n]/2^n-S_[0]/2^0
=(S_[n]/2^n-S_[n-1]/2^{n-1})+…+(S_[2]/2^2-S_[1]/2^1)+(S_[1]/2^1-S_[0]/2^0)
=Σ_[k=1,n](S_[k]/2^k-S_[k-1]/2^{k-1})
=Σ_[k=1,n]k.

の様にうまく式変形を行うことが出来て,この式変形より得られた等式

S_[n]/2^n-S_[0]/2^0=Σ_[k=1,n]k

よりS_[n]/2^nの一般項の式が分かるというわけです.ここまでの説明で分からない箇所があれば明確に仰ってください.

No.39268 - 2016/09/29(Thu) 01:19:23

Re: 数列 / ゆい
時間かけてなんとか理解できました
数学難しいですね…つらいです
詳しく説明いただいてありがとうございました

No.39286 - 2016/09/29(Thu) 17:25:53
(No Subject) / あ
次の方程式の異なる実数解の個数を求めよ。
2x^(3)+6x+1=0
解き方教えてください

No.39213 - 2016/09/27(Tue) 23:43:37

Re: / ヨッシー
f(x)=2x^3+6x+1 と置きます。
微分して、
f'(x)=6(x^2+1)>0
なので、f(x) は単調増加となります。

No.39224 - 2016/09/28(Wed) 07:25:19
(No Subject) / アカシロトモ
ITさん、angelさん
ありがとうございます。

難しくてよくわかりません。
図形の考え方は、同心円の最小半径の考え方だと思いますが、
接線の傾きが同じ、とするのでしょうか。そもそも接線の傾きが分かりません。
また、解と係数の関係の方もよくわかりません。

No.39208 - 2016/09/27(Tue) 23:28:30
(No Subject) / あ
aは定数とする。関数f(x)=-x^(3)+3ax(0<=x<=1)の最大値とその時のxの値を求めよ
解き方教えてください

No.39207 - 2016/09/27(Tue) 23:16:19

Re: / ヨッシー
微分すると
 f'(x)=−3x^2+3a=−3(x^2−a)
a≦0 のとき
f'(x)≦0 より f(x) は(広義の)単調減少となり f(0) が最大となります。

a>0 のとき
x=−√a で極小、x=√a で極大となります。
√a が 0≦x≦1 に入っていれば、f(√a) が最大
√a>1 であれば f(1) が最大です。

No.39223 - 2016/09/28(Wed) 07:22:06
(No Subject) / アカシロトモ
昨日からお世話になってます。
次の問題の最後の部分が分かりません。教えて下さい。
問題:2次方程式x^2+ax+1+2i=0(aは複素数の定数)
が実数解をもつとき、|a|の最小値を求めよ。

α=a+biを代入して、方程式を実数部と虚数部に分けて、係数をそれぞれが0にすると、
x^2+ax+1=0・・・?@ 、bx+2=0・・・?A
?@より実数条件から、a^2-4>0 、?Aを?@に代入して4/b^2-2a/b+1=0 
この2式を満たすような実数a,bで、a^2+b^2が最小になるものを見つければよいと思うのですが、
ここからが分かりません。
相加相乗平均で解くようなのですが。教えてください。

No.39204 - 2016/09/27(Tue) 22:35:20

Re: / IT
|a|^2をx で表した方が簡単なのでは?

x^2+ax+1+2i=0 のとき
x≠0なので,-a = x+1/x+(2/x)i
よって,|a|^2= (x+1/x)^2+(2/x)^2=x^2+5/x^2+2
相加相乗平均の関係より ≧ 2(√5)+2 等号は・・・のとき

No.39205 - 2016/09/27(Tue) 22:56:00

Re: / angel
そっちの方向でもできないことはないんですが…。
おそらく高校範囲を超える計算ですね。
※軸が傾いた双曲線 4/b^2-2a/b+1=0 に接する円 a^2+b^2=r^2 を求める、添付の図参照

そうではなくて、元の2次方程式の解と係数の関係を使うのが楽でしょう。

No.39206 - 2016/09/27(Tue) 22:59:33

Re: / アカシロトモ
ITさん、angelさん
ありがとうございます。

難しくてよくわかりません。
図形の考え方は、同心円の最小半径の考え方だと思いますが、
接線の傾きが同じ、とするのでしょうか。そもそも接線の傾きが分かりません。
また、解と係数の関係の方もよくわかりません。

No.39209 - 2016/09/27(Tue) 23:29:06

Re: / IT
私の解答は、基本的な式変形と、複素数の絶対値の定義、相加相乗平均の関係 しか使っていませんが どこが不明ですか?
No.39211 - 2016/09/27(Tue) 23:33:49

Re: / angel
あ、上のグラフについては、
「そう考えるとこの先こうなりますよ」ってだけです。
辛いので捨ててしまって構わないです。

解と係数の関係についてですが、

 * 実数解を r と置く
 * もう1つの解を、( 解の積から ) r で表す
 * a を ( 解の和から ) r で表す
 * a の絶対値 ( の2乗 ) を r で表す

の順で取り組んでみてください。

No.39212 - 2016/09/27(Tue) 23:36:56

Re: / アカシロトモ
IT さん

大変失礼いたしました。
式を転記ミスして間違って何回も計算おりました。
相加相乗平均の解答、よく理解できました。
ありがとうございました。

No.39214 - 2016/09/27(Tue) 23:47:25

Re: / アカシロトモ
angel さん

今から考えてみます。ありがとうございました。

No.39215 - 2016/09/27(Tue) 23:49:22

Re: / angel
あ。私の解き方、基本的にはITさんと同じでした。
※そしてITさんの方がスマート

No.39233 - 2016/09/28(Wed) 20:11:44
(No Subject) / アリス
この問題の(3)なのですが、シ、ス、セが分かりません。
と言うより、解答の、意味がわりません

No.39196 - 2016/09/27(Tue) 19:29:32

Re: / アリス
これら二つが解答です。
No.39197 - 2016/09/27(Tue) 19:31:02

Re: / アリス
線を引いているところご分かりません。
何故、0<a<17/6になるのですか。
少し、詳しく教えてくださいますか?

No.39198 - 2016/09/27(Tue) 19:37:06

Re: / IT
軸:x=a-1…(ア)
a<17/6 のとき x=2で y>0 …(イ)
a<17/6 のとき a-1<11/6<2 …(ウ)


(ア)(ウ)から
a<17/6 のとき
 軸<2 …(エ)
 (エ)から x≧2でyは単調増加…(オ)
 (イ)(オ)から x≧2のとき y>0

どのステップが分かりませんか?

No.39199 - 2016/09/27(Tue) 20:00:49

Re: / アリス
線を引いている所で、何故、3以上のときに、
Y>0なのに、シスセのような解答になるのですか?(3≧a)にならないのですか?
何故3より小さい答えが、答えなんですか?

No.39256 - 2016/09/28(Wed) 23:14:44
(No Subject) / 受験生
わからないところがあるので質問させていただきます
図が多いので質問内容と問題も含めて添付画像に記させて抱きます。回答のほどよろしくお願いいたします

No.39191 - 2016/09/27(Tue) 18:47:22

Re: / ヨッシー
問題文はどれですか?
No.39192 - 2016/09/27(Tue) 18:57:38

Re: / 受験生
問題文のわからない部分を一部抜粋したのですが
)について ってところが問題で その先が疑問点になってます

No.39202 - 2016/09/27(Tue) 21:30:26

Re: / ヨッシー
そんな式が3つ並んだだけの問題はありません。
そちらは手元に問題があるので伝わっていると思いこんでいるかも知れませんが、こちらには何もないのです。

どんな些細な1文でも余さず伝えてください。

基本は、問題文は全文掲載です。

No.39203 - 2016/09/27(Tue) 21:38:21

Re: / noname
ヨッシー様と同意見ですが,載せられた画像は「ある問題の答案(の一部)」であって「問題文の原文」ではありません.回答者を募る以上,相手にも最低限必要となる情報を提示しなければなりません.勿論,最低限の情報とは「問題文の原文」,「理解している点と疑問点・不明点に関する説明」のことです.
No.39217 - 2016/09/28(Wed) 00:36:30

Re: / angel
こういう問題でしょうかねえ…。( あくまで想像 )

* 放物線 y=f(x)=x^2-2kx-k^2+2k が、x軸と 0<x≦2 の範囲で共有点を持つような k の条件を求めよ。

あるいは、同じことですが、

* 2次方程式 f(x)=x^2-2kx-k^2+2k=0 が 0<x≦2 の範囲に、少なくとも1つ実数解を持つような k の条件を求めよ。

No.39239 - 2016/09/28(Wed) 21:15:00

Re: / 受験生
疑問点が問題の結論部分ではなく、計算過程の不等式を解く部分でしたので質問内容の混乱を避けるため部分抜粋したことがかえって混乱を招いてしまったこと申し訳ありませんでした。

問題のほうですが
kを実数の定数とする。xの2次方程式x^2-2kx-k^2+2k=0が
0<x≦2に少なくとも1つ実数解をもつようなkの値の範囲を求めろ

という問題になっており、疑問点は添付された画像に書いてある不等式の解き方となっています。

たびたびの質問となってしまい申し訳ないのですが回答のほどよろしくお願いします

No.39279 - 2016/09/29(Thu) 13:20:44

Re: / noname
了解致しました.では,まず(2)の疑問点に関してですが,

f(0)>0⇔0<k<2,
f(2)≦0⇔k≦-1-√5,-1+√5≦k

により次の言い換えが可能です.

「f(0)>0かつf(2)≦0」
⇔「0<k<2かつk≦-1-√5,-1+√5≦k」
⇔「-1+√5≦k<2」

よって,(2)の場合で実数kは-1+√5≦k<2を満たしていなければなりません.ところで,実数kが-1+√5≦k<2を満たす時,この様なkは2以上であるということが言えるかどうかを考えてみてください(これが分からない場合は,例えば実数aが1≦a<4の範囲を満たすならばこのaはa≧4を満たすかどうかを考えてみてください).


次に(3)の疑問点に関してですが,

f(0)>0⇔0<k<2,
f(2)≧0⇔-1-√5≦k≦-1+√5

により,f(0)>0またはf(2)≧0を満たす実数kの範囲は「図の0<k<2と-1-√5≦k≦-1+√5の範囲の箇所を全て塗りつぶした部分の範囲」となります.要するに,合併範囲を考えるのだから,0<k<2を満たす実数kと-1-√5≦k≦-1+√5を満たす実数kを全て集めて得られる範囲を考えればよいということです.

No.39282 - 2016/09/29(Thu) 14:40:15

Re: / 受験生
理解することができました。
ありがとうございます。

No.39308 - 2016/09/30(Fri) 21:53:58
高校2年 数学b 数列 漸化式 / k name
やっぱり分かりませんいう通り2^(n−1)−1で分けて考えてみたのですが3項目で一致せず上式が添字の一般項でないのです。。
また、b(1)、b(2)、b(3)の値もaの漸化式がわかんないので分かりません。偶数、奇数にわけて和をとる、対数をとる、nをいじってむりやり三項間にもちこむも一般項に虚数がでるなど多種多様に考えてみたのですがうまくいきません。何か手筈はないですか?何度もすみません。

No.39177 - 2016/09/27(Tue) 00:22:38

Re: 高校2年 数学b 数列 漸化式 / angel
同じ質問の続きですので、元のトピックに続けられた方が良いかと思います。一応、そこにコメントを追加しています。
No.39184 - 2016/09/27(Tue) 01:08:25
関数の問題 / ゆうり
関数y=|x^2-4x|において0≦x≦aにおける最大値、およびそのときのxの値を求めよ。

この問題の解き方のヒントをください。
考えても全然わからなくて困っています。

No.39174 - 2016/09/26(Mon) 23:59:17

Re: 関数の問題 / IT
y=|x^2-4x| のグラフを描いて考えるのでしょうね。
No.39176 - 2016/09/27(Tue) 00:11:46

Re: 関数の問題 / angel
まずは y=|x^2-4x| のグラフを描くこと。これは絶対です。

そのうえで、a の値を変化させて 0≦x≦a の範囲を広げていった時に、どこが最大になっているか。これを想像するのです。( 添付の図参照 )

想像するのが難しければ、描いたグラフの上で、鉛筆か何かを直線 x=a に見立てて動かしてみても良いのです。

No.39178 - 2016/09/27(Tue) 00:36:37

Re: 関数の問題 / ゆうり
グラフの書き方ですが、場合分けは
x^2-4x≧0すなわちx≦0,4≦xのとき
x^2-4x<0すなわち0<x<4のとき
であっていますか?

No.39181 - 2016/09/27(Tue) 01:00:04

Re: 関数の問題 / angel
はい。合っています。

グラフを描く時、絶対値というのはマイナスをプラスに転換するものですから、

 y=x^2-4x という放物線の x軸より下の部分を、x軸より上に折り返す

というように見た方がやりやすいかも知れません。

No.39185 - 2016/09/27(Tue) 01:11:15
高校2年生 数学B 数列 漸化式に関する問題 / k name
これ解いてください。突破口がみつからなくて困っています。
No.39169 - 2016/09/26(Mon) 22:36:51

Re: 高校2年生 数学B 数列 漸化式に関する問題 / IT
めんどうそうですね。
(1)は、できるのでは?

なおb(n)=a(2^(n-1))+a(2^(n-1)+1)+a(2^(n-1)+2)+a(2^(n-1)+3)+・・・+a(2^(n-1)+2^(n-1)-1) ということだと思います。

No.39172 - 2016/09/26(Mon) 23:28:36

Re: 高校2年生 数学B 数列 漸化式に関する問題 / noname
(1)については,数列[a(n)},{b(n)}の定義に則って地道に計算するのみです.(3)については,{b(n)}の一般項が分かっていれば,

Σ_[k=1,2^n-1]a(k)
=Σ_[k=1,n](Σ_[ℓ=2^{k-1},2^k-1]a(ℓ))
=Σ_[k=1,n]b(k)

を計算するのみなので,これも難しくはないです.一方,(2)は他の設問と比べて解きづらい感じになっています.以下では(2)の解き方の概要を与えておきます.


[(2)の解き方]
(1)の結果からb(n)=3^{n-1}(…?@)(n=1,2,3,...)と類推できる.これが成り立つことをnについての数学的帰納法で証明する.n=1の時の確認については省略する.n=kの時に?@が成り立つと仮定すると,

b(k+1)
=a(2^k)+a(2^k+1)+a(2^k+2)+…+a(2^{k+1}-1)
=Σ_[m=0,2^{k-1}-1]a(2^k+2m)+Σ_[m=0,2^{k-1}-1]a(2^k+2m+1)
=Σ_[m=0,2^{k-1}-1]a(2^{k-1}+m)+Σ_[m=0,2^{k-1}-1](a(2^{k-1}+m)+a(2^{k-1}+m+1))
=Σ_[m=0,2^{k-1}-1]a(2^{k-1}+m)+Σ_[m=0,2^{k-1}-1]a(2^{k-1}+m)+Σ_[m=0,2^{k-1}-1]a(2^{k-1}+m+1)
=b(k)+b(k)+(b(k)-a(2^{k-1})+a(2^k))
=3b(k)-a(2^{k-1})+a(2^k).

ここで,a(2^{k-1})=a(2^k)=1となることを{a(n)}の定義からチェックできれば,n=k+1の時も?@が成り立つことが言える.

No.39173 - 2016/09/26(Mon) 23:55:08

Re: 高校2年生 数学B 数列 漸化式に関する問題 / noname
以下,同一内容の別コメントに対するリプライです.


例えば,b(4)について考えてみましょう.まずは{a(n)},{b(n)}の定義の条件式から

b(4)
=a(8)+a(9)+a(10)+a(11)+a(12)+a(13)+a(14)+a(15)
=(a(8)+a(10)+a(12)+a(14))+(a(9)+a(11)+a(13)+a(15))
=(a(4)+a(5)+a(6)+a(7))+{(a(4)+a(5))+(a(5)+a(6))+(a(6)+a(7))+(a(7)+a(8))}
=(a(4)+a(5)+a(6)+a(7))+{(a(4)+a(5)+a(6)+a(7))+(a(5)+a(6)+a(7)+a(8))}
=(a(4)+a(5)+a(6)+a(7))+(a(4)+a(5)+a(6)+a(7))+{(a(4)+a(5)+a(6)+a(7))-a(4)+a(8)}
=3(a(4)+a(5)+a(6)+a(7))-a(4)+a(8)

が成立し,b(3)=a(4)+a(5)+a(6)+a(7),

a(4)=a(2)=a(1)=1,
a(8)=a(4)=a(2)=a(1)=1

であるから,b(4)=b(3)が成立します.この様な議論をb(k),b(k+1)の場合でそのまま行えば,(2)の数学的帰納法による解答例を作成することが出来ます.

No.39179 - 2016/09/27(Tue) 00:39:50

Re: 高校2年生 数学B 数列 漸化式に関する問題 / noname
>また、b(1)、b(2)、b(3)の値もaの漸化式がわかんないので分かりません。


{a(n)}の漸化式は問題文に書かれていますよ.使い方についてですが,

b(n)=a(2^{n-1})+a(2^{n-1}+1)+…+a(2^n-1)

の右辺においてa(2k)の様な形をしている項については漸化式a(2m)=a(m)(m≧1)を利用して計算し,a(2k+1)の様な形をしている項については漸化式a(2m+1)=a(m)+a(m+1)(m≧1)を利用して計算すればよいです.

No.39180 - 2016/09/27(Tue) 00:44:42

Re: 高校2年生 数学B 数列 漸化式に関する問題 / angel
nonameさんも書かれていますが、まずは地道に計算することです。
式の形を眺めているだけで解法が思い浮かぶほど甘くはありません。規則性が見えるまで、具体例を書き出していくのです。

a(1)=1
a(2)=a(1)=1
a(3)=a(1)+a(2)=2
a(4)=a(2)=1
a(5)=a(2)+a(3)=3
a(6)=a(3)=2
a(7)=a(3)+a(4)=3


b(1)=a(1)=1
b(2)=a(2)+a(3)=3
b(3)=a(4)+a(5)+a(6)+a(7)=9
b(4)=a(8)+a(9)+a(10)+a(11)+a(12)+a(13)+a(14)+a(15)


その上で、b(n)についても変形を試みます。

b(4)=a(8)+a(9)+a(10)+a(11)+a(12)+a(13)+a(14)+a(15)
  =a(4)+(a(4)+a(5))+a(5)+(a(5)+a(6))+a(6)+(a(6)+a(7))+a(7)+(a(7)+a(8))
  =2a(4)+3a(5)+3a(6)+3a(7)+a(8)
  =2a(4)+3a(5)+3a(6)+3a(7)+a(4)
  =3( a(4)+a(5)+a(6)+a(7) )
  =3b(3)

こういう風に試して、ある程度見えてきたところで、改めて noname さんの説明をご覧ください。

No.39183 - 2016/09/27(Tue) 01:06:49

Re: 高校2年生 数学B 数列 漸化式に関する問題 / k name
確かに推測してからの数帰という方法もありましたね!!
しかし、Σ計算ですべて処理ができたように思われます。これはどうでしょう?

No.39186 - 2016/09/27(Tue) 01:42:33

Re: 高校2年生 数学B 数列 漸化式に関する問題 / noname
その様に解答してもよいと思います.
No.39187 - 2016/09/27(Tue) 01:53:27

Re: 高校2年生 数学B 数列 漸化式に関する問題 / k name
ありがとうございました!
No.39189 - 2016/09/27(Tue) 18:03:21
(No Subject) / アイス
sin2x+2cosxにx=5π/6を代入すると答えはどうなりますか?
No.39163 - 2016/09/26(Mon) 21:55:30

Re: / noname
逆に聞きますが,sin(5π/3)とcos(5π/6)の値は幾つか分かりますか?
(これが分かれば,後はcos(5π/6)を2倍したものをsin(5π/3)に加えればよいだけです)

No.39168 - 2016/09/26(Mon) 22:27:48
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