tは0≦t≦2πとする。x、yはtの関数であり、x=f(t)、y=g(t)とする。
f(π-t)=f(t)、g(π-t)=-g(t)…(1) f(2π-t)=-f(t)、g(2π-t)=g(t)…(2)
(1)が成り立つならば、P(x,y)の動きは、0≦t≦π/2、π/2≦t≦πで対称的であり、π/2≦t≦πでの動きは0≦t≦π/2での動きをx軸対称したものを逆にたどったものになる。
(2)が成り立つならば、P(x,y)の動きは、0≦t≦π、π≦t≦2πで対称的であり、π≦t≦2πでの動きは0≦t≦πでの動きをy軸対称したものを逆にたどったものになる。
という説明があるのですが、この部分が、わからないです。どうして(1)、(2)の式が成り立つとそのようなことがいえるのでしょうか?あまり悩まずに定理として暗記してしまった方がいいでしょうか? よろしくお願いします。
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No.35464 - 2016/02/03(Wed) 23:29:29
| ☆ Re: 媒介変数表示 / 黄桃 | | | 一般論でわからない場合は、具体例で考えてみましょう。 (1)が成り立つとき、f(0)がわかれば f(π)=f(π-0)=f(0) とわかります。 同様に、f(π/5)がわかれば、f(π/5)=f(π-π/5)=f(4π/5) とわかります。 同じように、g(0)がわかれば、g(π)=g(π-0)=-g(0) とわかります。
具体的に、f(0)=1 , g(0)=2 だったら、f(π), g(π)はどうなりますか? f(π/5)=2, g(π/5)=3 だったら、f(4π/5),g(4π/5)はどうなりますか? これらの点(f(0),g(0)), (f(π),g(π)), (f(π/5), g(π/5)), (f(4π/5),g(4π/5)) をグラフ用紙(でなくてもいいので座標を書いた図)に書いてみてください。何かみえてきませんか? まだわからなれば、もっと多くの点(t=π/4とか)を考えてグラフ用紙に打ってみましょう。
#数式で説明するなら、 #f(π-t)=f(π/2+(π/2-t)), f(t)=f(π/2-(π/2-t)) なので、 #π/2-t =s とおけば、f(π/2+s)=f(π/2-s) となっており、これは、 #π/2 を中心として右(+の方向)にsだけ進んだ時のfの値と左(-の方向)に #sだけ進んだときのfの値が等しい、 #gの方も同様に、右にsだけ進んだ値は左にsだけすすんで符号が逆の方向の値と等しい、 #という感じになりますが、自分で手を動かしてグラフをプロットした方が #納得できると思います
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No.35484 - 2016/02/05(Fri) 08:55:43 |
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