正四面体OABC(1辺の長さ1)の辺OAをt:(1-t)に内分する点をE、辺CBをt:(1-t)に内分する点をFとする。線分EFを直径とする球面Pを考える。t(0<t<1)を動かしたとき常に球面P上にある定点の集合は、辺OA,OB,CA,CBの中点を通る円となることを示せ。
さっぱりわかりません。
よろしくお願いします。
|
No.35084 - 2016/01/13(Wed) 00:21:38
| ☆ Re: 図形 / ヨッシー | | | 1辺の長さはこの際関係ないので、扱いやすいように O(0,0,2√2)、A(2,0,0)、B(-1,√3,0)、C(-1,-√3,0) とします。 E(2t,0,(1-t)2√2)、F(-1,(2t-1)√3,0) OA,OB,CA,CB の中点を G(1,0,√2)、H(-1/2,√3/2,√2)、I(1/2, -√3/2,0)、J(-1,0,0) とすると、 GE・GF=(2t-1,0,(1-2t)√2)・(-2,(2t-1)√3,-√2) =(-4t+2)−(2-4t)=0 HE・HF=(2t+1/2,-√3/2,(1-2t)√2)・(-1/2,(2t-3/2)√3,-√2) =(-t-1/4)+3(3/4−t)+2(2t-1)=0 IE・IF=0 (計算は省略) JE・JF=0 よって、tの値にかかわらず、球面Pは4点GHIJを通ります。
一方、異なる2つのtの値によってできる球面Pは異なる球であり、2つの球の交線は ただ1つの円であることより、球面Pは常に、4点GHIJを通る円を通ります。
|
No.35102 - 2016/01/14(Thu) 16:03:06 |
| ☆ Re: 図形 / ヨッシー | | | ベクトルで解くと以下のようになります。 a=OA、b=OB、c=OC e=OE、f=OF とおきます。このとき |a|=|b|=|c|=1 a・b=b・c=c・a=1/2 また、 e=ta f=tb+(1−t)c OA,OB,CA,CB の中点を、G(g)、H(h)、I(i)、J(j)とすると、 g=a/2 h=b/2 i=(c+a)/2 j=(c+b)/2
GE・GF=(t-1)a・(tb+(1−t)c−a/2) =t(t-1)a・b−(t-1)^2a・c+(1-t)a・a/2 =(t^2-t)/2−(t^2−2t+1)/2+(1-t)/2=0 (以下略)
|
No.35104 - 2016/01/14(Thu) 17:09:52 |
|