塾の課題です。どなたかお願いします。
空間内に1辺の長さが1の立方体OABC-DEFGと平面Hがあり、両者はOのみを共有している。 このとき以下の問いに答えよ。 (1)Oを通り↑nに垂直な平面と点Pとの距離をdとする。 d=|↑n・↑OP|/|↑n|を示せ。
(2)点A,B,C,D,E,F,GからHまでの距離の和をSとする。 Sの最大値を求めよ。
(3)点A,B,C,D,E,F,GからHまでの距離の2乗の和をTとする。 Tのさを求めよ。
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No.31760 - 2015/06/15(Mon) 23:34:35
| ☆ Re: / 陽 | | | No.31761 - 2015/06/15(Mon) 23:35:02 |
| ☆ Re: / ヨッシー | | | (1) 点Pから平面Hに下ろした垂線の足をJとすると、PJが求める距離となります。
n と OP のなす角またはその補角(180°からその角を引いた角度)のうち 0°以上 π/2 以下の範囲にある方をθとすると、 図において、求める距離PJは、 PJ=OPcosθ と書けます。 一方、 |n・OP|=|n||OP|cosθ より、 d=|n・OP|/|n| =|OP|cosθ となり、dが求める距離であることは明らかです。
(2) a=OA, c=OC, d=OD とおきます。 各点A〜G から平面Hまでの距離を d[A]〜d[G] とします。 立方体と平面Hは点Oのみを共有するので、nを点Oから立方体の存在する側に取れば、 (1) の絶対値は必要なく d=n・OP/|n| と書けます。
よって、 d[A]=n・OA/|n| d[B]=n・OB/|n| ・・・ d[G]=n・OG/|n| より、 S=n・(OA+OB+・・・+OG)/|n| =4n・(a+c+d)/|n| =4n・OF/|n| となり、n//OF すなわち、OFが平面Hに垂直なとき Sは最大となります。このとき、 S=4|n|・|OF|/|n|=4OF=4√3
(3) nとOA、OC、OD のなす角をα、β、γ とします。 このとき、 cos^2α+cos^2β+cos^2γ=1 が成り立ちます。 d[A]=n・OA/|n|=OAcosα=cosα d[A]^2=cos^2α d[B]=n・OB/|n| =(n・a+n・c)/|n| =OAcosα+OCcosβ=cosα+cosβ d[B]^2=cos^2α+cos^2β+2cosαcosβ ・・・ これらを計算して T=4(cos^2α+cos^2β+cos^2γ)+4(cosαcosβ+cosβcosγ+cosγcosα) =8(cos^2α+cos^2β+cos^2γ)−4(cos^2α+cos^2β+cos^2γ)+4(cosαcosβ+cosβcosγ+cosγcosα) =8−2{(cosα−cosβ)^2+(cosβ−cosγ)^2+(cosγ−cosα)^2} よって、Tは、cosα=cosβ=cosγ のとき最大値8を取ります。
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No.31772 - 2015/06/17(Wed) 09:42:33 |
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