中学入試の問題だそうです。 算数の範囲で解答可能なんでしょうか?
三角形ABCにおいて角Aの内角を二等分する線と辺BCの交点をDとし、角Aから辺BCに下ろした垂線の足をHとする。辺ABと辺ACの差が4、辺BDと辺CDの差が3、また三角形ABCに内接する円の半径が6のとき、AHの長さを求めよ。
|
No.30623 - 2015/02/10(Tue) 20:41:49
| ☆ Re: 中学入試 / deep make | | | 点Dから辺AB, 辺ACに下ろした垂線の長さが等しいことを用いてよいのならば, △ABDと△ACDの面積比はAB:ACになることが分かり, 一方でどちらも, BD, CDを底辺とするときに, 高さはAHであることから, BD:CD=AB:ACが示せます.
故に, BD−CD=BC(AB−AC)/(AB+AC)=3 より, (AB+AC)/BC=4/3, (AB+AC+BC)/BC=7/3 となることがわかります.
一方, 三角形ABCの面積をSとするとき, 2S=6(AB+AC+BC)=BC×AH より, AH=6(AB+AC+BC)/BC=6×(7/3)=14 を得ます.
上で最初に示した「角の二等分線と辺の比についての性質」は, 小学生によっては知っている場合もあるので, その場合は, 説明抜きに「BD:CD=AB:AC」を使えます.
|
No.30626 - 2015/02/10(Tue) 22:08:16 |
| ☆ Re: 中学入試 / ヨッシー | | | AB<AC、BD<CD とします。 AB>AC、BD>CD であっても、結果は同じです。
 角の二等分線の性質より、 AB:AC=BD:CD より AB:BD=AC:CD=(AC-AB):(CD-BD)=4:3 よって、図の△ABCと△BEF(面積は同じ)において、 BC:BE=3:7 であり、底辺比と高さ比は逆比になるので、 AH:FJ=7:3 FJは、内接円の半径6であるので、 AH=6×7/3=14 となります。
|
No.30627 - 2015/02/10(Tue) 22:20:33 |
| ☆ Re: 中学入試 / ロンメル | | | No.30629 - 2015/02/10(Tue) 23:46:09 |
|