参考書の最小公倍数の解法で 「3個以上の数の最小公倍数を求める場合、それぞれを素因数分解したときの各素数の中で大きなものをかけあわせたものが最小公倍数である」というような記述がありました。実際この通りにやってみると 6 8 12 の最小公倍数は 6=2×3
8=2^3
12=2^2×3 それぞれの素数の中で大きいものを掛け合わせると 3×2^3×2^2=96となったのですが最小公倍数は24だと思います。 また、2,3,6の最小公倍数は6だと思うのですが、 同様にやると18の倍数になります。 解法の意味がよくわかりません。わかる方解説お願いします。
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No.29738 - 2014/12/03(Wed) 00:39:32
| ☆ Re: 最小公倍数 / angel | | | a,b,cの最小公倍数がLであるというのは、
・L/a, L/b, L/c が全て割り切れる ( 整数になる ) ・↑の性質を持つ自然数の中でLより小さい数はない ( 最小 )
という事です。
なので、例えば
・a=2^1, b=2^2, c=2^3 の場合、L=2^3 ・a=2^1×3^4, b=2^2×3^3, c=2^3×3^2 の場合、L=2^3×3^4
と、各素因数に関して、最も大きい指数を選ぶことで、最小公倍数が求められます。 「最も大きい指数」でないと、L/a,L/b,L/cを計算した時に割り切れませんし、だからといって更に指数を増やすと、「最小」という性質に反します。
なお、やはり「最小」という性質から、a,b,cに含まれない素因数は考える必要が無くなります。 ※例えば a=2^1, b=2^2, c=2^3 に対し、2^3×5^1 や 2^3×7^2 等は、公倍数ではあるけれど最小公倍数にはなりえない。
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No.29741 - 2014/12/03(Wed) 05:30:41 |
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