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(No Subject) / 蛇くん
実数xに対して,xを超えない最大の整数を[x]で表す.
0,1,2のいずれかの値をとるd1,d2,d3,...を用いて,3進法で表された無限小数α=0.d1d2d3...(3)を作る.自然数nに対してan=3^(n-1)-[3^(n-1)α]と定めると,nを3で割った余りが0,1,2のとき,anはそれぞれ0<an<1/3,1/3<an<2/3,2/3<an<1を満たす.このときαの値を求めよ.

(高校二年生)

No.28872 - 2014/09/13(Sat) 22:24:44

Re: / 蛇くん
失礼しました!

a[n]=3^(n-1)α-[3^(n-1)α]

でした。

大変な間違え失礼しました。

No.28873 - 2014/09/13(Sat) 22:50:37

Re: / angel
この問題は凄く回りくどい表現ですが、

 nを3で割った余りが
 ・0 の時、d[n]=0
 ・1 の時、d[n]=1
 ・2 の時、d[n]=2
 その時、α=0.d[1]d[2]d[3]… (3) の値を求めよ
 つまり、3進法での循環小数α=0.120120120…(3) の値を求めよ

と言っているのと同じなのですが、それはO.K.でしょうか?

No.28877 - 2014/09/13(Sat) 23:58:06

Re: / 蛇くん
はいOKです

d[1]=1,d[2]=2,d[3]=0
から
あるkに対して
d[3k+1]=1,d[3k+2]=2,d[3k]=0
と推測できる

としたんですが、この後すべてで成り立つことは証明しなくてもよいのでしょうか?

No.28886 - 2014/09/14(Sun) 12:27:48

余談 / angel
この問題に直接関係はないですが、

> (略)
> と推測できる
>としたんですが、この後すべてで成り立つことは証明しなくてもよいのでしょうか?


「推測できる」と書いたのなら、証明というか根拠も書かないと片手落ちですよ。これはどんな場面であっても。
もっと言ってしまうと、解答に「推測できる」と書く意味は無いと思います。

解答は、答えを導くための計算過程と根拠 ( 証明 ) を書くもの、つまり見る人が「その答えが本当に正しいと判断できるように」書くものであって、いかにその解き方を思いついたか、つまり「どうすればその問題を解けるか」を書くものではないからです。
※参考書の解答だと、解説を兼ねる意味もあるので、そういう書き方をすることもあるでしょうが。

ちょっとヤラしい話をすると、
「〜である」と断言すれば、たとえ根拠を書いていなくても、割と自明に近い事柄なら特に減点されない可能性がありますが、「〜と推測できる」と書いて根拠がないと、間違いなく減点対象になります。

No.28887 - 2014/09/14(Sun) 15:00:49

閑話休題 / angel
さて、そもそも a[n] を計算するうえで途中に出てくる値のことを整理しておきますと、

 3^(n-1)・α = d[1]d[2]…d[n-1].d[n]d[n+1]…

という、やはりこれも無限小数です。
※ n=1 の時だけ α と一致し、0.d[1]d[2]… とちょっと形が違うのですが

で、a[n] はこれの小数点以下の部分なので、
※一般に、非負の x に対して x-[x] は「xの小数点以下の部分」になる

 a[n]=0.d[n]d[n+1]d[n+2]…

と言う、d[n]が小数第1位に来る無限小数になります。

でまあ、a[n]の大きさの条件は、どれも小数第1位の数を表すものなので、No.28877で言った話につながる訳です。

※解答を書く上では、ここまでクドクド説明する必要は微塵もなくて、「a[n]=0.d[n]d[n+1]d[n+2]…である」と言ってしまえばそれで十分だと思います。

No.28888 - 2014/09/14(Sun) 15:14:33

循環小数 / angel
最後に循環小数の計算ですが、

 α    =  0.120120120…
 α×1000 = 120.120120…

ということから、

 α×(1000-1) = 120

これで終わりです。

なお、これは何進法でも同じ話になることに注意。
今回の問題では3進法なので、10進法に直すと
 α×(27-1) = 15
ということで、α=15/26 ですが、10進法の 0.120120… なら 120/999 = 40/333 になります。

No.28889 - 2014/09/14(Sun) 15:23:10
(No Subject) / ほたてがい
m,nは相異なる正の定数とする.xy平面上にPQ=2m,PR=QR=√(m^2+n^2)の二等辺三角形PQRがある.点Pをx軸の正の部分に,点Qをy軸の正の部分にとり,点Rは直線PQに関して原点Oの反対側にくるようにとる.三角形PQRを可能な限り動かすとき,点Rが描く軌跡をFとする.
(1)Rの軌跡Fを求めよ
(2)F上の点を原点のまわりに-θ(0≦θ≦π/2)回転して得られる点の軌跡をGθとする.Gθの方程式がax^2+by^2=1(a,bは定数)の形になるように角θを定め,そのθに対して軌跡Gθを求めて図示せよ.

解いていただきたいです。

No.28871 - 2014/09/13(Sat) 22:14:35

Re: / ☆ミ
P(s,0)、Q(0,t)、R(X,Y)とするとs^2+t^2=4m^2…*
PQの中点H(RからPQへ下ろした垂線の足)とすると
H(s/2,t/2)、HR=n、→HR=(kt,ks)とおける
k√(s^2+t^2)=n なので k=n/2m
→HR=(X-s/2,Y-t/2)=(nt/2m,ns/2m)より
t=2mX/n-ms/n 、s=2mY/n-mt/n …※

s^2+t^2=※を代入して*も用いて整理すると
(X^2+Y^2)-(sX+tY)=n^2-m^2

sX+tY
=※を代入、さらに※を代入すると右辺にもsX+tYが現れるので、結果、
sX+tY=2m^2/(m^2-n^2)・(X^2+Y^2)-4mn/(m^2-n^2)・XY
これを代入して整理すると
F:(m^2+n^2)(X^2+Y^2)-4mnXY=(m^2-n^2)^2……(答)

(X,Y)の-θ回転後の点を(X',Y')とすると
(X =(cosθ -sinθ (X'
Y)  sinθ cosθ) Y')
これをFへ代入。
X^2+Y^2=X'^2+Y'^2
XY=(X'^2-Y'^2)sinθcosθ+X'Y'((cosθ)^2-(sinθ)^2)
なので
Gθ:(m^2+n^2)(X'^2+Y'^2)-4mn(X'^2-Y'^2)sinθcosθ-4mnX'Y'((cosθ)^2-(sinθ)^2)=(m^2-n^2)^2

これが問題文にある形になるのはX'Y'の項の係数が0になるときなので
(cosθ)^2-(sinθ)^2=cos2θ=0、θ=π/4……(答)

Gπ/4 : x^2/(m+n)^2+y^/(m-n)^2=1……(答)

図はこの楕円の-π/4<θ<π/4の範囲のみ
座標計算すると
x>|m^2-n^2|/√(2m^2+2n^2)の部分……(答)

はしょった部分は考えてみてください
タイプミスご容赦ください
誤りご指摘感謝します

No.28916 - 2014/09/15(Mon) 23:11:43

Re: / ☆ミ
最後、楕円の図を描くとき、
y軸上の頂点の座標は±|m-n|となります
気をつけてください

No.28917 - 2014/09/15(Mon) 23:31:26
(No Subject) / はまはま
整数a1,a2,a3,...,anが
1≦a1≦a2≦a3≦...≦an≦n
を満たしている. このとき,
ak=k(1≦k≦n)
となる整数kが存在することを示せ

解いてもらいたいです。

No.28868 - 2014/09/13(Sat) 20:55:31

Re: / IT
http://www2.ezbbs.net/cgi/reply?id=eijitkn&dd=34&re=52876

に回答が付いてますよ。

No.28870 - 2014/09/13(Sat) 21:36:14
(No Subject) / プリンセスプリンセス
正の数s,tに対して,xの4次方程式
    (A)x^4-2(s+t-1)x^2+2st+1=0
を考える.
(1)方程式(A)が異なる4つの実数解をもつためのs,tの条件を求め,その条件を満たす点(s,t)の領域を図示せよ.
(2)1/2≦t≦2であるすべてのtに対して,方程式(A)が異なる4つの実数解をもつためのsの範囲を求めよ.
(3)1/2≦t≦2である少なくとも1つのtに対して,方程式(A)が異なる4つの実数解をもつためのsの範囲を求めよ.

お願いします。

No.28867 - 2014/09/13(Sat) 20:51:22

Re: / angel
とりあえず(1)が片付かないことには先も無いので。

4次方程式 x^4+ax^2+b=0 の形になっていますが、これを x^2 (=tとでも置いて) の2次方程式 t=x^2, t^2+at+b=0 と見れば、
tの解をα,βとした時、x=±√α,±√β と表せることになります。

ただし、「異なる4つの実数解」であるため、
・α>0 かつ β>0
・そもそも t が異なる2実数解を持つ
という条件を考えることになります。

で、まあ、2次方程式の解の問題として、2次関数のグラフなり「解と係数の関係」なりで考えることになりますが、後者で考えると、

 ・判別式 D=a^2-4b>0
 ・解の和 α+β=-a>0
 ・解の積 αβ=b>0

が必要十分。

今回の問題に立ち返って、a=-2(s+t-1), b=2st+1 のケースに該当する訳なので、

 D/4=(s+t-1)^2-(2st+1)>0
 s+t-1>0
 2st+1>0

これらの条件を整理しましょう。
 

No.28890 - 2014/09/14(Sun) 16:35:56

Re: / プリンセスプリンセス
あいがとうございます
理解しました

(2)以降はどのようにすればよいのでしょうか?

No.28892 - 2014/09/14(Sun) 17:07:32

Re: / angel
取り敢えずグラフを描いて考えます。
添付の図の、左端が(1)の答えです。( 各境界は全て含まず )
なので、今後「異なる4つの実数解を持つ」は、(s,t)がグラフの該当の範囲に含まれることとみなすことができます。もう、元の問題が4次方程式だったとか、そういったことは忘れて構いません。

で、左から2番目の図は、さらに 1/2≦t≦2 の範囲に絞り込んだものです。
そうした場合、(2)は左から3番目のsの範囲、(3)は右端のsの範囲が答えになります。
なぜ違いが出るのかは、「全てのt」「少なくとも1つのt」の違いから来ていますので、良く考えてください。

なお、答えは
 (2) s>1+√2
 (3) (1-√3)/2<s<0, s>2
です。

No.28903 - 2014/09/15(Mon) 09:18:56
指数 / 鏡
?@(a^0×b^-2)^3/2
?A(a^1/2×b^-3/2)^1/2×a^3/4÷b^-3/4
?B(-2^-1)^-3÷2^-3×2^4
?C(a^1/2+a^1/4×b^1/4+b1/2)(a^1/2-a^1/4×b^1/4+b1/2)
?D(a^x/3-b^-x/3)(a^2/3x+a^x/3×b^-x/3+b^-2/3x)
解説をどうかよろしくお願いします。
※(a,bは0よりも大きい)  高二

No.28866 - 2014/09/13(Sat) 18:31:12
n進法の変換 / 釜くん
数Aの整数の範囲においての質問です。
※以下はn(p)→p進法におけるn を表すものとします。

例えば 111(2)=1・2^2+1・2^1+1・2^0という式で10進法に変換することができます。私はこの式を重複順列の考え方でとらえました。というのは、

111というのが、2進法と10進法を対応させてズラっーっと並べた時に10進法のどの数に当たるかを考えたときに
111=100+10+1とバラして、100の前にいくつの2進数があるのか、10の前にいくつの2進数があるのか、1の前にいくつの2進数があるのか、となり
それを式にすると
111(2)=1・2^2+1・2^1+1・2^0このようになると考えました。

しかし、これを少数、分数まで拡張したときに
私の考え方がよくわからなくなってしまいます。

私の論理を貫通させるにはどう考えればいいでしょうか。
お願いします。

No.28863 - 2014/09/13(Sat) 13:38:57

Re: n進法の変換 / angel
> 私の論理を貫通させるにはどう考えればいいでしょうか。
釜くんさんの視点は悪くないと思います。
が、そこから小数・分数への発展は考えない方が良いです。
あくまで「個数」に使えるのは自然数であって、小数・分数 ( 有理数や実数 ) は、概念の拡張によって、もはや個数を扱うものではなくなっているからです。

ちょっと違う話ですが、「数学的帰納法」あれは自然数が相手だから使えるのであって、有理数や実数が相手だと使えませんよね。それと似たようなものです。

No.28865 - 2014/09/13(Sat) 16:01:50
必要十分条件 / プリンキピア
P=(x+3y+2)(x-2y-3)

x,yがともに整数であるとする。このとき、Pが偶数となるための必要十分条件として適当なものを選べ。

?@xが偶数
?Ayが偶数
?Bxが奇数またはyが偶数
?Cxが偶数またはyが奇数

積が偶数なので、偶数×偶数
        偶数×奇数
        奇数×偶数

以上の3つが考えられると思うのですが、それからどうすればいいのか分からなかったです。

No.28855 - 2014/09/12(Fri) 22:32:36

Re: 必要十分条件 / ヨッシー
x+3y+2 が偶数になる条件は x,yともに奇数 または x,yともに偶数
x-2y-3 が偶数になる条件は xが奇数

xが奇数なら、無条件にOKです。
xが偶数なら、yも偶数でないといけません。

よって、?Bが適当となります。

No.28857 - 2014/09/12(Fri) 22:51:23
方べきの定理 / 1012
直径が3である円Oにおいて、1つの直径ABをBの方に延長して、BC=ABとなる点Cをとる。また、Cから円Oに接線を引き、その接点をTとする。線分CT,ATの長さを求めよ。

この問題を解いていただきたいです。

No.28852 - 2014/09/12(Fri) 21:16:05

Re: 方べきの定理 / angel
添付の図のように、2種3個の直角三角形 ( COT, TOH, TAH ) が見えればO.K.

CTに関しては、方べきの定理 CT^2=CA・CB でも、△COTの三平方の定理でもどちらでも。

ATに関しては、△COTと相似な△TOH ( 共に辺の長さの比が 1:2√2:3 ) に着目してTH,OHを求め、△TAHの三平方の定理から求めます。

答えは CT=3√2, AT=√6

No.28858 - 2014/09/12(Fri) 22:57:54

Re: 方べきの定理 / 1012
ありがとうございました。解決しました。
No.28913 - 2014/09/15(Mon) 21:39:49
方べきの定理 / 1012
次の問題を解いていただきたいです。
よろしくお願いします。

No.28851 - 2014/09/12(Fri) 21:11:04

Re: 方べきの定理 / angel
下にあるヒントの通りですね。
2つの等式から、EP・EQを消去することができ、
 EA・EB = EF・EG
これにより、線分EG上の各部分の長さだけ気にすれば良いことになります。

問題の条件から、EF,ABは分かっていて、残っている未知の長さは、円の半径 FG=BG これを r とでも置いてしまいましょう。
そうすると、EG上の各長さは r を使って表すことができるので、立ち戻って EA・EB=EF・EG の条件から r を求めることができます。

No.28853 - 2014/09/12(Fri) 22:16:37

Re: 方べきの定理 / 1012
ありがとうございます!
参考になりました。

No.28856 - 2014/09/12(Fri) 22:34:30
(No Subject) / ふぁいおー
Oを原点とするxy平面上で,次の条件を満たす点Pの存在する範囲を図示せよ.
条件:放物線y=x^2+4x上に直線OPに関して対称な相異なる2点が存在する。

この問題を解いてもらいたいです。

No.28849 - 2014/09/12(Fri) 20:57:57

Re: / ヨッシー

図の網掛けをした部分が点Pの存在範囲です。

OPを色々変えて表示していますが、青は条件を満たしているもの、
赤は満たしていないもの、紫は境界線です。

原点における y=x^2+4x の傾き4に対して垂直な -1/4
OPとy=x^2+4xとの原点以外の交点におけるy=x^2+4xの接線が
OPと直交する傾き 1+1/√2 と 1−1/√2 が境界となります。

No.28860 - 2014/09/13(Sat) 01:20:52

Re: / くまたろう
ありがとうございます!

おおまかに解説お願いします。

No.28861 - 2014/09/13(Sat) 02:07:48

Re: / ヨッシー
条件を満たすか満たさないかの境目は2つの放物線が接する状態にあります。
1つは原点で接する場合で、
 y’=2x+4
にx=0を代入したy’=4(接線の傾き)に垂直な
 y=(-1/4)x
がOPとなる場合です。

他の場合は、OPを y=ax とすると、y=x^2+4x との交点は
 x^2+4x=ax
 x(x+4−a)=0
より、x=0,a−4。
原点以外の交点のx座標はa−4となります。この点における
y=x^2+4x の接線の傾きは
 2(a−4)+4=2a−4
これがOPと垂直になるには、
 a(2a−4)=−1
 2a^2−4a+1=0
これを解いて、
 a=(2±√2)/2
となります。

No.28862 - 2014/09/13(Sat) 06:26:47

Re: / ふぁいおー
とってもわかりやすい解説ありがとうございました!

解き直してみます。

No.28869 - 2014/09/13(Sat) 20:56:59
(No Subject) / アカシロトモ
X さん ご回答ありがとうございます。
じっくり読ませていただきます。

No.28848 - 2014/09/12(Fri) 19:44:25
(No Subject) / アカシロトモ
angelさん
何度も書き込みいただき感謝いたします。
私の実力では、深いことはわかりませんが、記録して考えさせていただきます。

No.28847 - 2014/09/12(Fri) 19:42:46
(No Subject) / アカシロトモ
angelさん ご回答ありがとうございます。
tanについては、ご指摘の通りです。
「〜関係ないですよね〜」の部分は、学校の先生が解き方の指定をされた部分です。合成関数を使わずに、これで解くことという指示が出ています。
この部分の解説を授業でされた上での課題です。
説明不足で大変ご迷惑おかけしました。

No.28843 - 2014/09/12(Fri) 18:37:33

Re: / angel
> 説明不足で大変ご迷惑おかけしました。
いいえ。とんでもない。
…面倒くさい指定だなあとは思いますが。
※tanの加法は使って、sin,cosの合成はダメってのが…
既に回答はXさんがなされていますが、もしこれで行くなら、

・tan(θ/2)が定義できない θ=π が解となるケース
・tの2次方程式の2次の係数が0になる、a=-√3のケース
※実は両者は一致します…のはず

は別途説明が必要になります。

No.28846 - 2014/09/12(Fri) 19:14:06
(No Subject) / アカシロトモ
tanθ/2=t、sinθ=2t/1+t^2,cos=1-t^2/1+t^2,tanθ=2t/1-t^2 を利用して、sinθ+√3cosθ=a(aは実数定数)が、0≦θ<2π において異なる2つの実数解α、βを持つ。
このとき、tanα+β/2 の値を求めよ

 この問題を教えてください。答えは、1/√3です
よろしくお願いします。

No.28838 - 2014/09/12(Fri) 13:52:12

Re: / angel
最初の「〜を利用して、」は無関係ですよね…? それから「tan((α+β)/2) の値」で良いですね。

これは、
 sin(θ+γ)=sinφ ( -π/2<φ<π/2 )
 cos(θ+γ)=cosφ ( 0<φ<π )
どちらかの形に直します。
※どちらにするかは好みです

そうすれば、θの解α,βは、φ,γを使って表すことができます。
※0≦θ<2πの条件があるので、φの値によってやや場合分けする必要がありますが、本質的なものではありません。

そうすれば、α+β=π/3 もしくは α+β=7π/3 であることが確認できます。
※α+βの値にφが出てこないのは、○+φ, ○-φの形で足し合って、φが丁度消える、ということから来ています。

No.28840 - 2014/09/12(Fri) 18:00:09

補足 / angel
念の為ですが、sin(θ+γ)もしくはcos(θ+γ)の形は、

 cosγ=p/√(p^2+q^2), sinγ=q/√(p^2+q^2) に対して
 ・psinθ+qcosθ=√(p^2+q^2)・sin(θ+γ)
 ・pcosθ-qsinθ=√(p^2+q^2)・cos(θ+γ)

と言う、sin,cosの合成から来ています。

また、φには特に言及していませんが、aの値を使って都合の良いようにφを定義して使います。

No.28841 - 2014/09/12(Fri) 18:13:27

Re: / X
問題文を

tan(θ/2)=t「のとき」、sinθ=2t/(1+t^2),cosθ=(1-t^2)/(1+t^2),tanθ=(2t)/(1-t^2) 「であること」を利用して、sinθ+√3cosθ=a(aは実数定数)が、0≦θ<2π において異なる2つの実数解α、βを持つとき「の」、
tan{(α+β)/2}の値を求めよ。

と解釈して回答します。

sinθ+√3cosθ=a

sinθ=2t/(1+t^2)
cosθ=(1-t^2)/(1+t^2)
を代入すると
2t/(1+t^2)+(√3)(1-t^2)/(1+t^2)=a
整理して
(a+√3)t^2-2t+a-√3=0 (A)
ここで
tan(θ/2)=t
0≦θ<2π
によりtとθが1対1に対応していますので
条件からtの方程式(A)の解は
tan(α/2)、tan(β/2)
という異なる値となります。よって
(A)は少なくとも二次方程式でなければならず
解と係数の関係から
tan(α/2)+tan(β/2)=2/(a+√3) (B)
tan(α/2)tan(β/2)=(a-√3)/(a+√3) (C)
よって加法定理により
tan{(α+β)/2}={2/(a+√3)}/{1-(a-√3)/(a+√3)}
=1/√3

No.28845 - 2014/09/12(Fri) 18:57:42
(No Subject) / くまたろう
自然数nに対し,nと互いに素であってnを超えない自然数の個数をφ(n)で表す.
a,bを自然数,p,qを異なる自然数として,以下の問いに答えよ.
(1)φ(9)を求めよ.
(2)φ(p^a)を求めよ.
(3)φ{p^aq^(b-1)}=4p^aq^(b-1)を満たすp,qをすべて求めよ.

この問題の解答を教えてほしいです

No.28833 - 2014/09/12(Fri) 01:43:28

Re: / angel
多分
(1) φ(9)=6
(2) φ(p^a)=p^(a-1)・(p-1)
(3) (p,q)=(3,7) ※1組のみ
なのでしょうけど、色々問題の条件がおかしかったり、条件が不足しているように見えます。
※だからこのままでは、本当は解けない
過不足・誤り等ないか確認してください。

No.28835 - 2014/09/12(Fri) 12:45:15

Re: / くまたろう
p,qを異なる素数

でした

すみませんでした

No.28839 - 2014/09/12(Fri) 17:30:29

Re: / angel
(3)の問題もあっていますか?

さて、(1),(2)についてはφ(n)の定義をしっかり把握するのが大事です。
「nと互いに素であって、nを超えない自然数の個数」
ですから、
・φ(9) = ( 1〜9の中で9と互いに素な自然数の個数 )
 となります。
 どんな数が9と互いに素かと言うと、それは3の倍数でないもの全て。なので6個です。

・φ(p^a) = ( 1〜p^a の中でp^aと互いに素な自然数の個数 )
 p^a というのは、素因数をpしか持ちません。
 なので、それと互いに素な数と言うのは、pの倍数でないもの全て。(1)と似たような状況です。
 1〜p^aから、pの倍数 p^a/p個を除くと、
 p^a-p^a/p=p^a・(1-1/p)=p^a・(p-1)/p=p^(a-1)・(p-1)
 と個数が計算できます。

No.28842 - 2014/09/12(Fri) 18:26:36

Re: / くまたろう
何度も訂正すみません

(3)の左辺はφ(p^aq^b)

でした。

No.28859 - 2014/09/13(Sat) 00:21:09

Re: / angel
(3) φ(p^a・q^b)=4p^a・q^(b-1)を満たすp,qをすべて求めよ
 今度のφは、「1〜p^a・q^b の中で、p^a・q^b と互いに素な自然数の個数」です。
 (2)と違う点は、素因数が「pのみ」→「pとq」になっている所です。なので、
 「pの倍数でもqの倍数でもない数」の個数を数えることになります。

 ここで、集合の時に出てきたベン図を描く/思い描くなりしてほしいのですが、
  (pの倍数でもqの倍数でもない数)
  = (全体)-(pの倍数の数)-(qの倍数の数)+(p,q両方の倍数の数)
 です。なお、最後の項「p,q両方の倍数」は結局の所「pqの倍数」に他なりません。
 ※素数p,qの最小公倍数はpqだから

 と言うわけで、条件を整理すると、
  φ(p^a・q^b)
  = p^a・q^b-p^a・q^b/p-p^a・q^b/q+p^a・q^b/(pq)
  = p^a・q^b・( 1-1/p-1/q+1/pq )
  = p^a・q^b・(p-1)(q-1)/(pq)
  = p^(a-1)・q^(b-1)・(p-1)(q-1)

 φ(p^q・q^b)=4p^a・q^(b-1)  ( = p^(a-1)・q^(b-1)・4p )
 に適用すると、p^(a-1), q^(b-1) が綺麗に消えて
  (p-1)(q-1)=4p
 展開してから再度積の形にまとめなおすと、
  (p-1)(q-5)=4
 これを満たす(p,q)を全て列挙し、p,q共に素数になるものだけに絞り込むと、残るのは(3,7)のみ、となります。

No.28864 - 2014/09/13(Sat) 15:33:44
?? / らっくっらく
nを整数とする.3辺の長さがx,y,2nである三角形の個数を求めよ.ただし,x,yは整数とし,0<x≦2n,0<y≦2n,x≦yを満たすとする.

高3です。
この問題の解答を教えてほしいです

No.28829 - 2014/09/12(Fri) 01:00:13

Re: ?? / IT
三角形の3辺の長さになるため x,y,2nが満たすべき条件は分かりますか?
 
そして具体的にx=1,2,3,2nのそれぞれのときについてyが取りうる値を考えればよいと思います。

No.28831 - 2014/09/12(Fri) 01:36:12

Re: ?? / らっくらく
解いてみたのですが 答えはN(N+1)個
でしょうか?

No.28832 - 2014/09/12(Fri) 01:41:18

Re: ?? / angel
> 答えはN(N+1)個でしょうか?
はい。合っています。
※一応自身でも、n=1,2,3位で具体的に数えてみましたか?

No.28836 - 2014/09/12(Fri) 13:38:01

補足 / angel
らっくっらくさんがどのように解かれたか分からないのですが、
「x≦y」という条件を一旦忘れてあげると計算が楽になります。

x,yの対称性から、

 (x>yである三角形の個数) = (x<yである三角形の個数)

ですから、

 (x≦yである三角形の個数)
 = 1/2・( (x=yである三角形の個数) + (x,yの大小関係に制限がない三角形の個数) )

と計算できるからです。

No.28837 - 2014/09/12(Fri) 13:43:39
確率 / カント
赤6個 白3個入った袋がある
(1)無作為に球をひとつ取り出し色を見て元に戻す
   この試行を4回繰り返す
   赤が2回だけ取り出される確率は?
   また赤球が少なくとも2回取り出される
   確率は?

(2)無作為に球をひとつ取り出しもとへ戻さずまた1個取り出す。これを繰り返して合計4個の玉を取り出すとき
   赤球がちょうど2個である確率は?
   また赤球が少なくとも2個である確率は?



この解き方を教えてください

No.28827 - 2014/09/12(Fri) 00:49:50

Re: 確率 / ヨッシー
(1)
赤赤白白、赤白赤白、赤白白赤、白赤赤白、白赤白赤、白白赤々 の6通りについて
いずれも確率は 2/3×2/3×1/3×1/3=4/81
よって、 4/81×6=8/27 ・・・答え
上記の他に、赤が3回
赤赤赤白、赤赤白赤、赤白赤赤、白赤赤赤 の4通りについて、確率は 8/81
よって、 8/81×4=32/81
赤が4回
赤赤赤赤 の1通り、確率は16/81
合計して 24/81+32/81+16/81=72/81=8/9

(2)
赤赤白白、赤白赤白、赤白白赤、白赤赤白、白赤白赤、白白赤々 の6通りについて
いずれも確率は (6×5×3×2)/(9×8×7×6)=5/84
よって、 5/84×6=5/14 ・・・答え
上記の他に、赤が3回
赤赤赤白、赤赤白赤、赤白赤赤、白赤赤赤 の4通りについて、
いずれも確率は (6×5×4×3)/(9×8×7×6)=5/42
よって、 5/42×4=10/21
赤が4回
赤赤赤赤 の1通り、確率は(6×5×4×3)/(9×8×7×6)=5/42
合計して (15+20+5)/42=40/42=20/21

No.28844 - 2014/09/12(Fri) 18:53:12
2次関数 / hana
y=2x^2を平行移動して得られる放物線で、頂点が(2 2t-1)であるものをCとする。
Cがx軸と異なる2点で交わる点をA(a 0) B(b 0)ただしa<b

(1)AB間の距離が5になるときのtの値
(2)-2<a<-1<bとなるようなtの範囲

Cの式は求められています。

No.28826 - 2014/09/12(Fri) 00:45:25

Re: 2次関数 / angel
幾つか方法がありますが、素直に2次方程式の解を計算すれば良いと思います。

> Cの式は求められています。
うん。それは書いて貰わないと、考えがあっているか判断できませんね。
取り敢えず、C の式は y=2(x-2)^2+(2t-1) です。
※Cがx軸と異なる2点で交わることから、2t-1<0 すなわち t<1/2
今回は、そのまま展開せずに行きます。

a,b は、2次方程式 2(x-2)^2+(2t-1)=0 の解です。
この2次方程式は、(x-2)^2=1/2-t と変形できますから、
解 x=2±√(1/2-t) です。このルートの部分一塊をsと置いてしまいましょう。( s=√(1/2-t) )
そうすると、a=2-s, b=2+s とすっきり表現できます。

(1) AB間の距離が5 … (2+s)-(2-s)=5 と言うことで、s=√(1/2-t)=5/2 ここからtが求められます。
(2) -2<a<-1<b … a>-2 かつ a<-1 かつ b>-1 なので
 2-s>-2 かつ 2-s<-1 かつ 2+s>-1
 まとめると、3<s<4 ですね。ここからtの範囲を計算します。

No.28850 - 2014/09/12(Fri) 21:03:52

Re: 2次関数 / hana
解けました!ありがとうございました。
No.28854 - 2014/09/12(Fri) 22:24:21
(No Subject) / ヒキニート
すいません。急ぎです。
k、l、m、nを正の整数とする。
(1)全ての正の整数について、不等式
(2/3)n√n < √1 + √2 + √3 + ・・・+√n < (2/3)(n+1)√(n+1)
が成り立つことを示せ。
(2)√kの整数部分がlとなるようなkの個数をlで表せ。
(3)√kの整数部分をa_kとし、S_n=Σ[k=1〜n]a_kとする。
lim S_m^2/m^2 を求めよ。

No.28817 - 2014/09/11(Thu) 22:03:05

Re: / IT
急ぎのようなのでヒントだけ
(1) ∫[(k-1)..k]√xdx<√k<∫[k..k+1]√xdx

(2) √kの整数部分がl ⇔ l≦√k<l+1 平方する・・・

No.28818 - 2014/09/11(Thu) 22:31:27

Re: / ヒキニート
明日の朝くらいまでに解いていただければ幸いです。
ちなみに、九大か九大模試の問題です。

No.28819 - 2014/09/11(Thu) 22:38:29

(3) / angel
(3)は lim S[m]^2/m^3 を求める問題ではなくて?
いずれにしても(1)の結果を使えば、そのままです。

√k の整数部分が a[k] と言うことは、√k を中心に考えれば
 a[k]≦√k<a[k]+1
a[k]を中心にすると
 √k-1<a[k]≦√k

そうすると、
 Σ[k=1,m] (√k-1)<S[m]≦Σ[k=1,m]√k
なので、(1)の結果より
 2/3・m√m -m <S[m]<2/3・(m+1)√(m+1)

No.28821 - 2014/09/11(Thu) 22:59:25

Re: / ヒキニート
すいません。分からないので(1)からお願いします。
ちなみに(3)の問題はlim[m→∞]S_m^2/m^2です。

No.28822 - 2014/09/11(Thu) 23:21:40

Re: / angel
> すいません。分からないので(1)からお願いします。
それはITさんのヒント自体が分からないと言っていますか? それともその先の計算が分からないということですか? どちらかで大きく違いますよ。

> ちなみに(3)の問題はlim[m→∞]S_m^2/m^2です。
えっと。これは S[m^2]/m^2 か S[m]^2/m^2 かどちらでしょうか? 念の為。
どちらにしても、S[m^2]もS[m]^2 も大体m^3に比例した増加傾向を見せますから、/m^2 がついた位だと+∞に発散ですね。
No.28821の不等式の続きをかけばそのまま解答になります。

No.28824 - 2014/09/11(Thu) 23:47:26

Re: / ヒキニート
(1)は面積評価しようとしましたが、実力不足でできませんでした。
(2)はガウスを使おうとしましたができませんでした。
ヒントで一応方針は見えそうなのですが、その先まで、完答まではできません。

S[m^2]/m^2です。

No.28825 - 2014/09/12(Fri) 00:04:32

Re: / angel
(1) ITさんのヒントそのままです。
曲線と直線に挟まれた部分、短冊状の長方形の面積比較で
 ∫[(k-1),k]√xdx<√k<∫[k,k+1]√xdx
となるので、これを k=1〜n で足し合わせた
 ∫[0,n]√xdx<√1+√2+…+√n<∫[1,n+1]√xdx
これを計算します。
∫√xdx=∫x^(1/2)・dx=2/3・x^(3/2)+C
であることに注意。

(2) これもITさんのヒントそのままです。
ちゃんと書いてあることを良く読むことです。ガウス記号は取り敢えず要りません。
√kの整数部分が l になるような k は、l≦√k<l+1 を満たすもの、つまり辺々平方してあげると l^2≦k<(l+1)^2 を満たすような、そんな k だと言っています。…ではその個数は? という問題。

(3) S[m^2] と言うことであれば、No.28821の最後を
--
そうすると、
 Σ[k=1,m^2] (√k-1)<S[m^2]
なので、(1)の結果より
 2/3・m^2・√m^2 -m^2 <S[m^2]
--
と読み替えてください。右側の不等号は要りません。…/m^2 であれば+∞に発散するため、上から抑えた評価が不要になるためです。

No.28830 - 2014/09/12(Fri) 01:06:45
連続投稿してすいません。 / -
(1) 関数y=ax^2と一次関数y=2x+4で、xの値が -2から4まで増加するとき変化の割合が等しくなる。このとき、aの値を求めよ。

(2) 関数y=x^2でxの値が1から3まで増加するときの変化の割合と、関数y=ax^2でxの値が2から3まで増加するときの変化の割合が等しくなる。このとき、aの値を求めよ。

(3) 関数y=-2x^2で、xの値がpからp+2まで増加するときの変化の割合が8である。このときpの値を求めよ。

教えてくださいっ。

No.28809 - 2014/09/11(Thu) 16:37:38

Re: 連続投稿してすいません。 / ヨッシー
(1)
変化の割合 とありますが、xの変化量が-2から4(6増える)と決まっているので、
結局は、yの変化量が同じということです。
y=2x+4 では、xが6増えると、yは2×6=12 増えます。
y=ax^2 において、x=-2 のときのyの値 y=4a から
x=4 のときのyの値 y=16a までの増加量が12であればいいということです。

(2)
今度は、前者がxが1から3(2増える)、後者が2から3(1増える)なので、
yの増加量も同じではありません。
前者は x=1のときのyの値 y=1から
x=3のときのyの値 y=9 まで、8増えているので、
変化の割合は 8/2=4 です。
後者において、x=2の時のyの値 y=4a から
x=3のときのyの値 y=9a まで5a増えているので、変化の割合は 5a/1=5a です。
両者の変化の割合が等しいことから、aの値を求めます。

(3)
x=p のとき y=−2p^2
x=p+2 のとき y=−2(p+2)^2
xの変化量は (p+2)−p=2
yの変化量は −2(p+2)^2−(−2p^2)=−8p−8
よって、変化の割合は
 (−8p−8)/2=−4p−4=8 より p=−3

No.28812 - 2014/09/11(Thu) 16:56:50
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