一辺の長さが1の正四面体OABCにおいて、辺OAの 中点をP、辺ABを2:1に内分する点をQとし、辺OC上 に∠QPR=90°となるような点Rをとる。また、平面 PQRと辺BCの交点をSとする。このとき (1)OR:RCを求めよ。 (2)BS:SCを求めよ。 (3)四角形PQSRの面積を求めよ。 あってるかは分かりませんが、 (1)は↑OR=1/3↑OCがでてOR:RC=1:2がでました。 (2)は↑OS=4/7↑OB+3/7↑OCでBS:SC=3:4がでまし た。 (3)の解き方が分かりません。どうすればよいので しょうか??
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No.27459 - 2014/06/28(Sat) 22:03:35
| ☆ Re: ベクトル / X | | | 四角形PQSRを△PQRと△QRSに分割してそれぞれの面積を 計算し、和を取ります。
まず△PQRについて。 条件から ↑PQ=↑OQ-↑OP=(↑OA+2↑OB)/3-(1/2)↑OA =-(1/6)↑OA+(2/3)↑OB (A) ∴↑OA・↑OB=cos60°=1/2 などに注意すると PQ^2=|-(1/6)↑OA+(2/3)↑OB|^2 =… (展開しましょう) ∴PQ=… 又、(1)の結果により ↑PR=↑OR-↑OP=(1/3)↑OC-(1/2)↑OA (B) ∴↑OA・↑OC=cos60°=1/2 などに注意すると PR^2=|(1/3)↑OC-(1/2)↑OA|^2 =… (展開しましょう) ∴PR=… よって△PQRの面積は (1/2)PQ・PR=…
次に△QRSについて。 (A)(B)と同様に↑SQ,↑SRを↑OA,↑OB,↑OCを用いて表すと ↑SQ=… (C) ↑SR=… (D) (C)(D)により SQ^2=|↑SQ|^2=… SR^2=|↑SR|^2=… (↑OA・↑OB=↑OB・↑OC=↑OC・↑OA=cos60°=1/2 に注意) ∴ SQ=… (C)' QR=… (D)' (C)(D)(C)'(D)'により cos∠QSR=(↑SQ・↑SR)/(SQ・SR)=… となるので sin∠QSR=√{1-(cos∠QSR)^2}=… (E) (C)'(D)'(E)により△QRSの面積は (1/2)SQ・SRain∠QSR=…
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No.27465 - 2014/06/28(Sat) 23:56:08 |
| ☆ Re: ベクトル / angel | | | ベクトルの良い所は、図形的なことをあまり考えなくても、機械的に計算を進めることで答えが出せる所。
三角形の面積にしても、内積の計算により出すことができますから、四角形を2個の三角形に分割すれば、それぞれで計算できます。 ちなみに、△OXY ( ベクトルx=↑OX, ベクトルy=↑OY ) の面積 S は、 S = 1/2・√ ( (x・x)(y・y)-(x・y)^2 ) ですね。
これは、内積 x・y=|x|・|y|・cosθ と、三角形の面積 S=1/2・|x|・|y|・sinθ と、三角比の性質 (sinθ)^2+(cosθ)^2=1 から以下のように分かることです。
x・y=|x|・|y|・cosθ (x・y)^2 = |x|^2・|y|^2・(cosθ)^2 (x・y)^2 = |x|^2・|y|^2・( 1-(sinθ)^2 ) (x・y)^2 = |x|^2・|y|^2 - ( |x|・|y|・sinθ )^2
|x|・|y|・sinθ = √( |x|^2・|y|^2 - (x・y)^2 ) S = 1/2・√( (x・x)(y・y)-(x・y)^2 )
なお、(2)の答えは BS:SC=3:4 ではなく 1:4 が正しいかと。
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No.27466 - 2014/06/29(Sun) 00:25:48 |
| ☆ 図形的な解き方 / angel | | | たとえベクトルの問題であっても、別に幾何として解いてはいけないということはないので、図形を考える方がやりやすいなら、選択肢としては考えておきましょう。 …さすがに(1)はベクトルの内積計算でやった方が楽だと思いますが。
(2)については、添付の図のように、PR,ACの交点であるXを導入すると分かり易くなります。なぜなら、QS,ACの交点も同じXになるからです。 ※平面OAC上にあるPRと、平面ABC上にあるQSの交点は、両平面の交線であるAC上に来る、つまりACとの交点でもあるという理屈。
そうすると、形としては、メネラウスの定理を使って、色々と比を調べることができます。 例えば、C→R→O→P→A→X→C と一周するようなパターン、 CR/RO・OP/PA・AX/XC = 1 を計算すれば、AX/XC = 1/2 から、XA=AC であることが分かります。その先に(2)の答えがある、と。
さらに色々比が分かれば、添付の図の右側のように、△XSR内部の面積比に着目して(3)が解けます。 XP:PR=3:1, XQ:QS=5:1 は調べてあるものとして。面積比は○付数字の通りですから、結局面積として △QRS=4/5・△PQR 後は、∠QPRが直角であることから、PQ,PRの長さを出せば終わりです。 ※PQ,PRについては、正四面体の各面における、60°の絡んだ余弦定理から求めればよいでしょう。
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No.27468 - 2014/06/29(Sun) 01:02:33 |
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