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(No Subject) / スカーク
ビネ・コーシーの恒等式の証明法を教えてください。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%81%92%E7%AD%89%E5%BC%8F

第4式から5式にいくところがわかりません。

よろしくおねがいします

また、覚えやすい方法はありますか?

No.24980 - 2014/03/22(Sat) 22:28:37

Re: / スカーク
どなたかおねがいします
No.25022 - 2014/03/24(Mon) 20:45:43

Re: / ヨッシー
第4式の第1項は
 aicibjdj
のiとjの任意の組み合わせn×n通りについて、全部足すという式です。
n=3 とすると
  a1c1b1d1+a1c1b2d2+a1c1b3d3
 +a2c2b1d1+a2c2b2d2+a2c2b3d3
 +a3c3b1d1+a3c3b2d2+a3c3b3d3
です。
第5式の第1項は
 (a1c1+a2c2+・・・+ancn)(b1d1+b2d2+・・・+bndn)
ということですので、やはり
 aicibjdj
のiとjの任意の組み合わせn×n通りについて、全部足すという式です。
n=3 とすると
 (a1c1+a2c2+a3c3)(b1d1+b2d2+b3d3)
 =a1c1b1d1+a1c1b2d2+a1c1b3d3
 +a2c2b1d1+a2c2b2d2+a2c2b3d3
 +a3c3b1d1+a3c3b2d2+a3c3b3d3
です。

覚え方は知りません。

No.25032 - 2014/03/25(Tue) 17:04:06

Re: / スカーク
よくわかりました、ありがとうございます
No.25059 - 2014/03/26(Wed) 20:10:52
(No Subject) / さかなくん
赤囲みの部分が
どのような事だか、わかりません。
具体例を使ってどのように考えれば
わかりやすいか、教えて下さい。

No.24979 - 2014/03/22(Sat) 22:17:49

絶対値 / さかなくん
例えば(2)を2x+1>0と2x+1<0で場合分けして
やってみましたが、-1/2<x<4と-2<x<-1/2となってしまい
解答をみると解き方と答えが間違ってました。
このやり方はなぜ違うのでしょうか?

No.24981 - 2014/03/22(Sat) 22:28:54

Re: / ヨッシー
|x|<4 といったらxは
-3.8, -3, -1, 0, 2, 3.4, 3.9
など、-4<x<4 の範囲の数を指します。

|x|>4 は、
-4.1, -5, -7, -10 などの x<−4 の範囲の数と
4.2, 6, 8, 12, 14 などの x>4 の範囲の数を指します。

No.24982 - 2014/03/22(Sat) 22:30:50

Re: / ヨッシー
例えば(2)を・・・の件

(2) |2x+1|<x+5
i) 2x+1≧0 つまり x≧-1/2 のとき
 2x+1<x+5 より x<4
 よって、-1/2≦x<4
ii) 2x+1<0 つまり x<-1/2 のとき
 -2x-1<x+5 より x>-2
 よって -2<x<-1/2
i) ii) より
 -2<x<4

x=-1/2 の場合をどちらかに入れてやれば、
 -2 から 4 まで切れ目なくつながります。

No.24983 - 2014/03/22(Sat) 22:37:45

Re: / angel
分かり易さから言えば、「取り敢えず二乗する」というのもありです。ただし、元の数が負になりうるかどうかは、ちゃんとチェックしなければなりません。正の数同士なら、二乗しても大小関係はそのままですが、負の数も混じってくると、大小関係が狂ってくるからです。

さて、その画像に「定石」として載っているIIIは
 |A|<B ( B≧0 )
 ⇔ |A|^2<B^2 ( B≧0 )
 ⇔ A^2<B^2 ( B≧0 )
 ⇔ A^2-B^2<0 ( B≧0 )
 ⇔ (A+B)(A-B)<0 ( B≧0 )
 ⇔ -B<A<B ( B≧0 )
この変形の最終形です。
実際には、最終形までいかずに、その一つ前の形に留めておいた方が使いやすかったりします。

なお、B≧0 という前提がない場合ですが、B<0 だとそもそも不等式 |A|<B が成立しえないので、
 |A|<B
 ⇔ |A|^2<B^2 かつ B≧0
 ⇔ …
 ⇔ (A+B)(A-B)<0 かつ B≧0
 ⇔ -B<A<B かつ B≧0
となります。
※不等号が逆の場合、|A|>B ( Bの正負不明 ) ⇔ (A+B)(A-B)>0 または B<0 ですね。

今回の(2)なら、
 |2x+1|<x+5
 ⇔ |2x+1|^2<(x+5)^2 かつ x+5≧0
 ⇔ ( (2x+1)+(x+5) )( (2x+1)-(x+5) )<0 かつ x+5≧0
 ⇔ 3(x+2)(x-4)<0 かつ x+5≧0
 ⇔ -2<x<4 ( これで x+5≧0 も満たしている )
というように。

No.24985 - 2014/03/22(Sat) 23:45:16

Re: / さかなくん
ヨッシーさんへ
なら、自分のやり方も-1/2を入れてやれば合ってると
いう事ですかね?

No.24988 - 2014/03/23(Sun) 00:28:00

Re: / さかなくん
エンジェルさんの方法は、簡単で良いですね。
ちなみ、この問題(2)もx+5<0ならそもそも成り立たないので、x+5>=0だけ考えれば良いと言う事ですか??

No.24991 - 2014/03/23(Sun) 01:56:38

Re: / さかなくん
解答を見ると(4)の問題だけ、場合分けをしてるんですが
絶対値が2つ以上ある時に場合わけをするという事で
考えてしまってよいのでしょうか?

No.24992 - 2014/03/23(Sun) 02:06:20

Re: / ヨッシー
>-1/2を入れてやれば
合っています。

例えば、2|x-2|<|x+2| などは、絶対値が2つですが、
2乗する方法が使えます。
絶対値が1つなら、2乗する方法が理屈上は使えますが、
 2|x^2+2x−3|<x^2−4x+2
などの場合は、2乗するのは大変ですので、場合分けをした方が楽でしょう。

No.24993 - 2014/03/23(Sun) 08:58:02

Re: / angel
> ちなみ、この問題(2)もx+5<0ならそもそも成り立たないので、x+5≧0だけ考えれば良いと言う事ですか??

はい。そうです。

> 解答を見ると(4)の問題だけ、場合分けをしてるんですが
> 絶対値が2つ以上ある時に場合わけをするという事で
> 考えてしまってよいのでしょうか?


絶対値が2か所あると、二乗しても絶対値記号が残りますから、( 移行などしてまとめなおしてから ) もう一度二乗するか、場合分けを考えるかなど、手間が増えることになります。
特にマイナスかどうかのチェックの所がそうです。

例えば、|A|+|B| を二乗すると A^2+B^2+2|AB| となって、まだ|AB|の所に絶対値記号が残りますね。

もちろん、最初から場合分けするにしてもそれなりに手間はかかりますが、二乗しない分式の次数が上がりませんから、計算が楽になる傾向があります。

(4)の場合、二乗二回でやると、( 因数分解できるとはいえ ) 4次不等式になりますが、x<0, 0≦x<3, x≧3 の3通りで場合分けするなら1次不等式として解けますから…

No.25005 - 2014/03/23(Sun) 19:32:11
(No Subject) / ヒキニート
等式?甜-1→1](f(t)-f(x))/(t-x)dt=x^3が|x|>1の全ての実数xで成り立つような整式f(x)を考える。
(1)f(x)の次数を求めよ。
(2)f(0)をpとおく。pが実数の範囲を動くとき、?甜-1→1]{f(t)}^2dtが最小となるf(x)を求めよ。

No.24975 - 2014/03/22(Sat) 12:55:13
(No Subject) / ヒキニート
p・{(a+b)/2} + (1-p)・2/{(1/a)+(1/b)} ≧√(ab)
が成り立つような実数pの値の範囲を求めよ。

No.24974 - 2014/03/22(Sat) 12:50:27

Re: / angel
a,bは共に正、でしょうか?
共に負も場合分けして考えればすみますけど、面倒なので「共に正」という前提でいきます。

それぞれ Ma=(a+b)/2, Mh=2/(1/a+1/b), Mg=√(ab) とすると、問題の不等式は
 pMa + (1-p)Mh ≧ Mg
であり、

・a=b の時
 Ma=Mh=Mg のため、任意のpで不等式が成立
・a≠b の時
 Mh<Mg<Ma であることから、不等式を解いて p≧(Mg-Mh)/(Ma-Mh)
 …あ、Mgの大小関係は別になくて良かった。

なお、なぜMh<Mg<Maかというと、調和平均・相乗平均・相加平均の大小関係がそうなるからですね

No.24976 - 2014/03/22(Sat) 17:12:11

Re: / ヒキニート
a、bは任意の正の値でした。すいません。

ちなみに、けっきょくpの値の範囲はp≧(Mg-Mh)/(Ma-Mh)を計算したもので良いのですか?

No.24978 - 2014/03/22(Sat) 22:12:06

Re: / angel
> ちなみに、けっきょくpの値の範囲はp≧(Mg-Mh)/(Ma-Mh)を計算したもので良いのですか?

a≠bの時はそうです。
a=b の時は、pの範囲としては、「全ての実数」となります。

→「a,bが任意の実数」だと答えが違うため、訂正版を下に載せました。

No.24984 - 2014/03/22(Sat) 23:04:54

Re: / ヒキニート
それと、もう一ついいですか?
調和平均とは何ですか?

No.24986 - 2014/03/22(Sat) 23:53:20

Re: / angel
> 調和平均とは何ですか?

…あれ、これって学校では習わないのでしたか。
調和平均も平均の一種で、a,bの調和平均は 2/(1/a+1/b) で計算します。
例としては、
 ・ある場所への往復で、行きは徒歩4km/hで、帰りは自転車12km/hで移動した。行き・帰り通じての平均速度は?
  →答え 6km/h
というところで、この 6 が、4,12の調和平均です。

3つの数a,b,cの調和平均なら 3/(1/a+1/b+1/c)
4つの数a,b,c,dの調和平均なら 4/(1/a+1/b+1/c+1/d)

となります。

学校で習ってないとすると、相加平均 (a+b)/2 との大小も示す必要がありますね。
 (a+b)/2 - 2/(1/a+1/b)
 = (a+b)/2 - 2ab/(a+b)
 = ( (a+b)^2 - 4ab )/( 2(a+b) )
 = (a-b)^2/( 2(a+b) )
なので、a=b の場合を除いて、常に相加平均の方が大きくなります。

No.24987 - 2014/03/23(Sun) 00:13:14

訂正 / angel
> a、bは任意の正の値でした。すいません。
あれ、良く見ると「任意の」ですか。
そうすると、a,bがどんな値であっても不等式が成り立つようなpを調べる問題ということになりますね。
なので、答えがa,bに依存した形では間違いになりますので訂正します。
※「a,bを正の定数とする」や「ある正数a,bに対して」であれば、p≧(Mg-Mh)/(Ma-Mh)を計算した、a,bに依存した形で良いのですが。

今回、(Mg-Mh)/(Ma-Mh)≦1/2 ( a=bの時等号成立 ) であることがわかりますから、答えとしては p≧1/2 が正しいです。
この1/2の求め方としては、
 (Mg-Mh)/(Ma-Mh)=m, √(b/a)=r
とでも置くと
 m=2r/(r+1)^2
となりますから、二次方程式 m(r+1)^2-2r=0 の判別式を考えることで m≦1/2 と分かります。
等号成立は r=1 であり、これはすなわち a=b に対応します 。

No.24989 - 2014/03/23(Sun) 00:55:57

Re: / ヒキニート
1番最初に書いていただいたように、答案を書くとどんな感じになりますか?
No.24990 - 2014/03/23(Sun) 01:08:19

Re: / angel
> 答案を書くとどんな感じになりますか?
今まで書いたことの寄せ集めのような感じですね。
ちょっとa=bの所をどう書くかは悩ましい所ですが。

では、Ma,Mg,Mhは上と同じように定義するとして、

・a=bの時、Ma=Mg=Mhのため、任意のpで不等式が成立する。
・a≠bの時、
 まず Ma-Mh>0 である。なぜならば…( No.24987の通り )
 そのため、不等式を解いて p≧(Mg-Mh)/(Ma-Mh)
 ここで、m=(Mg-Mh)/(Ma-Mh), r=√(b/a) と置くと、
 m = … = 2r/(r+1)^2 である。
 なお、a≠b であるため r>0, r≠1
 続いて、mの取りうる値の範囲を考える。
 m=2r/(r+1)^2 より m>0, mr^2+2(m-1)r+m=0
 この r の二次方程式が実数解をもつため、
 判別式 D/4=(m-1)^2-m^2=1-2m≧0 これより m≦1/2
 しかしながら、m=1/2 の時、1/2・r^2-r+1/2=0 となりこの解は r=1 (重解) であることから、r≠1 に反し、不適
 逆に r=1 を解に持つ ( 重解に限らず ) のは、m=1/2 の時だけであるから、これより 0<m<1/2 が m の取りうる範囲である。

 結局、p≧m で m の取りうる範囲が 0<m<1/2 であることから、任意のa,bで不等式が成り立つためには p≧1/2 が必要十分

No.25026 - 2014/03/24(Mon) 23:15:13

Re: / ヒキニート
ありがとうございます!
No.25045 - 2014/03/26(Wed) 05:59:54
74の添付です。 / ふぇるまー
74問題です。解説お願いします。
No.24962 - 2014/03/21(Fri) 23:50:31

Re: 74の添付です。 / ヨッシー
すべての目の出方は 6×6×6=216(通り)
(1)
3つとも違う目が出る出方は 6×5×4=120(通り)
そのうち3×2×1=6(通り)ずつ、並び替えたら同じになる
組があり、それらの中で、a1<a2<a3 となるのは1組だけなので、
a1<a2<a3 となる目の出方は 120÷6=20(通り)
求める確率は 20/216=5/54

(2)
(1) で挙げた20通りの他に
a1=a2=a3 となるのが6通り
a1=a2<a3 となるのが 6C2=15(通り)
a1<a2=a3 となるのが 6C2=15(通り)
あわせて、56通り
求める確率は 56/216=7/27

No.24971 - 2014/03/22(Sat) 10:33:33

Re: 74の添付です。 / ふぇるまー
気にしていた問題をわかりやすく解説していただき有難うございます!
No.24972 - 2014/03/22(Sat) 11:35:33

Re: 74の添付です。 / angel
式として、
(1) 6C3・1/6^3
(2) 6H3・1/6^3
で一発だったりします。
※(2)は重複組み合わせ 6H3=(6+3-1)C3

No.24973 - 2014/03/22(Sat) 11:49:42
相関係数と確率 / ふぇるまー
55 相関係数の分野が学校で省略されて樹上が進んだのでできればこちらでこの問を解説していただくとありがたいです。先生方お願いします。

74 絶対値の下に=があるのとないのとの違いがよくわかりません。問題の意図は何となくわかった気がするのですが...解説お願いします。

74の添付写真は別に添付します。お願いします。

No.24961 - 2014/03/21(Fri) 23:49:44

Re: 相関係数と確率 / ヨッシー
(1) 表より
国語が4点:4+1=5(人)
英語≦国語:1+1+2+1+1+2=8(人)
(2)
国語平均:
(3×2+4×5+5×8+6×2+7×2+8×1)÷20=5.0(点)
英語分散:平均との差の2乗を平均します。
3点が1人→(6-3)^2×1=9
4点が2人→(6-4)^2×2=8
5点が2人→(6-5)^2×2=2
6点が8人→0
7点が5人→(6-7)^2×5=5
8点が2人→(6-8)^2×2=8
足して20で割ると 32÷20=1.60
(3)
国語が5点でも、英語が6点でもないのは5人
相関係数は一人一人に対して
 (国語の得点−国語の平均)×(英語の得点−英語の平均)
を合計したものを人数で割ったものを、
国語の標準偏差(分散の平方根)と英語の標準偏差で割ったものです。
国語、英語の少なくとも一方が平均と一致する人は、得点−平均が
0なので、上で求めた5人に対して計算すればいいことになります。
 (3-5)(3-6)+(3-5)(4-6)+(4-5)(4-6)+(6-5)(8-6)+(8-5)(8-6)
 =20
(20÷20)÷(√1.60×√1.60)=1÷1.60=0.625

No.24969 - 2014/03/22(Sat) 09:33:19

Re: 相関係数と確率 / ふぇるまー
ヨッシー先生有難うございます!相関係数やっと解りました!毎度感謝感謝です(*_*)
No.24970 - 2014/03/22(Sat) 10:01:23
(No Subject) / スカーク
Nが素数かどうかの判定法で、なぜ√N以下の素数でNが割れるかどうかで判定できるのでしょうか・・
No.24959 - 2014/03/21(Fri) 21:18:27

Re: / angel
もし N が合成数だとして、N=ab ( a,b>1 ) とあらわせたとしましょう。
a>√N であれば b<√N となりますから、

 √N より大きい素数で割り切れるならば、必ず√N 未満の素因数を持つ

ということです。
そのため、√N より大きい素数で割れるかどうかを調べなくても√N 以下の範囲を調べるだけで良いのです。

No.24960 - 2014/03/21(Fri) 22:23:55

Re: / スカーク
回答ありがとうございます。
a,bがそれぞれ素数だと確かにそうなりますが、
そうでないときだとどういう説明になりますか?

No.24963 - 2014/03/22(Sat) 00:27:54

Re: / angel
> a,bがそれぞれ素数だと確かにそうなりますが、
> そうでないときだとどういう説明になりますか?


まずaが素数でない時は考える必要がありません。
「もし√Nより大きい素数で割り切れるのに、見逃すケースがあるとしたら」を考えているわけなので、「aが√Nより大きな素数の場合」だけで十分なのです。

次にbが素数でなくともかまいません。
bが素数ならば、Nはbそのものを素因数として持ちますが、bが合成数だとしても、Nとbが共通の素因数 ( なのでb以下の素数 ) を持つことになります。
いずれにせよ、「√N未満の素因数」ということでは変わらないからです。

No.24964 - 2014/03/22(Sat) 01:01:57

Re: / ヨッシー
a,b は素数に限りません。
 24=4×6
のような場合でも、片方が √24 以上なら、もう片方は√24以下です。

No.24966 - 2014/03/22(Sat) 01:05:36

Re: / angel
あー…。背理法的に、次のように書いた方がわかりやすかったかも。

 Nが合成数であれば、Nを割り切る√N以下の素数が存在する
 なので、√Nより大きい素数でNが割り切れるかどうかを調べる必要はない。

 なぜ√N以下の素数が存在すると言えるか。
 もし存在しないとなれば、Nは√Nより大きな素因数を ( 合成数なので ) 2個以上持つことになる。
 ※2種類以上とは限らず、あくまで2個以上。
 が、そうすると N>√N・√N が導かれ矛盾を引き起こすから。
 ※N=p×q×…ならばN≧p×qですよね。で、p>√N, q>√N なら…というお話

No.24967 - 2014/03/22(Sat) 01:16:28

Re: / スカーク
よくわかりました。ありがとうございました
No.24977 - 2014/03/22(Sat) 22:11:07
面積 / ふぇるまー
問 △ABCにおいてAB=2、AC=1とする。∠BACの二等分線と辺BCの交点をDとする。AD=BDとなることきの△ABCの面積=❓

余弦定理で求められると思うのですが、どうでしょうか。解説願います( ´•̥̥̥ω•̥̥̥` )

No.24946 - 2014/03/20(Thu) 21:29:04

Re: 面積 / ヨッシー

やや変化球ですが、角の二等分線の定理より
 BD:CD=AB:AC=2:1
そこで、DC=CEとなる点を、BCの延長上に取ると、
BD=ED=AD となり、
△ABEはBEを直径(Dが中心)とする円に内接し、
 ∠BAE=90°
の直角三角形となります。

ここで、DC=x とおくと、BD=AD=2x, CE=x となり、
△ABEにおける三平方の定理より
 AE^2=16x^2−4
△ADEおよび中線ACにおける中線定理より
 AD^2+AE^2=2(AC^2+DC^2)
これに、各線分の長さを代入すると
 4x^2+16x^2−4=2(1+x^2)
これより x^2=1/3, x=1/√3
よって、△ABCは、AB=2,AC=1,BC=√3
の直角三角形となり、面積は √3/2 となります。

No.24948 - 2014/03/20(Thu) 21:55:38

Re: 面積 / angel
余弦定理でももちろん計算できますが、△ABCは90°60°30°の直角三角形なので…って、ヨッシーさんから既に説明が出てますね。

この問題であれば、二等辺三角形DABに着目して、その半分、即ちABの中点をMとしたときの直角三角形ADMが、△ADCと合同になること、そこから∠Cが直角、とも持っていけますね。

No.24949 - 2014/03/20(Thu) 22:09:24

Re: 面積 / ヨッシー

余弦定理でやると決めたら、そのまま突っ走った方が早く
出来るかも知れませんね。
ちょっとやってみます。

DC=x、BD=AD=2x とおきます。
△ABD、△ADCにおける余弦定理より
 cos∠BAD=(4+4x^2−4x^2)/2・2・2x=1/2x
 cos∠DAC=(4x^2+1−x^2)/2・2x・1=(3x^2+1)/4x
∠BAD=∠DAC より
 1/2x=(3x^2+1)/4x
両辺4x を掛けて
 3x^2+1=2
 x^2=1/3
(以下同じです)

No.24950 - 2014/03/20(Thu) 22:32:13

Re: 面積 / ふぇるまー
angel先生、ヨッシー先生有難うございます!余弦定理で解けるんですね。解説がとても助かりました!
No.24951 - 2014/03/20(Thu) 22:57:25
先程の図写真2 / さかなくん
何度もすいません。
No.24944 - 2014/03/20(Thu) 17:07:42
先程の図写真1 / さかなくん
よろしくお願いします。
No.24943 - 2014/03/20(Thu) 17:06:28
中2 空間図形 / さかなくん
デルタ多面体と正四面体、正八面体の違いが
わかりません。

No.24942 - 2014/03/20(Thu) 16:59:41

Re: 中2 空間図形 / ヨッシー
正四面体、正八面体、正二十面体も、デルタ多面体の一種です。
No.24945 - 2014/03/20(Thu) 17:42:21

Re: 中2 空間図形 / angel
うーん。
ひょっとして、「正8/12面体ともデルタ多面体たる条件を満たしている ( ように思える ) のに、『デルタ多面体である』と明記されていない。これは、何か他の条件 ( 例えば『ただし、正多面体は除く』とか ) や、もしくは自身の勘違いがあって、実はデルタ多面体でないということではないか、そのような不安から混乱を覚えた。」ということでしょうか。
※なんとなく、そう見える。

もし当てはまっているのであれば、それは「事実をありのままに捉える」ということに慣れていない ( もしくは苦手 ) なのかもしれませんよ。
※別に責めるつもりはなくて、結構そういう人が多く、しかも論理的思考の妨げとなる要因の一つじゃないかなあ、という感覚があって…。早い話、個人的に気になるポイントなのです。

No.24947 - 2014/03/20(Thu) 21:41:39

Re: 中2 空間図形 / さかなくん
正四面体、正八面体、正二十面体☚抜けてました
もデルタ多面体なんですね?そのことがわかりませんでした。

しかし、デルタ六面体とデルタ十面体は全て正三角形なのに正多面体にはならないのは、それぞれの頂点に集まる面の数が違うためという事でよいのですか?

No.24953 - 2014/03/21(Fri) 02:15:04

Re: 中2 空間図形 / ヨッシー
そういうことです。

Wikipedia によると、正多面体は
「すべての面が同一の正多角形で構成されてあり、
かつすべての頂点において接する面の数が等しい凸多面体」
とあります。

No.24954 - 2014/03/21(Fri) 08:20:34

Re: 中2 空間図形 / angel
> 正多面体にはならないのは、それぞれの頂点に集まる面の数が違うためという事でよいのですか?

逆に「正多面体になるための条件は?」と考えると、面の数が4,6,8,12,20しかないことが計算できます。正多面体にならないのは、その条件から外れているのです。
※その参考書の続きに載ってますかね…?

オイラーの多面体定理から、頂点V、辺E、面Fに関して
 V-E+F=2
これは共通して成り立つ性質です。

で、例えば、各頂点に4枚の正三角形が集まる正多面体を考えてみると、
 V = 3F/4
 E = 3F/2  ※頂点に集まる面の数に関係なく÷2
です。これを上の式に代入すると
 3F/4 - 3F/2 + F = 2
ということで、ここから F=8 ( 正8面体 ) と分かります。
他の4種類についても同じように計算できます。

No.24955 - 2014/03/21(Fri) 08:40:25

Re: 中2 空間図形 / さかなくん
ありがとうございました。
知識が増えました。

No.24958 - 2014/03/21(Fri) 13:07:12
A×{0}はなぜ可測? / Kathy
おはようございます。

Aをルベーグ非可測集合とすると,
A×{0}はR^2にて零集合となりルベーグ可測となるそうなのですが
どうやって証明すればいいのでしょうか?

A×{0}は見た目は点線みたいな集合でふくらみは無く,面積ゼロとは分かりはしますが。

No.24938 - 2014/03/20(Thu) 11:19:43

Re: A×{0}はなぜ可測? / よっさん
こんにちは。

A×{0}⊂R×{0}であり、R×{0}は零集合だからです。

No.24940 - 2014/03/20(Thu) 14:01:36

Re: A×{0}はなぜ可測? / Kathy
Rも{0}も可測で
速度は+∞・0=0なので零集合となるのですね。

No.24956 - 2014/03/21(Fri) 09:22:54

Re: A×{0}はなぜ可測? / よっさん
そうですね。
No.24957 - 2014/03/21(Fri) 10:45:44

Re: A×{0}はなぜ可測? / Kathy
どうも有難うございました。
No.24968 - 2014/03/22(Sat) 01:29:35
(No Subject) / トンデモ
たびたびすみません。

下記の問題なのですが
(a),(b),(c)は偽で(d),(e),(f)は真だと思うのですがこれで正解でしょうか?

特に(e)は仮定自体が既に偽なので"真"だと結論したのですが。

No.24932 - 2014/03/20(Thu) 03:23:17

Re: / ヨッシー
(d)(f) は真ですが、(e)は偽です。
 If log[2]x=log[3]x, then x=1
が正しいです。(仮定は無条件に偽ではありません)

No.24934 - 2014/03/20(Thu) 06:06:02

Re: / トンデモ
あっとそうでした。(e)は偽ですね。

有難うございます。

No.24936 - 2014/03/20(Thu) 11:14:39
/ トンデモ
どうもです。

下記の問題なのですがこれは
P_1(10)-P_2(10)とするだけでいいのでしょうか?
ちと簡単すぎな気が。。

No.24931 - 2014/03/20(Thu) 03:20:49

Re: 差 / angel
> P_1(10)-P_2(10)とするだけでいいのでしょうか?
問題ないでしょう。
※ただし、単位が1,000人であることに注意

> ちと簡単すぎな気が。。
そうは言っても、P1もP2もまだ具体的な式は分かっていませんから、そこを計算するところが主題なんじゃないでしょうかね。
それと、こういった事象を数学の言葉に置き換えるのは、意外とできない人が多いので ( 外国ではどうか分かりませんが )、まあそういう能力を測る/養う意図もあるのかも。
簡単だと思えるのは、良い事だと思います。

No.24935 - 2014/03/20(Thu) 07:41:22

Re: 差 / トンデモ
どうも有難うございます。
納得です。

No.24937 - 2014/03/20(Thu) 11:15:17
複素数 / さかなくん
赤囲みのK=の所がなぜn-1までするのかがわかりません。
青矢印のz^n=とあるので、重解も含めても解がn個あるため
K=0を含めるためn-1となるって認識で良いのでしょうか?

No.24930 - 2014/03/20(Thu) 01:28:37

Re: 複素数 / ヨッシー
その認識で良いです。
もし、k=nとすると、( )の中は
 θ/n+2π
となり、k=0 のときの
 θ/n
と同じ位置の角になります。
(これは重解ではなく、単なるダブルカウントです)

No.24933 - 2014/03/20(Thu) 05:58:06

Re: 複素数 / さかなくん
そうですか、いつもありがとうございますm(._.)m
No.24941 - 2014/03/20(Thu) 16:56:04
複素数 / さかなくん
なぜ赤囲みを作りだして、
下のz=の式を作ろうとするんですか?

No.24919 - 2014/03/18(Tue) 18:48:54

Re: 複素数 / ヨッシー
複素数z=a+biが
 z=a+bi=r(cosθ+isinθ) (r≧0)
と書けたなら、
 z^n=r^n(cosnθ+isinnθ)
と書けることは御存知のことと思います。
すると、
 z^2=r^2(cos2θ+isin2θ)
になっているはずですから、
 z^2=r^2(cos2θ+isin2θ)=−2i ・・・(i)
となるようなrとθがわかったなら、元の数
 z=r(cosθ+isinθ)
が明らかになります。 

(i) が成り立つには
 r^2=2、cos2θ=0、sin2θ=−1
より
 r=√2
 2θ=270°、630°、990°・・・etc.
となります。このとき、
 θ=135°、315°、495° ・・・etc.
となりますが、実際に相異なる角は 135°と315°だけです。
θ=135°のとき
 z=√2(cos135°+isin135°)=−1+i
θ=315°のとき
 z=√2(cos315°+isin315°)=1−i
以上より、
 z=±(1−i)
となります。

上の解答ではnを使って、一般的に解いていますが、実際に
異なる角度は2種類だけなので、ここでは、2つに絞って書きました。

No.24920 - 2014/03/18(Tue) 19:08:16

Re: 複素数 / さかなくん
すいませんm(_ _)m
z^n=r^n(cosnθ+isinnθ)
と書けることは御存知のことと思います。
の箇所の cosnθとθになんでnをかけるかがわかりません。

No.24925 - 2014/03/18(Tue) 22:28:09

Re: 複素数 / ヨッシー
手近なところで理解するなら
 z=√3+i
  =2(cos30°+isin30°)
とするとき、
 z^2=2^2{cos^2(30°)−sin^2(30°)+2isin30°cos30°}
  =2^2(cos60°+isin60°)
などのように、実際の例で理解してください。

一般には、オイラーの公式
 z=re=r(cosθ+isinθ)
を理解した上で、
 z^n=(re)n=rni(nθ)
  =rn(cosnθ+isinnθ)
となることを理解します。

No.24926 - 2014/03/18(Tue) 23:05:10

Re: 複素数 / さかなくん
でわ、z^3=-2iの場合ですと、
これで良いのですか?

No.24927 - 2014/03/19(Wed) 02:16:52

Re: 複素数 / ヨッシー
それぞれ
 3√2(cos90°+isin90°)=3√2i
 3√2(cos210°+isin210°)=3√2(−√3−i)/2
 3√2(cos330°+isin330°)=3√2(√3−i)/2
となります。

3√2 は消えてなくなりません。
あえて書くなら
 3√2(cos210°+isin210°)=3√2(−√3−i)/2=(−√3−i)/3√22
 3√2(cos330°+isin330°)=3√2(√3−i)/2=(√3−i)/3√22
ですが、あまり意味がありません。

No.24928 - 2014/03/19(Wed) 06:10:06

Re: 複素数 / さかなくん
サインコサインを(θ+nkπ/n)と置いて
n個の解の個数こだけK=0,1,...n-1と考え
Kに代入して行けばよいとの考えが一番理解しやすく
カウント間違いもなくできたので、
ようやく解けるようになりました。

いつもありがとうございます(_ _)

No.24952 - 2014/03/21(Fri) 02:03:05
ありがとうございます! / あかり
ヨッシーさん、別のサイトではご迷惑おかけしました。
無事解決しました。本当にありがとうのざいました!

No.24918 - 2014/03/18(Tue) 18:43:33
(No Subject) / ふぇるまー
115 添付写真のところまで分かったつもりです。(-_-;)
その後わからないので解説願います。

問;もう1題お願いします。
方程式 x^2+|x-1|+|x-3|-4=0を解け。
絶対値の場合分けを忘れてしまったので教えてください

No.24917 - 2014/03/18(Tue) 18:42:55

Re: / ヨッシー
(1)

円の中心をOとすると、∠BOC=120°で、OB=OC=2√3 より
 BC=6
(2)
PB=xとおくと、
方べきの定理 PB・PC=PA^2 より
 x(x+6)=27
これを解いて、x=3
(3)
△ABP∝△CAP 相似比1:√3 より
AB=x とおくと AC=√3x
△ABCにおける余弦定理より
 BC^2=AB^2+AC^2−2AB・ACcos∠BAC
それぞれ代入して
 36=x^2+3x^2−2√3x^2(1/2)
  =(4−√3)x^2
よって、
 AB^2=36/(4−√3)
△ABPにおける余弦定理より
 cos∠APB=(AP^2+BP^2−AB^2)/2AP・BP
  =(6√3−2)/13

絶対値は、| |の中身の符号が変わるところを境に
それ以上、それ以下で場合分けします。つまり、
x<1 1≦x<3 3≦x
の3通りに分けます。

No.24922 - 2014/03/18(Tue) 20:47:43

Re: / ふぇるまー
図解までしていただき有難うございます!助かりました!
No.24924 - 2014/03/18(Tue) 21:12:38
質問?@ / ふぇるまー
?@まず、添付写真の問題ですが
方べきの定理が使えるとにらんだのですがわからなくなりました。解説お願いします

?A *証明問題*
自然数nについて、n^2が3の倍数ならば、nは3の倍数であることを背理法で証明せよ。
★背理法がわかりません。できれば模範解答etc.があるとありがたいです。

No.24916 - 2014/03/18(Tue) 18:38:40

Re: 質問?@ / ヨッシー
?@
(1)
鈍角は a+1 に対する角なので、これをθとおくと、
余弦定理より
 cosθ={(a-1)^2+a^2−(a+1)^2}/2a(a-1)
  =(a^2-4a)/2a(a-1)<0
2a(a-1)>0 より
 a^2−4a<0
 0<a<4
a>1 より 1<a<4

(2)
θ=150°のとき
 (a^2-4a)/2a(a-1)=-√3/2
よって、
 2(a^2-4a)=-√3・2a(a-1)
これを解いて、
 a=(3√3−1)/2
外接円の半径をRとすると、正弦定理より
 2R=(a+1)/sin150°
  =3√3+1
よって、R=(3√3+1)/2

No.24921 - 2014/03/18(Tue) 20:09:03

Re: 質問?@ / ふぇるまー
解りました。丁寧な解説有難うございます!
No.24923 - 2014/03/18(Tue) 21:11:57
指数計算 / さかなくん
2^4n乗=16^n乗になるのかが分かりません。

16×2^n乗でわないんですか?

No.24906 - 2014/03/18(Tue) 16:01:37

Re: 指数計算 / ヨッシー

この図の通りです。

16×2^n=2^4×2^n=2^(n+4)
です。

No.24908 - 2014/03/18(Tue) 16:09:16

Re: 指数計算 / さかなくん
なるほど。僕のだと^4+nになってしまうんですね。
(2^4)^n=2^4nは合ってますよね?
だから、(16)^nって事でいいんですよね?

No.24909 - 2014/03/18(Tue) 16:21:42

Re: 指数計算 / ヨッシー
2^4n=16^n は正しいです。
公式で言うと、
 (a^m)^n=a^(mn)
です。

No.24912 - 2014/03/18(Tue) 17:17:37

Re: 指数計算 / さかなくん
理解しましたm(_ _)m
No.24915 - 2014/03/18(Tue) 17:46:36
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