X君とY君が16回じゃんけんをする。 X君はグーを5回、チョキを5回、パーを6回、 Y君はグーを5回、チョキを6回、パーを5回出すことにする。 2人の勝ちの数が等しくなることはあり得ないことを証明せよ。
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No.24652 - 2014/03/01(Sat) 01:33:27
| ☆ Re: / IT | | | (略解) X君はグー5回、チョキ5回、パー6回の順 Y君はグー5回、チョキ6回、パー5回の順 …(「元の順番」と呼ぶ)に 出すと、X君の0勝、Y君の1勝、(15分け)となる。
Y君の出す手のある2箇所を互いに入換えることを「互換」と呼ぶ。
Y君の出す手の順番のすべては「元の順番」にいくつかの適当な「互換」を施すことによって作ることが出来る。
任意の「互換」による勝ち数の差の増減(=Y君の勝ちの数の増減-X君の勝ちの数の増減)=0、±3となることを示す。
Y君の手を入替える2箇所を<(X君の手1,Y君の手1),(X君の手2,Y君の手2)>で表わす。 X君の手1,2が同じか、Y君の手1,2が同じ場合は、Y君の手を入替えても勝ち数の差の増減=0 <(グー,グー),(チョキ,チョキ)>⇔<(○グー,チョキ),(チョキ,○グー)>の互換パターンだと、増減=±0 <(グー,グー),(○チョキ,パー)>⇔<(グー,○パー),(チョキ,○グー)>の互換パターンだと、増減=±3 <(○グー,チョキ),(○チョキ,パー)>⇔<(グー,○パー),(チョキ,チョキ)>の互換パターンだと、増減=±3
よって、y君の勝ちの数-X君の勝ちの数=1+3k(kは整数)となり、y君の勝ちの数-X君の勝ちの数=0となることはない。
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No.24653 - 2014/03/01(Sat) 02:38:09 |
| ☆ Re: / IT | | | 任意の置換が互換の積で表せることは、証明が必要です。 もっとすっきりした証明があるかも知れません。
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No.24654 - 2014/03/01(Sat) 02:53:54 |
| ☆ Re: / らすかる | | | グーを0、チョキを1、パーを2としてmod3で考えます。 X君が勝ったとき、(Y君が出した手の値)−(X君が出した手の値)≡1です。 Y君が勝ったとき、(Y君が出した手の値)−(X君が出した手の値)≡-1です。 あいこのとき、(Y君が出した手の値)−(X君が出した手の値)≡0です。 よって勝ちの数が等しいとき (Y君が出した手の値の合計)−(X君が出した手の値の合計)≡0 ですが、 (X君の手の値の合計)=0×5+1×5+2×6=17≡2 (Y君の手の値の合計)=0×5+1×6+2×5=16≡1 ですから、16回終わった後は (Y君が出した手の値の合計)−(X君が出した手の値の合計)≡-1 となり、勝ちが同数となることはありません。
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No.24659 - 2014/03/01(Sat) 16:52:23 |
| ☆ Re: / ヒキニート | | | お二方ともありがとうございます! 図形の問題もあるのでよかったら解いてみてください!
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No.24660 - 2014/03/01(Sat) 17:01:22 |
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