xy平面において, 曲線y=x^2をCとし, C上に点A(2,4)がある. このとき, 次の(条件)を満たす正方形の個数を求めよ. (条件) Aを1つの頂点とし, 残りの3の頂点のうち2つはC上にあり, 1つは領域y>x^2に含まれる.
正方形の4頂点のうちC上にあるものをP(t,t^2)(t≠2), Qとし, y>x^2の領域に含まれるものをRとする. (?@)AP=PQのとき(正方形APQRを考える) ∠APQ=π/2より, θの回転を表す行列をR(θ)とすると, ↑PQ=R(π/2)↑PA=(t^2-4, 2-t) ∴↑OQ=(t^2+t-4, t^2-t+2) QがC上にあるためには, (t^2+t-4)^2=t^2-t+2 ⇔(t-2)(t^3+4t^2-7)=0 ⇔t^3+4t^2-7=0 (∵t≠2) この式の左辺をf(t)とおくと, f'(t)=3t(t-8/3) f(0)=-7, f(8/3)=-445/27 よってf(t)=0はt>8/3でただ1つの実数解を持つ. (?A)PQ=√2APのとき(正方形APRQを考える) ↑AQ=R(π/2)↑AP=(4-t^2, t-2)より, ↑OQ=(6-t^2, t+2) QがC上にあるためには, t+2=(6-t^2)^2 ⇔t^4-12t^2-t+34=0 ⇔(t-2)(t^3+2t^2-8t-17)=0 ⇔t^3+2t^2-8t-17=0 (∵t≠2) この式の左辺をg(t)とおくと, g'(t)=3t^2+4t-8=…
ここで計算がめんどくさくなると思って中断しました. (?@)も, f(t)=0の解がRがy>x^2の領域にあるという条件を考えなくてはならないですし, (?A)はg'(t)=0の解がきれいな形にならないのでg(t)=0の解の個数を数えるのが大変そうです. 違うやり方があったら教えてください.
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No.22235 - 2013/08/11(Sun) 03:29:57
| ☆ Re: / angel | | | (i) について楽さで考えるなら、文字 t を使って (t,t^2) と表す点は、「正方形においてAの対角上にある点」とするのが良いと思います。 …ただ、どちらにしても2通りの3次方程式の解の個数を数えることになるのは違いないので、ktdgさんの考えとはそう変わらないでしょうか。
なぜ2通りかと言えば、正方形の中心から見て、Aのどちらの隣接頂点 ( 時計 or 反時計周り ) が曲線C上に来るか、場合分けする必要があるからです。 …地味に「1つは領域y>x^2に含まれる」という条件が面倒です。が、ここは t>2, t<2 で場合わけしていくのが良いでしょう。C 上に来るのは、Aの隣接頂点の内、下側 ( y座標が小さい方 ) であるからです。 なお、各頂点を求める時は90°回転と考えずとも、例えば正方形 AXYZ と頂点を名付けた場合 | A,Yのx座標の差 | = | X,Zのy座標の差 | | A,Yのy座標の差 | = | X,Zのx座標の差 | ( AYの中点 ) = ( XZの中点 ) という所から考えると多分楽です。 差の部分はこのままだと4通りですが、大小関係を考えて1通りに絞りましょう。( 単に正方形を作るだけなら2通り )
なお、実際に正方形を作ってみると、添付の図の通りになります。ただし、点線でできた正方形2個については、「1つは領域y>x^2に含まれる」を満たさず不適です。 青・赤の色分けは、「Aから見てどちら側の隣接頂点がC上にあるか」で場合分けしたものです。
-- 追記: (i)か(ii)か、どっちの話かちょっと混乱してました。最終的に(i)に直してます。( これで合ってるはず )
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No.22237 - 2013/08/11(Sun) 10:04:57 |
| ☆ Re: / angel | | | 一応、私の計算した内容を抜粋して載せます。
途中で現れる2個の3次式は、上で挙げた図の3次関数のグラフ ( 最初は青、次は赤 ) に相当するものです。
-- 正方形におけるAの対角の頂点を(t,t^2)と置く t>2 の場合、Aの右隣り ( 正方形の中心から見て反時計周りの方 ) の頂点が C上に来る。この座標は ( (t^2+t-2)/2, (t^2-t+6)/2 ) tの満たす条件は (t-2)(t^3+4t^2+3t+4)=0 → t>2における解なし
t<2 の場合、Aの左隣りの頂点がC上に来る。 この座標は ( -(t^2-t-6)/2, (t^2+t+2)/2 ) tの満たす条件は (t-2)(t^3-13t-16)=0 → t<2において2個解あり
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No.22238 - 2013/08/11(Sun) 10:17:45 |
| ☆ Re: / angel | | | (ii)についても正方形を作ってグラフ上に描いてみました。( 緑色 ) こちらに関しては、t>2 という条件だけ設定しておけば、余り悩むことはないと思います。「1つは領域y>x^2に含まれる」という条件も自動的に満たされます。 正方形APRQに関して、P,QがC上にあり、曲線Cは下に凸ですからAはPQに関して下側に来ます。ということは逆にRはPQに関して上です。 ここまではy座標の話ですが、x座標で考えるとAもRもP,Qの間に来ています。なので、Rは確実にy>x^2の領域に来るのです。
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No.22239 - 2013/08/11(Sun) 10:48:13 |
| ☆ Re: / ktdg | | | No.22252 - 2013/08/13(Tue) 00:11:01 |
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