a,b,c,dを実数とするとき 任意の実数x,yについて ax+by=0 かつ cx+dy=0 ⇔a=b=c=d=0
(x,y)≠(0,0)を満たす任意の実数x,yについて ax+by≠0 かつ cx+dy≠0 ⇔a≠0 かつ b≠0 かつ c≠0 かつ d≠0
これらは真ですか?
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No.22375 - 2013/08/23(Fri) 21:31:07
| ☆ Re: / らすかる | | | No.22377 - 2013/08/23(Fri) 22:25:25 |
| ☆ Re: / angel | | | 前者は真、後者は偽です。
それぞれ ⇔ の前後を A,B,C,D としましょうか。つまり、
A: 任意の実数x,y について ax+by=0 かつ cx+dy=0 B: a=b=c=d=0 C: (x,y)≠(0,0)なる任意の実数x,yについて ax+by≠0 かつ cx+dy≠0 D: a≠0 かつ b≠0 かつ c≠0 かつ d≠0
まず、A⇔B について Aに関して、(x,y)=(1,0),(0,1) の時も成立するのだから、a=b=c=d=0 が導かれる。すなわち、A⇒B は真 B⇒Aについては明らかに真なので省略 よって、A⇒B,B⇒Aが共に真のため A⇔B は真
次に、C⇔D について これは形が分かりにくいので否定形にしてみましょう。 not C: (x,y)≠(0,0) なる実数x,yの中で、ax+by=0 または cx+dy=0 を満たす組が存在する not D: a=0 または b=0 または c=0 または d=0 改めて考えると not C は常に真。なぜならば a=b=0 なら一例として (x,y)=(1,1) が、 さもなくば (x,y)=(b,-a) が 条件を満たす組として存在するから not D は常に成立するわけではない。 なので、not C⇒not D は偽、対偶から D⇒C も偽 not D⇒not Cは真、対偶から C⇒D も真 で、C⇔D 自体は偽
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No.22378 - 2013/08/23(Fri) 22:31:49 |
| ☆ Re: / ktdg | | | No.22388 - 2013/08/26(Mon) 11:41:29 |
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