命題: Σa_nが収束する時、その連続する有限個の項の和を項とする級数も収束してその和はΣa_nの和に等しい.
と書いてあるのですが,意味がよく汲み取れません. 「その連続する有限個の項」とは, a_0,a_0+a_1,a_0+a_1+a_2,.....,a_0+a_1+...+a_nであり 「その連続する有限個の項の和を項とする」とは 上の列の項をs_nとするとき s_0+s_1,s_2+s_3+s_4,... のような列の事を言っているのでしょうか?
|
No.21206 - 2013/04/20(Sat) 17:33:35
| ☆ Re: 解析学 / ast | | | ふつうに, もとの級数が収束しているなら, そこから適当に (ただし, 項の順番は変えずに) あちこちの項を括弧で括ってもよい (同じ値になる) という意味ではないでしょうか.
# 前後の文脈や証明を見たほうがいい気もしますが.
|
No.21209 - 2013/04/20(Sat) 21:10:04 |
| ☆ Re: 解析学 / WIZ | | | 「連続する有限個の項の和を項とする級数」とは m, n を自然数として 一般項が b[m] = Σ[k=m,m+n-1]a[k] で定義される数列を考えて、 その無限和 Σ[k=1,∞]b[n] のことではないかと思います。
つまり、 b[1] = a[1]+a[2]+・・・+a[n] b[2] = a[2]+a[3]+・・・+a[n+1] ・・・ b[m] = a[m]+a[m+1]+・・・+a[m+n-1] というふうに連続する n 項の和が項となる数列を定義し、
「収束してその和はΣa_nの和に等しい」とは、級数 Σ[k=1,∞]a[n] が α に収束するとすれば、 級数 Σ[m=1,∞]b[m] = Σ[m=1,∞]{Σ[k=m,m+n-1]a[k]} は nα に収束するということを 言っているのだと思います。
|
No.21210 - 2013/04/20(Sat) 21:26:07 |
| ☆ Re: 解析学 / ハオ | | | >astさん WIZさん 有難う御座います.お二人の返信を参考にしてもう一度よく考えてみます.
|
No.21232 - 2013/04/22(Mon) 17:21:14 |
|